甘い生活 — 吉良さおり veggy編集長 コラム

もうすぐ発売の『veggy』65号(2019年7月10日号)では、糖質について特集をします!
veggyの吉良編集長が考える、糖質とは?

− From Editor in Chief

甘い生活

昔はカフェでコーヒーや紅茶などを注文すると必ず砂糖を入れていましたが、20歳ぐらいでマクロビオティックを知り、その関連の本で人工甘味料や白砂糖の害毒を知り、それからは意識して避けるようになりました。まだフランスに住んでいた頃、街中のカフェでちょっとお茶をするにも人工甘味料か白砂糖のチョイスしかなかったので、小さなケースに入れたラカントをバッグに常備し、カフェに行った際はそれを使うようにしていました。そんな時、決まって友人に「それなに?」と聞かれていましたが、説明すると長くなるので、興味のありそうな人以外には「アレルギーで普通の砂糖が摂れないの」と流していましたが、後にこの自分の適当な言い訳があながち間違いではなかったと痛感したのです。そして最近はココナッツシュガー、メープルシロップ、ドライフルーツ(特にデーツ)、生の果物などの甘さが中心ですが、甘味料を変えてからは自然とコーヒーや紅茶に甘味料を入れなくなっていました。マクロビオティックでは野菜や穀物から自然な甘さを引き出すレシピも多いので、それによって本来の味覚が戻ったのだと思います。

そんな私も若いころは“カロリーゼロ”に惑わされ、人工甘味料タップリのチョコレートなどに手を出したこともあります。しかも当時はそれが体に良いと思っていたのですから、本当に無知ほど怖いものはありません。まだ糖質チェンジしていなかった当時はとにかく気分にムラがあり、アップダウンが激しく、自己中心的でいつも不機嫌だったり、飽きっぽかったり、今思うと自覚のない低血糖症やシュガーホリックだったのでは? と感じます。たまに機嫌が良いときがあると「どうしたの? 珍しいね!」と友人に言われていたほどです。食を意識しはじめてから体調はもちろん性格まで変化しましたが、その中でも糖質を変えた影響はとても大きかったと感じています。

今でこそ色んな専門家の方々が白砂糖などの危険性を訴えていますが、砂糖そのものについては既に17世紀ぐらいから世界中の良心的な専門家たちがその危険性を訴えていたようです。近年は不自然な糖があまりにも増えすぎていますが、今のところ私が避けたほうが良いと思っているのは、異性化糖、人工甘味料、白砂糖(コーヒーシュガー、三温糖などのうっすら茶色いものも全て)の3種類です。よく人工甘味料を摂るぐらいなら白砂糖の方がまだマシだと云いますし、私自身も人工甘味料だけは子供に摂らせたくないので注意していますが、加工食品やお菓子の多くには人工甘味料よりも悪質だと云われる異性化糖が入っていますから、私の知らないところで子供たちが食べている可能性は確実にあると思います。外食などではわからないことも多いので、まずできることは加工食品も含め、家中の糖を全て変えてみることです。その次は手作りのお菓子やおやつを作ってみる事。そしてなぜたった今甘いものが欲しいのか自分を観察してみる事。甘いものが欲しくなったときは何か満たされない思いがあったり、緊張を緩めたい時であったりもします。甘いものが好きではなくてもお酒が好きな男性は多いですが、これも甘いものが欲しくなるのと原因は同じですから、適度に心身をリラックスさせるために質の良いものを摂る分には何ら問題はないと思うのです。

最後に、甘い生活を送りたい方は、まず不自然な糖を避けることから始めてみましょう!


2015年2月27日
編集長 吉良さおり
veggy vol.39(2015年3月号)より抜粋

The Green Market Berlin: “Summer Edition 2019” ーー KiKi

6月を迎えたベルリンは、例年よりも暑くてとても驚いています。私がこちらに来た3年前の夏は太陽がとても美しくって、光に当たっても暑苦しいということはなく、心地よい感覚でした。

でも、年々日差しが強くなってきていて、この間の木曜日は37度だったかな。こんなお天気、ベルリンでは初めてで、日陰に避難しても暑い。そして、今までそんな夏を迎えてこなかったから、基本冷房という機能がベルリンの公共施設にはないのです。電車もバスも、あまりの暑さに窓を全開にしてくれているけれど、入ってくる風は生暖かいもの。。地球のことが心配になってきます。

さて今回はそんな暑いベルリンで6月末に開催された、持続可能な消費をテーマに開催されている『The Green Market Berlin: “Summer Edition 2019″』の様子をご紹介したいと思います。

The Green Market Berlin: “Summer Edition 2019”』とは?

