【レシピ】ストレス緩和と免疫力アップの生姜とスターアニスの特製ドリンク

こんにちは、ベルリン在住のイラストレーターのKiKiです。

コロナの影響で、ドイツでは目まぐるしい勢いで日常生活が変わってしまいました。

3月はじめ大規模なイベントの中止、人が多く集まる場所へ行くことの自粛要請から始まりましたが、先週(16日)はじめに酒場の営業禁止、カフェ・レストランの営業は19:00までに変更。週末(22日)には、カフェ・レストランも店舗営業を禁止(デリバイリーは可)、生活必需品以外の店舗の営業も禁止、その夜にはさらに細かい厳しい規制が発表され、要約すると、必要最低限以外の人との接触は、最低2週間禁止、というものでした。

不安な日々ではありますが、それでも、できることとやるべきことを淡々とするしかないと、わたしは変わらず、絵と文章をお家でかく生活をしています。

小さな個人にそんなたいした事はできないのですが、日頃から自分が食べると選択したもの、購入すると決めたもの、お仕事させて頂くこと、行動をすることの未来に、何が起こるのかを考えて、物事を決めるように心がけています。

今すべき行動は、手洗いうがいをしっかりして、なるべく室内で静かに過ごすこと。

週末はお天気が本当によくって、とても公園に行くか迷ったのですが
お家の日当たりが良いところでヨガをしたり、大好きなコーヒーを飲みながら、読みかけの本を思う存分読みふける2日間にしました。3冊読破して大満足です。

そんな週末、ルームメイトが生姜とスターアニスを使った特製ドリンクをつくってくれました。とっても美味しく、体も温まり、幸せな気持ちになったので、今回はこのレシピを皆さんにシェアしたいと思います◎

ストレス緩和と免疫力アップの生姜とスターアニスの特製ドリンク

ルームメイトがこのドリンクをつくってくれたのは、私がとても早い速さで変わっていく日常に、平常心を保とうとしていても、やっぱりオドオドしていたからなのでした。苦笑

この特製ドリンクには、風邪予防にも、ストレス緩和にも効果があるそうです。コロナに対するお薬はまだ開発されていませんが、この状況で心をリラックスさせるには、とっておきのドリンクだと思います。簡単に、それぞれの効果を説明しますね。

生姜の効果

体を温める、 免疫力を高める、解毒作用など。風邪を引いて、喉を痛めたときの定番の相棒でもありますよね。私も風邪をひいたときは、生姜×レモン×蜂蜜の特製ドリンクはよく自分で作って飲むのですが、次に紹介するスターアニスは、初めてでした。

スターアニスの効果

スターアニスにはピネンという成分が含まれています。それには神経が興奮することを抑え、心をリラックスさせてくれる効果があるのだそう。まさに今の状況にぴったりですね。

私は今回初めてスターアニスの事を知りました。スターアニスは名前の通り、お星様のようでキラキラしていて可愛いのです : ) 原産地は中国で、八角とも呼ばれています。中華料理にスパイスとして使われているのだそう。

とっても簡単!特製ドリンクの作り方◎

それでは、作り方をご紹介しますね。必要なものは、生姜・スターアニス・お水・蜂蜜、そしてお鍋です。

1、生姜を輪切りにします。

2、輪切りにした生姜、スターアニス適量、お水適量をお鍋に。火をつけ、煮込みます。

3、じっくりコトコト煮込んでいると、綺麗なセピア色に変わります。生姜とスターアニスの良い香りがキッチンに広がって、ハッピーな気分になったら完成です。

4、コップによそり、スプーン一杯の蜂蜜を溶かして頂きます。

蜂蜜の甘さ、生姜のピリッとした味と、スターアニスのスーッとする感覚が、喉をリフレッシュしてくれて、ドリンクの暖かさにもホッとします。作り方を教えてもらってから、癖になってよくつくって飲んでいます。

ぜひ、試してみてください◎

まだまだ長引きそうなコロナの影響。それでもSNSが盛んなこの時代、多くのカフェやレストランなど実際に訪れることができなくても、様々な工夫を凝らして頑張っている姿を見ることができます。とても勇気を頂いています。もしこの状況が長く続いたとしても、オンラインで取材依頼をしたり、郵送は止まっていないので、サンプルを取り寄せることも可能かなと考えています。

私ができることは、小さなことだけれども、それでも出来ることがあるのなら、それを丁寧にしていきます。

日本のニュースも、もちろん見ています。皆さまどうか、安全にお過ごしください。

★おまけ

多くのイラストレーターたちが、家にいなくてはならない子供達のために、フリーの塗り絵を作成しています。私も何かできたらと思い、いくつか作ってみました。子供達に楽しんでもらえたら嬉しいです。もちろん、大人の皆さんも!塗り絵は、リラックス効果があります◎

フリーダウンロードは、こちらから。

instagramに、塗り絵の見本動画も載せています→ https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/

西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

Portfolio site : http://kiyonosaito.com/ instagram: https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/

veggie world in Berlin 2020レポート

こんにちは、ベルリン在住のイラストレーターのKiKiです。

現在ベルリンでは、コロナウイルスの影響で大きなイベントの中止、カフェやレストランなども営業時間が制限され、自主的にお休みをしているお店も多くあります。

まだそれほど大きく影響が出ていなかった、3月はじめ。昨年もveggy onlineでレポートを書かせて頂いた、”veggie world” という大きなヴィーガンイベントが今年も開催されました。

イベントは開催されたものの、『すでに多くの人が集まるイベントには極力行かないように』という指示が出ていました。それでも、とても楽しみにしていたイベントの1つだったので、少しだけ様子を覗き、美味しいヴィーガン料理を食べてきました◎

今回は簡単なレポートになってしまいますが、少しでもイベントの様子を楽しんで頂けたら嬉しいです。

”veggie world”とは?

VeggieWorldは、ヴィーガンライフスタイル向けの世界最大の国際見本市です。植物ベースのライフスタイルが持続可能で、健康であるだけでなく、それがとても楽しいということを、見本市を通して伝えています。今年はベルリンを含めた、世界16の都市で開催されました。

誰にとっても公平をテーマに、菜食主義者に加えて、特に柔軟主義者や、定期的に肉を食べる人々を歓迎することを強調しています。

「お肉を食べる人は、ビーガン料理がどんなすばらしい可能性を提供するかを知らないかもしれません。それこそまさに私たちのアプローチです。説得はしません、納得させてください。」

そんな開催者の熱い想いがこもったイベントです。

イベントの入り口には、アルコール消毒液が幾つか設置されていました。

去年にはなかったように記憶します。これもコロナに対する対策なのでしょう。念入りに手を消毒して、いざ会場へ!

会場の様子

そこには昨年と変わらず、ヴィーガンライフを楽しむ多くの人たちで賑わっていました。合計13か国から、120社以上のブースが出店されています。

牛乳とお肉の代替品、スーパーフード、スイーツ、ドリンク、衣料品、アクセサリー、化粧品、サービス、プロジェクトなどカラフルな組み合わせがブースを並べ、会場を彩っています。

ヴィーガンスタートアップエリア

こちらは、ヴィーガンの”スタートアップエリア”。
特にベルリンでは、ヴィーガン運動と持続可能なビジネスモデルに取り組んでいる多くの若い企業の勢いを感じることができます。

実はVeggieWorldに出展している120社の約3分の1が、事業をスタートしてから18か月未満のものなのです 。

その背景には、ProVegインキュベーターによる資金調達プログラムがあります。革新的なアイデア持つ企業の成功を支えるために、優れた食品と技術を持つ国際的なスタートアップを支援しているのです。

※ProVegは、4つの大陸で活動している主要な国際的な食品認識組織。政府、公的機関、および食品産業と協力して、植物ベースの食品の味、使いやすさ、およびアクセシビリティを改善しています。

GOLDMONDのBRANDEN BOWL

何か美味しいヴィーガン料理を1つ食べて帰ろうと出店ブースを見渡すと、すれ違った人が、とても美味しそうなものを持っていました。私も、あれが食べたい…!

探してみると”GOLD MUND”というブースにたどり着きました。

彼らは、2015年から、フードトラックとして活動をスタートさせたそうです。常に味の変化を楽しみ、出店するロケーションによってもメニューを変えるのだそう。いつも変わらないのは、動物たちや自然、そしてお料理に込められた愛。

HP:http://goldmund.berlin/

前に並んでいた人も、同じものを注文していました。自分の番が来て、『私も、同じものを!』と言うと、スタッフさんは『Ok!』と、笑顔でこれを渡してくれました。

お料理の名前は、『BRANDEN BOWL』。ボリュームたっぷりです!

カラフルなお野菜たちの素敵コンビネーションで出来ているのですが、個人的に特に美味しかったのは”ローストソース”。様々な調味料を調合して作られているそうで、とても濃厚なお味でした。そのソースと、マッシュポテトと白キャベツの煮込みを一緒に食べるとパーフェクト!空腹だったお腹も満たされ、気持ちもハッピーに◎

コロナウイルスの状況が、どれだけ続くのかわからず、そして毎日状況は変わってきて不安が募りますが、カフェやレストランなどはオンラインや宅配サービスに切り替えるなど、できる限りの対応をして、みんな前向きに行動をしています。私自身も、その姿勢を見習って、私ができることを続けていきたいと考えています!

晴れの日も多くなってきて、ベルリンにとって一番素敵で最高な季節、春と夏がやってきます。1日でも早く、美味しいヴィーガン料理を、公園でみんなと安心して食べられる日々が戻ってくることを祈っています◎

皆さんも、くれぐれもお気をつけてお過ごしください。

veggie world

HP: https://veggieworld.de/

instagram : https://www.instagram.com/officialveggieworld


西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

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子ども達も大活躍!エコブリックの取り組み

こんにちはロンドン在住のデルガド倫子です。

今回は、ここ数年で注目度が高まっている「エコブリック」についてです。

今イギリスの教育現場ではエコブリックを作ることを通して、子ども達にプラスチック破棄問題や海洋汚染といった環境問題に関心を持ってもらうことを目指す取り組みが増えてきています。

さてこの「エコブリック」、皆さんご存知でしょうか?

私たちが普段生活する中で出る、食料品やお菓子のパッケージ、野菜や果物の包装に使われているビニール袋、その他生活用品などを買い物した時にほぼ全てについてくるプラスチック製のビニールや包装紙。このようにすでに流通し使い捨てられるだけの大量のプラスチックを有効活用することを目的とし、これらを利用して作られる「プラスチック製」リサイクルボトルのことです。

エコブリックの活用範囲は様々で、そのカラフルな色合いから壁に埋め込まれたり、子ども達の遊具の一部として使われたり、学校で使う椅子や机の一部など家具を作る材料として、まだガーデンスペースや建物を建設するときの壁の一部に使われたりなど幅広く使われています。繰り返し何度も利用できるのも特徴です。

エコブリックの作り方

エコブリックを作るのはとても簡単で、包装などに使われていたプラスチックやビニールをハサミで小さく切り刻んで、空のペットボトルに詰めるだけ。ギューっとしっかり上から押さえてボトル一杯いっぱいまでギッシリ詰め込むことがポイントです。一度作って見られるとお分かりいただけるかと思いますが、1本のボトルにかなりの量のプラスチック片を詰め込むことができます。詰め込むプラスチックですが、汚れている場合は洗って、しっかり乾燥させます。ガラスや紙類などリサイクルできるものは入れずに、プラスチックのみを入れることも重要です。硬いプラスチックと柔らかいラップやビニールなどを組み合わせてボトルに詰め込むと、しっかりと隙間なく詰め込むことができます。長い棒や枝などを使って、上からギュッギュっと押し込みながらボトルが満杯になるまでどんどん入れていき、最後にキャップを閉めるとエコブリックの出来上がりです!

エコブリックを通して環境問題に関心を持つ

出来上がったエコブリックはプラスチックに印字された色々な文字や絵柄が混ざり合ってとってもカラフル。これが何本も集まると、とても鮮やかな見た目のブリックとして活用できるのです。プラスチックが隙間なくしっかりと詰め込まれたボトルは耐久性にも優れています。

工作のような感覚で子ども達も喜んで取り組むことができるので教育現場でも取り入れられています。さらにどうしてこのような活動をするのか、ゴミを減らすにはどうしたらいいのか、プラスチックが海に流れ込むとどのようなことが起こるのか、などといった環境問題に対して子ども達自身が考えて行動できるきっかけとなる良い取り組みです。

また学校だけでなく、それぞれの家庭でも簡単に取り組むことができるのが、このエコブリックの素晴らしいところ。我が家でも子どもと一緒に家庭で出るプラスチックを集めており、少し溜まったらハサミで小さく切り刻みペットボトルにどんどん詰め込んでいます。おかげで家庭から出るゴミの量も大幅に減りました。始めてみると、今までどれほど大量のプラスチック包装を無駄にしていたかということがよく分かります。ちょっと意識してみるだけで、家庭から出るビニール袋、お菓子や食品の包装袋、ストロー、キッチンで使うラップ、セロテープなどなど周りを見渡しても日常生活でどれほどのプラスチックに囲まれているのかに改めて気付かされます。

エコブリックの用途

作られたエコブリックですが、学校などで利用される他にイギリスでは各自治体にボランティアグループがあり、そこにまとめて送ると発展途上国に寄付してくれるという活動をしているところもあります。

アフリカやアジアの国では先進国から送られてきたこのエコブリックを使って、家や学校の壁を作ったり家具を作るのに役立てられています。

エコブリックを作るのには特別な技術も道具も必要ありません。個人、学校、家庭、地域単位で今すぐ取り組める地球環境を保護する活動です。無駄なゴミを減らし、かつてはただの廃棄物だったプラスチックに新たな価値を見出すこの取り組み。もちろん普段の生活で出る無駄な包装を減らすことを目指すのが一番大切ですが、すでに生産され市場に出回っているゴミを有効活用することに意識を向けるための小さな一歩に繋がっています。

プロフィール

デルガド倫子

2001年よりイギリス在住。ロンドンの出版社勤務を経て、フリーに。書籍、ファッション雑誌、カルチャー誌、メンズ誌、ウェブサイト等に幅広い分野でイギリスからの情報を提供。趣味は旅行、読書、片付け。

ベルリンで注目され続ける植物性ミルクたち。

こんにちは、ベルリン在住・イラストレーターのKiKiです。

ベルリンは、まだまだ寒い毎日が続いていますが、皆さんは風邪などはひいていませんか?

