アメリカのプラントベース肉製造会社Beyond Meat ① ~ファストフードチェーンがこぞって使いだした魅力とは~

Clean Living !!
こんにちは。料理家/Cal Vegan和菓子作家のTerumi Kogaです。上白糖を使用せず、オーガニックや自然由来の食材で作る「Cal Vegan和菓子」を考案し、食を通して和文化を発信しています。

“Clean Living”とは清潔な生活という意味だけでなく、衣食住を通して心身ともにオーガニック、エコ、サスティナブル、ドラッグフリーな生活をめざそう! というヴィーガン達のライフスタイルのことも示しています。

さて、オリンピック開幕が本格的に迫った頃から盛んに叫ばれ始めた、「ヴィーガン」や「グルテンフリー」という言葉。今や聞かない日はないほど。
私の住む南カリフォルニアにはアメリカの2大代替え肉製造・販売業社の一つである、Beyond Meatの本社があります(もうひとつはImpossible Foods社)。
今回は、Beyond Meatの紹介とスタッフへのインタビュー記事を、2回に渡ってご紹介します。


~食品業界の革命~

2009年イーサン・ブラウン氏によって設立されたBeyond Meatは、プラントベースの代替肉を作る食品製造を主としています。2013年にアメリカ全土で商品の販売を開始し、2016年にはプラントベースのハンバーガー・パテの販売も始めました。
Beyond Meatの全ての商品は、大豆、添加物、グルテンがフリー。大豆アレルギーの多いアメリカでは、大豆ミートも敬遠されがちな現状なのです。
大豆ミートに慣れている日本のヴィーガンの方々にとって、Beyond Meatの商品は触感も味も新たな発見があることでしょう。今後、日本でも広まりうる食品だと思います。

もう一つの特徴は、その販売方法。Beyond Meatの商品は、ヴィーガン食品のコーナーにあるわけではなく、スーパーの極普通の精肉コーナーに置いてあるんです。これはBeyond Meatのこだわりの一つと言っていいのではないでしょうか。

現在Beyond Meatは、前述のハンバーガー・パテの他、ビーフ挽肉、ビーフあら挽き肉、ソーセージ(オリジナルとホットイタリアン風味)を製造販売しています。冷凍食品に至っては、鶏胸肉や牛ミートソース、タコス用の牛ひき肉などバラエティーに富んでいます。これらの全てがヴィーガンやベジタリアンが行く特別なスーパーマーケットではなく、私の住む南カリフォルニアの近所のスーパーで手に入るのです!


ご存知のようにアメリカ人はBBQ大好き! 毎日BBQなんていうお宅も珍しくありません。これ、冗談かと思われると思いますがホントの話。
プラントベースの肉をグリルで焼く。10年前には考えられなかったことでしょう。それに男子がBBQピットの前でトング片手に料理している姿ってカッコいい!! そう思いませんか?(笑)

 

~ファストフードとBeyond Meat社~


現在、Beyond Meatが提携しているファストフードチェーン店は、ダンキンドーナツ、デルタコ、A&W、カールスジュニア、ベジーグリル、TGI FRIDAYS。そして、つい最近KFCも「ケンタッキー・フライド・ミラクルチキン」としてBeyond Meatの製品を使った新商品を発売開始。さらにはマクドナルドまでもが、Beyond Meatのパテで試験販売を開始したのです。
創業者のイーサン・ブラウン氏は“マクドナルドでプラントベースのバーガーが買えるようになることは、長年の夢だった”とコメントしています。

 

~ファストフードがプラントベースに注目する訳~


何故ファストフード店がプラントベースに注目するのでしょうか?

私がアメリカに渡った28年前と比べると、西部や東海岸の人々の食に関する意識は相当変わったと思っています。しかし、それはまだ一部の州都に限っているのかも知れません。未だに食を要因とする子供の肥満率や糖尿病などの問題も深刻です。そしてこれらの問題は、低所得者(なんとサンフランシスコでは、所得1,700万円以下は低所得とされています)の家で起こりやすい傾向があります。価格が安く、手軽に買えるファストフードは低所得家族の主食となっていることが多いからです。

