【世界のヴィーガン放浪記】VOL.4 オーストリア・ゾース 後編

こんにちは、ベルリン在住・イラストレーターのKiKiです。
お待たせ致しました!『世界のヴィーガン放浪記』シリーズVol.4、オーストリア・ゾース編の後編です。(前編は、こちらでお読み頂けます)

今回はヴィーガンではないのですが、すべて手作業で愛情たっぷり込めてつくっていらっしゃるBIO(オーガニック)ワイン農家『Weingut Bernhard Plos』さんに1週間滞在し、ワインづくりのお手伝いと体験をさせて頂いたお話をお届けしています◎

家族みんなで、手作業でぶどうの収穫!

さあ、早速ワイン用の葡萄の収穫です。手袋をはめて、ひとつひとつ、傷をつけないように丁寧に摘み、バケツに入れていきます。

自分のバケツいっぱいになったら、葡萄畑の真ん中の細い道を走る、お義父さんが運転する小さなトラクターのボックスたちに入れていきます。『フェアシュー』の収穫と同じく、重いバケツを運ぶのは大変な作業。それでも気づいたら、トラクターの荷台は葡萄でいっぱいに!

前編で収穫した『フェアシュー』用の熟れていない青い葡萄と違い、ワイン用の葡萄たちはぷくりとした大粒。まるで宝石みたい…!

こちらは収穫中に葡萄たちの間で見つけた、てんとう虫のお写真。

てんとう虫もこの葡萄の美味しさがわかるのか、私が近づいても、ぎゅっとしてはなしませんでした。BIOワイン用の葡萄だからこそ、見ることができたのどかな光景の一つです◎とても癒されました。

滞在した時期的にワインは収穫までのお手伝いとなりましたが、美味しいワインとして今年みなさんに飲んで頂けたことを嬉しく思います!

ワイン農家さんたちが経営しているレストラン『ホイリゲ』

ゾースのメインストリートには、たくさんの”ホイリゲ”と呼ばれるワイン農家さんたちが経営しているレストランが並んでいます。そこでは自家製のワインを美味しいオーストリア料理と一緒に頂くことができます。

すべてのホイリゲが毎日オープンしている訳ではなく、ゾースのホイリゲの場合は最長18日間オープン、その後3週間のお休みというルールがあります。なのでお互いのお店に行き、お互いのワインを飲みながら語り合い、良きライバルとして切磋琢磨することもできるのです。

ドアの前に、ランプと松の葉が飾ってあったら『今日はオープンしているよ』の合図です!

滞在期間中、友人のお家のホイリゲはお休みだったので、友人の旦那さんの幼馴染が経営しているホイリゲに連れて行って頂きました。
お料理はこのようにカウンターに並んでいて、ガラス越しに見て選ぶことができます!どれも本当に美味しそうでした。

店内には、家族や友人たちと過ごす時間を楽しんでいる人たちがたくさん。

友人の旦那さんの幼馴染さんがおすすめのワインとチーズを持って、私たちのテーブルにやってきました。ワインのお話、最近のお話、政治のお話……話題と穏やかな笑い声はつきません。

ご一緒させて頂き、ゾースの人たちにとって、この時間と空間はとても大切なんだという暖かい気持ちが伝わってきました。そしてみんなのおしゃべりを盛り上げ、彩ってくれるワインは特別な存在なのでした。

BIOワインづくりのお手伝いと体験を通して。

私たち日本人は食事の前に、両手を合わせて『いただきます』という挨拶をします。食べ物とつくってくれた人たちへの感謝の気持ちを表す言葉です。

BIOワインつくり体験を通して、おいしい料理の背景には、料理を作ってくれた人と、そのさらに後ろに、食べ物を丁寧に育ててくれた人たちの働きと苦労がたくさん詰まっているということを身をもって実感しました。ドイツ語にも食前に言う言葉はあるのですが、どちらかというと『良い食事を』『召し上がれ』に近い印象で、ちょっと意味が違うんです。『いただきます』という挨拶は、どこの国に行っても忘れず、必ず言い続けたい日本語です。

そしてベルリンに帰る際に、とても嬉しいお土産を頂いてしましました…!実際に試飲もさせて頂いて、どれも美味しかったのですが特に気に入ったこの2本!

右がロゼ(メルロー/ カベルネ・ソーヴィニヨン)、左が白ワイン(リヴァーナー)。このワインたちは後日、ベルリンで行われた友人の個展のオープニングパーティーにて、みんなで美味しく飲みました!大好評で、すぐに空になってしまいました。笑
それからみんなで収穫した葡萄も何房か、お義母さんが可愛いカゴに入れて渡してくださいました。

絞られてワインになる葡萄たちですが、そのまま食べても甘くて、とても美味しかったです◎

ワインを飲むことはあっても、作られているところを見学できたり、実際に作業もさせて頂けることはとても貴重な経験でした。1週間大変お世話になりました、そしてありがとうございました!!

———————————————————–
『Weingut Bernhard Plos』
Address : Weinbergstraße 7, 2504 Sooß, Austria
HPは日本語版もあります!
URL:http://www.plosweinbergstrasse.at/JA/weinbau/

『Weinort Sooss』
オペラ座の前から、1時間に1本直行バスが出ています。
バス360番Wien oper前、Bad Vöslau  Thermalbad行、
Sooß b.Baden Badner Straßeで下車。
URL:https://www.sooss.at/

——————————————————————-


西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

Portfolio site : http://kiyonosaito.com/
instagram : https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/

【世界のヴィーガン放浪記】VOL.4 オーストリア・ゾース 前編

こんにちは、ベルリン在住・イラストレーターのKiKiです。
Vol.3のドイツ・ベルリン編から間が空いてしまっていた、『世界のヴィーガン放浪記』シリーズ。久々に書かせて頂くVol.4はオーストリア・ゾース編です!

今回はヴィーガンではないのですが、すべて手作業で愛情たっぷり込めてつくっていらっしゃるBIO(オーガニック)ワイン農家さんに1週間滞在し、BIOワインづくりのお手伝いと体験をさせて頂いたお話をお届けしたいと思います◎

美しい葡萄畑の緑色の絨毯が広がる、オーストリア・ゾース。

ゾースはオーストリアの首都・ウィーンからバスで約46分ほどの距離にある村です。

バスに揺られていると車窓からの景色が、華やかな都から、とてものどかな雰囲気に変わっていきます。あたり一面美しい葡萄畑が広がるゾースに降り立つと、空気もまったく違い、美味しい緑の味が胸いっぱいに広がりました。

ここは昔から伝統的にワインが作られてきた地域で、現在でも多くのワイン農家さんたちが美味しいワインを作り続けています。

ところで、オーストリアのみなさんの母国語もドイツ語ですが、ドイツのドイツ語とまたちょっと違う印象です。なんというか、音がコロコロしている感じ。同じ単語でも、ドイツとオーストリアでは意味が違ったり、挨拶が若干違っていたり、なんだかパラレルワールドに来たような不思議な感覚でした。笑 

お邪魔したのは、『Weingut Bernhard Plos』さん!


みんなで収穫した箱いっぱいの葡萄をトラックで運ぶ、お義父さん。

『Weingut Bernhard Plos』は、Plosさんご家族みんなさんでBIOワインをつくっていらっしゃいます。実はベルリンで出逢った友人が嫁ぎ、そのご縁で去年お手伝いとワインづくり体験をさせて頂きに訪れたのでした。

友人・旦那さん・お義父さん・お義母さんの4人家族。とても暖かく、笑顔が絶えない、優しいご家族です!