先日あまりにも寒いので、温かいシチューが食べたいなあと思い、スーパーへ。今年から体調のこともあり、ベジタリアン生活をメインにしているので、牛乳ではなく植物性ミルクを購入することに。

初めてのベジタリアン生活チャレンジ in Berlin の記事は、こちらになります。よろしければ、そちらも読んでくださったら嬉しいです!

前から日本よりも植物性ミルクの種類が多いなあとは思っていたのですが、今回じっくりスーパーで品揃えをチェックしてきました。

大きな棚を占領する、様々な種類の植物性ミルクコーナー

こちらはdmという、ドイツの大手ドラックストア。BIO食品も多く取り揃えています。見つけた植物性ミルクのコーナーは、3つほどの大きな棚を植物性ミルクたちが占領していました。


dmの自社ブランドのほか、様々なブランドが取り揃えられています。

こちらは日本人の私たちにとって定番の植物性ミルクの豆乳。

ちなみに私の誕生日10月12日は豆乳の日というご縁もあり、豆乳が大好きなのですが、せっかくなので日本であまり見かけない他のものを見てみましょう。

左から、アーモンドミルク・ココナッツミルク・豆乳・ライスミルク・麦ミルク。

せっかくなので他のスーパーの品揃えもチェックしに行ってみよう!ということでREWEにも。

こちらも大きな棚を占領して同じく、豆乳・ライスミルク・ココナッツミルク・麦ミルク・アーモンドミルクと種類豊富。

私は悩みに悩んで、今回はアーモンドミルクを購入してみました。実はveggyさんのinstagramのポストで見た、筑波乳業さんの「濃いアーモンドミルク」が飲みたいなあとずっと気になっていたのです…!残念ながらこちらでは筑波乳業さんのアーモンドミルクは購入できませんが、アーモンドミルク事態を飲んだことがないので、今回初挑戦です。

なぜこんなにも植物性ミルクが注目されているのか?

ドイツは、もともとチーズや牛乳などの乳製品が日常的に食卓に並ぶ文化の国。それでも、これだけの植物性ミルクの選択肢が広く、身近なのは、それだけヴィーガン文化が当たり前に日常生活の一部として捉えられている証です。それは様々な人種の人々が住んでいるからという背景に加えて、ドイツ国民のもともとの環境問題への意識の高さからという理由も強く感じます。

その配慮からベルリンでは、カフェでラテを注文をする際、お願いすれば豆乳やオートミルクに変えてくれるところも多くあります。

今まで、こちらの食べ物のヴィーガン文化についてご紹介していますが、買い物に出かけるたびに、最近あらゆるカテゴリーでヴィーガンが注目されているように感じます。お洋服・化粧品・シャンプーなど、使ってみて心地良いなと感じた商品には、必ず”BIO(オーガニック)”と”ヴィーガン”のマークがついています。

今後、商品を買う基準に、食品以外でも”ヴィーガン”であるかどうかを重視する人たちが、どんどん増えていきそうです。

そしてアーモンドミルクでつくってみたシチューは、こちら!

ルーは使わず、アーモンドミルクと小麦粉でとろみを出し、塩胡椒、オリーブオイルで味付け、具はジャガイモ・人参・ネギ・ヴィーガンミートを使用しています。


牛乳と、豆乳ともまた違った、濃厚なシチューができて大満足です◎

”ルー”というものは、こちらでは売っていないことから、ネットで調べて1から自分で作るようになりました。

何かがないと”自分で作り出す”、という発想になります。日本に住んでいた頃はカレーも、シチューも、”ルー”がないと作れないものだと思い込んでいました。

もちろんこちらにあって日本にないもの、こちらになくて日本にあるもの。それぞれが良いところで、面白い文化だと感じています。

でも、ちょっと何かが足りないくらいが、クリエイティブな発想と発見があって楽しいなと感じるこの頃です◎

西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

Portfolio site : http://kiyonosaito.com/ instagram: https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/


初めてのベジタリアン生活1週間チャレンジレポート in Berlin 【後編】

こんにちは、ベルリン在住・イラストレーターのKiKiです。

前回より2020年の目標のうちの1つ、『ベジタリアン生活に1週間チャレンジ』してみたレポートをお届けしています。今回は、その後編です!

前編は、こちら

気になる体調の方は、3日目あたりから体の中のものがすっかり消化された気分になり、軽くなってきた反面、食べてもすぐに消化されてしまって満腹感が続かなくなってきました。そんな3日目の夜にSirplusさんのキックオフパーティーで食べた、プロの料理人さんが作られたヴィーファン料理の美味しさと満腹感に感動!

真剣にベジタリアン生活を続けていくのなら、ただ野菜だけを食べればいいというわけではない、栄養のことも、調理方法のことも、きちんと勉強していかなくてはいけないんだということに気づきました。

そんなベジタリアン生活後半、私の自炊は上達したのか?さらなる体調の変化は?

後半レポート、スタートです!

ベジタリアン生活チャレンジ5日目(水曜日)

残っていた野菜も使い切ったので、買い出しに行きました。今回は栄養のことも考えて、植物性たんぱく質をとろう!ということで、ひよこ豆を買うことに。

ベルリンはトルコからの移民も多く、スーパーのほか、トルコ系の市場なども多く見かけ、特に野菜や果物が比較的安く購入することができるので良く覗きに行きます。今回は作りませんでしたが、クスクスも大きいパックが売っているので、ここで良く買います!

ひよこ豆はトルコ料理によく使われることから、トルコ系スーパーに大きめの缶に入ったものを安く購入することができるので、トルコ系スーパーEURO GIDAへ。

購入したひよこ豆は、こちら!

この量で、0.90セント(約109円)!

そして、もう1つこのスーパーでオススメしたいところがあります。それは運がいいと、痛み始めた野菜や果物たちを、傷んだ部分をカットして、これでもか!というくらい詰め込まれた袋が1つ1ユーロで購入できてしまうところ!お財布にもとても優しいし、これも小さなフードロスを減らす活動の1つかなと思うと、気持ちも良いです。

今回運良く出会った、袋詰めたち。左がズッキーニと右がカラフルなパプリカが、たくさん詰まっています◎

よくこのスーパーに買いに行くので、店員のおっちゃんが覚えていてくれて(おそらくアジア人なので目立つ)、「また来たのか〜!」と、タマネギを2つおまけしてくれました◎

あと、おやつにBIOのバナナも購入。1総、0.69セント(約83円)。

それから、Lidlで大きなトマト瓶を0.76セント(約92円)で購入。

買い出し: 合計4.35ユーロ(約526円)

以上の買い出しで、これでもかと言うくらい野菜具沢山のトマトカレーを作ってみました。具沢山なのと、ひよこ豆が良い仕事をしてくれたのか、満腹感も続きました◎

ベジタリアン生活チャレンジ6日目(木曜日)

昨日のトマトカレーが残っているので、それを食べつつ、この日は外出する予定があったので、外食をしました。

ベルリンだと、外食だとしてもベジタリアン・ヴィーガンメニューを探すのはとても簡単です。どこのカフェのメニューにも、ベジタリアン・ヴィーガン・BIOの表記があり、自分自身で選択できる環境が整っています。

このピンクの可愛いハンバーガーは、もちろんヴィーガン。お肉の部分は、オーガニックでこだわってつくられた自家製のお豆腐で作られています。ふわふわして、とても優しい味でした◎

外食:5.50ユーロ(約665円)

tofutussis』… Markthalle Neunという市場にお店を出店されています。

ベジタリアン生活チャレンジ7日目(金曜日)

最終日はトルコ系スーパーで購入した野菜がまだ山ほどあるのと、日曜日に野菜の皮でつくったお出汁が残っているので、それをとにかく使わないと!と言う事で、リゾットをつくってみました。それでも野菜がまだまだあるので、ズッキーニを焼いて、醤油と生姜でシンプルに頂いてみたり。お腹いっぱい、お野菜を食べた1日でした。

ベジタリアン生活を1週間チャレンジをしてみて

これでベジタリアン1週間チャレンジで、食べていたものの紹介は終わりです。カレーやチャーハン、リゾットなど簡単なものが多かったのですが、きっと日々の自炊ってこんな感じですよね…?私は、お野菜をたくさん食べれたので満足です◎

さて以下、私がベジタリアン1週間チャレンジをしてみて感じたことです。

【ベジタリアン生活をしてみて感じたメリット】

・圧倒的に肌荒れが改善されました。もともと、とても敏感肌で化粧品も使えるものが限られています。そして食生活が乱れたり、添加物が入っていると、ニキビができたり、顔が赤くなって痒くなったりするのですが、それはもちろん一切なく。お肌は、すごくストレスフリーな感覚になりました。

・体が軽くなりました。体重が減ったというより、体の中から毒素というか余分なものが出て行って、優しいものだけが残っている感じで、自然とスキップしたくなるような感覚です。気持ちも軽くなった気がします。

・お料理を考えるのが楽しかったです。限られたもので、次何を作ることができるのか。ワクワクしました!

【ベジタリアン生活をしてみた感じたデメリット】

・これはデメリットというより反省点なのですが、栄養のことをまったく勉強せず『とりあえず野菜だけ食べよう!』という感じで始めてしまいました。お肉を食べない分補えない栄養素を、どう野菜たちで補っていくか。今回は1週間と期間が短かったので、悪い影響や症状は出ませんでしたが、ライフワークに取り入れていくことを考えると、きちんと栄養について勉強すべきだと感じました。

・消化が早くて、すぐにお腹がすきました。でも途中からタンパク質の代用品としてひよこ豆を取り入れると満腹感は増したので、こちらもきちんと勉強をすれば改善される部分だと思います。

ちなみに1週間の食費は合計:17.83ユーロ(約2154円)

ベジタリアン生活は、お財布にも優しかったです◎

結果的に私には野菜中心の生活の方が良いと感じたので、ベジタリアン寄りの野菜中心生活は続けていて、お肉に関しては柔軟に(友人とご飯を食べる時や、栄養バランスも考えて)また少し取り入れています。

今日もヴィーガンミートを使った、ボロネーゼをつくって食べました。食生活を気をつけると、気分も体調も穏やかになるということを実感しています。

もし気分や体調の不調が続いている方は、いきなりすべてを変えていくことは難しいかもしれませんが、是非少しずつトライしてみて欲しいです。

以上、はじめてのベジタリアン生活1週間チャレンジのレポートでした◎ありがとうございました!

西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

Portfolio site : http://kiyonosaito.com/instagram : https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/


初めてのベジタリアン生活1週間チャレンジレポート in Berlin 【前編】

こんにちは、ベルリン在住・イラストレーターのKiKiです。

1月が早くも終わってしまいますね。本当に月日が流れるのは、あっという間で焦ってしまいます。皆さんは2020年の目標は立てましたでしょうか?

私はいくつかあるのですが、そのうちの1つに『ベジタリアン生活にチャレンジする』という目標があり、1月の半ばに早速”1週間”という期間を決めてトライしてみました!

もともと野菜多めの食生活でしたが、完全なベジタリアン生活にチャレンジしたいと考えたきっかけは、実はずっと体調・精神ともに不安定なのが続いていて悩んでいて、その原因が昨年末にわかったことでした。それは病気というよりも、ずっと付き合っていかなくちゃいけないものだということもわかったので、その対策の1つとして有効かな…?と試してみたかったからです。

結果としては、だいぶ気持ちも体もすっきりして、軽やかになりました。へなちょこ自炊ですが、毎回何を作ろうか考えることも、とても楽しかったです!

とても良い感じなので、ベジタリアン寄りの野菜中心生活は続けていて、お肉に関しては柔軟に(友人とご飯を食べる時や、栄養バランスも考えて)また少し取り入れています。

今回は、そんな初めてのベジタリアン生活チャレンジレポートをお届けしたいと思います!お料理家さんではなく素人自炊なので、ご紹介するのが素敵なお料理ではないことが申し訳ないのと、もともと少食でもあるのでご紹介できるお料理の種類が少ないですが、趣味がスーパー調査と家計簿なので笑、一般庶民目線のベルリンスーパー事情なんかも交えてお届けできたらなと思っております。どうぞよろしくお願いします!

ベジタリアン生活チャレンジ1日目(土曜日)

初日の朝ごはんは、とりあえずファラフェルをつくって、簡単にトマトと一緒に食べてみました。ファラフェルとは、潰したひよこ豆やそら豆に香辛料を混ぜ合わせ丸めて食用油で揚げた中東の料理です。

こちらではベジタリアン用のケバブにお肉の代わりに入っているのをよく見かけます。満腹感もあるし、スパイシーで大好きな食べ物の1つです。写真のものはREWEという大手スーパーで売っているファラフェルの素(1.19ユーロ、約143円)で、お湯と混ぜてフライパンで焼くだけで簡単に作れます。

REWEは独自のBIO(オーガニック)食品自社ブランドを展開していて、お値段もお手頃なのでBIOのものはREWEによく買いにいきます◎

30年続く、ライフスタイルを促進する高品質のオーガニック製品だそうです。

さらに詳しくは、以下のページをご覧ください。

https://www.rewe.de/marken/eigenmarken/bio/

お昼は少し買い出しをしてきて、ココナッツカレーをつくってみました!

Lidl

こちらも大手スーパー。価格はREWEよりも少し安い気がします。

・veggyさんの記事でも何回かご紹介しているヴィーガンミート『NEXT LEVEL

HACK』(1.99ユーロ、約239円)

・マッシュルームが安かったので(0.99セント、約119円)も購入。

REWE

・ココナッツミルク (0.99セント、約119円)

・生姜(0.15セント、約18円)

・お米・Spitzenreisというのが1番量が多く入ってお買い得なのでいつもこれを購入しています。(0.99セント、約119円)

・BIO人参(なんと1袋これだけ入って0.99セント、約119円)

カレーパウダーなどは、前に購入して常備しているのでいくらだったかは忘れてしまいました…。でも全体的に安いと思いません??マッシュルームとBIO人参はお買い得の時を狙って購入しましたが、ベルリンの食品の値段は基本的にこんな感じ。とても家計に優しくて助かっています◎

1日目食費(買い出し分):7.39ユーロ、約886円

ココナッツカレーには、以前購入して冷蔵庫に入っていた、ネギも入れて具沢山に。1日目は、野菜をたっぷり食べることができたのと、ヴィーガンミートもあり、お肉がなくても不満感はありませんでした◎良い感じのスタートです!