ファストフード=不健康、肥満、成人病などのイメージはなかなか払拭されるものではありません。そんな中、Beyond Meatは、ファストフードの不健康なイメージに光を与え、この先のアメリカ国民の食生活を一気に変えるぐらいの革命を起こしたのではないか? と大げさではなくそう感じるのです。食生活に制限のある人でも、ファストフードで食べることができる! ヴィーガンやベジタリアンと、そうでない人々が、ファストフード店で食を共にできるということを叶えたのです。

Beyond Meatは、同じくプラントベースの肉を製造、開発しているImpossible Food同様、ビル・ゲイツやレオナルド・デカプリオなど多くのセレブリティや実業家に投資を受けています。


そんな波にのるBeyond Meatですが、アメリカで知名度を得られるようになるまでに
は、10年という年月がかかりました。これからは、これまでよりずっと加速しながら、世界中の人々に影響を与えて行くのでないでしょうか。

今回はアメリカの代替肉製造&販売社・Beyond Meatとは? をご紹介しました。
次回はインタビュー記事です。スタッフの声をお楽しみに!!

*Beyond Meat https://www.beyondmeat.com/

Terumi Koga
料理家/Cal Vegan和菓子作家。カリフォルニアを拠点に料理教室、レシピ開発など幅広く活動。ヴィーガンで身体に優しい和菓子、Cal Vegan和菓子(2019年商品登録取得)はスーパーフードなどを使用した和洋のエッセンスが楽しい菓子である。
料理、和菓子を通して海外に和文化を発信している。Clean Living !!
http://www.terumikoga.com/

ベルリンのスーパーで発見!本物そっくりヴィーガンミートひき肉『NEXT LEVEL HACK』

こんにちは、ドイツ・ベルリン在住のイラストレーター、KiKiです。

ある日の夕方。近所のスーパーに買い出しに行くと、お肉売り場でこんなものを見つけました。その名も『NEXT LEVEL HACK / VEGANISHE HACK』!!

ドイツ語でひき肉のことを『Hack(ひき) fleisch(肉)』というので、商品名を日本語に訳すなら『次世代のひき肉、ヴィーガンミートひき肉』というところでしょうか。

とても気になって、すぐに購入し早速夕飯にお料理してみました!今回は、そのレポートをお送りしたいと思います。

次世代のひき肉、ヴィーガンミートひき肉!!

こちらがその次世代ヴィーガンミート!

精肉売り場に本物のお肉たちと一緒に並べられていましたが、ぱっとみ見分けがつきませんでした。大きく記載されている『VEGAN(ウィーガン)』マークに目が止まり、商品説明を読み、これがお肉ではないという事実に衝撃を受けました。

エンドウ豆・小麦・大豆など、さまざまな植物性タンパク質から出来ているようです。

価格は2.99ユーロ(約350円)で、こちらの一般的なひき肉の価格と変わりありません。見た目もそっくりで、良心的な価格。ヴィーガンの人はもちろん、ヴィーガンに興味を持っている人でも、抵抗なく購入し、試してみることができるのではないでしょうか。

そしてもう1点、日本の皆さんにお伝えしたいことがあります。それは、このウィーガンミートを購入したお店はオーガニックを意識した高級店などではなく、Lidlというヨーロッパを中心に展開しているスーパーで、商品価格も良心的で、一般庶民の優しい味方であるということです。

以下のLidl公式ページに、今回の商品開発の経緯についてこう書かれています。

8月の初めに、すべてのLidl店舗で自社ブランド「Next Level Meat」の最初の商品であるヴィーガンバーガーパティを発売し、多くの肯定的なフィードバックを受け取りました。

この顧客の応答により、代替肉の消費を簡単かつ魅力的にするために、他のヴィーガン製品を無敵の低価格で提供することが次のステップだと考えました。人気のヴィーガンバーガーパティと比較し、植物ベースのひき肉がどのようなフィードバックを受けるのか、とても興味深いです。私たちは、すでにさらなるアクションに取り組んでいます。

引用)
ヴィーガンハック:Lidlがヴィーガンブランドの「Next Level Meat」の範囲を拡大
9月2日からドイツ全土で植物ベースのひき肉とハンバーガーパテの販売を開始

ベルリンに住む友人たちは、ヴィーガンではなくてもBIO(オーガニック)というマークが記載されていない商品は買わないと決めている人たちが多く、そしてそれが一般の大多数の意見として世の中に浸透しているため、結果として企業はBIO(オーガニック)食品の開発に積極的に取り組み、こちらではお手頃な価格で提供されています。

