アロハ!ハワイの夫婦「おひさまファームズ」代表のヒデキこと山根英樹です。前半は私の記事、後半は妻ユキの記事になります。
今回は自分の無農薬菜園のリセットについてお伝えします。ハワイでは冬が到来しないので菜園の雑草と害虫被害が止まらないというお話を以前しました。冬が来ないので自分でリセットをしようということで、まずは厄介な雑草のNutsedge(カヤツリグサ)を抜きました。しかし、この雑草は塊茎のようなものが地中にあり、根絶させることはほぼ不可能です。ですから見えている部分を可能なだけ抜きました(写真)。
表面にまだ残っているのはBermuda Grass(ギョウギ芝)という芝生の一種です。こちらは通路の芝生が侵入してきており、こちらも抜いても地中に茎が残り再生し続けるので、ある程度抜いてあとは防草シートで抑えることにしました。
この防草シートはウィードマットと呼ばれ、日光を遮り、雑草を弱め、出現するのを予防することができます。また草木が生えない状態なので自然と害虫も離れていくはずです。2週間くらいしたらシート上に穴を開けて大根、カブ、シソ、パクチーなどの種を植えていこうと思います。
次号に続きます……ここからは妻ユキの記事をお楽しみ下さい。
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夫ヒデキに引き続き、おひさまファームズのユキです。前回の記事で書いた「パンドラ的な引き金」が、各所で引かれているのを実感されている方も多い新年かと思います。2025年について少し触れたvol.20の後半「だとしたら、どう生きる?」は、悪人に対しても平等です。その内容は「改心して償うのか、それともなりふり構わず突き進むのか?」といったところですが、vol.21での「ルシファーが見捨てた隷下」のような魂は、残念ながらその多くが後者を選びます。
かつてドナルド・トランプが、一期目の大統領になる前だったと思います。演説かインタビューかは忘れましたが、彼の不自然かつ的確な言動を私は忘れたことがありません。ただ私の性質上、言語がその含みごと瞬間翻訳されるため原文はうる覚えですが、内容としては以下です。「私が大統領になれば、もうカリフォルニアに『おかしな山火事』が起こることもないだろう」。
まだ当時は、私のような生来の異質タイプか当の巨悪でもない限り、この種の「ほのめかし」は素通りされる頃です。よってその時点では、長いものに巻かれる権威の類でさえ、それを「陰謀論」と呼んで貶める戦法を与えられてはいませんでした。そして時は過ぎ、その戦法に世間が毒されている間に、悪意はあらゆる策を講じたはずです。たとえ真実の数々が明るみに出ても、計画的悲劇を続行できる策を。しかしvol.22の「真実を救う」とは、深くは因果律の話でもあり、真実を救うに従い悪意は力を失うのが本来の法則です。
今私が伝えたいのは、2023年の夏から秋にかけてこの徒然日記に綴った内容です。それはマウイ島のラハイナ火災に関連して、三連続で書いた「vol.8、vol.9、vol.10」になります。国境を超えた権力の掌握でもあるそれら謀略の「最終結果」は、人間の今後の行動次第で覆ると信じています。しかしそれまでは、世界のどこにいようとも守備に注力することはやはり賢明です。ただし、守備と偽って不幸に導く戦法もここ数年は特に大流行していますから、何よりもまずは、同調圧力や隠蔽目的の情報操作から身を守りましょう。
それを前提としてですが、上記三つの記事のうちvol.10に登場した私の「雪降る世界」は、「備えや心構えは『魔除け』でもある」と以前から伝えています。ラハイナの三つの記事には、今だからこそ新たに伝わることがあるように思っています。どうか今年も皆さんが、少しでも魔を除けて過ごせますように。
写真・文/おひさまファームズ
ヒデキ
サンフランシスコ生まれ。東京育ち。ホノルル在住。広告代理店、旅行代理店、豪州クィーンズランド州政府、ハワイ州政府農務省、イギリスの経営大学院、ハワイの大手銀行勤務を経て独立。コンサルティング、不動産、米国農務省統計局の調査員の仕事の傍ら農業に従事。著書に「小さな会社でもできる海外取引」「グローバル職人になろう!」「漂流アロハ」などがある。
ユキ
絵と音楽と物語の創作家、宇宙の神秘を読む夢想家。米国の大学を卒業後、神授的な創作の仕事に長く携わる。芸術分野の他、神秘哲学、占星術、数秘術、各種卜術、古代史、神話学、宗教学、図像学、色彩学などに明るく、食や代替療法も探究。タロットチャンネル「雪猫座 Hawaii」をYouTubeにて開始中。