2013年11月29・30日ベルサール半蔵門にて行われたサイマー来日特別講演にて、グル(師)からの最高の贈り物となる「ダルシャン」と日本の女神天照大神の特別な「マントラ(真言)」を日本のために贈ってくれたサイマー。ホリスティック医学等にも造詣の深いサイマーからのメッセージをお伺いしました。
口に入れる物は、心と体・魂に影響します
私は、口に入れる物を食べ物とは言いません、「栄養」と言います。口の中に入れるものは、マインド・意識・感情に反映され、身体・肉体につながります。生きた果物や野菜からもらう活力は、死んだ動物からはもらうことが出来ません。
私は人を見るとまずその人のエネルギーが見えます。その人のオーラからその人の以前の状態のことも読み取ります。その人がどんな生活をしていて何に困っているのかもわかります。誤った食生活によって、人間が本来の健康を損ない、病気を発症させていることが非常に多いです。その原因の一つに肉食が挙げられます。
原始の時代には、人間は動物を食べましたが、現代では動物を食する必要はありません。多くの国の畜産業者は、動物にホルモン剤を投与します。動物は食べられるために作られたものではなく、人間の友人となるため、人間の意識の上昇をサポートするためにつくられたものです。ほとんどの動物は無条件の愛を持っており、忠実です。そんな彼らをどうして食べられますか?
身体を浄化して、リビングフードを摂り入れて
野菜や植物は、ディーバ(神・妖精)から作られています。ディーバたちは、光として人間を養うために植物を作りました。今はリビングフード(生きている食べ物)を食べる時期です。リビングフードには、脳や血液が必要とする栄養すべてが含まれています。植物は薬の様なものです。チンクチャー(健康維持のためのハーブのお酒)なども作ることもできます。
また、これらの栄養を摂る前には肝臓や大腸を浄化してください。素晴らしい自然界からの栄養を摂取するのに、大腸の壁が厚くなっていると栄養が吸収出来ないからです。健康な身体をつくるためには、常に身体の内部を浄化しておくことが必要になります。
私は、伝統的な病気は存在しない、すべての人が健康な身体を保つことは出来ると信じています。
自分の口に入れるものによって身体がゴミ箱になるか、光をつくるための入れ物になるかが決まります。ひとりひとりが自分の身体を大切にして、健康で豊かな光を身体に取り込んでいってください。
サイマーからのホリスティックフードメッセージ
・年に1〜2回は肝臓のクレンズ(レバークレンズ)が必要です。
・ローフードはとてもお勧めですが、冬は身体の中の熱が足りず、消化しにくくなるので控えてください。
・フルーツがたくさんある夏は2〜3週間フルーツだけの生活をしても良いです。
・夜遅く食事をしないようにしてください。
・朝起きたら一杯の常温の水(冬はぬるま湯)を飲み、身体の毒素を流してください。
・朝はパンを食べない方が良いです。
・完璧な小麦や、遺伝子組み換えされていないとうもろこしはほとんどありません。小麦やとうもろこしは避けましょう。
・朝には、新鮮なベリーがお勧め(暖かい時期)。オメガオイル、フラックスシードオイル(亜麻仁油)、フラックスシードパウダーを加えスムージーにすると良いです。
・オメガオイルを摂ることで関節のサポートにもなります。
・一晩水に浸けたアーモンドを使ったアーモンドミルク入りのジュースもお勧め。
・ジュース(グリーンジュースやスムージーなど)を摂るときは、唾液に消化を開始する要素が入っているので、噛みながら飲んでください。
・グリーンジュース・スプラウト・ビーンズ・食べられるお花などもお勧めです。血液が黒くて重いものでなくなり、髪の毛も肌も呼吸も綺麗にいきいきとして、脳が生命力を持ちます。
・脳は糖分を必要としていますが、砂糖という形では要りません。
・デーツ(ナツメヤシの果実)は、脳のための糖分として適しています。
・ビーツ(赤い野菜)は血液を綺麗にし、脳を浄化してくれるので、大脳の活性化に良いです。
・海藻はミネラルやアミノ酸など、身体に必要なものをたくさん含んでいるのでお勧めです。
・カリフラワーやキャベツはあまり食べない方が良いです。キャベツを生で少しスムージーにいれるくらいは大丈夫です。
・しょうがは、免疫にとってとても良いです。
・秋に入る前の一週間、生のにんにく(芽をむいて)を摂ると免疫が高まります。
・ベジテリアンには、たんぱく質を摂取するために豆類が必要です。
・ベジテリアンは、栄養を摂るため、脳を活性化するためにプロテインのシェイクを摂ることが重要です。
・昔ながらの日本の伝統食は健康な身体をつくります。
・若い頃からきちんとした食生活をしていれば、アルツハイマーなどの脳の病気になることはありません。
・血液と肝臓と腎臓をいつも綺麗にしてください。
※サイマーは、英語の発音として、ベジタリアンではなく「ベジテリアン」が正しいとしています。
ハー・ホーリーネス・サイマー
フランスにて科学者のご主人と結婚し、二児の母となる。生まれ持ったヒーリング能力と西洋医学を合わせた診療所を開業。政治家としても活躍し、フランス国内の代替医療に関して、健康保険制度改革に努めた。この頃から30数年にわたり、サイババに師事する。事業の成功も幸せの家族生活も持っていたが、グルの恩寵と修行の中で、伝統的な母親としての役割、仕事と政治の生活を後にして、人類全体の意識の向上のために一生を捧げる事を決断。聖なる光を放ち、愛と慈愛の力を持つ、インド5000年の歴史上初の女性のジャガット・グル(インドで最高位にあるグル)。世界を周り、人々に「ワンネス・全体性・真理・愛」について説く、悟りのマスター。スピリチュアルな伝統の大使として、全世界のあらゆる信仰の指導者、グルたちに敬愛されている。オープン・インターナショナル大学から博士号を授与。自然療法、ホメオパシー、オステオパシーの資格を確保。米国在住。著書に『天恵の花びら(Petals of Grace)』、『ポインツ・オブ・ライト〜光の雫〜(Essential Teachings for Self-Mastery and Points of Light)』
お問い合わせ:サイマー・ジャパン www.sai-maa.com/ja