ベルリンに住んで4年目ですが、今ウィーガン食品も同じ流れで急速的に増加し、さらにどんどん買いやすい値段になってきているように感じます。

日本では、BIO(オーガニック)・ヴィーガン食品は特別なもの、意識が高い人たち、経済的に余裕がある人たちが買うイメージがあるのではないでしょうか。価格も、実際他の食品と比べて高いのも事実です。

しかし、人々が『これが本当に私たちに必要なもので、これらは不要なものだ』と意思表示し、自分が購入したことの先の未来に生まれる影響を考えて行動していけば、少しずつ環境は変化していきます。

その変化の現在進行形を、日々ベルリンで見ることができて感動しています。

いきなり全てを変えていくことは難しいですが、ヴィーガンに限らず、ひとりひとりの小さなことから、できることから、私たちの世界を良い方向に変えていく種を撒いていけたら素敵ですよね。

私はその小さなことの一環として、購入したヴィーガンミートひき肉でのお料理レポートを皆さんにお届けしたいと思います。少しでも自分が食べるものについて興味を持って頂けたら、嬉しいです。

ヴィーガンミートひき肉で、
ドライカレーチャーハンを作ってみよう!!

ヴィーガンミートひき肉と、家にあるもので簡単にドライカレーチャーハンを作ってみました。本当に簡単に作ったお料理なので、あんまり格好の良い出来栄えではないのですが。。

まずは、玉ねぎとニンジンを炒めて、ある程度火が通ったらヴィーガンミートひき肉を投入します!

見た目はお肉ですが、匂いは豆系の匂いがします。通常のひき肉と同じように炒めていってみましょう。

感触は、本物のひき肉と比べると硬い感触がします。でも他に特にきになるところはありません。

炒め続けていきましょう。。

十分な時間炒めたのですが、色は完全に茶色くならず、赤みが残ってしまうようです。少し食べて確認をしましたが、この色合いでも十分火は通っています。見た目は完全にお肉ですが、香りと味は豆系のものです。

ご飯を加え、塩・コショウ・カレーパウダーを入れて味付けをして、調整していきましょう。

そして、完成したのはこちら!!

調理・見た目・食感はお肉ですが、やはりコツは味付けのようです。日頃から薄味が好きなので、少し豆の味が残ってしまいました。今回の場合だったら、もう少しカレーパウダーを多めに入れるなど、調味料でカバーする方法をもう少し研究する必要がありそうです。

こちらのレストランでいくつものビーガンミートを使ったお料理を食べていますが、どれも豆を感じさせることがなく、違和感のない味でした。今度食べるときは、味付けに注目して見てみようと思います!

【結論】
普段通りの料理方法で大丈夫、でも味付けに工夫が必要!

また購入して、他の料理にも挑戦してみようと思います。

以上、本物そっくりヴィーガンひき肉『NEXT LEVEL HACK』のご紹介とお料理レポートでした。

また興味深いヴィーガン食品をスーパーで見つけたら、ご紹介しますね◎

 


KiKi / イラストレーター
西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

Portfolio site : http://kiyonosaito.com/

instagram : https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/

 

【世界のヴィーガン放浪記】VOL.4 オーストリア・ゾース 後編

こんにちは、ベルリン在住・イラストレーターのKiKiです。
お待たせ致しました!『世界のヴィーガン放浪記』シリーズVol.4、オーストリア・ゾース編の後編です。(前編は、こちらでお読み頂けます)

今回はヴィーガンではないのですが、すべて手作業で愛情たっぷり込めてつくっていらっしゃるBIO(オーガニック)ワイン農家『Weingut Bernhard Plos』さんに1週間滞在し、ワインづくりのお手伝いと体験をさせて頂いたお話をお届けしています◎

家族みんなで、手作業でぶどうの収穫!

さあ、早速ワイン用の葡萄の収穫です。手袋をはめて、ひとつひとつ、傷をつけないように丁寧に摘み、バケツに入れていきます。

自分のバケツいっぱいになったら、葡萄畑の真ん中の細い道を走る、お義父さんが運転する小さなトラクターのボックスたちに入れていきます。『フェアシュー』の収穫と同じく、重いバケツを運ぶのは大変な作業。それでも気づいたら、トラクターの荷台は葡萄でいっぱいに!