ブドウの収穫は、ひとつ、ひとつ、丁寧に手作業で摘み取られていきます。収穫後の加工作業や瓶詰めも、大きな機械は使わず、人の手で愛情たっぷり込めてつくっていらっしゃいます。この丁寧な手法で作られたワインは、大量生産の手法で生産されたワインとは一味も二味も違うものになるのだそう。試飲もさせて頂きましたが、本当にどれも美味しいんです!

さて、今回体験させて頂いた内容はこちらです。

・”フェアシュー”というジュース用の葡萄の収穫、実際に作って瓶詰めまで

・ワイン用の葡萄の収穫

・小さいブドウの苗を添え木に固定する作業

・畑の雑草取り

色々体験をさせて頂きましたが、今回は『フェアシュー』づくりとワイン用の葡萄の収穫の様子をご紹介したいと思います。

酸味が美味しい!『フェアシュー』づくり。
『フェアシュー』とは、熟れていない青い葡萄を使ったお酢の様なジュース。飲むときは、お水で割ります。まずは青い葡萄を収穫しに葡萄畑へ。手作業で一つずつ丁寧に摘んでいきます。

バケツがいっぱいになったら、大きなボックスに移して、また収穫作業に戻る、その繰り返しです。バケツいっぱいの葡萄たちはずっしり重く、結構ハード。普段机に座りっぱなしの私には、すぐに、ぜーはー息が上がってしましました。苦笑

収穫してすぐに、ジュースにする作業に移ります。まずは小さなマシーンに手作業で移し、枝と実を分別していきます。

分別された葡萄たちは、こちら。色が鮮やかで美しく、キラキラ輝いています。見ていたら、先ほどの収穫の疲れも癒されてゆきました。

次は葡萄たちを絞る作業です。この大きな筒の中にはゴム風船のようなものが入っていて、その側面に葡萄たちを入れていきます。そしてホースをつなぎ、ゴム風船のようなものに水を入れて膨らましていくことによって、中の葡萄たちを圧迫し、絞っていくという仕組みです。

その後絞った液体をタンクに移し、不純物を沈殿させるために一晩寝かせます。

次の日、不純物が取り除かれた液体を鍋に移し…

さらに74℃〜78℃で低温殺菌したものを、一つずつ手作業で瓶詰めしていきます。

このルーティーンを数時間かけて行います。瓶詰めし終えた沢山のフェアシューを見たとき、なんだか我が子のような感情が芽生えました。笑

そして無事完成したフェアシューたちは、ご好評頂き、今年夏のホイリゲで多くのお客さんに飲んで頂けたとお話を聞きました。とても嬉しいです!

ホイリゲとは、ワイン農家さんたちが経営しているレストランのこと。なんと自家製のワインを、地元の美味しいお料理と一緒に頂くことができるのです。

さて今回のBIOワインづくりのお手伝いと体験のお話は、長くなりそうなので前編と後編に分けさせて頂きます◎後編では、ワイン用の葡萄収穫の様子やホイリゲについてもご紹介しますね。

—————————————————————
『Weingut Bernhard Plos』
Address : Weinbergstraße 7, 2504 Sooß, Austria
HPは日本語版もあります!
URL:http://www.plosweinbergstrasse.at/JA/weinbau/

『Weinort Sooss』
オペラ座の前から、1時間に1本直行バスが出ています。
バス360番Wien oper前、Bad Vöslau  Thermalbad行、
Sooß b.Baden Badner Straßeで下車。
URL:https://www.sooss.at/

———————————————————————-

西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。
Portfolio site : http://kiyonosaito.com/

instagram : https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/

「veggyアルケミー」で洗えば、野菜はもっと美味しくなる!

野菜と正直に向き合いたいから「洗う」という大切なアクション
「世界で農薬使用量が多い国のランキング」についてご存知でしょうか? 細かい順位まではわからなくとも、日本はずっと上位にランクしていることを知っている人は多いかもしれません。本誌も含めて多くの人が「オーガニック野菜の比率を増やそう」という想いをもっているものの、実際のところは農薬が使用された野菜の流通量が圧倒的に多いのも事実です。自分の口の中に入る野菜をすべてオーガニックに。それはもちろん理想的ですが、それを追い求めることも日常生活を送っているとなかなか難しい現実もあります。

その不安を解消するため、近年は注目を集めているのが「野菜洗浄アイテム」の数々。野菜料理が中心の本誌にとって、そのアイテムの普及は不可欠です。自分だけでなく、大切な人や子供たちにもおいしく野菜を食べてもらいたい。野菜を好きになってもらいたい。そのためにも「まずは野菜を洗うというワンアクションを大事にしてほしい」というメッセージを伝えるべく、オリジナルアイテム第2弾としてリリースすることを選びました。その名も「veggyアルケミー」。原材料は、北海道オホーツク海産のホタテ貝殻のみ。スプレータイプとパウダータイプの2種類をラインナップ。これを使えば、野菜の表面に付着した農薬や展着剤を落とすことができます。次ページでは具体的な使用方法や、このアイテムに込めた編集長の想いを紹介します。

野菜は洗うことでさらにおいしくなる!

「ホールフード」という食の文化が、ここ日本でも浸透しつつあります。マクロビオティックを実践している人は「一物全体」という考えのもと、当たり前のように取り入れている、野菜をまるごといただくというもの。しかし、だからこそスムージーなど皮も含めてホールフードで使うための野菜は、しっかりと洗っておく必要があるのです。そして、しっかりと農薬や展着剤を落とした野菜は、味わいすら変わっていきます。それは、子供たちへ安心安全を提供してあげる以上に、野菜を食べることが好きになる可能性を秘めているのです。

「スプレータイプ」を使ってミニトマトをウォッシュ!
実際に「スプレータイプ」を使用して、ミニトマトで実験を行ってみました。スーパーで購入したごくごく普通のミニトマトをボウルに入れて、実験スタート。


① ミニトマトに「veggyアルケミー」を塗布する。まんべんなく振りかけるのがポイント。汚れが強いものは1分ほど放置してください。


② 吹きかけた「veggyアルケミー」がミニトマトの全体になじませる。手で軽くなでつけるようにすると汚れが落ちやすくなります。


③ ボウルの底に除去された展着剤が溜まっているのがわかります。水で洗浄するだけでは、この展着剤は完全に除去できないのがわかります(右写真参照)。


④ 「veggyアルケミー」をなじませたミニトマトを水道水で洗い流す。あとは水気を切って料理に使用してください。

水道水との違いは一目瞭然!この黄色の液体、展着剤って!?

黄色い液体の「展着剤」とは、雨などによる農薬落ちを軽減するため、生育中の野菜に撒く薬剤のこと。展着剤が付いた野菜や果物は、水洗いするだけでは落ちにくくなります。政府が使用を推奨しているものですが、野菜を食べる際に、この展着剤が残ったまま口に入れている可能性があります。特にミニトマトなどは発色をよくするために、色付きの薬剤が使われているケースが多いそうです。

農薬大国・日本の現状を再確認!