ベジタリアン生活チャレンジ2日目(日曜日)

今私はベルリンでドイツ人女性と3人でルームシェアして生活しています。この日はルームメイトが借りている畑でつくった”HOKKAIDO”という品種のかぼちゃを使って日本食をつくってほしとリクエストをもらっていたので、日本食を作る日でした。写真、全体的に茶色くてすみません。。苦笑

定番のかぼちゃの甘煮をつくってみたのですが、日本で良く売っている皮が緑のかぼちゃとやはりちょっと違うみたいで、同じ要領でつくってみたら汁が多めになってしまいました。研究が必要そうです。

茶色い汁物は、野菜たっぷりの醤油スープです。人参、ネギ、玉ねぎ、生姜、ごまが入っています。かつおだしが使えないということに気づいて、ネットで調べて、初めて野菜の皮などから出汁をとってみました!なんだか実験をしているみたいで面白かったです。コクのある出汁が取れて、写真の見た目よりも、味は美味しかったです。笑 ルームメイトも、全部食べてくれたので安心しました◎

ご飯は、”ミルクライス”というお米を炊いています。その名前の通り、ドイツではご飯を甘い牛乳で煮込んで食べる、という日本人には衝撃的な”ミルクライス”というお料理があるのですが、それ用のお米が実は1番日本のお米に似ていて、価格も安いので(1袋0.59セント、約71円)、日本食のときはこちらを購入しています。

ちなみに気になる”ミルクライス”のお味ですが、ご飯としてではなく、”ミルクライス”という食べ物だ、という認識で食べると、なかなかいけます!とっても甘いです!

ベジタリアン生活チャレンジ2日目(月曜日)

平日は基本、家でお仕事作業なので1度に大量につくり、お腹が空いたらキッチンにつまみに行くスタイルです。土日につくった残り物もまだあるので、簡単に冷蔵庫の中に残っている野菜を切って、ヴィーガンミートをのせ、オリーブオイルと塩・コショウを変えたものをオーブンに入れてみました。とても簡単なものですが、野菜がホクホクで美味しかったです◎

ヴィーガンミートは、オーブンで焼くと一番お肉に似た食感と味になるということもわかりました!

ベジタリアン生活チャレンジ3日目(火曜日)

引き続き、残っている野菜たちを切って、ヴィーガンミートも入れて具沢山の醤油チャーハンをつくってみました。

ちなみに、お醤油はこちらでも日本のものが購入できるのですが、輸入品でやはり割高になってしまうので、最近REWEで見つけた、こちらのお醤油を使っています。

BIOとVEGANマークもあり、安心、味も美味しく問題ありません◎日本食は、こちらでもとても人気で、最近では普通のスーパーでも日本の調味料が比較的安いお値段で買えるようになってきていて、とても嬉しいです。

気になる体調の方ですが、3日目あたりから、体の中のものがすっかり消化された気分になり、軽くなってきた反面、食べてもすぐに消化されてしまって満腹感が続かなくなってきました。。

そんな3日目の夜は、前回の記事でご紹介した『廃棄食品レスキュースーパー『SIRPLUS』、ベルリンに4店舗目をオープン!』、SIRPLUSのキックオフパーティーにお邪魔してきました。

そこで振る舞われた、廃棄食材を使ったヴィーガン料理をいただきましたが、素人の自炊菜食料理とプロの菜食料理は、味も満足感もぜんっぜん違うなあと、ただただ感動しました。

そして真剣にベジタリアン生活を続けていくのなら、ただ野菜だけを食べればいいというわけではない、栄養のことも、調理方法のことも、きちんと勉強していかなくてはいけないんだということに気づきました。

そんな大切なことに気づいたベジタリアン生活1週間チャレンジ半ば。後半の食生活と体の変化については、次の記事でお伝えしたいと思います◎

※ちなみに、前編3日間の食費(常備調味料はのぞく)は合計7.98ユーロ、約961円でした。

西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

Portfolio site : http://kiyonosaito.com/instagram : https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/

「新しい年をヘルシーな食生活でスタート、1月はVeganuary!」

こんにちは。ロンドン在住のデルガド倫子です。

Veggy創刊時から、ロンドントピックスを書かせていただいておりましたが、今月からWebマガジンでもコラムを執筆させていただきます。イギリス発のベジー情報を色々発信していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

さて、イギリスではフェスティブシーズンと呼ばれる12月が終わり新しい年を迎える1月となると、多くの人がダイエットやヘルシーなライフスタイルに取り組む風潮が見られます。

クリスマスと新年のパーティーシーズンの間、食べ過ぎ飲み過ぎのせいで太ってしまったり、体調が思わしくなかったりする人が多くなるのが1月。そのためか、1月というのは1年のうちで一番スポーツジムの入会会員数が増える月でもあるそうです。

そして今の時期、書店やスーパーに並べてある多くの雑誌の表紙は、「ヘルシー食生活」、「ベジタリアンレシピ」、「ローカロリーダイエット」、「ヴィーガンライフ」などダイエットやヘルシーな食事を推奨する文字で溢れています。

ベジタリアンやヴィーガンの専門雑誌はすでに数多く発行されているのですが、それでもまだ新しいスタイルの雑誌が創刊されていることからも、需要の高さが伺えます。

ヨーロッパで一番ベジタリアン&ヴィーガンの人口が多いと言われているイギリス。私自身ベジタリアンですが、外食や友人たちとの社交生活において不自由を感じることはありません。特に私が移り住んだ2000年代初めごろに比べると年々選択肢が増えており、ベジタリアン&ヴィーガンにとってとても過ごしやすい環境になっています。多くのカフェ、レストランやパブでは、ベジタリアン、グルテンフリーのオプションがありますし、ヴィーガンで乳製品を取らない人向けには、ソヤやアーモンド、オートといった代替ミルクがほとんどのカフェで当たり前に選択できるようになっています。 私の周りでも多くの人がベジタリアンやヴィーガンにシフトしてきており、

人々の健康に対する考え方、環境問題に対する姿勢も大きく変わってきているのを実感しています。

1月はVeganuary

ここ数年、1月に入ってよく目にする言葉。それは動物性の物を一切とらない食生活であるVegan(ヴィーガン)と、英語で1月を意味するJanuaryを掛け合わせた造語、Veganuaryという用語。これは普段の食生活を見直し、ヴィーガンのライフスタイルをもっと広めるため、「1月の1ヶ月の間はヴィーガン食生活を試してみませんか」というコンセプトのもと2014年にイギリスでクラウドファンディングにより立ち上げられたチャリティー・キャンペーンです。ヴィーガン食だけでなく、動物愛護、環境保護の観点からヴィーガンになることの素晴らしさを伝える取り組みをしています。今までヴィーガン食には興味があったけれど、試してみる機会がなかった人や、ヴィーガン食のことを全く知らなかった人たちにもヘルシーな食生活の選択肢の一つとしてヴィーガンを広めることが目的の一つでもあります。

このVeganuaryという言葉、レストランやカフェのメニューに記載されている所も増えてきており、年々世間に浸透してきている印象を受けます。大手バーガーチェーンや、パブの他、食品企業の参加もますます増えましたし、スーパーマーケットに行けば、ヴィーガンの特設コーナーもよく目にするようになりました。また1月のVeganuaryに合わせて、ヴィーガンの新製品を販売するブランドも出てきました。

このVeganuaryのキャンペーンは、ウェブサイトで1ヶ月チャレンジに登録すれば、ヴィーガンのレシピやレストランガイドなどがダウンロードできたり、毎日メールが届いてヴィーガンライフに初めて挑戦する人もサポートしてくれるので挫折せずに頑張れそうです。毎年参加者は増えており、2020年の今年は1月初めの時点で、過去最高の35万人の登録が世界中からあったそうです!

プラントベース・ダイエット

お肉や魚を食べる人たちにとってはちょっと分かりにくい「ヴィーガン」という呼び方ですが、近年ではプラントベース(植物性の物を中心に摂る)という呼び方も目にするようになってきました。ヴィーガンという言葉を初めて耳にする人でも、プラントベースと言われると分かりやすいし、受け入れやすいのかもしれませんね。ちなみにヴィーガンとプラントベースは全く同じ意味で使われているのではありません。例えばヴィーガンが革製品なども身につけないのに対して、プラントベースを実践している人たちは革製品を身につけるといった違いもその一つです。

フレキシタリアン人口も増加中

ある時期だけ(あるいは時々)ヴィーガンになり、普段の食生活ではベジタリアンだったりお肉やお魚を食べたりする人たちを指してFlexitarian(フレキシタリアン)なる言葉も登場しています。元々の意味はベジタリアンの食生活よりももっと緩やかでヴィーガンのように制限もなく、時々お魚やお肉も少量取り入れるけれども、全体的には植物由来の食べ物を摂取するスタイルを好み、柔軟性(フレキシビリティー)のある食生活を送る人々のことを呼んでいます。あまり聞きなれない言葉ですが、特にVeganuaryのこの時期になると、雑誌やウェブなどでこの言葉を耳にすることも増えるので、ヘルシーライフスタイルに関心が高い人々の間では馴染みのある言葉になってきています。お肉やお魚といった動物性の物の摂取を少なめにしましょうというゆるいルールなので、受け入れやすい人が多いようですね。

ベジタリアンやヴィーガンの食生活を選ぶことが、選択肢の一つとして広く受け入れられているイギリス。これからは健康のためだけでなく、地球にも環境にも優しい食生活を選ぶ人がますます増えていくのではないでしょうか。

Veganuaryについてはこちら https://in.veganuary.com

プロフィール:デルガド倫子

2001年よりイギリス在住。ロンドンの出版社勤務を経て、フリーに。書籍、ファッション雑誌、カルチャー誌、メンズ誌、ウェブサイト等に幅広い分野でイギリスからの情報を提供。趣味は旅行、読書、片付け。

廃棄食品レスキュースーパー『SIRPLUS』、ベルリンに4店舗目をオープン!

こんにちは、ベルリン在住イラストレーターのKiKiです。

みなさん昨年の夏に、ご紹介したちょっと待って、まだそれ食べられます!ベルリンの食品レスキュースーパー『SIRPLUS』を覚えていらっしゃいますでしょうか?

簡単なおさらい:食品レスキュースーパー『SIRPLUS』とは?

毎日大量に廃棄処分されてしまう”まだ食べられる”食品たちを救うために立ち上がった社会的なスタートアップです。

大手スーパーでは、厳しい食品検査をしているため、賞味期限切れの食品の他にも、規格外の野菜、パッケージに傷がついてしまった訳あり食品なども、やむを得ず廃棄処分に回すことになります。

そんなまだ食べられるのに、廃棄処分として認定されてしまった食品たちをSIRPLUSは大救出!実際の価格よりも大幅に安い値段で提供し、廃棄されてしまう食品を減らす活動をしているのです。

そんなSIRPLUSは多くの大手スーパーとパートナー契約を結び、たくさんの優しいスタッフたちに囲まれて、どんどん大きくなっていきました。そして今月の1月3日に4店舗目をオープン!

そして昨年、veggyさんを通して取材させて頂いたご縁で今月14日に行われたキックオフパーティーにご招待頂きました。とても嬉しいご縁です。今回はそのキックオフパーティーの様子と新店舗についてご紹介いたします◎

4店舗目はベルリンの主要駅の1つであるOstbahnhof駅構内!

ベルリンにはすでにSteglitz・Friedrichshain・Neuköllnに3店舗オープンされていますが、4店舗目はとてもアクセスしやすい主要駅の1つであるOstbahnhof駅構内。

ドイツでは通常日曜日スーパーがおやすみなのですが、駅構内という場所もあってか、午前8時から午後8時まで、毎日営業しているそう!

創立者の1人であるRaphael Fellmer氏は、一緒に働いている仲間たちを一人一人丁寧に紹介してくださいました。SIRPLUSのこの大きな成長は、事業自体のアイディアが素晴らしいというのも、もちろんありますが、Raphael氏の人柄がとても素敵すぎるからこその発展なのだなと、お話を聞いて深く感じました。

新しい取り組み”surplusオリジナル商品”とは?

店内を見渡して気になっていた、sirplusオリジナルパッケージの食品たち。

その商品開発の経緯も、お話して下さいました。

今までsirplusは多くの廃棄食材たちを救ってきました。しかし沢山の野菜や果物たちを救っても、彼らには”鮮度”という期限があります。

そこでもっと多くの廃棄食材たちを救うために、野菜や果物たちは”鮮度”の期限が来る前に、独自のsirplus製品の材料として使用することで、彼らの延命を試みたのです。

それはジャムであったり、ジュースであったり。瓶詰めで、長期保存できる加工食品ばかりです。これにより、さらに多くの救出した食材たちが、さらに長くスーパーの棚に並び続けることができるようになりました。

その背景にあるストーリーを聞くと、この商品たちに愛着が湧いて、ほっこりした気持ちになりました◎

パーティーで配られたお料理は、もちろん救出したお野菜たちを使って。


使用されているのは、もちろんsirplusが救出したお野菜たちなのですが、規格外のことに関しては全く気にならないし、とってもみずみずしく光っていました。じゃがいものニョッキがモチモチしていて本当に美味しかったです…!

あとこのお料理、器まで美味しく頂けました!

