吉報学を学ぶようになってからは、「節分」が私にとってはとても重要になりました。
節分は日本の伝統的な行事で、特に鬼を追い払う儀式や豆まきが行われる日として知られています。
節分の後、特に立春から新しい季節の始まりを迎えることになります。
実はこの日から「歳徳神」(としとくしん)というチャンスの神様のいる方角が変わります。
「歳徳神」とは歳神様とかお正月様、恵方神、大歳神などとも呼ばれる来訪神のことです。
歳を守護する神様、農作物を守護する田の神様、家を守る神様とも言われ、一年の幸福をもたらす神様とされています。
面白いことに歳徳神は暦では女神とされていますが、神話に出てくる大年神は男神で、翁の姿をしているとされています。
歳徳神は、特にその年の方角にいるとされ、その方角をむくことで縁起が良くなるとも言われています。
ちなみに2026年節分後は南に歳徳神が移動されますから、2027年の2月3日までは、自宅から見て南の方角が吉方ということになります。
1月に発売されたveggy「腸開運」特集では、運気向上のために「恵方参り」(歳徳神のいる方角に出向いて運気アップを図る儀式)について詳しくご紹介してありますので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
恵方参りのやり方
イラスト/紅鮭色子
お寺・教会など神聖な場所を訪れてください。
訪れた先では、下記の4つのお願いを神様にしてください。
- チャンスをください
- チャンスを見抜く目をください
- チャンスに乗る勇気をください
- 周囲を説得する力をください
この「歳徳神」については、次のような言い伝えがあるのをご存知でしょうか?
「歳徳神」はチャンスの神様と呼ばれています。そのチャンスの神様というのは、それが自分にとってのチャンスなのかどうなのか見極めがつきにくいと言います。人によっては「チャンスの神様は醜い」という表現をします。
これは自分にとって綺麗だと目に映るものではないところにチャンスが眠っているかもしれないということです。
チャンスの神様からチャンスをもらうには、チャンスの神様の髪の毛を掴まなくてはいけないそうです。
ところが自分自身がチャンスの神様とすれ違った時に、それが自分にとってつかむべきチャンスかどうかを見極められない人が多く、せっかくのチャンスを逃してしまうことがあるそうです。また中にはすれ違った瞬間に「あ!!もしかしたら……」と気がついてその神様の髪の毛を掴もうとするのですが、チャンスの神様の後頭部には髪の毛が無いそうです。
つまりチャンスというのは、自分の好きなものや人、得意とする分野ばかりではなく、自分が不得手とするものや人、分野の中にある場合もあるということなんです。
今年はみなさんのご自宅の中央から見て、正確にいうと南南東が恵方ですので、その方角にある寺社仏閣に出向いてください。
文/芳子ビューエル
株式会社アルトスター・株式会社アイデン 代表取締役。ウェルビーイングアドバイザー。北欧流ワークライフデザイナー
1998年にJERTOから派遣されて以来北欧とゆかりが深く、デンマークのライフスタイル「ヒュッゲ」をいち早く日本に紹介。テレビや雑誌でも、ヒュッゲの第一人者として日本での取り入れ方を紹介しているほか、世界幸福度ランキングにまつわる「幸せ」についての各種講演なども行う。その後コロナ禍を経て、各個人の心の健康や心理的な満足、そして社会的に良好な状態にあることが重要だと考えるようになり、「ウェルビーイング」の概念に共感。「ウェルビーイングアドバイザー」としての活動も開始した。著書に、『世界一幸せな国、北欧デンマークのシンプルで豊かな暮らし』(大和書房)、『fika(フィーカ) 世界一幸せな北欧の休み方・働き方』(小社刊)、『経営者のゴール~M&Aで会社を売却すること、その後の人生のこと~』 (あさ出版)など。