こちらのグラフは、「世界の農薬使用量」を比較したもの。一目瞭然で日本の農薬使用量が多いことがわかります。もちろん、海外産の野菜や果物には、食中毒の防止や品質の保持を目的として 「ポストハーベスト農薬」を使用した上で輸入されています。国内産の野菜も、海外から輸入する野菜も、たくさんの農薬が使われた上で店頭に並んでいるのです。

吉良編集長が「veggyアルケミー」に込めた想い野菜を洗う、
たったそれだけのアクションが
子供たちの野菜嫌いをなくすかもしれない

 第2弾は、誰もが忙しく過ごしている現代に、ほんのひと手間かけるだけで野菜をおいしくいただくことができるアイテムをお届けしたいと考えました。「野菜を洗うこと」の重要性は、私自身もいつも胸に抱いていますし、実践を欠かしたことはありません。洗うことで野菜はさらにおいしくなる、そして子供たちが野菜嫌いにならずに食べてくれる。そう、まるで野菜に魔法をかけるようなイメージで、このアイテムを「veggyアルケミー」と命名しました。「アルケミー」とは“(ある物を他のものに変える)秘法”のこと。どんな野菜も、これを使っておいしく変化させて味わってみてください。


吉良さおり
ベジィ編集長/SERENDIP TRAVEL編集長。3児の母。食事はマクロビオテック、ローフード×スーパーフード、アーユルヴェーダ、薬膳などを体調に合わせて選んでいる。

これからの野菜料理に欠かせない!veggyアルケミー

左)スプレータイプ 1セット 1,500円+税
右)パウダータイプ 1セット 1,250円+税

*2本セットは2,750円+税(送料込)

すぐに洗えて野菜の栄養素もそのまま残り、さらに、野菜の表面に付着した農薬や展着剤も落ちる! さらに、細菌やウイルスに対しての高い除菌効果から、悪臭に対する消臭効果まで発揮します!

雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.58より抜粋

オーガニック・ワインを選ぶべき理由

オーガニック(ビオ)・ワインとビオディナミの違いとは?

近年のオーガニック・ブームで、オーガニック・ワインの需要が世界中で高まっていますが、そもそもオーガニック・ワインと呼ぶには、大きく以下の二つどちらかの農法でブドウを栽培しているかどうかがポイントになります。

1.ビオ(Bio):畑で3年以上無農薬・無科学肥料、殺虫剤不使用。

2.ビオディナミ(Biodynamie):無農薬、無化学肥料、殺虫剤不使用、さらに天体の動きを取り入れたシュタイナーが提唱した自然農法であり循環型農法。

人智学者のシュタイナーは人間の体と同じように、大地も天体の影響を受けると考え、太陽・月・惑星・地球の動きと調和したバイオダイナミック農法(フランス語でビオディナミ)を考案しました。フランスやドイツ、スイスなどでは、天体のリズムを考察し、各植物に適した種まきの日、耕す日、などを細かく記したバイオダイナミック・カレンダーが普及しています。近年はいわゆるオーガニック農法よりも、持続可能かつ生物多様性保護にもつながるバイオダイナミック農法の人気が高まっているようです。私も選べるならば、単にBIOではなくビオディナミを選ぶようにします。

ワインとチョコレートは相性がいい!?

近年話題の抗酸化力の高いスーパーフードの代表として知られるカカオ。最近はカカオ率の高いヘルシーなチョコレートが人気ですが、私は程よい甘さやクリーミーさのあるローチョコレートやローケーキにたっぷりフルーツを添えて、ワインと一緒にいただくのが好きです。チョコレートは加工されればされるほど、抗酸化力が減少しますから、健康のために美味しくいただくなら、私はローチョコレートがベストだと思っています。ギルトフリーなローチョコレートやローケーキであれば、カカオ以外の抗酸化作用の高いスーパーフードも沢山ブレンドできます。

特に赤ワインには抗酸化物質であるポフェノールが豊富なので、赤ワインとカカオの組み合わせはより高い抗酸化作用が期待できるようですよ。

もしあなたが毎日1〜2杯のワインを嗜むのが日課であれば、特に赤ワインは、肥満や心血管疾患のリスクの減少など、多くのベネフィットが期待されているので、あまり罪悪感を感じる必要はありませんが、これはちゃんとした製法のオーガニックのワインを選んだケースのみ当てはまると、アメリカの著名なホリスティック医師であるDr.Axeも言及しています。

亜硫酸塩は本当に避けるべきなの?

そのブドウがどんな農法で作られているかも重要ですが、最小限の酸化防止剤(亜硫酸塩)を含むワインなのかどうかも重要です。

最近、オーガニック・ワインが二日酔いになりにくいと言って選ばれる理由の一つに、亜硫酸塩の量が少ないから、という話があります。でもそもそもブドウの皮には亜硫酸塩が自然に含まれていて、これは例えば玉ねぎやニンニクといった野菜にも含まれている天然成分なのです。要するにワインを発酵させる過程で生まれる副産物でもありますから、すべてのワインには多かれ少なかれ亜硫酸塩が含まれているのです。要するに100%亜硫酸塩を含まないワインはありません。自然派ワインなどで「亜硫酸塩を含まない」というラベルの付いたワインでも、10 mg / L以下の亜硫酸塩を含んでいます。

それが現代では必要以上に多量の亜硫酸塩が添加されていて、それが問題視されるようになり、これを避ける為にオーガニック・ワインを選ぶ人々は確実に世界で増加しています。

アメリカのワイナリーでの出来事

以前、アメリカのワイナリーを視察に行った時のことです。オーガニック・ワインを製造しているワイナリーが、1000円以下で購入できる安いワインも多く作っていたのですが、その違いを目の前でオーナーが「これが安い理由さ」と見せてくれたのです。なんとそれはオークチップを詰め込んだ大きなティーバックを入れたドラム缶でした。要するにオークの香りを単にチップでつけていただけのワインでした。その後、ちゃんとオークの樽で仕込んだものと、安いチップで香りづけしたワインの違いを味見させてくれましたが、安い方は奥深さが全くない浅い味で本当に同じワイナリーで作っているのか疑いたくなるほど別物でした!!

私自身、フランスや仏近隣諸国のワイナリーを訪れたことはありましたが、そんな光景は見たことがなかったので少しショックでした。これも文化の違いなのだと納得して気を取り直していたら、そのオーナーは「ちゃんと美味しいワインを飲みたい人、とりあえずアルコールを飲めればいい人、みんな選択は自由なんだよ」と笑って話していて、私はアメリカならではのダブルスタンダードに苦笑するしかありませんでしたが、その時に安いワインと高いワインの違いをひとつ知ることができました。

でも私自身、ワインの中でどのタイプが好きかと聞かれると、やっぱり断然ロゼ! ロゼはプロヴァンス地方の名産のひとつでもありますが、私にとっては“ヴァカンスのワイン”でもあります。

 昔パリに住んでいた頃、フランス革命記念日のキャトーズジュイエ(7月14日パリ祭)から学校もお休みになるので、そのタイミングで夏でも涼しいモンブランに数泊したり、リヨンに寄り道をしながら、パリから南仏まで車で何日かかけて行ったのを思い出します。そんな南仏での道中によく飲んでいたのが軽くてフレッシュでフルーティーなロゼのワインなのです。

2019年7月10日
編集長 吉良さおり


吉良さおり
20代前半をイギリス、フランスで過ごし、プラントベース&オーガニックなライフスタイルをスタート。フランスでヨガのTTCを受けたことで、ホリスティック、スピリチュアル、自然療法を取り入れ始める。マクロビオティック、アーユルヴェーダ、ローフード、スーパーフード、薬膳など、様々な薬になる食事を実践・推奨。3児の母。

 

 

美のプロフェッショナルが絶賛する化粧水「veggy Beauty」

ナチュラルコスメブランド「veggy Beauty」
美のプロフェッショナルが絶賛する化粧水
秘密の鍵は「皮膚常在菌」にあり!