この時、個人的に体調不良からベジタリアン生活1週間チャレンジをしていたのですが(普段は野菜多めの生活ですが、完全菜食は初めてでした)、素人の自炊菜食料理とプロの菜食料理は、味も満足感もぜんっぜん違うなあと、ただただ感動しました。。

ベジタリアン生活1週間チャレンジを終えて、体調もよくなったので完璧ではなくても、菜食メインの生活にシフトしていきたいと考えています。このお料理を食べて、もっと調理法や栄養のことも勉強しなくてはいけないなあと、改めて感じました。


『誰もが、ちょっとした癖を持っています

最後にみなさんにご紹介したいのが、パーティーで配られていたステッカーです。

デザインが可愛なと思い、手に取ったのですが、書かれていた文章が心にグッと刺ささりました。

『Ne Kleine macke hat doch Jeder』

ー誰もが、ちょっとした癖を持っています。

それは、規定外や賞味期限切れ、パッケージ破損などの”癖”で、まだ食べられるのに弾かれてしまった食べ物たちへの言葉なのかもしれませんが、これは食べ物たちだけじゃなくって、この地球上に生きるみんなも同じだなって、心にじ〜んときました…。

ちょっと癖があるからって、弾かれるのはおかしい。もしかしたら、とっても美味しい料理に生まれ変われる原石かもしれないし、何よりその”癖”こそが魅力的な部分だったりするものですよね。

みんな違って、みんな良い!2020年のスタートは、そんな大切なことをSirPlusさんに教えて頂きました◎ご招待頂き、ありがとうございました!またお買い物に行きます^^

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取材協力:SIRPLUS

HP : https://sirplus.de/

Instagram : https://www.instagram.com/sirplus.de/

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西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

Portfolio site : http://kiyonosaito.com/

instagram : https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/


1年の終わりを鮮やかに彩る、ドイツのクリスマスマーケット

こんにちは、ドイツ・ベルリン在住のイラストレーター、KiKiです◎

ドイツの12月は、1日からすでにクリスマス一色です。こちらではクリスマスは日本でいうお正月のようなもので、家族みんなでゆっくり過ごすことが一般的です。新年を迎えても、日本のようにお正月という概念がないので、仕事や学校が2日から始まります。ということで12月も後半の今、街はすっかりホリデーシーズンです。

12月はじめから、クリスマスが終わる26日ごろまで(なんとドイツのクリスマスは24・25・26の3日間もあるのです)街の様々な場所で、クリスマスマーケットが行われています。

毎年どこに行こうか迷ってしまいますが、今年はドイツではなく、”北欧”をテーマにしたクリスマスマーケットに行ってみました。今年最後のveggy online様でのコラムは、そちらをご紹介したいと思います◎

北欧クリスマスマーケット『LUCIA WEIHNACHTSMARKT

こちらは古いビール工場を改装した、とても雰囲気のある建物の中庭で開催されています。

平日は15時から22時まで。週末は13時から22時まで。わたしは平日の17時頃に行きましたが、もうクリスマスマーケットを楽しむ人たちで溢れかえっていました!そして、ドイツの冬は16時くらいからすでに日が沈みはじめ、17時には真っ暗です。

『LUCIA WEIHNACHTSMARKT』は、直訳で『ルシアのクリスマスマーケット』という意味。

ルシアとは、北欧の国々のキリスト教の祝日、12月13日『聖ルシアの日』からきています。一家の中の年長の女の子がロウソクに火を灯して、街を練り歩くのだそうです。

マーケットの屋台は、それぞれの国旗が掲げられていて、その国ならではのご飯を楽しむことができます◎

ちょっとした旅行にきた気分になれます!

クリスマスマーケットといえば、まず『グリューワイン』を飲もう!

ドイツのクリスマスマーケットで欠かせない定番の飲みのものが、あったか~い『グリューワイン』。グリューワインとは、赤ワインにシナモンやスパイス、果物を加えて温めたホットワインのことです。

これを飲まないと、12月を終えることができない!というくらい、この時期になるととても恋しくなります。クリスマスマーケットは基本野外で寒いので、これを飲んで、ほっと一息。冷えた体を温めます。

人がいっぱいいすぎて見えないかもしれませんが、真ん中に長い木の机があり、ここでみんなグリューワインを片手におしゃべりを楽しみます。

以前『いらなくなったものは、必要な人のもとへ。ベルリンのサステナブルな文化をご紹介!』の記事内でPfandという制度をご紹介しましたが…

こちらで飲み物を買う場合、飲み物代と一緒に容器代(Pfand)も強制的に支払う義務があります。それらは飲み終わったと、酒屋さんのカウンターやスーパーに設置してある回収BOXに持っていくと支払った容器代が戻ってくるという仕組みになっています。

グリューワインのカップも同様で、購入する際に『カップ代』の1ユーロをプラスして支払います。カップをお店に返すと、支払ったカップ代の1ユーロは帰ってきます。このカップは、また綺麗に洗い、他のお客さんが使い、循環してゆくのです。

もちろん、カップを記念に欲しい人はそのまま持って帰ってもOK。カップの柄は、クリスマスマーケットの会場によって違うので、コレクションしている人もいますよ◎

お肉料理の屋台が多い中、ついに発見したヴィーガンピザ!

基本ドイツの家庭料理はお肉料理が多く、クリスマスという特別なイベントになるとさらに豪華なお肉料理。。さすがにベジタリアンやヴィーガンのお料理はないかな…と諦めかけていたとき、ふと、1番人が並んでいる屋台が気になり、メニューの看板をみてみると…

ベジタリアンとヴィーガンの文字を発見!!しかもベジタリアン、4種類もある!!何屋さんなのかなと、人混みをかき分け見てみると、どうやらピザ屋さん。立派な焼き釜もあり、その場で焼きたてが頂けるみたいです!

『ヴィーガンバージョンもあるけど、15分待ってね』と看板に書いてあるのですが、せっかくなので待ってみることにしました。

並んでやっと注文をする番になったとき、とてもフレンドリーなお兄さんが、『ヴィーガン?ok、5分!5分でできるから待ってて!!』と手際よく焼き始めてくれました。

なので15分も待つことなく、焼きたて熱々のヴィーガンピザを頂くことができました。

それが、こちら!

のっているのは、ニンジン・玉ねぎ・きゅうり・マッシュルーム、オリーブの実。熱々でもっちり、野菜の美味しさもそのままで、とても幸せな気分になれました◎

きっとこの屋台に1番人が多く並んでいたのは、ピザももちろん美味しいし、ピザを焼くお兄さんの明るい人柄もあると思いますが、ヴィーガンやベジタリアンという選択をする人が、この街には多くいるからなのではないかと思います。改めて、この街が受け入れている多様性を感じました。

まとめ

2019年の1月から、veggy online様でのコラムを書かせて頂くようになり、9月からはとても嬉しいことに本誌でも連載させて頂くようになりました。

ベルリンやヨーロッパのヴィーガン事情やサステナブルな情報を取材をする中で、私自身もさらに興味を持ちました。特に、ベルリンのサステナブルな取り組みはとてもストイックで、どんどん新しいアイディアや活動が生まれてきています。

2020年は、どんなものに出会えるのか、今からとても楽しみです!

1年間読んでいただき、本当にありがとうございました!みなさん、良いお年を。そして、来年もどうぞよろしくお願い致します◎

西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

Portfolio site : http://kiyonosaito.com/

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The Green Market Berlin: “Winter Edition 2019” イベントレポート

こんにちは、ベルリン在住イラストレーターのKiKiです。

夏にも訪れ、veggy onlineでもレポート記事を書かせていただいたイベント『The Green Market Berlin』。 今回 『Winter Edition 2019』が開催されたので、またお邪魔してきました!

ちなみに『Summer Edition 2019』のレポート記事は、こちらです。 ぜひ、こちらも合わせて読んで頂けたら嬉しいです◎

『The Green Market Berlin』とは?

夏の記事を読んでいらっしゃらない方もいるかもしれないので、少しおさらいです。

The Green Market Berlinは、ヴィーガンシーンの新しいヒーロー達にとって理想的なプラットフォームの設立を目指し、2014年にスタートしたイベント。夏と冬の年2回開催されています。今回で5周年を迎えるそうです。おめでとうございます!

出展者と来場者の間でアイディアを交換する機会を提供し、『持続可能な消費は意識的に楽しめることを証明すること』がこのイベントの目的です。出展者を選ぶ際は、持続可能なプロダクトであることを非常に重視しています。

会場では、食べ物の屋台、音楽、ファッション、化粧品、クッキングショー、DYIワークショップ、講演会、そしてギフトなど、アイデアのカラフルな組み合わせに出逢うことができます◎

出展者の方にスムーズに取材するためにも、人が少ないと予想されるイベント開始時間(正午12時)に向かったのですが、会場はあっという間にたくさんの来場客でいっぱいに。ベルリン市民のヴィーガンとサステナブルの注目の高さを改めて実感しました。

それでは今回も気になったブースを2つ、ご紹介したいと思います!

サーモンの代用は”ニンジン”!? 『ヴィーガンサーモンパン』

最初に目が止まったのは”veganes Lachsbrötchen”の文字。直訳すると、”ヴィーガンサーモンの(小さい)パン”。今まで大豆などの植物性タンパク質からつくられた代替肉を使用した料理を多く見てきましたが、お魚は初めてかも!

気になって、早速購入。

サーモンの代わりに使われていたのは、なんとニンジン!

ちなみにこれは、The Green Market Berlinのために考えた最新作なのだそう。

食べてみると、美味しい…そしてニンジンなのになぜかほんのりサーモンの味がするような…?聞いてみると、調理法に秘密があるそうです。

まずニンジンをオーブンで焼いてから冷燻します。

その後ニンジンをサーモンに見立てたかたちのように薄切りし、冷間圧搾したアマニ油のマリネ液、ヒマラヤの塩、メープルシロップ、コショウ、乾燥ディル、レモンジュース、剥いた海苔に数日間漬け込んだのだそう。

「魚の味は亜麻仁油と海苔に由来しているんだよ」と教えてくれました!すごいアイディア!!

すべて植物性なのに視覚と味付けの魔法で、海の香りがする不思議で、とっても美味しいパンでした◎

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VeganOstъ

HP:https://www.facebook.com/VeganOst/?fref=ts

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Don’t just eat plants. Grow plant. (植物をただ食べるだけでなく、育てよう!)アプリで植物をサポート『bosque』

次に目が止まったのは、このポスター。

『Don’t just eat plants. Grow plant. (植物をただ食べるだけでなく、育てよう!)』

ヴィーガン関係のイベントに足を運ぶと、多くが”お肉の代わりに野菜を食べること”のユニークなアイディアが目白押しで、それがもちろんワクワクして面白いのですが、このポスターの文字が目に入ったときに、ハッとしてしまいました。

たしかに。植物との共存、そして育てていくこと。そもそもこれが真理ですよね。

このキャッチコピーと共に紹介されていたプロダクトは、『Bosque』というサステナブルをテーマに開発された新しい形の植物デリバリーアプリ。

『Bosque』で大切に育てられた植物たちを購入すると、アプリを通してデジタル植物アシスタントのメアリーが、何か植物たちのことでも待った困ったことがあるとすぐ質問に答えてくれるのだそう。

リサイクルが可能なもののみを使用した梱包で、植物たちの健康のために箱の中の滞在時間も考慮。安全に依頼主へ届けるために時間指定の相談にも柔軟に対応してくれます。

いくつか植物たちが一緒に会場に来ていましたが、その中でも気になったのはこちら。

植物たちには、それぞれ名前がつけられていて、彼女は”キャシー”というそうです。

彼女の紹介文も、とてもユニーク。

【キャシー】

黒とピンクの葉で覆われた彼女は、特にあなたのフラットの暖かくて影のある場所でポーズをとるのが好きです。ただし、直射日光は避けてください。 彼女は夜行性にもかかわらずスポットライトを楽しみ、葉を光源に1分ごとに合わせます。彼女は濡れた足に耐えることができないため、土が乾いた場合にのみ水やりをする必要があります。 彼女は歌姫かもしれませんが、完全に無毒です。

親しみやすい紹介文から、植物たちへの深い愛が伝わってきますよね◎

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Bosque

HP :  https://www.bosque.berlin/

Instagram : @bosqueplants

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ベルリンでは、どんどんヴィーガンやサステナブルをテーマにした食品やプロダクトが増えてきていている印象です。

次のThe Green Market Berlinは、来年の夏。今度はどんなものに出逢えるのか、今からとても楽しみです!

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The Green Market Berlin

HP:http://greenmarketberlin.com/

Instagram:@greenmarketberlin

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西伊豆の小さな美しい村出身。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

Portfolio site : http://kiyonosaito.com/instagram : https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/

ヨーロッパで初めてオープンしたヴィーガンドーナツ屋さん 『brammibal’sdonuts』

ヨーロッパで初めてオープンしたヴィーガンドーナツ屋さん 『brammibal’sdonuts』

こんにちは、ベルリン在住・イラストレーターのKiKiです◎

今まで『世界のヴィーガン放浪記』として国単位で素敵なヴィーガンのお店を紹介していましたが、他の国に行くのも不定期なのと、何よりベルリンにはまだまだ素敵なヴィーガンのお店があるので、気になったお店をどんどん紹介して行くことにしました!

今回ご紹介するのは、ヨーロッパで初めてオープンしたヴィーガンドーナツ屋さん『brammibal’sdonuts』です。

お店のイメージカラーは”ピンク”!ドーナツたちもカラフルで可愛くて味ももちろん最高、みんなが笑顔になるハッピーなドーナツ屋さん。なぜヴィーガンドーナツ屋をオープンしようと思ったのか、その経緯やヴィーガンドーナツを通して伝えていきたいことなども、教えてもらいました◎

brammibal’sdonuts

『brammibal’sdonuts』のオーナーでパートナーのジェシカとブラムは、12年以上ヴィーガン生活を送っています。今から4年前、彼らはヴィーガンドーナツを切望していましたが、残念ながらヨーロッパでヴィーガンドーナツを買えるお店がありませんでした。そこで、彼らは自分たちでつくろうと考えました。

さらに自分たちのためだけでなく、ベルリン市民に良質で優しいヴィーガンドーナツを届けようと、2015年初めに『brammibal’sdonuts』を立ち上げます。

立ち上げのの1年目、様々なフードマーケットやイベントに出店すると早期売り切れが続出。翌年の2016年5月、時が来た!と判断し、ヨーロッパ初のヴィーガンドーナツショップをオープンしたのです。

優しいドーナツとお客さんたちの笑顔に囲まれた、暖かい空間。

店内に入ると、ショップのテーマカラーである”ピンク”で統一された内装に一目惚れ。私がお店に訪れた日は土曜日で、友人同士・カップル・家族などたくさんの人たちで店内は常に賑やか。

ショーケースに並んだドーナツを見た小さな子供が、目をキラキラに輝かせてこう言いました。

『Wow, toll !! Ganz viele Donuts !! (わお、すごい!! とてもたくさんのドーナツ!!』

君のその気持ち、とてもよくわかるよ!!と、心の中で思っていました。笑
ドーナツのデザインも遊び心をくすぐり、見ているだけでワクワクしてきます。

『brammibal’sdonuts』は、”ヴィーガン”としてだけでなく、工業的につくられたドーナツに代わる優しくて誠実な代替品を提供する、という想いも込めて活動をしているそうです。

すべてのドーナツは安全で高品質の材料のみを使用し、パン職人によって新鮮につくられています。通常の6種類のドーナツに加えて、毎月新しい味を追加。季節ごとの味を楽しむことができるのです。

どのドーナツたちもとても魅力的で、どれにするか数分間迷ってしまいました。そして最終的に選んだのは、こちら!チョコレートのクッキー&クリームとストロベリーのドーナツ!

