ブルーグリーンアルジーのふるさとを訪ねて

ネイティブアメリカンの聖地「シャスタ」を通って

日本から飛行機でアメリカ・ロサンゼルス空港を経由してカルフォルニア州レディング空港へ飛び、そこから車で北へ約3時間ほど走ったところに、ブルーグリーンアルジー(AFA)のふるさとアッパークラマス湖はあります。

車で向かう途中には、思わず歓声をあげてしまうような美しい山が見えてきます。それは世界でも最高峰のパワースポットといわれるマウント・シャスタとマウント・シャスティータのふたつの山。ふもとの町はシャスタシティと呼ばれていますが、カルフォルニア州北部に位置するこの地域には、古くからネイティブアメリカンの部族が暮らしており、マウント・シャスタは「聖なる山」として崇められ、周辺にはネイティブアメリカンの人たちが大切に守ってきた「聖なる土地」が点在しています。美しい湖や森、滝や清流なども多く、四季を通じて色とりどりの自然を楽しむことができ、観光地としても人気です。

火山に囲まれたオレゴン州最大の淡水湖

シャスタシティからさらに北へ2時間、オレゴン州の南部まで移動するとようやくアッパークラマス湖が見えてきます。アッパークラマス湖はオレゴン州最大の淡水湖で標高1200メートルの寒冷地にあり、西には火山群で知られるカスケード山脈が連なっています。アッパークラマス湖には地下水が豊富に湧き出し、周辺の山々の地層によって濾過された雪解け水や清らかな河川の水が流れ込み、その水はクラマス川から流れ出しています。こうして水が常に入れ替わることによって高い透明度が保たれているのです。

アッパークラマス湖の湖底には周辺の火山が噴火した際に噴出した火山灰が10メートル以上も堆積しており、ミネラル分が豊富に含まれた湖底の土壌は、AFAの栄養源となっています。AFAに含まれる成分は200種類以上(現地ハーベスト会社分析)もあるといわれていますが、こうした独特の自然環境が成せる業なのでしょう。

一般的に、藻類は水の流れが停滞しているところに多く見られますが、アッパークラマス湖は例外です。AFAが豊富に育つだけではなく、それをエサとする魚などの水生生物、水鳥、タカなどの捕食性の鳥類も多く生息しています。周辺には広大な国立公園や野生動物保護区があり、産業活動などによる汚染の心配もありません。AFAだけではなく、多くの動植物にとって住みやすい環境が整い、豊かな生態系のバランスが保たれているのです。

AFAの収穫期と低温乾燥方法

AFAの収穫期は6〜10月で、もっとも質のよいものが収穫できるのは6〜7月です。その年によって収穫できる質は多少異なります。同じ会社の製品でも微妙に色の違いがあるのは、収穫時期の違いによるものです。

AFAの加工で重要なのは、乾燥方法です。「バイオアクティブ・ディハイドレーション製法」と「ハイドロドライ製法」の2種類がありますが、どちらも低温で乾燥させる方法です(24ページ参照)。なぜ低温が重要かというと、高温で加工すればAFAに含まれる酵素が壊れて酸化が激しくなり、せっかくの栄養素が失われてしまうからです。

低温で乾燥させたAFAの粉末に水を加えると、収穫されたてのときと同じ風味、香り、栄養を得ることができます。今ではほとんどの会社が低温乾燥を実施していますが、AFA製品を選ぶ際には製造方法を確認すると安心です。

製造方法や成分をしっかりとチェックして、本物のAFAのすばらしさをぜひ体感していただきたいと思います。

シャスタには他にも訪れるべき場所が沢山

①バーニー・フォールズ

ネイティブアメリカンの聖地とされてきた。全長40 メートルで迫力がある。

②キャッスル・レイク

キャンプやハイキングも楽しめ、観光地としても人気。

③シスキュー・レイク

マウント・シャスタを一望できる。地域住民の生活水としても使われている。

④サクラメント・リバーの原水

おいしいと評判で、遠くからも水を汲みにくる人が絶えない。

⑤マウント・シャスタ

聖なる山としてネイティブアメリカンに崇められ、セドナなどと並ぶパワースポットとしても注目を集めている。

⑥プルート・ケイブ

シャスタシティ周辺にはパワースポットが点在している。この洞窟もそのひとつ。ネイティブアメリカンが出産の場に使ったとされ、「聖なる地」といわれている。

⑦アッパークラマス湖

琵琶湖より少し小さい位の大きさで透明度が高く、ブルーとグリーンのコントラストがあり、グリーンの部分に一面AFA が生息しているのが見てとれる。

⑧クレーター・レイク

アッパークラマス湖の水源となっている。美しい紺碧の火山湖。

ぜひ訪れてみては。

Jamie’s Food Revolution イギリス発!ジェイミーオリヴァーの食革命 Vol.2

写真/David Loftus  取材/デルガド智子 雑誌「veggy(ベジィ)」 Vol.53 掲載

*ジェイミー・オリバー(Jamie Oliver)*

1975年、イギリス・エセックス生まれ。伝統的なイギリス料理を得意とする。数々のテレビ料理番組に出演し一躍イギリスの有名シェフの一人となる。ベストセラーのレシピ本も多数。2003年にはイギリス女王陛下より飲食産業における功績を認められ大英帝国勲章MBEを受賞。2005年よりイギリス国内の学校給食改善キャンペーンに取り組んでおり、大きな成果をあげている。2012年には「子ども達に食の教育を(原題:Teach every chaild about food)」と題した講演でTED Prizeを受賞。

 

砂糖税導入までの道のり

 学校給食が随分改善されてきたとはいえ、イギリスの子供たちの肥満問題、過体重はいまだに増加の一途を辿っている。そんな中、子供たちの将来の健康を憂い、解決策の一案としてジェイミーが導入を強く訴えるようになったのが砂糖税だ。シュガー・ラッシュの放映以降、砂糖の過剰摂取の状況がどれほど深刻なのかをより理解できたことから、早急な解決案や具体策が必要だと強く感じたという。

Jamie’s Food Revolution イギリス発!ジェイミーオリヴァーの食革命 Vol.1

写真/David Loftus  取材/デルガド智子 雑誌「veggy(ベジィ)」 Vol.53 掲載

*ジェイミー・オリバー(Jamie Oliver)*

1975年、イギリス・エセックス生まれ。伝統的なイギリス料理を得意とする。数々のテレビ料理番組に出演し一躍イギリスの有名シェフの一人となる。ベストセラーのレシピ本も多数。2003年にはイギリス女王陛下より飲食産業における功績を認められ大英帝国勲章MBEを受賞。2005年よりイギリス国内の学校給食改善キャンペーンに取り組んでおり、大きな成果をあげている。2012年には「子ども達に食の教育を(原題:Teach every chaild about food)」と題した講演でTED Prizeを受賞。

 

日本でも絶大なファンが多いイギリスの人気シェフ、ジェイミー・オリバー。近年は爆発的ブームのスーパーフードをテーマにしたレシピ本や子育て世代のファミリー層へ向けたレシピ本、子供への食育レッスンなど、新たな活動にも精力的に取り組んでいます。今回はそんな昔と変わらずエネルギッシュで健康的なジェイミーの活動の主軸でもある、フードレボリューション&食育についてお話を伺いました。

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