分析化学の進化で皮膚常在菌をコントロール
「veggy  Beauty」は、“ビオ フローラセラム”という名称の化粧水。保湿だけではなく、誰しもが持っている「皮膚常在菌」を育て、皮膚上フローラのバランスを整えることで、肌本来の自己免疫機能を高めるという考えを追求して生まれました。それは、分析科学による遺伝子解析技術の進化による賜物です。最新の技術と融合するのは、古来からこの世界に存在する自然素材たち(左記事参照)。

化粧品として販売する以上、すべての製品に求められる使用期限の長さ。それを実現するべく、従来の化粧品は雑菌繁殖を抑えるために防腐剤等を使用してきたわけですが、その結果として皮膚常在菌がダメージを受けていたのです。

皮膚も臓器の一つであることを私たちは忘れてしまいがちですが、腸活で腸内フローラを整えるように、角質層に存在する皮膚常在菌を最適なバランスに保つことは、肌を健康にする近道なるのです。次ページではこのコスメの魅力をプロフェッショナル二人が徹底解説!

 

ナチュラルコスメプロデューサー  小松和子
          ×
ナチュラルスキンケアプロデューサー nicoによるトーク!

小松 現代の日本人女性は、常在菌が壊れてしまっている人が増えています。それによって慢性的な乾燥肌が増えているのが一番の問題なのですが、落ちにくいファンデーションや洗浄力の強い洗顔料がその引き金になっています。そうすると、肌の栄養分である皮脂膜が全部なくなってしまい、内側の潤い成分も流出してしまいます。さらに、慢性的な睡眠不足や食生活の偏りなどもそれに相まると、赤みやニキビが出たり、アレルギーを発症したり、皮膚の表面が悲鳴を起こしてしまうことに。「vB」は常在菌を育てるような製品ですので、まさに現代の女性に必須の条件が揃っていますね。

nico 私自身、「vB」の使用後は肌の安定感や柔らかくなる感覚の持続性が増したと感じています。私のサロンでもオイルマッサージがメインなのですが、施術直後の仕上げとして「vB」を塗布してからリンパドレナージュをしています。そうすると、手に吸い付く肌の感覚が変わり、肌の表面がなめらかになるのがわかります。お客様でも、年齢が上がれば上がるほどそれを感じる人が多い印象です。

小松 「vB」は、皮膚常在菌のバランスを整えるだけでなく、pH調整や潤いを持続させてくれるアイテムですが、成分の構成が見事です。化粧品の成分とは、その数が大切ではなく、いかにそれぞれの原料が肌に対してアプローチをするかが重視されるべきだと思っています。「vB」はまさに無駄がありません。

nico 化粧品は、もともと持っている自分の肌を正しく戻すことをサポートするのが役割ですから、常在菌を育てるという発想は素晴らしいと思います。そこが育てば肌に潤いが生まれ、シワやたるみ、くすみやニキビといった悩みが軽減されていきますから。

小松 植物の成分を上手く組み合わせる、その“ブレンド力”がこれからは問われていく時代になると思いますが、「vB」の着眼点はまさにそこにあります。なによりも、他のどんな製品にも合わせやすいという変幻自在性とバランス感が備わっているのが特長です。「回帰再生」と私はよく言っていますが、もとの自分の肌へと導くアプローチ力が高いアイテムです。

左)小松和子:CM、雑誌、TV、映画などヘアメイクアップアーティストとして活躍していた中、自身の化学物質過敏症をきっかけに肌と化粧品に関する知識を学び、日本で唯一のナチュラルコスメ専門のヘアメイクアップアーティストに転身。現在はナチュラルコスメプロデューサーとして化粧品開発プロデュースや講演、講座、イベントプロデュースなど幅広く活躍。

右)nico:西国IR認定ソレンセン式フェイシャルリフレクソロジスト。外資系、日経コスメブランド、大手エステサロンなど20年以上に渡って美容業界に携わる中、30歳過ぎに経験した極度の肌荒れをきっかけに肌を活かすスキンケア知識を独自に探究。現在は個人セッションやビューティーセミナー講師としても活躍中。

 

あなたの皮膚常在菌を育ててくれるコスメ
「veggy Beautyビオ フローラ セラム」が目指したもの

〇次世代に向け、最先端科学の技術とナチュラル成分の融合

〇完全無添加・低刺激を徹底追及

〇NMF(天然保湿因子)に働きかけ、水分保持力を高める

〇皮膚常在菌に優しい独自酵素の働き

〇皮膚常在菌を増やし、角質内を健やかに保つ

 

「veggy Beauty ビオ フローラ セラム」
内容量 31mL
価 格 3,500円(税別)

ハワイ・マウイ島のジャングルからやってきたココナッツアイス、日本上陸!

若者たちが集う華やかな街、表参道。
その一角に、とっても素敵なヴィーガンのアイスクリーム屋さんが7月5日にオープンします!
その名も、「COCONUT GLEN’S(ココナッツグレン)」!
オーガニックココナッツクリームをベースにした、無添加で100%植物性のアイスクリームです。
veggy編集部は早速取材で行かせていただきました。

お店の中に入ると、大きな可愛いロゴマークと、素敵な笑顔の店員さんがお出迎え。

気になるフレーバーは看板メニューの「オリジナル」を筆頭になんと7種類!!

サイズが1スクープ、3スクープ、5スクープから選べるのですが、3スクープ、5スクープのときはココナッツの殻に入れてもらえて、気分はすっかり、マウイ島です!

白を基調としたさわやかなイートインスペースもありますよ🙆‍♂✨

今回の日本上陸にあわせ、元ミシュランシェフでもある創業者のグレンさんもいらっしゃっていて、写真をパチリ(^∇^)✨

5スクープはかなりの量かと思いきや、美味しすぎてペロッといっちゃいました🥰
いいじゃない、ヴィーガンアイスだもの🥰

ちなみに
1スクープ 500円、3スクープ 700円、5スクープ 900円…!!

このボリュームでこのお値段!!!
5スクープ行くしかないでしょう😋😋😋

なお個人的なおすすめを兼ねて一部フレーバーをご紹介すると…

🍨バナナラムレーズン
→ラムレーズン好きには最高に嬉しい😆たっぷりのラムレーズンとバナナが見事に調和👼🏻

🍨ピスタチオ
→ピスタチオのザクザク食感とナッツならでさの香ばしさが最高☺️

🍨コーヒートフィ
→砕いたコーヒー豆が入っていてしっかりビターなコーヒー味が効きながらも、自家製トフィ入りで程よい甘さに◎いつもコーヒーをセレクトしない人にも是非食べていただきたい✨

これからの季節にもぴったりのお店ができてくれて嬉しいですね🥰✨

表参道にお越しの際ココナッツグレン🥥さんはマストです😆

————————————————————————————–
マウイ島が生んだ「ココナッツグレン」とは

 創設者であるグレン・シムキンズ氏は、ミシュランのレストランでシェフとして活躍していましたが、自身の人生を見つめ直し、2006年にハワイのマウイ島へ移住。当初生計を立てるために観光客へ販売していたココナッツをベースに、牛乳や卵を使用しない、マウイ島の恵みが詰まった今までにないオーガニックココナッツアイスクリームを開発しました。そして2008年、マウイ島にココナッツグレン第1号店をオープン。以来、地元の人から観光客まで多くの人々を魅了し続けています。

すべて手作り、元ミシュランシェフが考案した特別なフレーバー
「アイスクリームで世界中に魔法をかけてみんなをハッピーにしたい」。そんな願いをこめ、ひとつひとつ手作りすることがグレン氏のこだわり。今回、本店のコンセプトを生かし、オーガニックココナッツクリームをベースに無添加で非乳製品な手作りアイスクリームを、秘密のレシピを元に再現。表参道店では店舗内の厨房で厳選された材料からアイスクリームをつくっています。