前編で収穫した『フェアシュー』用の熟れていない青い葡萄と違い、ワイン用の葡萄たちはぷくりとした大粒。まるで宝石みたい…!

こちらは収穫中に葡萄たちの間で見つけた、てんとう虫のお写真。

てんとう虫もこの葡萄の美味しさがわかるのか、私が近づいても、ぎゅっとしてはなしませんでした。BIOワイン用の葡萄だからこそ、見ることができたのどかな光景の一つです◎とても癒されました。

滞在した時期的にワインは収穫までのお手伝いとなりましたが、美味しいワインとして今年みなさんに飲んで頂けたことを嬉しく思います!

ワイン農家さんたちが経営しているレストラン『ホイリゲ』

ゾースのメインストリートには、たくさんの”ホイリゲ”と呼ばれるワイン農家さんたちが経営しているレストランが並んでいます。そこでは自家製のワインを美味しいオーストリア料理と一緒に頂くことができます。

すべてのホイリゲが毎日オープンしている訳ではなく、ゾースのホイリゲの場合は最長18日間オープン、その後3週間のお休みというルールがあります。なのでお互いのお店に行き、お互いのワインを飲みながら語り合い、良きライバルとして切磋琢磨することもできるのです。

ドアの前に、ランプと松の葉が飾ってあったら『今日はオープンしているよ』の合図です!

滞在期間中、友人のお家のホイリゲはお休みだったので、友人の旦那さんの幼馴染が経営しているホイリゲに連れて行って頂きました。
お料理はこのようにカウンターに並んでいて、ガラス越しに見て選ぶことができます!どれも本当に美味しそうでした。

店内には、家族や友人たちと過ごす時間を楽しんでいる人たちがたくさん。

友人の旦那さんの幼馴染さんがおすすめのワインとチーズを持って、私たちのテーブルにやってきました。ワインのお話、最近のお話、政治のお話……話題と穏やかな笑い声はつきません。

ご一緒させて頂き、ゾースの人たちにとって、この時間と空間はとても大切なんだという暖かい気持ちが伝わってきました。そしてみんなのおしゃべりを盛り上げ、彩ってくれるワインは特別な存在なのでした。

BIOワインづくりのお手伝いと体験を通して。

私たち日本人は食事の前に、両手を合わせて『いただきます』という挨拶をします。食べ物とつくってくれた人たちへの感謝の気持ちを表す言葉です。

BIOワインつくり体験を通して、おいしい料理の背景には、料理を作ってくれた人と、そのさらに後ろに、食べ物を丁寧に育ててくれた人たちの働きと苦労がたくさん詰まっているということを身をもって実感しました。ドイツ語にも食前に言う言葉はあるのですが、どちらかというと『良い食事を』『召し上がれ』に近い印象で、ちょっと意味が違うんです。『いただきます』という挨拶は、どこの国に行っても忘れず、必ず言い続けたい日本語です。

そしてベルリンに帰る際に、とても嬉しいお土産を頂いてしましました…!実際に試飲もさせて頂いて、どれも美味しかったのですが特に気に入ったこの2本!

右がロゼ(メルロー/ カベルネ・ソーヴィニヨン)、左が白ワイン(リヴァーナー)。このワインたちは後日、ベルリンで行われた友人の個展のオープニングパーティーにて、みんなで美味しく飲みました!大好評で、すぐに空になってしまいました。笑
それからみんなで収穫した葡萄も何房か、お義母さんが可愛いカゴに入れて渡してくださいました。

絞られてワインになる葡萄たちですが、そのまま食べても甘くて、とても美味しかったです◎

ワインを飲むことはあっても、作られているところを見学できたり、実際に作業もさせて頂けることはとても貴重な経験でした。1週間大変お世話になりました、そしてありがとうございました!!

