『Veganes sommerfest berlin 2019』イベントレポート

こんにちは!ベルリン在住のイラストレーター・KiKiです◎

ベルリンは8月の半ばに少し涼しくなり、もう夏は終わりかなと思っていたのですが、後半からまた気温が30度近くまで上がる真夏日が戻ってきました。
日本も、まだまだ暑い日が続いていますでしょうか?みなさん、水分補給をしっかり、体調にお気をつけくださいね。

さて、そんな真夏日のとある週末。多くの人が集まり、いつも賑わっているベルリンの中心地にある大きな広場”アレクサンダー広場”では
『Veganes sommerfest berlin 2019』という、ヴィーガンをテーマにしたサマーフェスティバルが開催されました。

今回は、そのイベントの様子をご紹介したいと思います!

『Veganes sommerfest berlin 2019』とは??

『Veganes sommerfest berlin』は毎年夏のこの時期に、アレキサンダー広場で開催されています。今年で10周年を迎えるそう!

このイベントは『開放性、寛容性、平和的な共存』をテーマにしています。 動物の権利、自然の保護、および植物に基づいた生活を支持することが、
現代の文明社会にに必要と言う考えから、このイベントを企画されているそうです。

また、イベント主催者は種差別(ヒト以外の生物に対する差別)だけでなく、人種差別、性差別、反ユダヤ主義、同性愛嫌悪、
およびその他のあらゆる差別を受け入れないと表明しています。

訪れている人たちは、人種も国籍も様々で、家族連れも多く、子供達の笑い声もたえないハッピーな空間でした。

わたしは土曜日のお昼過ぎぐらいに訪れたのですが、もうすでに会場のアレキサンダー広場は、ヴィーガンフードを片手に楽しくおしゃべりする人々でたくさん!

そして出店ブース数は、なんと139も!公式サイトでも見ることができる会場マップを片手に、散策しました。

会場にはビーガンフードの屋台の他に、動物の権利、環境保護、持続可能性に関するさまざまな情報を見たり、聞いたりできる、学習スペースも設けられていました。

例えば、こちらの『ASK A  VEGAN』のブース。ここでは実際にベルリンでヴィーガン生活を送っている人たちに、
植物ベースのライフ生活についてお話を聞くことができます。ヴィーガン生活に関する質問の回答と情報交換、始めるためのヒント、経験のシェアなど、様々な相談が可能です。

ブースに立っていたお姉さんに、ヴィーガン生活を始めたきっかけと、お肉を食べない生活に変えてからどういう変化が起こったのかを聞いてみました。

『食肉用の動物たちがどの様にされていくのか…それを知ったことがきっかけよ。1ヶ月ほど、お肉を食べない生活をしてみて、久々に1度食べてみたら、お肉の味をあまり良く感じなくなっていたの。だから今は“お肉を食べないことを意識している”と言うよりも、自然に野菜を食べる生活をしている感覚なの。ベルリンのスーパーやレストランには多くのヴィーガン料理が扱われているし、日常生活で困ることはあまりないわね。』

わたしの周りにも何人かヴィーガン、ベジタリアンの生活をしている友人がいますが、みんな“お肉の味が変わる”と言います。まだわたしは完全ベジタリアンの生活はできていませんが、少しずつお肉の量は減らしています。味の変化はまだ感じられませんが、お肉を食べると“ちょっと重いな…”と感じるようにはなってきました。

そんなお話を聞いていたのは、ちょうどお昼ご飯どき。お腹がすいてきました…。
あたりを見渡すと、座ってみんながご飯を食べられる場所も多く設けられています。

みんな美味しそうなヴィーガン料理片手に、楽しそう。さて、わたしは何を食べようかな!

本当に多くのヴィーガンフードが出店されていて、どれにするか会場を2周するくらい迷ってしまいました。。苦笑

そして、最終的に選んで食べたお料理をご紹介したいと思います!こちらです!!

一番人だかりがすごかった、イスラエルのヴィーガン料理。

サンドイッチ、ハンバーガー、アイス、ドーナッツと定番料理が並ぶ中、様々な国のヴィーガン料理も出店されていました。

そこで目に入ったのが、”イスラエルのヴィーガンフード”!人だかりも、ここのブースが一番多かったように感じます。個人的にイスラエルという国の文化が気になったので、列に並んでみることに。

メニューは3種類。

Katchapuni…ピタと呼ばれるパンに、新鮮な野菜をたくさんサンドしたもの。 

Manakish …”Manikish”とは、ピタパンと呼ばれるパンにオリーブオイルと”ザーター(Za’atar)”というスパイスを塗って焼き上げたもの。新鮮な野菜と一緒に、ハーブとカレーのソースをかけて頂くそうです。

Smoked potatoes…自家製のジャガイモをスモークしたものに、特製スパイスのソースがかかったもの。

わたしは1番目の『Katchapuni』を選んで注文してみました!

お皿めいいっぱいに、野菜が盛り付けされたものをいただきました。これを下にしいてあるピタと呼ばれるパンで包んで食べます。

ちなみに、ソースに使われている”ザーター(Za’atar)”とは、中東で良く使われるスパイスの一つ。お店によってそれぞれ配合は違うそうですが、白ゴマ・タイム・スマックというハーブを混ぜて作られているそう。

そのザーターというスパイスがとても良いお仕事をしていて、お肉はもちろん入っていませんでしたが、ヒヨコ豆・カリフラワー・スモークパプリカをとてもジューシーに感じました。

お店の人に聞いてみるとイスラエルでもヴィーガン生活を送る人が多く、それは宗教上の理由にあると教えてくれました。イスラエル人の多くは、ユダヤ教徒。食事についての決まりの中に、“肉と乳製品を混ぜてはいけない”というものがあり、必然的にベジタリアンやヴィーガンという文化が定着して行ったのだそう。

世界には様々な文化や宗教を持つ人たちが暮らしています。このイベントのテーマのように、『開放性、寛容性、平和的な共存』をしていくためには、植物性生活への理解が必要になってくると感じました。

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Veganes sommerfest berlin 2019

HP:https://www.veganes-sommerfest-berlin.de/

Instagram: @veganes_sommerfest_berlin

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KiKi / イラストレーター
西伊豆の小さな限界集落出身。交通機関もない、1番近いお店まで車で1時間。とにかく大自然しかない小さな集落で、紙とペンと空想で無限大に遊べることが、この上ない娯楽で贅沢でした。

2012年京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業。その後、同大学マンガ学科研究室にて副手を3年間務めながらイラストレーターとしての仕事を少しずつ増やしていき、2015年からフリーランスに。居場所を探して旅するように生きていたらベルリンに辿り着き、2016年の夏から移住。

例えば、私のように小さい集落で暮らしている子が、そこから旅立つ時期を迎えたときに、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』って気づけるようなものを残していけたら、最高だなと思いながら絵と文章をかいています。
Portfolio site : http://kiyonosaito.com/
instagram : https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/

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