定番メニューである「original(オリジナル)」は、ココナッツの自然な甘さに、アイスクリームの中に散りばめられた自家製ココナッツキャンディの芳醇な甘みがアクセントとなり、自然派なのに濃厚な味に仕上がっています。表参道店では、その他フレーバーも合わせ全7種類用意。いずれもオーガニックのココナッツクリームとシュガーをつかっており、乳製品・卵不使用なので、ヴィーガンの方やアレルギーが気になる方も楽しめます。

ココナッツの殻から直接食べるという新しい体験

 ココナッツグレン表参道では、ココナッツの殻にアイスクリームを入れて提供します。殻から直接食べるという新しい体験が表参道で楽しめます。マウイ島の空と海をあらわすブルーを基調とした店内にはテーブル席があり、オリジナルコーヒーと共にゆっくり過ごすことができます。Wi-Fi・コンセントの使用も可能なので、ショッピングの小休憩に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 梅雨も明け、本格的な夏の到来。本場マウイ島からやってきた優しい甘さの自然派ココナッツアイスクリームで、夏バテ気味の身体に糖分補給してあげましょう。

◆店舗情報
店舗名   :COCONUT GLEN’S(ココナッツグレン)表参道店
住 所 :〒150-0001 東京都神宮前5-11-7
営業時間:11:00~19:00
定休日 :年末年始
HP   :http://coconutglens.jp/

◆メニュー詳細
○アイスクリーム  1スクープ500円 3スクープ700円 5スクープ900円
フレーバー:
オリジナル
バニラ
ジンジャーレモングラス
ピスタチオ
コーヒートフィ
チョコレート
バナナラムレーズン
※1スクープは紙カップ、3スクープからはココナッツの殻で提供
※一部アルコール使用
※すべて税込

○ドリンク                                                                                                                    
オリジナルコーヒー     M:330円 L:370円
オリジナルアイスコーヒー  M:330円
ココナッツミルクラテ    M:450円 L:500円
アイスココナッツミルクラテ M:450円
※すべて税込

ごはんがすすむ!なすの焼き肉風 他

濃いめの味付けでごはんがすすむ!
なすの焼き肉風


材料(2人分)
なす(5㎜厚さに縦に切る) 2本
小麦粉 適量

[A]
長ねぎ(みじん切り) 10㎝
しょうが(すりおろし) 小さじ1
おろしにんにく 小さじ1/2
コチュジャン 小さじ1
しょうゆ 小さじ2
ごま油 大さじ1
ごま油…適量

作り方
1.[A]の材料を合わせて、焼き肉のたれを用意する。
2.なすのまわりに小麦粉を薄くはたき、油を熱したフライパンで両面こんがり焼く。
3.2のなすに1のたれを煮からめて火を止める。

ジューシーなのにガツンとくる味わい
プチトマトの柚子こしょうマリネ


材料(2人分)
プチトマト(へたをとって湯むきする) 20個

[A]
冷水 1/2カップ(100cc)
柚子こしょう 小さじ1/2
にんにく(薄切り) 1かけ
酢 大さじ2

作り方
[A]の材料を合わせたマリネ液にトマトを漬け、30分以上冷やして味をなじませる。

のどごしバツグンの冷たいおつゆ
おろしきゅうりと叩き梅のすまし汁


材料(2人分)
[A]
きゅうり(おろし金ですり下ろす) 2本(200g)
梅干(種を取って包丁で実を叩く)  2個
冷水 1カップ
しょうゆ 小さじ1
しょうが(すりおろし) 1かけ
氷 適量

作り方
1.[A]の材料を混ぜあわせて碗に盛る。
2.氷を1人分につき2〜3個浮かべ、しょうがを飾る。

雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.23より抜粋

これからは「食べられるジャングル」の時代!?

東京の生活で気づいていった複雑な現実。様々な思いを巡らせて鎌倉へと移り住んだ、 ポップでキッチュな作品で話題となったアーティストであるデイヴィッドの新たな考えとは?

David Duval-Smith

デイヴィッド・デュバル=スミス 1970年ニュージーランド生まれのグラフィックデザイナー、アーティスト。イギリス生まれのマイケル・フランクと共に、グラフィック、映像、立体等を手掛けるクリエイティブユニット『生意気 namaiki』をスタート。近年はパーマカルチャーなどを学び、自然や農業をアートと繋ぐなど、様々な活動をしている。
www.namaiki.com

都会に住んで、エコだと思ってオーガニックの物を買って過ごしているだけじゃ、今はもう間に合わない所まで来ていると思った。だから僕は田舎に移り住んで農業を始めたんだ!

普通の人ではどれが草か、植えた植物なのか見分けがつかない程

都会ではお金がないと完全にオーガニックの生活って送れないでしょ。お金のある人しか出来ないなんて不公平じゃない? その矛盾に対して僕は自分なりにアクションを起こしてるところなんだ。
植物は何に対しても悪いことをしない純粋な生き物だよね。グラフィックやデザインは頭や口を駆使すれば言うことを聞いてくれるけど、植物は自分の思う通りにはならない。だから植物を知ること自体がとてもクリエイティブで奥深いし、学びになるよね。この鎌倉の畑は今年の11月で2歳になるんだけど、最初はほぼ一人で始めて、最近では色んな人が面白がって手伝ってくれるようになったよ。
昔は多くの人がカッコイイと思う仕事をして、がんばってお金を稼いで、そのお金で高いオーガニック食材を買っていたけど、だんだんそういう事自体に矛盾を感じ始めたんだ。そこでエコだとかオーガニックなんて言ってるんだったら、自分なりに何かやってみようと思った。東京に住んでいた時は時代の流れからか、環境にやさしいなんて打ち出したポスターのデザインをお願いされてた事もあったけど、結局はそれが最終的にゴミになってしまってエコじゃなかった。「これって偽善者だよね!」と自分に問いかけ始めてから、まず東京で庭付きの古い家に引っ越して植物を育て始めたんだ。でもやっぱり東京の庭の広さでは限界が出てきて、何処か移り住む場所がないか探し始めたんだ。それからしばらくして友達のツテもあって、ようやく鎌倉で広い畑つきの家を見つけたんだよね。しばらくの間は東京から鎌倉へ畑を耕しに通ってたんだけど、やっぱり植物はいつも見ていなくちゃダメだと感じて、思い切って鎌倉に移住したんだ。

