コヨーテの棲むトレイルコース|サステナブルな暮らしinカナダ Vol.5

皆様こんにちは。カナダ在住のみほです。
 
4月までは雪の降る日もありましたが、7月に入りカナダも暑い日が続いています。皆様はいかがお過ごしでしょうか。日本は湿度が高く暑さも厳しいですよね。こちらは湿度は日本ほど無いのですが、紫外線の強さは日本の数倍あるそうで、すぐに日焼けしてしまいます。もう既に腕は真っ黒です。
 
妊娠後期に入り、最近は運動の為にトレイルコースを歩いています。最近教えていただいた、公園と一緒になっているトレイルコースがお気に入りで、週末家族でこの公園に来るのが日課になっています。
リスはトレイルコースでも住宅街でもよく見かけます。
このトレイルコースでは野生のコヨーテがいるとのこと。私はまだお目にかかったことはありません。
コヨーテという動物をカナダに来るまでは知らなかったのですが、カナダの有名なアパレルブランド「カナダグース」のフードのファーの部分には以前までコヨーテの毛が使用されていたようです。しかし、動物福祉や環境負荷への配慮から、カナダグースは2021年末までに“新たな毛皮の購入”を停止し、2022年末までにすべての製品から毛皮の使用をやめる方針を正式に発表したとのこと。
 
私も動物福祉についてよく考えるようになる前は、カナダグースのファー付きのアウターを着たり、ラビットファーなどを使った服、レザーの物などを何も気にせずに着ていました。 
自宅の庭に野生のうさぎがたまに遊びに来ています。とてもかわいいです。
第一子の妊娠を機に、食生活の見直しから工業型畜産の環境問題・動物福祉について知るようになり、さらにはアパレル産業と動物福祉・環境問題・労働問題についても知るようになりました。
 
アパレル産業と動物福祉についてはイメージしやすいかも知れませんが、環境に負担がかかっていたり劣悪な労働環境が問題になっているという事は正直、全く考えていませんでした。
 
ファストファッションの闇を描いた映画『ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償』があります。これを観て、ファストファッションではあまり買い物をしたくなくなりました。それまではファストファッションが大好きで良く買っていました)
 
カナダに来てから1年になりますが服をほぼ買っていません。子どもの服はありがたい事にプレゼントしていただいた物や、少し月齢が上の近所のお友達のお下がりを沢山いただいたりして間に合ってます。今後もし買い物をするならできるだけ環境に配慮したアパレルブランドで購入したいと思っています。
 
妊娠34週に入り、第二子の肌着など水通ししました。長男のお下がりばかりです。
 
また、紙おむつはコストがかかり大量のゴミが出るので今回は布おむつに挑戦してみようと思っています。 私の住んでいる地域ではないのですが、モントリオールでは布おむつや生理用品に対する助成があるようです。
 
家の近くで、自然との触れ合いを大切にしている素敵な保育施設を見つけました。ウェブサイトを見ていると「布おむつの使用を歓迎し、推奨しています」とあり、更に素敵だなと思い長男の入所希望を登録しました。
 
どこの施設もそうですが待機児童が多く、いつ入所できるか分かりませんが、限りある乳幼児期の自宅での育児を楽しみつつ、入所を待ちたいと思います。

写真・文/みほ

兵庫県出身、カナダのオンタリオ州在住。一児の母。ゆる〜くヴィーガン生活中。趣味は読書、サーフィン。

Instagram:@mihosakamoto_

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