通常のドーナツより、少し大きめのサイズ。2つ食べて、幸せでお腹がいっぱいになるくらい!ドーナツは、ふわふわで、コーティングのチョコやストロベリーも甘さ控えめで、とても優しい味でした。

この日友人と訪れた私は、ドーナツの美味しさと店内の居心地の良さに、気づくと長い時間滞在していたのでした。

ヴィーガンドーナツを通して、”ヴィーガン”という選択肢をポジティブに伝えていきたい。

後日また訪れた際に頂いたアップルパイドーナツも、とても美味しかったです!

オーナーのジェシカはこう言います。
『私たちは多くの理由からヴィーガン生活を選びましたが、その主な理由は倫理的な動物たちの権利の保護です。ヴィーガンのイメージは近年徐々に変わってきましたが、まだヴィーガン食は退屈だと考える人たちがいます。ドーナツは親しみやすくて、ハッピーで、多様性のある、みんなが大好きな素晴らしい食べ物です。私たちはヴィーガン生活が退屈なものではなく、とても楽しいことであるということを、ヴィーガンドーナツを通してポジティブに伝えていきたいと考えています。』
そんな優しくてポジティブなドーナツの輪はどんどん広がり、現在はベルリン市内に3店舗あります。今回はプレンツラウアーベルク地区にある店舗にお邪魔し、取材させて頂きました。お忙しい中、本当にありがとうございました!

・・・・

日本でも、徐々に認識され始めている『ヴィーガン』という言葉。生活に取り入れたり、挑戦することを難しいと抵抗を感じる人たちもいると思います。私もそうでした。何か難しい食べ物なのかな、という印象をずっと持っていました。でも『ウィーガン』!と特に意識せず、とりあえず食べてみることをお勧めしたいです。とても美味しくて、様々な工夫をこらされた料理にきっと興味を持つと思います。まずはその興味から、考えることをはじめてみてほしいです。

日本でも、続々と美味しいヴィーガン料理屋さんがオープンしてきています。これを読んでくださった読者の方と、素敵なヴィーガン料理屋さんの出逢いが生まれることを祈っています◎

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『brammibal’s donuts』
取材先 
Address : Danziger Straße 65 Berlin Germany
他、2店舗ベルリンにあります。
Address : Maybachufer 8
Address : Alte Potsdamer Straße 7
URL:https://www.brammibalsdonuts.com/
Instagram : @brammibalsdonuts
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KiKi / イラストレーター
西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

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アメリカのプラントベース肉製造会社Beyond Meat ① ~ファストフードチェーンがこぞって使いだした魅力とは~

Clean Living !!
こんにちは。料理家/Cal Vegan和菓子作家のTerumi Kogaです。上白糖を使用せず、オーガニックや自然由来の食材で作る「Cal Vegan和菓子」を考案し、食を通して和文化を発信しています。

“Clean Living”とは清潔な生活という意味だけでなく、衣食住を通して心身ともにオーガニック、エコ、サスティナブル、ドラッグフリーな生活をめざそう! というヴィーガン達のライフスタイルのことも示しています。

さて、オリンピック開幕が本格的に迫った頃から盛んに叫ばれ始めた、「ヴィーガン」や「グルテンフリー」という言葉。今や聞かない日はないほど。
私の住む南カリフォルニアにはアメリカの2大代替え肉製造・販売業社の一つである、Beyond Meatの本社があります(もうひとつはImpossible Foods社)。
今回は、Beyond Meatの紹介とスタッフへのインタビュー記事を、2回に渡ってご紹介します。


~食品業界の革命~

2009年イーサン・ブラウン氏によって設立されたBeyond Meatは、プラントベースの代替肉を作る食品製造を主としています。2013年にアメリカ全土で商品の販売を開始し、2016年にはプラントベースのハンバーガー・パテの販売も始めました。
Beyond Meatの全ての商品は、大豆、添加物、グルテンがフリー。大豆アレルギーの多いアメリカでは、大豆ミートも敬遠されがちな現状なのです。
大豆ミートに慣れている日本のヴィーガンの方々にとって、Beyond Meatの商品は触感も味も新たな発見があることでしょう。今後、日本でも広まりうる食品だと思います。

もう一つの特徴は、その販売方法。Beyond Meatの商品は、ヴィーガン食品のコーナーにあるわけではなく、スーパーの極普通の精肉コーナーに置いてあるんです。これはBeyond Meatのこだわりの一つと言っていいのではないでしょうか。

現在Beyond Meatは、前述のハンバーガー・パテの他、ビーフ挽肉、ビーフあら挽き肉、ソーセージ(オリジナルとホットイタリアン風味)を製造販売しています。冷凍食品に至っては、鶏胸肉や牛ミートソース、タコス用の牛ひき肉などバラエティーに富んでいます。これらの全てがヴィーガンやベジタリアンが行く特別なスーパーマーケットではなく、私の住む南カリフォルニアの近所のスーパーで手に入るのです!


ご存知のようにアメリカ人はBBQ大好き! 毎日BBQなんていうお宅も珍しくありません。これ、冗談かと思われると思いますがホントの話。
プラントベースの肉をグリルで焼く。10年前には考えられなかったことでしょう。それに男子がBBQピットの前でトング片手に料理している姿ってカッコいい!! そう思いませんか?(笑)

 

~ファストフードとBeyond Meat社~


現在、Beyond Meatが提携しているファストフードチェーン店は、ダンキンドーナツ、デルタコ、A&W、カールスジュニア、ベジーグリル、TGI FRIDAYS。そして、つい最近KFCも「ケンタッキー・フライド・ミラクルチキン」としてBeyond Meatの製品を使った新商品を発売開始。さらにはマクドナルドまでもが、Beyond Meatのパテで試験販売を開始したのです。
創業者のイーサン・ブラウン氏は“マクドナルドでプラントベースのバーガーが買えるようになることは、長年の夢だった”とコメントしています。

 

~ファストフードがプラントベースに注目する訳~


何故ファストフード店がプラントベースに注目するのでしょうか?

私がアメリカに渡った28年前と比べると、西部や東海岸の人々の食に関する意識は相当変わったと思っています。しかし、それはまだ一部の州都に限っているのかも知れません。未だに食を要因とする子供の肥満率や糖尿病などの問題も深刻です。そしてこれらの問題は、低所得者(なんとサンフランシスコでは、所得1,700万円以下は低所得とされています)の家で起こりやすい傾向があります。価格が安く、手軽に買えるファストフードは低所得家族の主食となっていることが多いからです。

ファストフード=不健康、肥満、成人病などのイメージはなかなか払拭されるものではありません。そんな中、Beyond Meatは、ファストフードの不健康なイメージに光を与え、この先のアメリカ国民の食生活を一気に変えるぐらいの革命を起こしたのではないか? と大げさではなくそう感じるのです。食生活に制限のある人でも、ファストフードで食べることができる! ヴィーガンやベジタリアンと、そうでない人々が、ファストフード店で食を共にできるということを叶えたのです。

Beyond Meatは、同じくプラントベースの肉を製造、開発しているImpossible Food同様、ビル・ゲイツやレオナルド・デカプリオなど多くのセレブリティや実業家に投資を受けています。


そんな波にのるBeyond Meatですが、アメリカで知名度を得られるようになるまでに
は、10年という年月がかかりました。これからは、これまでよりずっと加速しながら、世界中の人々に影響を与えて行くのでないでしょうか。

今回はアメリカの代替肉製造&販売社・Beyond Meatとは? をご紹介しました。
次回はインタビュー記事です。スタッフの声をお楽しみに!!

*Beyond Meat https://www.beyondmeat.com/

Terumi Koga
料理家/Cal Vegan和菓子作家。カリフォルニアを拠点に料理教室、レシピ開発など幅広く活動。ヴィーガンで身体に優しい和菓子、Cal Vegan和菓子(2019年商品登録取得)はスーパーフードなどを使用した和洋のエッセンスが楽しい菓子である。
料理、和菓子を通して海外に和文化を発信している。Clean Living !!
http://www.terumikoga.com/

ベルリンのスーパーで発見!本物そっくりヴィーガンミートひき肉『NEXT LEVEL HACK』

こんにちは、ドイツ・ベルリン在住のイラストレーター、KiKiです。

ある日の夕方。近所のスーパーに買い出しに行くと、お肉売り場でこんなものを見つけました。その名も『NEXT LEVEL HACK / VEGANISHE HACK』!!

ドイツ語でひき肉のことを『Hack(ひき) fleisch(肉)』というので、商品名を日本語に訳すなら『次世代のひき肉、ヴィーガンミートひき肉』というところでしょうか。

とても気になって、すぐに購入し早速夕飯にお料理してみました!今回は、そのレポートをお送りしたいと思います。

次世代のひき肉、ヴィーガンミートひき肉!!

こちらがその次世代ヴィーガンミート!

精肉売り場に本物のお肉たちと一緒に並べられていましたが、ぱっとみ見分けがつきませんでした。大きく記載されている『VEGAN(ウィーガン)』マークに目が止まり、商品説明を読み、これがお肉ではないという事実に衝撃を受けました。

エンドウ豆・小麦・大豆など、さまざまな植物性タンパク質から出来ているようです。

価格は2.99ユーロ(約350円)で、こちらの一般的なひき肉の価格と変わりありません。見た目もそっくりで、良心的な価格。ヴィーガンの人はもちろん、ヴィーガンに興味を持っている人でも、抵抗なく購入し、試してみることができるのではないでしょうか。

そしてもう1点、日本の皆さんにお伝えしたいことがあります。それは、このウィーガンミートを購入したお店はオーガニックを意識した高級店などではなく、Lidlというヨーロッパを中心に展開しているスーパーで、商品価格も良心的で、一般庶民の優しい味方であるということです。

以下のLidl公式ページに、今回の商品開発の経緯についてこう書かれています。

8月の初めに、すべてのLidl店舗で自社ブランド「Next Level Meat」の最初の商品であるヴィーガンバーガーパティを発売し、多くの肯定的なフィードバックを受け取りました。

この顧客の応答により、代替肉の消費を簡単かつ魅力的にするために、他のヴィーガン製品を無敵の低価格で提供することが次のステップだと考えました。人気のヴィーガンバーガーパティと比較し、植物ベースのひき肉がどのようなフィードバックを受けるのか、とても興味深いです。私たちは、すでにさらなるアクションに取り組んでいます。

引用)
ヴィーガンハック:Lidlがヴィーガンブランドの「Next Level Meat」の範囲を拡大
9月2日からドイツ全土で植物ベースのひき肉とハンバーガーパテの販売を開始

ベルリンに住む友人たちは、ヴィーガンではなくてもBIO(オーガニック)というマークが記載されていない商品は買わないと決めている人たちが多く、そしてそれが一般の大多数の意見として世の中に浸透しているため、結果として企業はBIO(オーガニック)食品の開発に積極的に取り組み、こちらではお手頃な価格で提供されています。

ベルリンに住んで4年目ですが、今ウィーガン食品も同じ流れで急速的に増加し、さらにどんどん買いやすい値段になってきているように感じます。

日本では、BIO(オーガニック)・ヴィーガン食品は特別なもの、意識が高い人たち、経済的に余裕がある人たちが買うイメージがあるのではないでしょうか。価格も、実際他の食品と比べて高いのも事実です。

しかし、人々が『これが本当に私たちに必要なもので、これらは不要なものだ』と意思表示し、自分が購入したことの先の未来に生まれる影響を考えて行動していけば、少しずつ環境は変化していきます。

その変化の現在進行形を、日々ベルリンで見ることができて感動しています。

いきなり全てを変えていくことは難しいですが、ヴィーガンに限らず、ひとりひとりの小さなことから、できることから、私たちの世界を良い方向に変えていく種を撒いていけたら素敵ですよね。

私はその小さなことの一環として、購入したヴィーガンミートひき肉でのお料理レポートを皆さんにお届けしたいと思います。少しでも自分が食べるものについて興味を持って頂けたら、嬉しいです。

ヴィーガンミートひき肉で、
ドライカレーチャーハンを作ってみよう!!

ヴィーガンミートひき肉と、家にあるもので簡単にドライカレーチャーハンを作ってみました。本当に簡単に作ったお料理なので、あんまり格好の良い出来栄えではないのですが。。

まずは、玉ねぎとニンジンを炒めて、ある程度火が通ったらヴィーガンミートひき肉を投入します!

見た目はお肉ですが、匂いは豆系の匂いがします。通常のひき肉と同じように炒めていってみましょう。

感触は、本物のひき肉と比べると硬い感触がします。でも他に特にきになるところはありません。

炒め続けていきましょう。。

十分な時間炒めたのですが、色は完全に茶色くならず、赤みが残ってしまうようです。少し食べて確認をしましたが、この色合いでも十分火は通っています。見た目は完全にお肉ですが、香りと味は豆系のものです。

ご飯を加え、塩・コショウ・カレーパウダーを入れて味付けをして、調整していきましょう。

そして、完成したのはこちら!!

調理・見た目・食感はお肉ですが、やはりコツは味付けのようです。日頃から薄味が好きなので、少し豆の味が残ってしまいました。今回の場合だったら、もう少しカレーパウダーを多めに入れるなど、調味料でカバーする方法をもう少し研究する必要がありそうです。

こちらのレストランでいくつものビーガンミートを使ったお料理を食べていますが、どれも豆を感じさせることがなく、違和感のない味でした。今度食べるときは、味付けに注目して見てみようと思います!

【結論】
普段通りの料理方法で大丈夫、でも味付けに工夫が必要!

また購入して、他の料理にも挑戦してみようと思います。

以上、本物そっくりヴィーガンひき肉『NEXT LEVEL HACK』のご紹介とお料理レポートでした。

また興味深いヴィーガン食品をスーパーで見つけたら、ご紹介しますね◎

 


KiKi / イラストレーター
西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

Portfolio site : http://kiyonosaito.com/

instagram : https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/

 

【世界のヴィーガン放浪記】VOL.4 オーストリア・ゾース 後編

こんにちは、ベルリン在住・イラストレーターのKiKiです。
お待たせ致しました!『世界のヴィーガン放浪記』シリーズVol.4、オーストリア・ゾース編の後編です。(前編は、こちらでお読み頂けます)

今回はヴィーガンではないのですが、すべて手作業で愛情たっぷり込めてつくっていらっしゃるBIO(オーガニック)ワイン農家『Weingut Bernhard Plos』さんに1週間滞在し、ワインづくりのお手伝いと体験をさせて頂いたお話をお届けしています◎

家族みんなで、手作業でぶどうの収穫!