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『Weingut Bernhard Plos』
Address : Weinbergstraße 7, 2504 Sooß, Austria
HPは日本語版もあります!
URL:http://www.plosweinbergstrasse.at/JA/weinbau/

『Weinort Sooss』
オペラ座の前から、1時間に1本直行バスが出ています。
バス360番Wien oper前、Bad Vöslau  Thermalbad行、
Sooß b.Baden Badner Straßeで下車。
URL:https://www.sooss.at/

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西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

Portfolio site : http://kiyonosaito.com/
instagram : https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/

【へるし〜どいさんレシピ】かぼちゃのラザニア

ベシャメルもミートソースも使わない、かんたんラザーニャ

かぼちゃのラザニア

かぼちゃのラザニアの材料(外寸25cm×16.5cmの耐熱皿1台分)
ラザニアパスタ…4枚
かぼちゃ(薄切り)…1/2個
しめじ(石づきをとる)…1パック
玉ねぎ(薄切り)…1個
にんにく(粗みじん切り)…2片
オリーブオイル…大さじ2
塩・胡椒…少々
トマトソース…適量
ベジチーズ…適量

トマトソースの材料(作りやすい分量)
トマト缶…1缶
にんにく(みじん切り)…1片
玉ねぎ(みじん切り)…1個
オリーブオイル…大さじ1
ローリエ、オレガノ等のハーブ…適量
味噌…大さじ1
塩・胡椒…少々

ベジチーズの材料(作りやすい分量)
無調整豆乳…1カップ
にんにく(すりおろし)…1片
白玉粉(粉末にする)…30g
白味噌…大さじ1
酒粕…大さじ1
白ワイン…大さじ2
ニュートリショナルイースト…小さじ1
オリーブオイル…大さじ1
レモン汁…大さじ1
塩・胡椒…少々

※は無くても可


1.【トマトソース】オリーブオイルを引いた鍋ににんにく、玉ねぎ、ハーブ、塩を入れ炒める。そこへトマト缶のトマトを潰し入れ、味噌も加えてソースが2/3の量になるまでかき混ぜながら弱火で30分程煮詰め、塩・胡椒で味を整えてできあがり


2.【ベジチーズ】オリーブオイルを引いた鍋ににんにくを入れ軽く炒め、そこへ残りの材料をすべて加えよく混ぜ合わせる。とろみがしっかりついたら火を止め、レモン汁を入れて塩・胡椒で味を整えてできあがり


3.【ラザニア】ラザニアは5分程茹でる。フライパンにオリーブオイルを引きにんにく、玉ねぎ、しめじ、かぼちゃを入れ炒めて、塩・胡椒で味付けする


4.耐熱皿にオリーブオイル(分量外)を薄く塗りラザニア、3の野菜、トマトソース、ベジチーズの順に乗せる。これをもう1回繰り返す


5.200℃に余熱したオーブンで4を焦げ目が付くまで30分程焼く。あればみじん切りにしたパセリの葉を散らしてできあがり

 


へるし〜どい

本人公認・日本唯一のへるしーアーティスト(自称)。体調不良をきっかけに菜食生活に一気にシフト。以来、医療費・薬代は15年以上0円という記録をもつ。普段の料理はあるものだけで目分量でパパっと作る、イメージ先行スタイル。著書『安くてかんたんやさい飯』等。

雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.43より抜粋

【世界のヴィーガン放浪記】VOL.4 オーストリア・ゾース 前編

こんにちは、ベルリン在住・イラストレーターのKiKiです。
Vol.3のドイツ・ベルリン編から間が空いてしまっていた、『世界のヴィーガン放浪記』シリーズ。久々に書かせて頂くVol.4はオーストリア・ゾース編です!

今回はヴィーガンではないのですが、すべて手作業で愛情たっぷり込めてつくっていらっしゃるBIO(オーガニック)ワイン農家さんに1週間滞在し、BIOワインづくりのお手伝いと体験をさせて頂いたお話をお届けしたいと思います◎

美しい葡萄畑の緑色の絨毯が広がる、オーストリア・ゾース。

ゾースはオーストリアの首都・ウィーンからバスで約46分ほどの距離にある村です。

バスに揺られていると車窓からの景色が、華やかな都から、とてものどかな雰囲気に変わっていきます。あたり一面美しい葡萄畑が広がるゾースに降り立つと、空気もまったく違い、美味しい緑の味が胸いっぱいに広がりました。

ここは昔から伝統的にワインが作られてきた地域で、現在でも多くのワイン農家さんたちが美味しいワインを作り続けています。

ところで、オーストリアのみなさんの母国語もドイツ語ですが、ドイツのドイツ語とまたちょっと違う印象です。なんというか、音がコロコロしている感じ。同じ単語でも、ドイツとオーストリアでは意味が違ったり、挨拶が若干違っていたり、なんだかパラレルワールドに来たような不思議な感覚でした。笑 

お邪魔したのは、『Weingut Bernhard Plos』さん!