自分が抱えている見過ごしたい矛盾としっかり向き合って、その矛盾が無くなるような生き方をする、人生においてそれが一番素晴らしいと思うんだ

庭でパーティーや食事をする時に重宝する手作りの窯

多くの人からすると、僕の考え方って究極的な考え方だと感じるかもしれないけど、僕はそうは思わない。多くの人が自分の中の矛盾に向き合わずにいるだけなんだよ。今まで僕はデザインを通して頭や口で描いただけのメディア活動だったけど、今は自分がしっかり体を動かしてゴミが出ない作品を作っていきたいんだ。要するにこれからは自分のアクション自体がメディア活動なんだ。自然に育てた植物はおいしいしくて人間が元気になって、水や空気も綺麗になって自然が潤うし、シェアリングという分かち合いの気持ちも芽生える。 僕はもともとアーティストだから、何をするにしても誰かに伝えないと意味がないと思ってる。今となっては昔僕が作った作品は、結局ゴミになるものばかりだった。僕のデザインした作品は世の中である程度評価されたけど、それに対しては何の執着もない。もちろん僕の作品に触れて喜んだり笑ってくれる人もいたから、そういうのはうれしいし別に嘆いてるわけじゃないけど、今僕が作っている野菜は失敗しても決してゴミにならないんだ。それって物凄く素晴らしいことじゃない? 僕の中の矛盾はまだまだあるけど、昔に比べたら少しは楽になったよ。 この鎌倉は意識が高い人が多いから気に入ってるんだけど、それでも僕はさらに田舎へ引っ越そうと、準備をしているんだ。でもこの場所を管理してくれる人が見つからないと移れないから、今探しているんだ。この空間は多くの人と「シェアリング」したいから、今後もこの場所がたった一人の人のための場所になって欲しくないんだ。この僕の考えるプロジェクトに理解がある人は少ないよね。ほとんどの人が物を所有したがって、何でも自分だけの物にしたがるでしょ。例えば突然今日からDJイベントやパーティーをここでやるとか、ピースウォーカーのお坊さんが20人ぐらい急に泊まりに来るとか、そういう事がいつでもウェルカムな心意気の人でなければ預けられない。要するにここはコミュニティハウスみたいな場所だから、当然ここに泊まったりする人からお金なんて貰わないよ。それが僕のやりたいプロジェクトの中でとても大事な「シェアリング」という意識だから。基本的に僕は個人の部屋というか、バックステージは要らないと思ってるんだ。今の僕は自分の時間なんてゼロで良いと思っているし、とにかく怠ける為にもの凄く働いているんだよね。

最近の気持ちとしては『生意気』から『本気』に変わったね

ベリーなど実のなる植物が好きでいっぱい植えてるデイヴィット

世の中の80パーセントの人たちが都会に住んでいるから、何でも大量生産をしなければいけない。それが大きな問題だと思う人は、田舎に移り住めば良いんだよ。全然難しいことじゃない。それが矛盾と向き合うってことなんだ。「しょうがない」と思って都会に住んでいるのは情けない事じゃない? 自分の中の「しょうがない」事は少しずつ解決しないとね。それに都会ではオレオレ派が多くて、まずは自分のこと、そして次に身近な家族や親しい友達の事しか考えられない人が多いよね。でも本当は自分の事なんて常に最後で良いんだよ。それが一番ハッピーな生き方なのに、それに気づかない人があまりにも多すぎるから、今や地球全体が病んでるんだ。都会でクーラーをガンガンにかけた部屋でオーガニック野菜を食べる。僕にとってそれは、ある意味恐ろしいことだね。 僕は外国人だから、日本のことをいつでも外から見てるんだ。もちろんニュージーランドへもたまに帰るけど、悲しい事に今のニュージーランドは実際はどんどん砂漠化してる。酪農で成り立っている部分が大きいから、広大な牧場ばかりで森林は伐採されて、土がオレンジ色で山も落ちてきてる。人間がどんどん自然を破壊してしまっているよね。でも僕がニュージーランドでそんな事を言っていると、権力者に思いっきり睨まれちゃう。日本は個人で国を破壊できる様な人物はいないでしょ。そこがニュージーランドとは違うよね。日本でも個人が広い土地を所有していたりするけど、ニュージーランドは土地が余ってるからそれとは比べ物にならない広さの土地を個人が所有していたりする訳だよ。そんな規模の自然が個人の利益によって壊されたとしたら、その威力は凄まじいよね。だから本当は法律である程度の規制を作って、好きなように使えないようにした方が良いと思うんだけどね。まあ権力者同士は繋がってるから難しいだろうね。もう本当にみんないい加減に気付いて欲しいけどね。

自然な環境に上手に全てを委ねる、それがパーマカルチャーであり、本物の自然農だよ

畳1枚破棄するのに千円かかるから、畳を貰って土に返すんだ
新木場の東京都現代美術館の地下1Fの『レストラン コントン』の中庭に作った食べられるジャングル

僕は農業において土を耕さないし、有機肥料や虫を殺す菌などはもちろん使わない。逆に虫が集まってくるような植物を植えているぐらいだよ。だって虫はお風呂なんて入らないのに、いつもピカピカで綺麗だと思わない? 僕は植物の中で、一般的な野菜よりも世界の野生植物に興味があるね。野生の力って凄いよ! ジャングルなんて何の手入れもしないのに、完璧に循環されていて凄くパワフルでしょ。だから近年の僕の活動のテーマは「食べられるジャングル」なんだ。最近は新木場の東京都現代美術館の中に、レストランが使える為の庭を作ったんだ。そこにハーブやベリー類だとか100種類ぐらいの植物を植えて、来客者が庭としても楽しめるスペースにしたんだ。 そんな感じでこれから色んな場所に「食べられるジャングル」を作るんだ! お金=リッチな生活には絶対に繋がらない。お金をかけずに、いかにリッチな生活を送れるか、これが今のテーマの一つであり、それを通してワークショップをしたり、多くの人とシェアリングしていきたいね。移住する千葉の田舎でゼロに近い生活からスタートして、何処まで行けるか挑戦するのが今から凄く楽しみなんだ。 僕はあえて人間によって破壊されてしまった場所を選んで、その大地をちゃんと再生させるんだ。土に溜まった毒素は色んなプロセスを経て数年で再生できるから、今はそれを独自に研究している所だよ。僕はリチャード・バックミンスター・フラーの「宇宙船地球号」やパーマカルチャーなど色んな本を読んで学んだけど、本当に良いことって、間接的であっても地球を破壊しない生き方だと思っているんだ。まあ僕もまだ完璧にできてないし、これからだけどね!
……………………………………………………….
雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.6より抜粋

世界のVeggy Peopleに聞く、食とライフスタイル(2)– デニス・バン・デン・ブリンク

ラフティングやバックカントリー・スノーボードなど、自然を中心としたオルターナティブなライフスタイルを好む人々が集まることで有名な北海道・ニセコ。この地でニセコグリーンファームと呼ばれる農場を経営する、デニス・バン・デン・ブリンクに会いに出かけた。1999年から11年間、日本に滞在している彼が語る、自らのユニークな人生、そしてオーガニック農業の未来のこと。

Going Organic
オーガニックということ

ニセコグリーンファームを始めたのは、ちょうど2年前。14ヘクタールの土地のほぼ半分を栽培に使って、パプリカ、トマト、アスパラガス、カボチャ、豆、キャベツ、カブ、オクラ、ハーブなどをオーガニックで育てている。 「オーガニック」というのは結構大変だよ。日本の農業総生産の内、オーガニック生産物はたったの0.17%ということを考慮に入れると、なおさらだ。オーガニック生産物の市場なんて、ほぼ存在しないと言っても過言でないし、農業経営者は厳しい規制と困難な市場状況に立ち向かわなければならない。 ここでは放任受粉した伝播作物を使うことで、種を販売する企業に頼らずに済むようにしている方法をとっている。種の大半は、商業化されたハイブリッドの種を押し付けられることを嫌う人々の世界的コミュニティ(注2)をとおして、アメリカやオランダから入手しているよ。 でも、商業的には多様な作物を育てるということですら、無理な話なんだよ。例えばここで育てているオーガニックトマトは外皮が薄すぎるため、大量生産できないんだ。トマトが熟れていないうちに収穫するという既存のシステムでは、簡単に破壊されてしまうからさ。 だからこそ、大切なことは消費者の意識度を育むことだと思っている。今ここでは作物が熟れたら収穫し、顧客に直接配達する方法をとっているんだ。直販をとおして顧客は農業経営者を知り、強い信頼関係が築き上げられる。同時に、消費者は旬の野菜を認識し感謝することができるようになるしね。こういったシステムは消費者の意識度の改革に一役買っていくと思っているよ。