さあ、早速ワイン用の葡萄の収穫です。手袋をはめて、ひとつひとつ、傷をつけないように丁寧に摘み、バケツに入れていきます。

自分のバケツいっぱいになったら、葡萄畑の真ん中の細い道を走る、お義父さんが運転する小さなトラクターのボックスたちに入れていきます。『フェアシュー』の収穫と同じく、重いバケツを運ぶのは大変な作業。それでも気づいたら、トラクターの荷台は葡萄でいっぱいに!

前編で収穫した『フェアシュー』用の熟れていない青い葡萄と違い、ワイン用の葡萄たちはぷくりとした大粒。まるで宝石みたい…!

こちらは収穫中に葡萄たちの間で見つけた、てんとう虫のお写真。

てんとう虫もこの葡萄の美味しさがわかるのか、私が近づいても、ぎゅっとしてはなしませんでした。BIOワイン用の葡萄だからこそ、見ることができたのどかな光景の一つです◎とても癒されました。

滞在した時期的にワインは収穫までのお手伝いとなりましたが、美味しいワインとして今年みなさんに飲んで頂けたことを嬉しく思います!

ワイン農家さんたちが経営しているレストラン『ホイリゲ』

ゾースのメインストリートには、たくさんの”ホイリゲ”と呼ばれるワイン農家さんたちが経営しているレストランが並んでいます。そこでは自家製のワインを美味しいオーストリア料理と一緒に頂くことができます。

すべてのホイリゲが毎日オープンしている訳ではなく、ゾースのホイリゲの場合は最長18日間オープン、その後3週間のお休みというルールがあります。なのでお互いのお店に行き、お互いのワインを飲みながら語り合い、良きライバルとして切磋琢磨することもできるのです。

ドアの前に、ランプと松の葉が飾ってあったら『今日はオープンしているよ』の合図です!

滞在期間中、友人のお家のホイリゲはお休みだったので、友人の旦那さんの幼馴染が経営しているホイリゲに連れて行って頂きました。
お料理はこのようにカウンターに並んでいて、ガラス越しに見て選ぶことができます!どれも本当に美味しそうでした。

店内には、家族や友人たちと過ごす時間を楽しんでいる人たちがたくさん。

友人の旦那さんの幼馴染さんがおすすめのワインとチーズを持って、私たちのテーブルにやってきました。ワインのお話、最近のお話、政治のお話……話題と穏やかな笑い声はつきません。

ご一緒させて頂き、ゾースの人たちにとって、この時間と空間はとても大切なんだという暖かい気持ちが伝わってきました。そしてみんなのおしゃべりを盛り上げ、彩ってくれるワインは特別な存在なのでした。

BIOワインづくりのお手伝いと体験を通して。

私たち日本人は食事の前に、両手を合わせて『いただきます』という挨拶をします。食べ物とつくってくれた人たちへの感謝の気持ちを表す言葉です。

BIOワインつくり体験を通して、おいしい料理の背景には、料理を作ってくれた人と、そのさらに後ろに、食べ物を丁寧に育ててくれた人たちの働きと苦労がたくさん詰まっているということを身をもって実感しました。ドイツ語にも食前に言う言葉はあるのですが、どちらかというと『良い食事を』『召し上がれ』に近い印象で、ちょっと意味が違うんです。『いただきます』という挨拶は、どこの国に行っても忘れず、必ず言い続けたい日本語です。

そしてベルリンに帰る際に、とても嬉しいお土産を頂いてしましました…!実際に試飲もさせて頂いて、どれも美味しかったのですが特に気に入ったこの2本!

右がロゼ(メルロー/ カベルネ・ソーヴィニヨン)、左が白ワイン(リヴァーナー)。このワインたちは後日、ベルリンで行われた友人の個展のオープニングパーティーにて、みんなで美味しく飲みました!大好評で、すぐに空になってしまいました。笑
それからみんなで収穫した葡萄も何房か、お義母さんが可愛いカゴに入れて渡してくださいました。

絞られてワインになる葡萄たちですが、そのまま食べても甘くて、とても美味しかったです◎

ワインを飲むことはあっても、作られているところを見学できたり、実際に作業もさせて頂けることはとても貴重な経験でした。1週間大変お世話になりました、そしてありがとうございました!!

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『Weingut Bernhard Plos』
Address : Weinbergstraße 7, 2504 Sooß, Austria
HPは日本語版もあります!
URL:http://www.plosweinbergstrasse.at/JA/weinbau/

『Weinort Sooss』
オペラ座の前から、1時間に1本直行バスが出ています。
バス360番Wien oper前、Bad Vöslau  Thermalbad行、
Sooß b.Baden Badner Straßeで下車。
URL:https://www.sooss.at/

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西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

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【世界のヴィーガン放浪記】VOL.4 オーストリア・ゾース 前編

こんにちは、ベルリン在住・イラストレーターのKiKiです。
Vol.3のドイツ・ベルリン編から間が空いてしまっていた、『世界のヴィーガン放浪記』シリーズ。久々に書かせて頂くVol.4はオーストリア・ゾース編です!

今回はヴィーガンではないのですが、すべて手作業で愛情たっぷり込めてつくっていらっしゃるBIO(オーガニック)ワイン農家さんに1週間滞在し、BIOワインづくりのお手伝いと体験をさせて頂いたお話をお届けしたいと思います◎

美しい葡萄畑の緑色の絨毯が広がる、オーストリア・ゾース。

ゾースはオーストリアの首都・ウィーンからバスで約46分ほどの距離にある村です。

バスに揺られていると車窓からの景色が、華やかな都から、とてものどかな雰囲気に変わっていきます。あたり一面美しい葡萄畑が広がるゾースに降り立つと、空気もまったく違い、美味しい緑の味が胸いっぱいに広がりました。

ここは昔から伝統的にワインが作られてきた地域で、現在でも多くのワイン農家さんたちが美味しいワインを作り続けています。

ところで、オーストリアのみなさんの母国語もドイツ語ですが、ドイツのドイツ語とまたちょっと違う印象です。なんというか、音がコロコロしている感じ。同じ単語でも、ドイツとオーストリアでは意味が違ったり、挨拶が若干違っていたり、なんだかパラレルワールドに来たような不思議な感覚でした。笑 

お邪魔したのは、『Weingut Bernhard Plos』さん!


みんなで収穫した箱いっぱいの葡萄をトラックで運ぶ、お義父さん。

『Weingut Bernhard Plos』は、Plosさんご家族みんなさんでBIOワインをつくっていらっしゃいます。実はベルリンで出逢った友人が嫁ぎ、そのご縁で去年お手伝いとワインづくり体験をさせて頂きに訪れたのでした。

友人・旦那さん・お義父さん・お義母さんの4人家族。とても暖かく、笑顔が絶えない、優しいご家族です!

ブドウの収穫は、ひとつ、ひとつ、丁寧に手作業で摘み取られていきます。収穫後の加工作業や瓶詰めも、大きな機械は使わず、人の手で愛情たっぷり込めてつくっていらっしゃいます。この丁寧な手法で作られたワインは、大量生産の手法で生産されたワインとは一味も二味も違うものになるのだそう。試飲もさせて頂きましたが、本当にどれも美味しいんです!

さて、今回体験させて頂いた内容はこちらです。

・”フェアシュー”というジュース用の葡萄の収穫、実際に作って瓶詰めまで

・ワイン用の葡萄の収穫

・小さいブドウの苗を添え木に固定する作業

・畑の雑草取り

色々体験をさせて頂きましたが、今回は『フェアシュー』づくりとワイン用の葡萄の収穫の様子をご紹介したいと思います。

酸味が美味しい!『フェアシュー』づくり。
『フェアシュー』とは、熟れていない青い葡萄を使ったお酢の様なジュース。飲むときは、お水で割ります。まずは青い葡萄を収穫しに葡萄畑へ。手作業で一つずつ丁寧に摘んでいきます。

バケツがいっぱいになったら、大きなボックスに移して、また収穫作業に戻る、その繰り返しです。バケツいっぱいの葡萄たちはずっしり重く、結構ハード。普段机に座りっぱなしの私には、すぐに、ぜーはー息が上がってしましました。苦笑

収穫してすぐに、ジュースにする作業に移ります。まずは小さなマシーンに手作業で移し、枝と実を分別していきます。

分別された葡萄たちは、こちら。色が鮮やかで美しく、キラキラ輝いています。見ていたら、先ほどの収穫の疲れも癒されてゆきました。

次は葡萄たちを絞る作業です。この大きな筒の中にはゴム風船のようなものが入っていて、その側面に葡萄たちを入れていきます。そしてホースをつなぎ、ゴム風船のようなものに水を入れて膨らましていくことによって、中の葡萄たちを圧迫し、絞っていくという仕組みです。

その後絞った液体をタンクに移し、不純物を沈殿させるために一晩寝かせます。

次の日、不純物が取り除かれた液体を鍋に移し…

さらに74℃〜78℃で低温殺菌したものを、一つずつ手作業で瓶詰めしていきます。

このルーティーンを数時間かけて行います。瓶詰めし終えた沢山のフェアシューを見たとき、なんだか我が子のような感情が芽生えました。笑

そして無事完成したフェアシューたちは、ご好評頂き、今年夏のホイリゲで多くのお客さんに飲んで頂けたとお話を聞きました。とても嬉しいです!

ホイリゲとは、ワイン農家さんたちが経営しているレストランのこと。なんと自家製のワインを、地元の美味しいお料理と一緒に頂くことができるのです。

さて今回のBIOワインづくりのお手伝いと体験のお話は、長くなりそうなので前編と後編に分けさせて頂きます◎後編では、ワイン用の葡萄収穫の様子やホイリゲについてもご紹介しますね。

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『Weingut Bernhard Plos』
Address : Weinbergstraße 7, 2504 Sooß, Austria
HPは日本語版もあります!
URL:http://www.plosweinbergstrasse.at/JA/weinbau/

『Weinort Sooss』
オペラ座の前から、1時間に1本直行バスが出ています。
バス360番Wien oper前、Bad Vöslau  Thermalbad行、
Sooß b.Baden Badner Straßeで下車。
URL:https://www.sooss.at/

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西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。
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いらなくなったものは、必要な人のもとへ。ベルリンのサステナブルな文化をご紹介!– KiKi

こんにちは、ベルリン在住のイラストレーター・KiKiです◎

皆さんは、不要になったものたちをどうしていますか?
わたしは、まだ使えるのにもったいない!と思い、日本にいた頃はリサイクルショップや古本屋さんに持って行っていました。

田舎で子供が少ない地域で育ち、親戚やご近所の方たちに絵本やおもちゃ、お洋服などのおさがりを頂くことが多く、古いものを大切にする習慣が身近だったこともあり、すぐに捨てるということはあまり好きではありません。そして長く大切に愛用されているものの方が優しい魅力を感じます。

でもたまに中古品として販売するほどのものではないし、そんな時間も手間もかけられないし、もっと簡単に誰かに譲りたいと思うときがありました。例えば近所の道端に置いて、通りかかった必要な誰かが持って行ってくれたらいいのに、とか。

なんとベルリンでは、その”道端に放置スタイル”が日常的に行われていたりします。この街では、たくさんのサステナブルな習慣が自然に根付いているのです。

前回の記事で紹介した『食料レスキュースーパーSirplus』のように、ベルリンでは『不要な物を必要な人のところへ届ける』ことをみんな日常的に意識しています。その背景には、様々な人種・様々なバックグランドを持った人たちが暮らしているからだと、日々感じています。

そんなベルリンのサステナブルな習慣を3つ、ご紹介したいと思います。

まるで、道端での宝探し!『zu verschenken』

誰かの不要になったものたちが、本当になんでもない道端にダンボールや紙袋に入った状態でぽんっと放置されているのですが、これを『zu verschenken』といいます。

丁寧な人は『zu verschenken』と張り紙が貼ってありますが、基本ないものばかり。でもベルリンの人たちは、これらを『zu verschenken』なんだろうなあと、街の日常の一部として捉えています。そして欲しいな、と思ったら自由に持ち帰っていいのです!

放置されているものは、本や雑貨、誰かの教科書、ハンガー、服、大きくなると、机に椅子に、ソファー、ベットのマットまで。

『zu verschenken auf die straße stellen』とGoogleで画像検索してみてください。いろんなものが道端に放置されている写真がいっぱいあって、面白いですよ。

よく近所を気分転換に散歩に行くのですが、道端に放置されたダンボールを見つけると、ワクワクして中身を覗いてしまいます。
もちろん状態が良くないものもありますが、中には掘り出し物なんかもありますよ。

私が今まで見つけた掘り出し物ベスト3
・1日以上保温が続く、水筒(コーヒーや紅茶の持ち運びに重宝しています!)

・アンティークの可愛いタッパとお皿!(部屋に飾る以外にも、実際のお料理に大活躍しています!)

・古い昔の絵本たち(ドイツ語の勉強にも!)

ベルリンから、電車で1時間ほど揺られてつくポツダムにある小さな村を探検していたときは、大量の梨が『Verschenken』としてカゴいっぱいに入れられて置かれているのに出会ったことがあります。

そのカゴが置いてあった家のお庭を覗くと、たくさんの梨がなっている木がありました。これは、ご近所さんや通りかかった人たちへのお裾分けだったんですね。4つほど頂いて持って帰り、家で梨ケーキを作りました◎ なんだか、心があったかくなった1日でした。

『古着回収BOX』は、街のいたるところに。


『Verschenken』として、服も放置されていることがありますが、ベルリンには別に『古着回収BOX』もいたるところに放置されています。

街の人たちは、不要になった服たちをここに持ってきます。このBOXに集められた服たちは、発展途上国など、本当に必要としている人たちのところへと届けられるのです。

私はベルリンで何回かお引越しをしているのですが、荷物を減らすために『古着回収BOX』を活用しました。ゴミとして捨てるのではなく、必要な誰かのもとに届けることができると思うと、自分の気持ちもハッピーに。今必要でなくなったとしても、愛用していたものたちなので、それが誰かにまた使い続けてもらえると思うと嬉しいです。

ちなみに『古着回収BOX』を運営している会社が経営している、『HUMANA』と言う古着屋さんがベルリンにあります。もともと古着ファッションが好きだったこともあるのですが、こちらで買い物をすると売上金が発展途上国への支援に寄付されますし、可愛い掘り出し物もあるし、意識的に服はここで買うようにしています。

HUMANA:https://www.humana-second-hand.de/mode/first-class.html

Instargam : https://www.instagram.com/humanasecondhandgermany/

飲み終わった空き瓶は、酒屋さんやスーパーの回収BOXでお金に戻ります。

こちらで飲み物を買う場合、飲み物代と一緒に容器代(Pfand)も強制的に支払う義務があります。それらは飲み終わったと、酒屋さんのカウンターやスーパーに設置してある回収BOXに持っていくと支払った容器代が戻ってくるという仕組みになっています。

こちらが容器代が返ってくるマーク!

