アロハ!ハワイの夫婦「おひさまファームズ」代表のヒデキこと山根英樹です。前半は私の記事、後半は妻ユキの記事になります。
私の記事では今回、ハワイのビーガン・レストラン事情についてお伝えしたいと思います。
“Hawaii is ranked #1 as most vegan-friendly state in the nation”
下記リンク先にある調査によるとハワイ州というのはなんと人口一人当たりのビーガン・レストラン数が17.6と全米No.1なのだそうです。ランキングはオレゴン、ロードアイランド、メリーランド、カリフォルニアと続きます。
https://www.theveganreview.com/the-most-vegan-friendly-u-s-state-ishawaii/
確かに街中にもフル・ビーガン・レストランをはじめ、普通のレストランでもビーガンのメニューがあるレストランが多いです。ヨガをしたりジョギングを楽しんだり、普段から健康的なライフスタイルを過ごす州民性を表しているのかもしれません。カリフォルニアからの移住者が多いのもそのトレンドを押し上げているのかもしれません。
Peace Cafeのタコライスと豆腐カツ丼
先日、友人がオーナーを務めるPeace Cafeというホノルルはモイリイリ地区にあるビーガン・レストランに行ってきました。ここは和風の食事もビーガンで提供されていて、日本人にも非常に親しみやすい美味なお味です。Shotaさんは東京都出身の元日本食レストラン・シェフということで納得。10年以上前にオープンしたこのお店は州内外のお客様に大人気で、その日も多くのお客様で賑わっていました。
オーナー・シェフのShotaさん(右)と
次号に続きます……ここからは妻ユキの記事をお楽しみ下さい。
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夫ヒデキに引き続きおひさまファームズのユキです。今回も神秘畑の戯言日記になります。2019年の秋、嘘で塗り固められた世界が表面的には静かだった最後の頃。絵の仕事で日本に一時帰国した私は、第六感で通じ合える心腹の友に会いました。「これから革命が始まるね、あの時と同じように」と曖昧模糊な会話をして別れましたが、あの時というのは二人が共通で持っている魂の記憶です。それは、空が暗くなった灰色の世界で人々が飢えた結果、支配者の仮面を付けたマリオネットたちが抹殺された国の話。しかしその革命は民衆の気を晴らしただけで、現実には民意に背反していました。そのことを知っていたのは陰でほくそ笑む真の支配者と、名もない芸術家くらいだったでしょう。
そんな計画的な革命が起こる理由の一つは、不都合な真実をクレタ島のミノタウロスさながら迷宮に閉じ込めることができるから。この「真実」については前回の記事(vol.22)で、不可視世界が選挙で重視する点として書きました。そして迎えた11月5日、アメリカは理不尽すぎるアンフェアーを戦い抜き、真実を救うことを選択。結果、ラハイナやスマートシティの記事vol.9に登場した二人の傑士イーロンやトゥルシー、そして食や医療や農業の異常性を訴え続けてきた孤高の戦士ボビーことRFK Jr.も、檜舞台へ辿り着きました。その代償にも取引にも罠にも計画にもなり得る不穏分子も全て引っ提げて、2019年末のクーデターに始まった流れは、後半戦の革命へと突入した感があります。
作品群より、モデルは実家の柴犬。革命という言葉は、なぜか私に赤い羽根と帽子を思い起こさせます。
冒頭のように陰が扇動した時事や、最後に書き換えが生じた歴史の上に、砂上の楼閣さながら現人類は存在していると私は長らく思っています。今回も、その終わり方次第では同じ命運を辿るでしょう。しかし不可視世界に存在する「宇宙の記録」という視点では、「真実を封じた迷宮を取り払うには『悪意も巧みに活用するほかない』と人心の深部が気づき、不屈の精神で個々の最善を尽くした」という境地には進みました。ちなみに、私がこうして政治と不可視世界を絡めるのは、それが人類本来の形だったから。元は不可視世界との交流こそが政治であり、伝統的な民族は今もシャーマンが平和に治めています。
日本にもそんな為政者が存在していた事実は、誰もが知るところでしょう。その代表格が邪馬台国の卑弥呼です。私には禁忌の印にしか見えない当て字もさることながら、vol.13で登場した詩文にはなぜかヒミコの記述があるため、その深い意図は経験上認識しています。にもかかわらず、その部分の本格的な紐解きには着手していません。なぜなら一目で膨大な謎のパズルであることが伝わり、予測される果てしなさに気が遠くなるのであります。とはいえ、何らかの救世主的な雰囲気を感じていたのと、なぜ終末関連の詩文にヒミコが登場するのかは気になっていました。
こちらも赤い羽根モチーフの作品。アメリカの先住民にとって、赤い羽根は勇者の証。
そして「日出ずる東方」から、終末に救世主が現れる予言群については昔から有名ですが、私自身はそれを受け取った覚えはこれまでありませんでした。しかしここへきて、最近の最終調整(vol.22参照)の中でその内容がおぼろげに現れ、そこにあった母性的な精神性からも、詩文のヒミコ部分にそれが重なることに気付いたのです。ただそれは、現代人が救世主像として思い描くであろう「政治的なリーダー」の類ではなかった。そもそも一人ではなく、とても日本らしいやり方でひっそりと遂行される任務です。巷に伝わる予言群とは別の物語かもしれませんが、世界がどうにもならなくなった時の「最終手段」と呼べるものではありました。
この記事がアップされる頃には、前回記した「冥王星水瓶座時代」が始まっています。時代の岐路で渾身の選択が為された今、同じく前回登場した「巨大氷山」を溶かすチャンスも訪れるのでしょう。この氷山を、今や隠匿不能となった「通称ディープステート(DS)」と解釈する人もいるかもしれませんが、それは氷山の砦のようなもの。上述の「悪意も巧みに活用する」という意味では、氷山の粉砕には砦の力も必要です。ルシファーの記事vol.21「彼ら自身の終幕にも重なっている」とはそれも示しつつ、同記事「謀略の巧妙な激化」と比例関係にあります。しかし、いつ何が起こっても真実を救い続けるなら、その個人は迷宮の突破口も必ずや見逃さないはずです。
写真・文/おひさまファームズ
ヒデキ
サンフランシスコ生まれ。東京育ち。ホノルル在住。広告代理店、旅行代理店、豪州クィーンズランド州政府、ハワイ州政府農務省、イギリスの経営大学院、ハワイの大手銀行勤務を経て独立。コンサルティング、不動産、米国農務省統計局の調査員の仕事の傍ら農業に従事。著書に「小さな会社でもできる海外取引」「グローバル職人になろう!」「漂流アロハ」などがある。
ユキ
絵と音楽と物語の創作家、宇宙の神秘を読む夢想家。米国の大学を卒業後、神授的な創作の仕事に長く携わる。芸術分野の他、神秘哲学、占星術、数秘術、各種卜術、古代史、神話学、宗教学、図像学、色彩学などに明るく、食や代替療法も探究。タロットチャンネル「雪猫座 Hawaii」をYouTubeにて開始中。