Green Market Berlinは、ビーガンシーンの新しいヒーロー達にとって理想的なプラットフォームの設立を目指し、2014年にスタートしたイベントです。夏と冬の年2回開催されています。

出展者と訪問者の間でアイディアを交換する機会を提供し、持続可能な消費を意識的に楽しめることを証明することが、このイベントの目的です。出展者を選択する際は、”持続可能”なプロダクトであることを非常に重視しているそうです。

会場では、食べ物の屋台、音楽、ファッション、化粧品、クッキングショー、DYIワークショップ、講演会、そしてギフトなど、アイデアのカラフルな組み合わせに出逢うことができます。

3月に行われた『VEGGIE WORLD in Berlin 2019』と比べると、大きな企業ブースなど説明的なものは少なくて、もっとラフに身近に、ビーガンライフをみんなで楽しもうよ!という雰囲気が漂っていました。

ブースを覗くと、”持続可能”を意識したプロダクトが多く見つけられました。例えば、何度も使用できる竹で作られたストローだったり、持ち運び可能なフォーク・ナイフセットだったり。素敵だなあと感じたのは、そのような商品パッケージを現地のアーティスト達とコラボしていること。ブースのお姉さんが1つ1つ丁寧に教えてくれました。私も絵を描く人として、何かこういう形でお手伝いできたらなと刺激を受けました。

それから掃除用・洗濯用などの洗剤を果物などから作るレシピ本も見つけました。いくつかレシピを読んでみたのですが、身近にあるもので、材料もおそらく市販の物をドラッグストアで購入するよりも格段に安く、簡単につくることができるものばかりでした。もしこのことを多くの人が知ったら、ケミカルのものを買わず、手作りする人たちも増えるのではないでしょうか。

私のルームメイトも、環境保護にとても敏感で、洗剤類はいつも全て手作りをしています。この間、市販の洗濯用洗剤を使い切ったので、今度ルームメイトに作り方を教えてもらう予定です。これも、veggy onlineさんでシェアできたらなと考えています◎

日本では近年、ビーガンであったり、”持続可能”を考えたプロダクトだったりが話題になってきていると思いますが、こちらではもう日常で、地球環境に配慮していない商品であれば購入しないと意思表示している人が多く、『VEGAN』『BIO』の表記がある商品の方が消費者に信頼されています。そのため、多くの企業が『VEGAN』『BIO』のプロダクトを積極的に開発しているという循環が、日本でももっと活発に行われていけばいいのになと願うこの頃です。私の記事が、誰かが気づく何かのきっかけになればいいなと思いながら執筆しています。

少し熱くなってしました!イベントレポートに戻ります!
会場を散策していると、こんな可愛いBarを発見しました。

「犬と一緒に会場に遊びに来ることは大歓迎です!でも犬達が、たくさんの人、音楽、匂いのストレスにさらされているのを忘れないで。私たちは主催者として、犬達が何かを飲むことができるように、小さな給水所を設置します。」

こういう気遣い、とても心があたたかくなります。会場では、飼い主と一緒にイベントを楽しむワンちゃんたちをたくさん見かけました◎

さて、私もお腹がすいてきました。美味しいビーガンフードを探しに行きましょう!

スパイシーなお野菜が、ぎっしり!モロッコの伝統料理。

本当にたくさんの美味しそうなビーガンフードの中から、迷いに迷って気になったのが、こちら。

この丸く包まれたものたちは、一体なんなんだろう…?う〜ん、いい匂い!気になっ
て、店員の兄さんに聞いてみました。

「これは、モロッコの伝統料理だよ。春巻きのような皮で、野菜を包んで焼くんだ。」

なるほど!モロッコ料理は食べたことがないので、メニューの『Moroccan vegetable plate』を注文してみました。

春巻きの皮のようなもので包まれた中には、独特のスパイスで味つけられた野菜がぎっしり。ちょっと辛いけれども、夏にぴったりな味でした!

