NYでブライアン・ワイス博士のワークショップに参加|芳子ビューエルさん

私が起業した当時のことですが、当時は女性が起業をすること、女性の経営者に対して非常に風当たりが強く、特に地方においては心が折れそうなことが多々ありました。

 

しかも気軽に相談できる人もいないような悩みばかり。そんな時、ふと書店で目に止まったのが、『前世療法』というアメリカ人のブライアン・ワイス博士の著書でした。

OMEGA INSTITUTEの朝の様子:心と体を癒すサンクチュアリー

それまでは自分自身の毎日の生活があまりにきつくて、逃げ出したいけれど、逃げ出せないという状況の中で、もしかしたらこれは『カルマ』なのかもしれない……と思ってみたり、「私何かすごく悪いことを前世でしていたのかもしれない」などと考えていた時に、この著書はアイオープニングでした。

チャンスがあったら私も催眠療法をしてもらって、今のこの人生に一番関係のある前世を思い出すことで、今世の目的を知ることができるのではないか? と思いました。

実際には、日本ホリスティックアカデミー(村井啓一氏主催)というところを探し出し、前世療法をしていただくことで、なぜ自分自身が女性で起業家として頑張っているのかを知ることができました。

それ以来、エリザベス・キューブラー・ロス博士やイアン・スティーブンソン博士、ロバート・モンロー氏の著書など、関連するフィールドの手に入る書籍を片っ端から読み漁りました。

そしていつの日か、ワイス博士にお会いしてみたいと思っていたのです。

そのチャンスがやっと今年やってきました。

ブライアン・ワイス博士・OMEGA INSTITUTE

ニューヨーク郊外にある「OMEGA INSTITUTE」という場所にて、6月28日から30日までの3日間のワイス博士によるワークショップに、参加することができました。今年は参加者が500名。

 

このOMEGAはサンクチュアリーと呼ばれている場所で、世界中から多くの人が集まります。自然の中で、心と体を癒すさまざまなコースに参加しながら自分自身と向き合っていく施設です。

宿泊施設もあり、食事はヴィーガンを中心にした食事が朝・昼・晩と提供されます。

 

弾丸でやってきたニューヨークですが、まずこの場所が本当にニューヨークなのかと思ってしまいます。

自然に囲まれて、湖や林が周りにあり、まるでアメリカの田舎町に迷い込んだような錯覚に陥ります。

 

今回のワークショップは、本当に充実した素晴らしい3日間でした。博士の生の声で生のワークショップを体験することができ、とてもリラックスして、エネチャージができました。

同時に博士の施術の仕方も垣間見ることができました。

 

朝食に行くと、さまざまな人と、テーブルが一緒になるので、自然に話が弾みます。

昨日の朝一緒だった人は、REIKIのセミナーのためにミネソタから来ていると言っていました。

 

このほかにもモーニングヨガや瞑想、そして音楽のセッションもあります。

 

みなさんも一度このサンクチュアリーに足を運んでみませんか?

OMEGA INSTITUTEの中のサンクチュアリーにて

写真・文/芳子ビューエル
株式会社アルトスター・株式会社アイデン 代表取締役。ウェルビーイングアドバイザー。北欧流ワークライフデザイナー

1998年にJERTOから派遣されて以来北欧とゆかりが深く、デンマークのライフスタイル「ヒュッゲ」をいち早く日本に紹介。テレビや雑誌でも、ヒュッゲの第一人者として日本での取り入れ方を紹介しているほか、世界幸福度ランキングにまつわる「幸せ」についての各種講演なども行う。その後コロナ禍を経て、各個人の心の健康や心理的な満足、そして社会的に良好な状態にあることが重要だと考えるようになり、「ウェルビーイング」の概念に共感。「ウェルビーイングアドバイザー」としての活動も開始した。著書に、『世界一幸せな国、北欧デンマークのシンプルで豊かな暮らし』(大和書房)、『fika(フィーカ) 世界一幸せな北欧の休み方・働き方』(小社刊)、『経営者のゴール~M&Aで会社を売却すること、その後の人生のこと~』 (あさ出版)など。

https://yoshiko-buell.com/

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