みんなで収穫した箱いっぱいの葡萄をトラックで運ぶ、お義父さん。

『Weingut Bernhard Plos』は、Plosさんご家族みんなさんでBIOワインをつくっていらっしゃいます。実はベルリンで出逢った友人が嫁ぎ、そのご縁で去年お手伝いとワインづくり体験をさせて頂きに訪れたのでした。

友人・旦那さん・お義父さん・お義母さんの4人家族。とても暖かく、笑顔が絶えない、優しいご家族です!

ブドウの収穫は、ひとつ、ひとつ、丁寧に手作業で摘み取られていきます。収穫後の加工作業や瓶詰めも、大きな機械は使わず、人の手で愛情たっぷり込めてつくっていらっしゃいます。この丁寧な手法で作られたワインは、大量生産の手法で生産されたワインとは一味も二味も違うものになるのだそう。試飲もさせて頂きましたが、本当にどれも美味しいんです!

さて、今回体験させて頂いた内容はこちらです。

・”フェアシュー”というジュース用の葡萄の収穫、実際に作って瓶詰めまで

・ワイン用の葡萄の収穫

・小さいブドウの苗を添え木に固定する作業

・畑の雑草取り

色々体験をさせて頂きましたが、今回は『フェアシュー』づくりとワイン用の葡萄の収穫の様子をご紹介したいと思います。

酸味が美味しい!『フェアシュー』づくり。
『フェアシュー』とは、熟れていない青い葡萄を使ったお酢の様なジュース。飲むときは、お水で割ります。まずは青い葡萄を収穫しに葡萄畑へ。手作業で一つずつ丁寧に摘んでいきます。

バケツがいっぱいになったら、大きなボックスに移して、また収穫作業に戻る、その繰り返しです。バケツいっぱいの葡萄たちはずっしり重く、結構ハード。普段机に座りっぱなしの私には、すぐに、ぜーはー息が上がってしましました。苦笑

収穫してすぐに、ジュースにする作業に移ります。まずは小さなマシーンに手作業で移し、枝と実を分別していきます。

分別された葡萄たちは、こちら。色が鮮やかで美しく、キラキラ輝いています。見ていたら、先ほどの収穫の疲れも癒されてゆきました。

次は葡萄たちを絞る作業です。この大きな筒の中にはゴム風船のようなものが入っていて、その側面に葡萄たちを入れていきます。そしてホースをつなぎ、ゴム風船のようなものに水を入れて膨らましていくことによって、中の葡萄たちを圧迫し、絞っていくという仕組みです。

その後絞った液体をタンクに移し、不純物を沈殿させるために一晩寝かせます。

次の日、不純物が取り除かれた液体を鍋に移し…

さらに74℃〜78℃で低温殺菌したものを、一つずつ手作業で瓶詰めしていきます。

このルーティーンを数時間かけて行います。瓶詰めし終えた沢山のフェアシューを見たとき、なんだか我が子のような感情が芽生えました。笑

そして無事完成したフェアシューたちは、ご好評頂き、今年夏のホイリゲで多くのお客さんに飲んで頂けたとお話を聞きました。とても嬉しいです!

ホイリゲとは、ワイン農家さんたちが経営しているレストランのこと。なんと自家製のワインを、地元の美味しいお料理と一緒に頂くことができるのです。

さて今回のBIOワインづくりのお手伝いと体験のお話は、長くなりそうなので前編と後編に分けさせて頂きます◎後編では、ワイン用の葡萄収穫の様子やホイリゲについてもご紹介しますね。

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『Weingut Bernhard Plos』
Address : Weinbergstraße 7, 2504 Sooß, Austria
HPは日本語版もあります!
URL:http://www.plosweinbergstrasse.at/JA/weinbau/

『Weinort Sooss』
オペラ座の前から、1時間に1本直行バスが出ています。
バス360番Wien oper前、Bad Vöslau  Thermalbad行、
Sooß b.Baden Badner Straßeで下車。
URL:https://www.sooss.at/

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西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。
Portfolio site : http://kiyonosaito.com/

instagram : https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/

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