デザートは、カラフルな100%植物ベースのアイスクリーム!

ボリューミーなモロッコ料理に、お腹がいっぱいになりましたがデザートは別腹です。こんな暑い日は、アイスクリームが食べたい!!と、目に付いたのはカラフルなアイスクリーム。

『Tribeca ice cream』は、栄養について意識するアイスクリーム愛好家に向けて作られた、スペシャルなアイスクリームなのだそう。

ベースはココナッツオイル・ナッツミルク・ココアバターで、 人工的な味や添加物、精製された砂糖は未使用。 その結果、グルテンと大豆を含まないスーパークリーミーなビーガンオーガニックアイスクリームが完成したのだそう!

悩んで、贅沢にピーナッツチョコレートチップ味・ラズベリーココナッツ味・ブルーココナッツ味の3つをチョイス。

どれもとてもクリーミーな優しい味で、暑い夏を鮮やかな思い出に変えてくれました。

Tribeca ice cream
HP: https://www.tribecaicecream.com/
Instagram : @tribecaicecream

次のGreen Marketは、冬!また違った、冬の料理や新しいプロダクトに出会えることを楽しみにしています◎
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Green Market Berlin
HP:http://greenmarketberlin.com/
Instagram: @greenmarketberlin
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KiKi / イラストレーター

西伊豆の小さな限界集落出身。交通機関もない、1番近いお店まで車で1時間。とにかく大自然しかない小さな集落で、紙とペンと空想で無限大に遊べることが、この上ない娯楽で贅沢でした。

2012年京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業。その後、同大学マンガ学科研究室にて副手を3年間務めながらイラストレーターとしての仕事を少しずつ増やしていき、2015年からフリーランスに。居場所を探して旅するように生きていたらベルリンに辿り着き、2016年の夏から移住。

例えば、私のように小さい集落で暮らしている子が、そこから旅立つ時期を迎えたときに、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』って気づけるようなものを残していけたら、最高だなと思いながら絵と文章をかいています。

Portfolio site : http://kiyonosaito.com/
instagram : https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/

 

食が変われば世界が変わる — 吉良さおりveggy編集長コラム

− From Editor in Chief

食が変われば世界が変わる

食を見直す事は、生きる本質を見直すシンプルな方法です

子どもの頃に“おいしい!”と思って食べていた食べ物を、大人になってふと思い出して食べてみたものの、当時の“おいしい!”とはなんだか違うな〜と違和感を覚えた経験はありませんか? 子どもの頃に“おいしい!”と感じた食べ物はもちろん本当にその食べ物自体がおいしかった場合もあるかもしれませんが、多くが当時のシチュエーションや空気感が楽しかったり幸せだったりすることから“おいしい!”と感じている事が多いそうです。またラットにストレスを与える実験では、ストレスの多いラットほど過食に走るというデータがあり、これは他の動物や人間にも当てはまるようです。良くも悪くも“食べる”という行為には心理的な部分が大きく関わっているようです。

食が変われば世界が変わる

慌ただしい現代では“サザエさん一家”のように常に一家団欒で食卓を囲むというケースが珍しくなってきている中、少し残念なデータを紹介します。これは厚生労働省が2007年に発表した調査結果ですが、子どもが朝食を誰と一緒に食べるかについて「子どもだけで食べる」と回答した比率が小中学生共に増加傾向にあり、2006年には小学生においても40%を超えていたそうです。仮に残りの60%弱の人々が家族で食事をしていたとしても、そこにお互いの会話はなく、お母さんは慌ただしくキッチンへ、お父さんや子どもは本・新聞・テレビ・携帯などに夢中といった其々が向き合うことなく孤立した状況だとしたら、決して健全だとは言えません。 些細な日々の家族間の交流は子どものコミュニケーション能力を育み、同時に精神を安定させますから、食卓から子どもの人格が形成されていくといっても過言ではないのかもしれません。かく言う私も時間のない朝に毎日子ども達と向き合っているかといわれると、そう完璧には出来ていないのが現状ですが、こういった統計を目の当たりにすると、色々と考えさせられてしまいます。

