ハワイの夫婦「おひさまファームズ」徒然日記 Vol. 22

アロハ!ハワイの夫婦「おひさまファームズ」代表のヒデキこと山根英樹です。前半は私の記事、後半は妻ユキの記事になります。

 

今回はタロ芋のことについてお伝えします。ハワイではタロ芋がハワイ人たちの先祖であるという神話があり、昔から大切に育てられていました。ハワイ王国時代は主食でもあり40万人以上いたハワイ人の自給率は100%だったと言います(今は15%以下)。

 

ロイと呼ばれる水田で栽培されているタロ芋

 

タロ芋は根の部分はもちろん葉も食します。よく知られているのは根を使ったポイやクロロという料理、そして葉を使ったラウラウやルアウも有名です。このタロ芋はカリウムを豊富に含み、また小麦の代替品としても最近脚光を浴びています。タロ芋の粉末を使ったグルテンフリーのパンやパンケーキなども増えてきました。

 

葉の収穫を目的としたタロ芋は乾田で栽培される

 

伝統的なハワイ料理。左上から時計回りにロミロミ、ラウラウ、ルアウ、お米

 

自著「漂流アロハ」の英語版”Drifted Aloha”

 

ところで最近、自著「漂流アロハ」の英語版Drifted Alohaに対してハワイやアメリカの読者からの反響が大きいのでご紹介します。「江戸時代に日本人がハワイに暮らしていたのが信じられない」とか「当時のハワイで代替療法が主流だったことを知りました」などコメントを頂きます。この本でもご紹介していますが土佐からの移民が生計を立てるために行なっていたのがタロ芋栽培です。伝蔵と五右衛門の兄弟はカネオヘやホノウリウリで荒廃地を開拓してタロ芋畑にしました。日本人にも身近なタロ芋、日本の方にも知ってもらいたいです。

 

次号に続きます……ここからは妻ユキの記事をお楽しみ下さい。

 

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夫ヒデキに引き続き、おひさまファームズのユキです。前回(vol.21)、ルシファーのレクイエムについて書きました。「この展開は、具体的には何を伝えたいのだろう?」と思いつつ、事の重大さは理解していたので記事として作成しました。するとその記事がアップされた数日後、占星術的には天秤座の新月の日。「隠されていた過去が正義の元で発露する」とも言える金環日食のタイミングで、前回記事の細部が紐解けたのです。まるで全ては最初から準備されていたかのように。そんなわけで冒頭からファンタジー感満載ですが、前回同様の前提でご覧頂ければ幸いです。私のサニワ目線では、とても重要な記事ではあります。

 

そんなわけで今回は、その内容について書こうと思っていました。というか、サニワ気質のベストを尽くして書いたのです。しかし「その先をさらに見越していたかのような、まさかの事件」が起こり、まずは最初に書いた記事を自分でお蔵入りさせました。それどころかその後も似た展開が続き、自動的にこの10月は私が「宇宙の神秘」と呼んでいるものを紐解き続ける日々になりました。つまりこちらの記事を書こうとするたび、この徒然日記にもよく登場する「詩文」そのものになってしまう感覚です。私には珍しいことではありませんが、今回はいつにも増して極端な展開ではあります。

 

金環日食モチーフのアートワーク。“Eclipse Annulaire: L’ombre de L’étoile Bleue”

 

あくまでも経験則では、こういった事は大きな変化の前後に私には起こりがちです。占星術的視点でも、来たる11月20日には「冥王星水瓶座時代」が完全到来します。太陽フレアによる磁気嵐等を含め、その最終調整でもあるのでしょう。こういう時期は、そのうち発露するものが水面下で暗躍していることも多いです。そしてvol.19での「扇風機的な何か」が、星の動きに合わせて人為的に発生している可能性もありますが、大切なのは心の目を閉じないこと。真実という道標を見失わず、新しい時代へまっすぐ進めるように。

 

しかし上記はいずれも「電波の類」ではあり、心身への影響から振り回されやすくはなります。体調の変化やハプニング等も含め「そういう時期なのだ」と自覚しておくと吉です。私の特殊ケースは冒頭の通りですが、今なお降り注ぐその内容は多岐に渡るものの、時代の狭間に鳴らす鐘も聞こえています。ただ今回の成り行きのように、詩文の伝達はあらゆる意味で至難の業です。だからこの流れ全体が、それをうまく運ぶための計らいなのもサニワなので理解しています。従ってここからは、その「幻のvol.22」について、現状で公開できそうな一部を織り交ぜて書いてみます。

 

月と太陽モチーフのアートワーク。”La Lune et le Soleil en Son Temps”

 

そこには前回のルシファー(vol.21)の本気具合が、主に綴られています。その中で、人間の罪深さの核である「巨大氷山」の存在が語られます。そして、それがこの星を「永続する監獄」として機能させていること、それを遂に取り払うチャンスが到来することを伝えます。しかしこの氷山に触れるなら、vol.20の「2025年の予言」、vol.18の「三番目の戦い」などを含む「終末論の流用」の行方を、大きく揺さぶるとも。そこに人意を精妙に反映させるためにも、選挙は行われるのだと。選挙の大切さはvol.18に記しましたが、不可視世界は人為的に操作された数字ではなく、個々の意志をカウントします。有権者は特定の選挙に関心を向ける全員。ちなみに実世界での不正は、相応の奈落に魂を沈めます。

 

そして不可視世界が最も重視する集計は次の二択。「真実を葬るのか、真実を救うのか」。こちらアメリカでは後者を選ぶ意識の具現なのか、先日その氷山に深いヒビが入りました。対する氷山側は、権力の乱用を巧妙に激化。まさに前回のルシファーな展開です。そしてこの件は、日本に関するvol.13の「逃亡地」と「法」に繋がっています。地球上のいかなる謀略も可能にするこの氷山、もちろん水や食の悪質化も同源です。逆に言えば、それさえ粉砕できるなら「現文明の人間ゲーム」はあがりも同然。幻のvol.22は、その理由をこう告げます。「人類が黙認し続けたその残忍な氷山こそ、楽園で起こった原罪なのだから」と。

 


写真・文/おひさまファームズ

ヒデキ

サンフランシスコ生まれ。東京育ち。ホノルル在住。広告代理店、旅行代理店、豪州クィーンズランド州政府、ハワイ州政府農務省、イギリスの経営大学院、ハワイの大手銀行勤務を経て独立。コンサルティング、不動産、米国農務省統計局の調査員の仕事の傍ら農業に従事。著書に「小さな会社でもできる海外取引」「グローバル職人になろう!」「漂流アロハ」などがある。

ユキ

絵と音楽と物語の創作家、宇宙の神秘を読む夢想家。米国の大学を卒業後、神授的な創作の仕事に長く携わる。芸術分野の他、神秘哲学、占星術、数秘術、各種卜術、古代史、神話学、宗教学、図像学、色彩学などに明るく、食や代替療法も探究。タロットチャンネル「雪猫座 Hawaii」をYouTubeにて開始中。

HP: www.ohisamafarms.com

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