容器によって違いますが、値段はだいたい0.25セント(約33円)ほど。塵も積もれば山となる!ちなみに0.25セントあったら、こちらではプリンを1つ買えちゃいます。

この制度のおかげで道端での飲み物の空き容器の放置はなくなり、街の人たちも自主的にお店へ空き瓶を返しに行きます。そうして回収された瓶たちは、リサイクルへと回っていくのです。

昔は日本でも同じようにビール瓶などは酒屋さんに持っていくと、お金と交換してもらえたというお話を聞いたことがあります。ネットで調べたら今でも交換してくれる酒屋さんがあるそうですが、探すのが大変そう。もう一度、日本でもこの制度を復活させて日常化していけたら、いいことばかりなのになあと、こちらの回収BOXにいく度に思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか? 『Verschenken』なんかは『ご自由にお持ち帰りください』と書いた張り紙を貼って置いておけば、日本でも出来そうですよね。私はこの間、初めて『Verschenken』をしたのですが夕方頃には空になっている箱を見つけて、なんだか嬉しくなりました。

何かを捨てようとしたときに一度『これ、誰かが必要かな?』と考えてみてください。もし誰かの顔が浮かんだのなら、捨てずにその人に連絡をとって小さな循環の輪をつくってみましょう。


KiKi / イラストレーター
西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

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オーガニック・ワインを選ぶべき理由

オーガニック(ビオ)・ワインとビオディナミの違いとは?

近年のオーガニック・ブームで、オーガニック・ワインの需要が世界中で高まっていますが、そもそもオーガニック・ワインと呼ぶには、大きく以下の二つどちらかの農法でブドウを栽培しているかどうかがポイントになります。

1.ビオ(Bio):畑で3年以上無農薬・無科学肥料、殺虫剤不使用。

2.ビオディナミ(Biodynamie):無農薬、無化学肥料、殺虫剤不使用、さらに天体の動きを取り入れたシュタイナーが提唱した自然農法であり循環型農法。

人智学者のシュタイナーは人間の体と同じように、大地も天体の影響を受けると考え、太陽・月・惑星・地球の動きと調和したバイオダイナミック農法(フランス語でビオディナミ)を考案しました。フランスやドイツ、スイスなどでは、天体のリズムを考察し、各植物に適した種まきの日、耕す日、などを細かく記したバイオダイナミック・カレンダーが普及しています。近年はいわゆるオーガニック農法よりも、持続可能かつ生物多様性保護にもつながるバイオダイナミック農法の人気が高まっているようです。私も選べるならば、単にBIOではなくビオディナミを選ぶようにします。

ワインとチョコレートは相性がいい!?

近年話題の抗酸化力の高いスーパーフードの代表として知られるカカオ。最近はカカオ率の高いヘルシーなチョコレートが人気ですが、私は程よい甘さやクリーミーさのあるローチョコレートやローケーキにたっぷりフルーツを添えて、ワインと一緒にいただくのが好きです。チョコレートは加工されればされるほど、抗酸化力が減少しますから、健康のために美味しくいただくなら、私はローチョコレートがベストだと思っています。ギルトフリーなローチョコレートやローケーキであれば、カカオ以外の抗酸化作用の高いスーパーフードも沢山ブレンドできます。

特に赤ワインには抗酸化物質であるポフェノールが豊富なので、赤ワインとカカオの組み合わせはより高い抗酸化作用が期待できるようですよ。

もしあなたが毎日1〜2杯のワインを嗜むのが日課であれば、特に赤ワインは、肥満や心血管疾患のリスクの減少など、多くのベネフィットが期待されているので、あまり罪悪感を感じる必要はありませんが、これはちゃんとした製法のオーガニックのワインを選んだケースのみ当てはまると、アメリカの著名なホリスティック医師であるDr.Axeも言及しています。

亜硫酸塩は本当に避けるべきなの?

そのブドウがどんな農法で作られているかも重要ですが、最小限の酸化防止剤(亜硫酸塩)を含むワインなのかどうかも重要です。

最近、オーガニック・ワインが二日酔いになりにくいと言って選ばれる理由の一つに、亜硫酸塩の量が少ないから、という話があります。でもそもそもブドウの皮には亜硫酸塩が自然に含まれていて、これは例えば玉ねぎやニンニクといった野菜にも含まれている天然成分なのです。要するにワインを発酵させる過程で生まれる副産物でもありますから、すべてのワインには多かれ少なかれ亜硫酸塩が含まれているのです。要するに100%亜硫酸塩を含まないワインはありません。自然派ワインなどで「亜硫酸塩を含まない」というラベルの付いたワインでも、10 mg / L以下の亜硫酸塩を含んでいます。

それが現代では必要以上に多量の亜硫酸塩が添加されていて、それが問題視されるようになり、これを避ける為にオーガニック・ワインを選ぶ人々は確実に世界で増加しています。

アメリカのワイナリーでの出来事

以前、アメリカのワイナリーを視察に行った時のことです。オーガニック・ワインを製造しているワイナリーが、1000円以下で購入できる安いワインも多く作っていたのですが、その違いを目の前でオーナーが「これが安い理由さ」と見せてくれたのです。なんとそれはオークチップを詰め込んだ大きなティーバックを入れたドラム缶でした。要するにオークの香りを単にチップでつけていただけのワインでした。その後、ちゃんとオークの樽で仕込んだものと、安いチップで香りづけしたワインの違いを味見させてくれましたが、安い方は奥深さが全くない浅い味で本当に同じワイナリーで作っているのか疑いたくなるほど別物でした!!

私自身、フランスや仏近隣諸国のワイナリーを訪れたことはありましたが、そんな光景は見たことがなかったので少しショックでした。これも文化の違いなのだと納得して気を取り直していたら、そのオーナーは「ちゃんと美味しいワインを飲みたい人、とりあえずアルコールを飲めればいい人、みんな選択は自由なんだよ」と笑って話していて、私はアメリカならではのダブルスタンダードに苦笑するしかありませんでしたが、その時に安いワインと高いワインの違いをひとつ知ることができました。

でも私自身、ワインの中でどのタイプが好きかと聞かれると、やっぱり断然ロゼ! ロゼはプロヴァンス地方の名産のひとつでもありますが、私にとっては“ヴァカンスのワイン”でもあります。

 昔パリに住んでいた頃、フランス革命記念日のキャトーズジュイエ(7月14日パリ祭)から学校もお休みになるので、そのタイミングで夏でも涼しいモンブランに数泊したり、リヨンに寄り道をしながら、パリから南仏まで車で何日かかけて行ったのを思い出します。そんな南仏での道中によく飲んでいたのが軽くてフレッシュでフルーティーなロゼのワインなのです。

2019年7月10日
編集長 吉良さおり


吉良さおり
20代前半をイギリス、フランスで過ごし、プラントベース&オーガニックなライフスタイルをスタート。フランスでヨガのTTCを受けたことで、ホリスティック、スピリチュアル、自然療法を取り入れ始める。マクロビオティック、アーユルヴェーダ、ローフード、スーパーフード、薬膳など、様々な薬になる食事を実践・推奨。3児の母。

 

 

『Veganes sommerfest berlin 2019』イベントレポート

こんにちは!ベルリン在住のイラストレーター・KiKiです◎

ベルリンは8月の半ばに少し涼しくなり、もう夏は終わりかなと思っていたのですが、後半からまた気温が30度近くまで上がる真夏日が戻ってきました。
日本も、まだまだ暑い日が続いていますでしょうか?みなさん、水分補給をしっかり、体調にお気をつけくださいね。

さて、そんな真夏日のとある週末。多くの人が集まり、いつも賑わっているベルリンの中心地にある大きな広場”アレクサンダー広場”では
『Veganes sommerfest berlin 2019』という、ヴィーガンをテーマにしたサマーフェスティバルが開催されました。

今回は、そのイベントの様子をご紹介したいと思います!

『Veganes sommerfest berlin 2019』とは??

『Veganes sommerfest berlin』は毎年夏のこの時期に、アレキサンダー広場で開催されています。今年で10周年を迎えるそう!

このイベントは『開放性、寛容性、平和的な共存』をテーマにしています。 動物の権利、自然の保護、および植物に基づいた生活を支持することが、
現代の文明社会にに必要と言う考えから、このイベントを企画されているそうです。

また、イベント主催者は種差別(ヒト以外の生物に対する差別)だけでなく、人種差別、性差別、反ユダヤ主義、同性愛嫌悪、
およびその他のあらゆる差別を受け入れないと表明しています。

訪れている人たちは、人種も国籍も様々で、家族連れも多く、子供達の笑い声もたえないハッピーな空間でした。

わたしは土曜日のお昼過ぎぐらいに訪れたのですが、もうすでに会場のアレキサンダー広場は、ヴィーガンフードを片手に楽しくおしゃべりする人々でたくさん!

そして出店ブース数は、なんと139も!公式サイトでも見ることができる会場マップを片手に、散策しました。

会場にはビーガンフードの屋台の他に、動物の権利、環境保護、持続可能性に関するさまざまな情報を見たり、聞いたりできる、学習スペースも設けられていました。

例えば、こちらの『ASK A  VEGAN』のブース。ここでは実際にベルリンでヴィーガン生活を送っている人たちに、
植物ベースのライフ生活についてお話を聞くことができます。ヴィーガン生活に関する質問の回答と情報交換、始めるためのヒント、経験のシェアなど、様々な相談が可能です。

ブースに立っていたお姉さんに、ヴィーガン生活を始めたきっかけと、お肉を食べない生活に変えてからどういう変化が起こったのかを聞いてみました。

『食肉用の動物たちがどの様にされていくのか…それを知ったことがきっかけよ。1ヶ月ほど、お肉を食べない生活をしてみて、久々に1度食べてみたら、お肉の味をあまり良く感じなくなっていたの。だから今は“お肉を食べないことを意識している”と言うよりも、自然に野菜を食べる生活をしている感覚なの。ベルリンのスーパーやレストランには多くのヴィーガン料理が扱われているし、日常生活で困ることはあまりないわね。』

わたしの周りにも何人かヴィーガン、ベジタリアンの生活をしている友人がいますが、みんな“お肉の味が変わる”と言います。まだわたしは完全ベジタリアンの生活はできていませんが、少しずつお肉の量は減らしています。味の変化はまだ感じられませんが、お肉を食べると“ちょっと重いな…”と感じるようにはなってきました。

そんなお話を聞いていたのは、ちょうどお昼ご飯どき。お腹がすいてきました…。
あたりを見渡すと、座ってみんながご飯を食べられる場所も多く設けられています。

みんな美味しそうなヴィーガン料理片手に、楽しそう。さて、わたしは何を食べようかな!

本当に多くのヴィーガンフードが出店されていて、どれにするか会場を2周するくらい迷ってしまいました。。苦笑

そして、最終的に選んで食べたお料理をご紹介したいと思います!こちらです!!

一番人だかりがすごかった、イスラエルのヴィーガン料理。

サンドイッチ、ハンバーガー、アイス、ドーナッツと定番料理が並ぶ中、様々な国のヴィーガン料理も出店されていました。

そこで目に入ったのが、”イスラエルのヴィーガンフード”!人だかりも、ここのブースが一番多かったように感じます。個人的にイスラエルという国の文化が気になったので、列に並んでみることに。

メニューは3種類。

Katchapuni…ピタと呼ばれるパンに、新鮮な野菜をたくさんサンドしたもの。 

Manakish …”Manikish”とは、ピタパンと呼ばれるパンにオリーブオイルと”ザーター(Za’atar)”というスパイスを塗って焼き上げたもの。新鮮な野菜と一緒に、ハーブとカレーのソースをかけて頂くそうです。

Smoked potatoes…自家製のジャガイモをスモークしたものに、特製スパイスのソースがかかったもの。

わたしは1番目の『Katchapuni』を選んで注文してみました!

お皿めいいっぱいに、野菜が盛り付けされたものをいただきました。これを下にしいてあるピタと呼ばれるパンで包んで食べます。

ちなみに、ソースに使われている”ザーター(Za’atar)”とは、中東で良く使われるスパイスの一つ。お店によってそれぞれ配合は違うそうですが、白ゴマ・タイム・スマックというハーブを混ぜて作られているそう。

そのザーターというスパイスがとても良いお仕事をしていて、お肉はもちろん入っていませんでしたが、ヒヨコ豆・カリフラワー・スモークパプリカをとてもジューシーに感じました。

お店の人に聞いてみるとイスラエルでもヴィーガン生活を送る人が多く、それは宗教上の理由にあると教えてくれました。イスラエル人の多くは、ユダヤ教徒。食事についての決まりの中に、“肉と乳製品を混ぜてはいけない”というものがあり、必然的にベジタリアンやヴィーガンという文化が定着して行ったのだそう。

世界には様々な文化や宗教を持つ人たちが暮らしています。このイベントのテーマのように、『開放性、寛容性、平和的な共存』をしていくためには、植物性生活への理解が必要になってくると感じました。

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Veganes sommerfest berlin 2019

HP:https://www.veganes-sommerfest-berlin.de/

Instagram: @veganes_sommerfest_berlin

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KiKi / イラストレーター
西伊豆の小さな限界集落出身。交通機関もない、1番近いお店まで車で1時間。とにかく大自然しかない小さな集落で、紙とペンと空想で無限大に遊べることが、この上ない娯楽で贅沢でした。

2012年京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業。その後、同大学マンガ学科研究室にて副手を3年間務めながらイラストレーターとしての仕事を少しずつ増やしていき、2015年からフリーランスに。居場所を探して旅するように生きていたらベルリンに辿り着き、2016年の夏から移住。

例えば、私のように小さい集落で暮らしている子が、そこから旅立つ時期を迎えたときに、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』って気づけるようなものを残していけたら、最高だなと思いながら絵と文章をかいています。
Portfolio site : http://kiyonosaito.com/
instagram : https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/

ちょっと待って、まだそれ食べられます!ベルリンの食品レスキュースーパー『SIRPLUS』

こんにちは、ベルリン在住・イラストレーターのKiKiです。

みなさん、賞味期限が切れた食品について考えたことはありますか?もし、賞味期限切れの食品をすぐに捨ててしまっているのなら、ちょっと今回の記事を是非読んでみてほしいです。

わたしが賞味期限切れ食品について考えるようになったきっかけは、日本食品でした。こちらで日本食品を購入すると輸入品になるので、2倍、3倍のお値段になります。ヨーロッパの国々から見ると遠い国であることや、日本食ブームもあり、こちらでは日本食品は高価なもの、という印象です。

そこでベルリンに引っ越してから、日本から持参したものや友人からのお裾分けで頂いた日本食品は、多少賞味期限が切れていても、『もったいない…!』の精神で気にせず食べるようになりました。

それは最初、1ヶ月、そして2ヶ月。パッケージされているものは、封を開けなければ結構問題ないことがわかりました。最近は夏になり、去年頂いてそのまましまっておいた賞味期限が1年前の麦茶をつくって飲んでいますが、特に何も問題はありません。(ただし、個人の判断にお任せします…!)

