植物にも感情がある?! — 吉良編集長コラム

意識しない意識

今やヴィーガン(ベジタリアン)は世界のトレンド!

雑誌veggyも創刊して早10年! 当初は季刊誌でしたが、約2年後には隔月へ。創刊時から比べると、編集部内も様変わりし、近年は世界のトレンドとしてベジタリアン食が迎えられ、ようやくスタート地点に来たような気がしています。

ベジタリアンの中でも、なぜ今ヴィーガンの需要が高まっているのか? 食物アレルギーや環境問題などを置いていえば、地球の一部である私達ひとりひとりのスピリチュアルな進化が進んでいるからだと感じています。

世界中のあらゆる食べものが自由に選択できるようになった先進国において、わざわざ“動物の命を奪う”という食べ方が必要なのかどうか? と考える人々は確実に増えている気がしますし、私達はたった今、何かの命を奪わなければ生きられないような状況下に置かれてはいません。自らが狩りに参加する機会がほぼないであろう現代人においては、食に対する論理的な葛藤もあるのかもしれません。

例えば、あなたは林檎の皮をむくように、牛や豚や鳥の皮を何の躊躇もなくむくことが出来るでしょうか? 魚ぐらいはさばけても、ほとんどの人は想像するだけでもゾッとしますよね。よくお肉好きな人が、“ベジタリアンだって植物を殺しているでしょう”なんていう事がありますが、どれほどの人がりんごをむく事と動物の皮をむく事を同列に考えられるでしょう?

近年、世界中で不自然な糖やあらゆる添加物の摂り過ぎで糖尿病が増加し、糖質制限=パレオ・ダイエットもにわかに人気ではあります。パレオ=原始人食ですが、私自身はもはや原始人食へ戻る必要はないと感じています。ただし私達が忘れてしまった“意識しない意識”は古代の人々の様に取り戻す必要があると感じています。

植物は人間と相性がいい!?

かつて嘘発見器を発明したアメリカの著名な科学者として知られるクリーヴ・バクスター博士が、植物にも感情があるということを発見し、バクスター効果として発表しましたが、当初はそのあまりに超人的な論文が受け入れられなかったそうです。ちなみにこの実験に使用した植物とは、近年になって低GIだとされ人気の高い甘味料アガベシロップの原料である竜舌蘭(リュウゼツラン)だったそうです。博士がリュウゼツランの葉をギュっと強く持った時は、感情の激しい揺れがあり、博士が突如“葉を焼いてみよう!”と思った瞬間には、なんとリュゼツランは恐怖におののき、測定器の針が最上位まで振り切れてしまったそうです。ようするに、植物は私達の感情をエネルギーとして瞬時に読み取ることが出来るのですね。そういった実験から、“植物は人間にはとうてい及ばないような超能力を持ち、さらに植物同士で会話もしている!”とバクスター博士は発表しているそうです。

その後も博士はリュウゼツランの実験を色々と続けたそうですが、植物に対して心から感謝して食べると、植物の気持ちが穏やかになることを発見します。しかし同じ事を動物で実験した際は、殺された動物にどんなに感謝の念を送っても恐怖の感情(針の揺れ)は消えなかったそうです。動物がそうであれば人間もそうでしょう。

“菜食になることは、涅槃(ねはん)へ至る流れへ足を踏み入れることになるのです”という仏陀の言葉が今日も心に響きます。

2016年12月20日
編集長 吉良さおり

雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.50より抜粋

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