アロハ!ハワイの夫婦「おひさまファームズ」代表のヒデキこと山根英樹です。前半は私の記事、後半は妻ユキの記事になります。
今回は自宅から車でおよそ10分の場所にあるオアフ島で最強の浄化スポットの一つと言われるマカプウ・タイドプール(潮溜まり)についてお話しします。
オアフ島東岸のカラニアナオレ・ハイウェイを進みオアフ島の東端、シーライフパークの前を右折して道なりに左に進むと大きな砂利の駐車場があります。その前にそのタイドプールはあります。ハワイの伝説によるとそこは心身を癒す神秘な力が宿っていると言われ、昔からハワイの人々は心身ともに体調が悪くなるとそこに通って体を浸したそうです。
僕も心身ともに疲れたり不調を感じたりするとフラッと訪れます。この場所はまた有名なベイビー・マカプウという初心者から楽しめるサーフィンのスポットでもあります。ノースショアからのラップ波や東からの波が入るとサーフィンを楽しめます。ここの潮溜まりに体や足を浸していると体の中からスーッと雑念が抜けて、不調も緩和される気がするのです。
また自分は妻と違って神秘的なことには鈍感なのですが、昔、ここで夕方に体を休めていた時、目の前の急峻な山の後光を抱く頂上から誰かから心の奥に呼びかけられた不思議な体験があります。「ハワイをよろしくね」みたいなメッセージを受信したのです。その時は意味不明でした。当時の僕はハワイ州政府農務省の市場開発官という職務に就いていてハワイ州の島々の農業の維持と発展に寄与する仕事をしていました。後々考えてみるとそういうことなのかと納得しました。
次号に続きます……ここからは妻ユキの記事をお楽しみ下さい。
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夫ヒデキに引き続き、おひさまファームズのユキです。個々に適した食が肉体を整えるが如く、真実を救う決断をしたアメリカ(vol.23参照)では今、食を含めた不健全な枠組みの数々が正常化に向けて史上最大規模で邁進中です。ただ、日米共に報道システムは旧態依然ですから、一部機関を除いてはこの「革命」の真実を湾曲するのに各所大忙しの模様です。
そして神秘畑を耕す私には、この流れに日本が追従することだけは絶対に避けたい思惑が、霊的な場所からも非常に強く伝わっています。それは過去の権力に関わる「怨念」とも呼べるレベルのもので、外圧とは別の内圧です。そのためか現状、私の「異次元メガネ」には両国の流れが相反する色合いで映りますが、いずれにしても迎合主義と拝金主義を常態化した権力乱用による莫大な付けが、あらゆる場所で回り始めているのは確かです。
欧米の冬は「スープシーズン」と呼ばれますが、常夏のハワイゆえ100%ローの冷製スープを朝一番に頂くのが最近の気分です。こちらはデトックス仕様で、セロリが主体です。
そんな今、権力を有する者、加えてそこに属する全ての人間及び霊魂が、思い至るといいなと思うことがあります。それが私の不可視世界では、数字の「7」に繋がっています。一般的な数秘術などでは通常、7は神秘と関連するとされます。神秘という言葉自体が玉手箱なので、あらゆる意味で7には最適です。というのは、そこには宇宙の哲理としても七色の秘密が存在するからです。
では、その「7」に行き着くために序盤から大きくはしょりますが、数を人生に当てはめて解くなら、「1」で生まれた人間は成長を遂げた結果、「6」で一旦成功します。それは言わば、追い求めた夢を実現する「成功体験」です。ケーススタディとしては、ここで「社会的な」成功を手に入れた場合、大なり小なりの地位や名声、財産という「力」を得ることになります。また、2世3世と呼ばれるような境遇としての「6」が、生まれつき発生しているケースなどもあります。
こちらはケール主体バージョン。濃縮しているので、スープとしては植物ミルクを加えて頂きます。半分はタイ風グリーンカレーに変身しました。
「長く生きているけれど、力を得る程の成功体験はないなあ……」と苦笑するのは、多様な魂が集まるこの世では極めて正常かつ安全でもあり、全く問題ありません。しかし稀に例外はあれ、人は皆、成功体験による力を少なからず持っています。問題は、力を持つことの何たるやを理解せずにそれを振るうことと、理解しながら悪用することです。なぜならこの二つは、有害な巨大カルマを容易に生みます。そこに関わる世界が「7」であり、上述の「玉手箱」になります。
さて、「7」に辿り着きましたが長くなりそうですので、こちらを前編として後編は次回に持ち越したいと思います。この「7」が包括する重要なテーマへの権利を、特に現代日本人はあたかも手にしていないかのように見えます。大方、冒頭で述べた権力乱用のために、そこに着目させぬ努力が為されてきた結果でしょう。それに関しては私の不可視世界が、「神様の実験」という言葉を重ねてくるのも興味深いです。では、この続きはまた次号で。
写真・文/おひさまファームズ
ヒデキ
サンフランシスコ生まれ。東京育ち。ホノルル在住。広告代理店、旅行代理店、豪州クィーンズランド州政府、ハワイ州政府農務省、イギリスの経営大学院、ハワイの大手銀行勤務を経て独立。コンサルティング、不動産、米国農務省統計局の調査員の仕事の傍ら農業に従事。著書に「小さな会社でもできる海外取引」「グローバル職人になろう!」「漂流アロハ」などがある。
ユキ
絵と音楽と物語の創作家、宇宙の神秘を読む夢想家。米国の大学を卒業後、神授的な創作の仕事に長く携わる。芸術分野の他、神秘哲学、占星術、数秘術、各種卜術、古代史、神話学、宗教学、図像学、色彩学などに明るく、食や代替療法も探究。タロットチャンネル「雪猫座 Hawaii」をYouTubeにて開始中。