大阪・なんば駅から徒歩2分ほどのところに、厳選した食材で作るヴィーガングルテンフリーのスウィーツショップがあります。
こちらのお店のスウィーツを開発・製造している店長のナキさんは現在19歳。
15歳の時から飲食店で働き始め、当時のアルバイト先の業務のひとつとしてヴィーガンの商品を開発。
さらに「Naki vegan sweets」という店名でネット販売、イベント出店、委託販売などで活動し、2024年18歳の時に現在のお店を構えることになったそうです。
“より広く、より沢山、より素敵なものにすることに重点を置いた種類豊富なスウィーツ”
ナキさんご自身がアレルギーや摂食障害だったこともあり、ヴィーガンやグルテンフリーという“食のバリアフリー”で誰もが美味しいと思うスウィーツを目指して提供しています。
さまざまな理由で食に制限がある人でも、制限がない人と同じようにスウィーツを選んでもらえるようにという思いから、店頭に並んでいる商品の種類は豊富です。

道路に面した冷蔵のショーケースには非加熱で作ったローケーキが並べられています。
ローケーキは、焼かずに作っているので素材本来の味と熱に弱い栄養素が残っている体に負担の少ないケーキです。
色鮮やかで美しいケーキについ足を止めてしまう人も多いのではないでしょうか。

さらに店内に入ると、ずらりと並んだクッキーに目を奪われます。
どれも魅力的なフレーバーばかり。
心と体の休憩におすすめのカフェ

細長い店内の奥には、カウンター4席のイートインスペースがあります。
木の温もりを感じる落ち着く空間で、ちょっとした休憩にも最適です。

いただいたローチョコレートタルトはしっかりとした甘みとカカオの香りで満足度の高いケーキ。
クッキーもいくつかテイクアウトしました。
また食べたくなるようなほっとする優しい風味でサクサクとした食感でした。

オリジナルブレンドのこだわりのコーヒーやラテなどのドリンクメニューも豊富。
オーダーしたオーツミルクラテはほんのり甘く、あっさりとした味。
暑い日だったので体に染みる美味しさでした。

写真・文/渡邉 小百合(わたなべ さゆり)
身体を壊したことをきっかけに、様々な食事法を学び食の大切さに気づく。
その中でRawフードと出会い、Rawスイーツ教室やイベントを主宰、レシピ開発を行う。
また豆腐の普及活動に携わり、日本の伝統食である豆腐の素晴らしさを伝えている。