野菜でデトックスレシピ

春が近づいてきましたね!
しかし、まだまだ夜は冷え込む日が続いています。
本日は、体を温めて、 体内の老廃物を解毒・浄化するデトックス・レシピを紹介します。


材料
生姜…20g
玉ねぎ…160g
人参…120g
レンコン…120 g
ブロッコリー…80 g
ひよこ豆(缶詰)…160 g
玄米…1.3カップ
昆布椎茸だし…350cc
オリーブオイル…適量
塩…少々
コショウ…少々
サフラン …ひとつまみ (ない場合はターメリック小さじ1/4)
コリアンダー(ホール)…小さじ1

作り方
1.玄米は1.2倍の水とともに炊飯器の通常白米モードで固く炊く。圧力なべを使う場合もいつもより固めに炊く。
2.人参は5mm幅の拍子切りにして軽く塩をする。レンコンも5mm幅でスライスし、半月(大きければ4つ)に切る。温めたタジン鍋にオリーブ油少々を敷き、サッと炒めてボールにあける。
3.生姜は千切り、玉ねぎは薄い廻し切り、ブロッコリーは食べ易い小房に切り分ける。サフランは50ccの熱湯に漬けておく。
4.タジン鍋にオリーブオイルを少々敷き、生姜と玉ねぎ、コリアンダーを入れ、玉ねぎが茶色に色づくまでよく炒める。
5.玄米ご飯を4に入れ、ひと混ぜしたら、昆布椎茸出汁とサフランを湯ごと注ぎ、塩、コショウで味を調える。玄米ご飯の上に、人参、レンコン、ひよこ豆をのせてタジン鍋の蓋をし、弱火にかけて12~13分炊き込む。炊き上がる3分前にブロッコリーを入れる。炊き上がったら火を止めて、2~3分蒸してできあがり。

Point
タジン鍋独特のスチーム効果により、多湿低温調理となるため、野菜の栄養素を壊すことなく、素材の風味を引き出します。オレンジ色がキレイなサフランは子宮を活性化する働きがあり、生理不順や婦人病に効果的とされ、血行促進の働きもあるので、美肌も期待できます! 体を温める生姜、そして人参、ブロッコリーなどの緑黄色野菜を豊富に取ることで、冬の寒さに負けない身体づくりをしましょう。

使っている野菜のそれぞれの効能

玄米
デトックスの王様といえばやっぱり玄米。
フィチン酸による高いデトックス作用で、毒素や老廃物をしっかりと排出してくれます。

ブロッコリー
カロテンとビタミンCが多く、抗酸化作用、解毒作用、ガン予防で注目されるスルフォラファン、糖尿病予防に効果的だとされるクロムも豊富です。

レンコン
抗酸化作用や咳止め効果のあるタンニン、整腸作用のある不溶性の食物繊維が豊富です。
※記事初出時、粘り成分の総称として「ムチン」について記述しておりましたが、
「ムチン型糖タンパク質」との誤解が生じかねないものであったため、削除いたしました。

人参
豊富に含まれるカロテンが免疫力をアップし、皮膚や粘膜を強化します。生のニンジンジュースは酵素とビタミンの宝庫なので、自然な解毒を促します。

玉ねぎ
有害物質とくっつくことで、毒素の影響を防ぐというケルセチンが多く含まれ、動脈硬化予防、毛細血管の増強など様々な効果が期待されています。

生姜(新生姜)
身体を温める作用があるのはもちろん、消化器系を刺激し、食物の栄養分を身体に吸収されやすくし、毒素が体内に蓄積するのを抑える働きがあります。
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雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.7より抜粋

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