Challenging the Norms, Being Different
固定概念を覆し、「違う」存在であること

単純に化学薬品を生活に加えたくないと思っている。食べ物であろうが、薬であろうが。すべてがナチュラルであって欲しいんだ。大自然の力は偉大で、生存するために人類が作った化学薬品は必要ないはずなんだ。 加えて、常に当たり前とされることとは違うことをしたい自分がいるんだ。自然の中で生きることや、自分の食べ物を育て、それを感謝している人々のために育てるということとかね。チャレンジがあれば、それを好んで受け入れる性格なんだと思う。チャレンジのない人生なんて、すぐつまらなくなってしまうだろう。新しいことをして、新しい体験をしたいんだ。 Fujimamasで仕事を始めたころから農業には関わっていたけれど、2003年から2004年にWWOOF(注3)をとおしてオーストラリアでウーファー体験をしたとき、オーガニック農業については多くを学ぶことができた。あの体験はオーガニック農業についてとても実用的なことを学ばせてくれたし、そこから進化することができたと思うんだ。 農業を行う際の最大の秘訣は、植物をよく観察するということ。植物が何を欲していて、植物が環境とどう接しているかについての感覚を育んでいくんだ。その結果、様々な土や肥料を調整したり、時には植物を過酷な状況へと追いやることで何がワークするか試行錯誤を繰り返しながら見つけていく。 失敗をしたら、何故それがワークしなかったかを本当の意味で観察する必要があるんだ。成功から学ぶことと同じだけ、失敗からも学ぶ必要があるんだよ。物事はいつでも軌道修正の余地がある。パーフェクトなものなんて存在しないんだから。

Sharing a Vision
これから、ビジョン

精神科病棟のある病院とは連絡を取り始めているんだ。セラピー療法の一環として患者さんを農園に招待し、働き、野菜を育てることを体験してもらい、家に持ち帰って食べて欲しい。これは旅の始まりからビジョンに欠かせない一部だったからぜひ実現させたいと思っている。また、日本の消費者にとって本当の意味でのオーガニック生産物の選択肢が生まれるといいな、と思っている。 今は日本の農業規制はとても厳しいため、生産すら制限されている事実もある。今年生産したトウモロコシの穀粒はあまりにも詰まっていると判断されたため、販売できなくて何千ものトウモロコシが農地に捨てられるはめになってしまったよ。日本という国がたった39%の食料自給率しか持っていないという事実を考慮に入れると、かなりショッキングな事実だよね。多くを生産しているのに、同時に大量の無駄が生まれている。餓えている人々がいるにもかかわらず、私たちは与えることを拒否しているんだ。 そして、ほぼすべてが政府と密接な関わりを持つJAの独占によってコントロールされているんだ。農家は生産物を販売するだけではなく、JAを通して農薬、化学肥料、種、ローンも入手するから、このシステムから逃れて存続することがほぼ不可能となる。でも、これからはそのシステムも変化を求められるだろう。農業の高齢化やそれに伴って若い人々が業界に入ることがそのきっかけになるかもしれないね。個人的には、ニセコグリーンファームでやりたいことをやりながら、少しずつその活動に貢献していきたいかな。生産物をとおして美味しく楽しい体験をまずは提供することで、他の選択肢もあるということを伝えやすい状況をつくり、模範のひとつになれればいいと思っている。結果として、今の「あたりまえ」をすり替えるような豊富なオーガニック選択肢が生み出されるんじゃないかな。そうして、一緒に成長していくのが理想的だね。 人々がもっと自分たちの環境や資源に対して意識を持ち、大規模な工場式農場から小規模生産へと移行できる未来へ向けて、できるところから一歩一歩、地道に前に進もうと思っているんだ。

【Profile】

デニス・バン・デン・ブリンク
Dennis van den Brink
1974年、オランダ生まれ。アジアを愛し、過去12年間をアジアで過ごしてきた。
種から食卓まで、食に対する深い関心と絶え間ない情熱を持つ。
大自然を愛する心に導かれ、食物連鎖から化学薬品を取り除いた「生きた食」を人々に提供したいと強く願っている。

【Interviewer & Text】

堀江里子/Satoko Horie
パリ生まれの日本人。パラインパクト/ヨガジャヤのマネージングディレクター。
世界各国を旅し、土着の文化に溶け込むことを楽しむ家族の元で、国際人として育てられる。
南極以外の大陸をすべて旅した彼女は、未だ見ぬ土地や人々に接し、全く新しいモノの見方を発見することを愛してやまない。常に新しい領域や限界にチャレンジする人生の探求者としての日々を満喫している。
…………………………………………………………………………..
雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.13より抜粋

世界のVeggy Peopleに聞く、食とライフスタイル — デニス・バン・デン・ブリンク

ラフティングやバックカントリー・スノーボードなど、自然を中心としたオルターナティブなライフスタイルを好む人々が集まることで有名な北海道・ニセコ。この地でニセコグリーンファームと呼ばれる農場を経営する、デニス・バン・デン・ブリンクに会いに出かけた。1999年から11年間、日本に滞在している彼が語る、自らのユニークな人生、そしてオーガニック農業の未来のこと。

My Roots
始まり、ルーツ

オランダのエルメロという小さな農業の町で生まれ育ったんだ。家族はヘルスケアで仕事をしていて、精神科を専門として知的障害者を助けていた。俺も両親と同じ業界に進み、自閉症による問題行動に苦しむ患者のケアを中心に仕事をしていたんだ。でも、病院が持つ規制や規則が嫌いだった。ある程度の規則や保護は意味があるとは思うけれど、彼らにも何かきちんとした責任を与える環境が必要だと思っていたんだ。 だから知的障害者が仕事をする場所として、オーガニック農園を作ることが夢だった。レストランが隣接していて、農作物を利用できると同時に彼らが集まることのできるコミュニティとなっているようなさ。 でも当時の俺は調理も農業も共に未経験だったから、1年間休職して、人々がどのように自然の中で働き、生きているか、そして農業がどう人々の日常生活と関わりあっているかを自分の目で見ることにしたんだ。単純に世界に出て探求したいという気持ちもとても強かったしね。

Exploring, Living with Others
人と生活し、探求すること

東へとひたすら旅をしていった。トルコ、パキスタン、インド、スリランカ、ネパール、チベット、中国、韓国、そして最終的に日本に辿り着いた。 旅の大半はヒッチハイクで、時には安いバスや電車を使ったりしたんだ。最も貧しい人々と同じ手段で旅をしたかったから。エアコンのきいたファーストクラスのバスしか乗っていないと、リアルなもの、生身の生活を体験せずに人々の生活を通り過ぎてしまう。その土地に住んでいる人の食べているモノを口にし、飲んでいるモノで喉を潤し、自分の文化とは違う何かを吸収したかった。 まるまる1年旅をして、エベレストまで辿り着いた。でもそこで「自分の旅はまだ終わっていない」ということに気がついたんだ。オランダの職場にポストカードを送り、「世界の頂点に行き着いたけれど、まだ帰ることができない」、そう伝えたよ。 チベットの後は、中国各地へと自転車で点々として韓国へ。韓国の島々を旅した末、日本の下関に辿り着いたんだ。そこから東京まで自転車で北上し、まずは鎌倉、そして早稲田での生活が始まった。このときヨガジャヤのパトリック・オアンシア(注1)に出会い、彼にFujimamasという表参道のレストランを紹介されて、シェフとしての人生がスタートしたんだ。 日本に足を踏み入れたその日から、この土地に居心地の良さを感じていたよ。和食は大好物だし、とても安全な国民性も。何かに鍵をかける必要が無いんだよね。暴力や攻撃性というのが生活に充満していないんだ。多くのことを心配しなくてすむので、結果的にとてつもなく開放感のある精神的な自由を手に入れることができるんだと思う。