そんな生活を送る中、賞味期限切れの食品をすぐに処分することをやめたら、廃棄食品の量を減らせるのではないかと、ぼんやり考えていました。

そして最近、わたしがぼんやり考えていた一方で、ベルリンではとっくに『食品レスキュースーパー』として実行し、活動しているスーパーがあることを知りました。

それが『SIRPLUS』です。今回、ベルリン・ノイケルン地区にある店舗を取材してきましたので、ご紹介いたします。

食品レスキュースーパー『SIRPLUS』とは?

SIRPLUSは、毎日大量に廃棄処分されてしまう”まだ食べられる”食品たちを救うために立ち上がった社会的なスタートアップです。

大手スーパーでは、厳しい食品検査をしているため、賞味期限切れの食品の他にも、規格外の野菜、パッケージに傷がついてしまった訳あり食品なども、やむを得ず廃棄処分に回すことになります。

そんなまだ食べられるのに、廃棄処分として認定されてしまった食品たちをSIRPLUSは大救出!実際の価格よりも大幅に安い値段で提供し、廃棄されてしまう食品を減らす活動をしているのです。

SIRPLUSを立ち上げた、創立者の1人であるRaphael Fellmerは、フードシェアリングの活動家。

ベルリンでは、難民など様々な事情を抱えて生活をしている人たちが多く、カフェやレストランで余り、処分に回される食料を必要な人たちにシェアしよう!という活動が盛んに行われています。わたしも電車に乗っていたときに、フードシェアリングの活動をしているお兄さんたちに声をかけられ、『廃棄されるパンだけど、まだ全然食べられるんだよ、食べる?』とパンを頂いたことがあります。もちろん全く問題なく、美味しく頂きました。

Raphael氏は2010年から5年半、お金を全く使わない生活を送りました。その生活の中で、多くのまだ食べることができる食料たちが廃棄されているという現状を知り、『SIRPLUS』のアイディアを閃きます。そしてクラウドファンディングで資金を募り、実現させたのです。

SIRPLUSの目標は、食品レスキューを通し、食品廃棄物を大幅に減らしていくこと。すべての食べ物を大切にし、生活のサイクルへの道を切り開くこと。売上金から、発展途上国の給食支援費に寄付するなどの”平和の循環”活動にも力を入れています。

気になる賞味期限切れの食品を販売することについてですが、SIRPLUSのウェブサイトにはこう書かれています。

賞味期限は消費期限ではありません。消費者が賞味期限切れであることを確認し、その食品に”楽しさ”を感じたのなら、それらを販売することは合法です。

つまり、消費者の判断に任せます、ということ。確かにその通り…

そんなSIRPLUS、お客さんたちの反応はどうなのでしょうか?

ベルリン・ノイケルン店内の様子。

開店時間の朝10時にお店にお邪魔したのですが、続々と若い子から年配の方まで、幅広い年齢層のお客さんがやってきました。

価格が大幅に安いことはもちろん、日頃から環境問題について意識が高いドイツ人たちの間で話題になり、とても注目されているのです。

品揃えは、野菜・缶詰・瓶詰め・飲料水・お菓子など、パッケージされて未開封のものなら、なんでも!パスタエリアに、うどんも発見しました。笑

そして、やっぱりみんなが気にしているのは賞味期限です。わたしも気になります、さっそく見ていきましょう!

BIO(オーガニック)食品も、多く並んでいます。こちらのPotato Fix (ポテトに味付けをするもの)の、元の販売価格は1.04ユーロ(約126円)が、SIRPLUSでは半額以下の0.55ユーロ(約67円)!!

気になる賞味期限は…

2019年の6月19日。取材日が2019年7月16日なので約1ヶ月前。わたしの経験から、1ヶ月くらいは全然平気だと思います。(でも個人の判断にお任せます!)

並んでいる商品と賞味期限をいくつか見てみましたが、2、3ヶ月前のものが多く、中には2018年7月18日のものも!約1年前ですね。

面白いなと、ちょっと笑ってしまったのは、このサンタさんチョコレート軍団。

ドイツではクリスマスはお正月のように、家族と過ごすとても大切な行事なので、毎年シーズンになるとクリスマス商品でスーパーの棚はいっぱいになります。しかしシーズンを終えると、姿をコツゼンと消すのです。。彼らは救出されて、夏の今でも子供達に夢を与え続けているんですね。

お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、商品の値札も工夫されていて、商品の名前・賞味期限・元の販売価格・SIRPLUS価格がきちんと記載されています。

消費者がすぐに、その食品を購入することについて考えることができるように配慮されているのです。

わたしは、試しにこのヴィーガン表示のある『ヘーゼルナッツとモリンガのスーパーチョコバー(賞味期限2019年3月12日)』を購入してみました。

この原稿を書きながら、美味しく頂いています。賞味期限も、全然気にならないお味です。チョコレートパワーで、原稿も楽しく進みました◎

さて、如何でしたでしょうか。もし食料棚や冷蔵庫を開けて、未開封の賞味期限切れ食品を見つけたら、すぐに捨てず、SIRPLUSのように『たのしさ』を感じるか、1度考えてみてください。
きっとまだまだ美味しくて、空腹のあなたを元気にしてくれるはず!

※この記事はSIRPLUS創立者の1人Raphael Fellmer氏に、取材・撮影許可を得て執筆しています。ありがとうございました!

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SIRPLUS
HP : https://sirplus.de/
Instagram : https://www.instagram.com/sirplus.de/
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KiKi / イラストレーター
西伊豆の小さな限界集落出身。交通機関もない、1番近いお店まで車で1時間。とにかく大自然しかない小さな集落で、紙とペンと空想で無限大に遊べることが、この上ない娯楽で贅沢でした。

2012年京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業。その後、同大学マンガ学科研究室にて副手を3年間務めながらイラストレーターとしての仕事を少しずつ増やしていき、2015年からフリーランスに。居場所を探して旅するように生きていたらベルリンに辿り着き、2016年の夏から移住。

例えば、私のように小さい集落で暮らしている子が、そこから旅立つ時期を迎えたときに、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』って気づけるようなものを残していけたら、最高だなと思いながら絵と文章をかいています。
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The Green Market Berlin: “Summer Edition 2019” ーー KiKi

6月を迎えたベルリンは、例年よりも暑くてとても驚いています。私がこちらに来た3年前の夏は太陽がとても美しくって、光に当たっても暑苦しいということはなく、心地よい感覚でした。

でも、年々日差しが強くなってきていて、この間の木曜日は37度だったかな。こんなお天気、ベルリンでは初めてで、日陰に避難しても暑い。そして、今までそんな夏を迎えてこなかったから、基本冷房という機能がベルリンの公共施設にはないのです。電車もバスも、あまりの暑さに窓を全開にしてくれているけれど、入ってくる風は生暖かいもの。。地球のことが心配になってきます。

さて今回はそんな暑いベルリンで6月末に開催された、持続可能な消費をテーマに開催されている『The Green Market Berlin: “Summer Edition 2019″』の様子をご紹介したいと思います。

The Green Market Berlin: “Summer Edition 2019”』とは?

Green Market Berlinは、ビーガンシーンの新しいヒーロー達にとって理想的なプラットフォームの設立を目指し、2014年にスタートしたイベントです。夏と冬の年2回開催されています。

出展者と訪問者の間でアイディアを交換する機会を提供し、持続可能な消費を意識的に楽しめることを証明することが、このイベントの目的です。出展者を選択する際は、”持続可能”なプロダクトであることを非常に重視しているそうです。

会場では、食べ物の屋台、音楽、ファッション、化粧品、クッキングショー、DYIワークショップ、講演会、そしてギフトなど、アイデアのカラフルな組み合わせに出逢うことができます。

3月に行われた『VEGGIE WORLD in Berlin 2019』と比べると、大きな企業ブースなど説明的なものは少なくて、もっとラフに身近に、ビーガンライフをみんなで楽しもうよ!という雰囲気が漂っていました。

ブースを覗くと、”持続可能”を意識したプロダクトが多く見つけられました。例えば、何度も使用できる竹で作られたストローだったり、持ち運び可能なフォーク・ナイフセットだったり。素敵だなあと感じたのは、そのような商品パッケージを現地のアーティスト達とコラボしていること。ブースのお姉さんが1つ1つ丁寧に教えてくれました。私も絵を描く人として、何かこういう形でお手伝いできたらなと刺激を受けました。

それから掃除用・洗濯用などの洗剤を果物などから作るレシピ本も見つけました。いくつかレシピを読んでみたのですが、身近にあるもので、材料もおそらく市販の物をドラッグストアで購入するよりも格段に安く、簡単につくることができるものばかりでした。もしこのことを多くの人が知ったら、ケミカルのものを買わず、手作りする人たちも増えるのではないでしょうか。

私のルームメイトも、環境保護にとても敏感で、洗剤類はいつも全て手作りをしています。この間、市販の洗濯用洗剤を使い切ったので、今度ルームメイトに作り方を教えてもらう予定です。これも、veggy onlineさんでシェアできたらなと考えています◎

日本では近年、ビーガンであったり、”持続可能”を考えたプロダクトだったりが話題になってきていると思いますが、こちらではもう日常で、地球環境に配慮していない商品であれば購入しないと意思表示している人が多く、『VEGAN』『BIO』の表記がある商品の方が消費者に信頼されています。そのため、多くの企業が『VEGAN』『BIO』のプロダクトを積極的に開発しているという循環が、日本でももっと活発に行われていけばいいのになと願うこの頃です。私の記事が、誰かが気づく何かのきっかけになればいいなと思いながら執筆しています。

少し熱くなってしました!イベントレポートに戻ります!
会場を散策していると、こんな可愛いBarを発見しました。

「犬と一緒に会場に遊びに来ることは大歓迎です!でも犬達が、たくさんの人、音楽、匂いのストレスにさらされているのを忘れないで。私たちは主催者として、犬達が何かを飲むことができるように、小さな給水所を設置します。」

こういう気遣い、とても心があたたかくなります。会場では、飼い主と一緒にイベントを楽しむワンちゃんたちをたくさん見かけました◎

さて、私もお腹がすいてきました。美味しいビーガンフードを探しに行きましょう!

スパイシーなお野菜が、ぎっしり!モロッコの伝統料理。

本当にたくさんの美味しそうなビーガンフードの中から、迷いに迷って気になったのが、こちら。

この丸く包まれたものたちは、一体なんなんだろう…?う〜ん、いい匂い!気になっ
て、店員の兄さんに聞いてみました。

「これは、モロッコの伝統料理だよ。春巻きのような皮で、野菜を包んで焼くんだ。」

なるほど!モロッコ料理は食べたことがないので、メニューの『Moroccan vegetable plate』を注文してみました。

春巻きの皮のようなもので包まれた中には、独特のスパイスで味つけられた野菜がぎっしり。ちょっと辛いけれども、夏にぴったりな味でした!

デザートは、カラフルな100%植物ベースのアイスクリーム!

ボリューミーなモロッコ料理に、お腹がいっぱいになりましたがデザートは別腹です。こんな暑い日は、アイスクリームが食べたい!!と、目に付いたのはカラフルなアイスクリーム。

『Tribeca ice cream』は、栄養について意識するアイスクリーム愛好家に向けて作られた、スペシャルなアイスクリームなのだそう。

ベースはココナッツオイル・ナッツミルク・ココアバターで、 人工的な味や添加物、精製された砂糖は未使用。 その結果、グルテンと大豆を含まないスーパークリーミーなビーガンオーガニックアイスクリームが完成したのだそう!

悩んで、贅沢にピーナッツチョコレートチップ味・ラズベリーココナッツ味・ブルーココナッツ味の3つをチョイス。

どれもとてもクリーミーな優しい味で、暑い夏を鮮やかな思い出に変えてくれました。

Tribeca ice cream
HP: https://www.tribecaicecream.com/
Instagram : @tribecaicecream

次のGreen Marketは、冬!また違った、冬の料理や新しいプロダクトに出会えることを楽しみにしています◎
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Green Market Berlin
HP:http://greenmarketberlin.com/
Instagram: @greenmarketberlin
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KiKi / イラストレーター

西伊豆の小さな限界集落出身。交通機関もない、1番近いお店まで車で1時間。とにかく大自然しかない小さな集落で、紙とペンと空想で無限大に遊べることが、この上ない娯楽で贅沢でした。

2012年京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業。その後、同大学マンガ学科研究室にて副手を3年間務めながらイラストレーターとしての仕事を少しずつ増やしていき、2015年からフリーランスに。居場所を探して旅するように生きていたらベルリンに辿り着き、2016年の夏から移住。

例えば、私のように小さい集落で暮らしている子が、そこから旅立つ時期を迎えたときに、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』って気づけるようなものを残していけたら、最高だなと思いながら絵と文章をかいています。

Portfolio site : http://kiyonosaito.com/
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