Expanding Perceptions
見方を広げていく

1年半ほど旅をする経験は、人との関わり方やモノの見方を完全に変えていったよ。異なる文化や宗教を体験することに皆がもっとオープンになれば、きっともっと互いを受け入れることができると思う。そして誰もがこの方向へと向かっていけば、人種対立や戦争は過去となり、世界は遥かに豊かになるんじゃないかな。 「生きる豊かさ」を本当の意味で理解することができれば、人はもっと親切で謙虚になっていくものなんだ。最も貧しい人ですら、他人を家へと招き入れ、食べ物を分かちあおうをする。その行為に触れたとき、この気づきが始まるんだ。 もちろん時代は1990年代から変わってしまったかもしれない。物事が過ぎ去る速度は更にスピードアップしているし、昔ほどロマンチックじゃないかもしれないね。 でも、異なる文化に対してオープンである必要性は変わっていないと思う。誰しも最低でも1年は海外を旅して生活することで、新しい生活環境に慣れる時間を経験する必要があるんじゃないかな。自分を何一つ変えようとしないで、自分の空間に入ってくる人々に対する不満を並べたてることは簡単なんだよ。それに、生まれ育った豊かな土地を離れることがなければ、すべてが揃っていることが当然だと思ってしまう。そして次第にそれを手放せなくなってしまって、誰とも何も分かち合えなくなってしまうんだ。

(2)へ続く

【Profile】

デニス・バン・デン・ブリンク
Dennis van den Brink
1974年、オランダ生まれ。アジアを愛し、過去12年間をアジアで過ごしてきた。
種から食卓まで、食に対する深い関心と絶え間ない情熱を持つ。
大自然を愛する心に導かれ、食物連鎖から化学薬品を取り除いた「生きた食」を人々に提供したいと強く願っている。

【Interviewer & Text】

堀江里子/Satoko Horie
パリ生まれの日本人。パラインパクト/ヨガジャヤのマネージングディレクター。
世界各国を旅し、土着の文化に溶け込むことを楽しむ家族の元で、国際人として育てられる。
南極以外の大陸をすべて旅した彼女は、未だ見ぬ土地や人々に接し、全く新しいモノの見方を発見することを愛してやまない。常に新しい領域や限界にチャレンジする人生の探求者としての日々を満喫している。
…………………………………………………………………………..
雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.13より抜粋

パリのベジィ&オーガニック事情Vol.1

Guenmaï サンジェルマンで玄米を

賑やかなサンジェルマン大通りから少し裏手に入った静かな場所にあるマクロビオティックのプチ・ビストロといった感じのお店。基本的に昼間だけの営業だけれど、ランチタイムになると満席の事が多く、サンジェルマンという場所柄、お酒落なファッション関係者やエディター、アート関係者など、ナチュラル思考なパリジャン達が自然とここに集ってくる。
店内にはショップも併設されていて、フランスの自然食品屋さんならば何処でも置いてある「リマ食品」のマクロビオティック食材も豊富。ショーケースに入ったアジアンフュージョンなデリや、日替わりのベジタブル・キッシュやタルトなどのスウィーツはテイクアウトも可能。

1、春巻きのプレート
2、店内の中心にある癒される泉
3、ベリーのタルトがお勧め
4、ショーケースに並べられたデリ

Guenmaï
6 rue Cardinale 6区
Ⓜ Mabillon
TeI 0143260324
営:月~土11:45~15:30

Le Grenier de Notre-Dame
ノートルダムの鐘が鳴り響くレストラン

サン・ミッシェルという観光客が足を伸ばしやすい場所柄か、店内では色んな国の言葉が飛び交うツーリストが多く立ち寄るお店。セーヌ川沿いの道を1本奥に入った、ノートルダムの鐘の音が良く響き渡り、パリの風情を肌で感じられる場所。
1978年にオープンした、すっかり老舗のマクロビオティック・レストラン。セイタンやテンペを使ったスタンダードなマクロビオティック料理が食べたいときにお勧め。

1、飲みやすいオーガニックのシードルがお勧め
2、マクロビオティックの禅プレート

Le Grenier de Notre-Dame 
18rue de la Bucherie 5区
ⓂSaint-Michel
Tel 0143299829
営:月~日 12:00~12:30  19:00~23:00

legrenierdenotredame.fr

 

雑誌 veggy(ベジィ)vol.1より抜粋

取材・文/吉良さおり

種を知る旅〜Seeds of Life〜インド発!ヴァンダナ・シヴァのオーガニック革命

インド経済を支えるコットン産業の中にも少しずつオーガニックの大きな流れができ、貧しい人々をサポートしたり、伝統工芸を支えるフェアトレードなども少数派ながら点在するインド。そんな今日の流れのキッカケは、マハトマ・ガンディの唱えた非暴力の精神からだったのでした。

Jamie’s Food Revolution イギリス発!ジェイミーオリヴァーの食革命 Vol.3

写真/David Loftus  取材/デルガド智子 雑誌「veggy(ベジィ)」 Vol.53 掲載

*ジェイミー・オリバー(Jamie Oliver)*

1975年、イギリス・エセックス生まれ。伝統的なイギリス料理を得意とする。数々のテレビ料理番組に出演し一躍イギリスの有名シェフの一人となる。ベストセラーのレシピ本も多数。2003年にはイギリス女王陛下より飲食産業における功績を認められ大英帝国勲章MBEを受賞。2005年よりイギリス国内の学校給食改善キャンペーンに取り組んでおり、大きな成果をあげている。2012年には「子ども達に食の教育を(原題:Teach every chaild about food)」と題した講演でTED Prizeを受賞。

 

砂糖税導入キャンペーン活動を通して

これまで行ってきた砂糖税導入に対する活動で一番大切なことは、税制導入そのものよりも、この活動を通して訴えかけるメッセージだというジェイミー。「気づきが大切だ。自分の子供たちがどのようなものを食べ、どれだけの砂糖を不健康に摂取しているのか、気がつくように目を向けさせることが重要なんだ」と語る。

Jamie’s Food Revolution イギリス発!ジェイミーオリヴァーの食革命 Vol.2

写真/David Loftus  取材/デルガド智子 雑誌「veggy(ベジィ)」 Vol.53 掲載

*ジェイミー・オリバー(Jamie Oliver)*

1975年、イギリス・エセックス生まれ。伝統的なイギリス料理を得意とする。数々のテレビ料理番組に出演し一躍イギリスの有名シェフの一人となる。ベストセラーのレシピ本も多数。2003年にはイギリス女王陛下より飲食産業における功績を認められ大英帝国勲章MBEを受賞。2005年よりイギリス国内の学校給食改善キャンペーンに取り組んでおり、大きな成果をあげている。2012年には「子ども達に食の教育を(原題:Teach every chaild about food)」と題した講演でTED Prizeを受賞。

 

砂糖税導入までの道のり

 学校給食が随分改善されてきたとはいえ、イギリスの子供たちの肥満問題、過体重はいまだに増加の一途を辿っている。そんな中、子供たちの将来の健康を憂い、解決策の一案としてジェイミーが導入を強く訴えるようになったのが砂糖税だ。シュガー・ラッシュの放映以降、砂糖の過剰摂取の状況がどれほど深刻なのかをより理解できたことから、早急な解決案や具体策が必要だと強く感じたという。

Translate »