“いただきます”と“ごちそうさま”

日本では食事のあいさつとして子どもが真っ先に覚えるのが“いただきます”“ごちそうさま”ですが、そもそも“いただきます”には“あなたの命を頂いて私の命に代えさせて頂きます”という意味があります。そして昔は今のように1カ所で全てが揃うスーパーなどが無かった為、食事を作るために様々な場所へ走り回って用意していたことから“ごちそうさま(御馳走様)”という言葉に“走る”という意味の漢字が二つ並び、前後に作り手への敬意を表す“御”と“様”がつくようになったそうです。さらには古来から農耕民族だった日本人には八百万の神という考え方が根付き、仏(神)を意味する右手と自分自身を意味する左手を合わせて“合掌”することでさらに“一体になり繋がる”といった意味合いがあるそうです。

食から感謝の気持ちをみんながシェアできる、たとえ一人でも宇宙の繋がりを感じられる、そんな世界的にも他に例のない日本独特のスピリチュアルなこの文化を少し意識してみませんか? 私たち本来の“様々な生き物の命が繋がり合って自らが生かされている”という自然意識に戻りveggyな食事を愉しめば、ミラクルは誰にでも起こりえると思うのです。

*八百万の神 自然界全てに神が宿っているという考え方


編集長 吉良さおり
veggy vol.31(2013年11月号)より抜粋

あらゆる生命の花“フラワー・オブ・ライフ” — 吉良さおりveggy編集長コラム

− From Editor in Chief

あらゆる生命の花“フラワー・オブ・ライフ”

一説によると太古からある神聖な幾何学模様は、全てフラワー・オブ・ライフから始まっているとされ、この宇宙もフラワー・オブ・ライフから創造されたといわれています。そしてこの形は“無条件の愛の象徴”だとされ、私たちのDNAやRNAもここから生まれたといい、さらに私たちのカラダの原子細胞の好粒子は、まさにこのフラワー・オブ・ライフの形と同じだというのです。要するに誰しも無条件の愛を、カラダの中に既に持っているという事なのでしょうか。私自身は子供を出産した事で、この無条件の愛というものが自分の中にも存在すると気づかされましたが、自己愛が強く自己中心的だった若い頃から比べると自分の変容ぶりが実に面白いのです。ただしこれは今現在のまだまだ未熟な私にとっては、子供に対してのみに湧き出る感情であり、同じ家族でも夫に対してはなかなかこの感情を抱くのは難しいものです(笑)。きっと自分の両親も同じように自分の事をそう捉えていただろうと考えると、本当に守られていたんだな〜と幸せな気持ちになります。それと同時に、自分と同じようにパートナーに対してはこの無条件の愛がなかなか難しいものだったのだろうと察することができ、私が小さい頃に二人が離婚したことに対して、今となってはなんの疑問も感じなくなってしまいました。

ちなみに私が若い頃住んでいたフランスは2組に1組以上の離婚率だそうですが、今や日本でも3組に1組の離婚率ですし、ガンも二人に一人がなる時代だといわれています。こういった世の中の傾向をみると、離婚する人・しない人、ガンになる人・ならない人には、ある種のトラウマからなるパターンなども関係しているような気がするのです。毎月のようにトップニュースに上がる胸の痛くなるような児童虐待を始めとした様々な事件なども、個々のある種のパターンからなるものであれば、実は案外簡単にそのパターンをポジティブな方向に変換できるような気もするのです。私たちは通常言葉であれ行動であれ、ネガティブな感情を相手に発すると、自分自身にも同じようにそれが降りかかってきます。私達が宇宙に投げかけたものは、エネルギーであれ何であれ、どんなに些細なことでも戻ってくるという法則があります。

話をフラワー・オブ・ライフに戻しますが、この形はエジプトのオシリス神殿に刻まれ、イスラエルではガリラヤやメサダの古代ユダヤ教会にも見られ、日本においては神社の狛犬の足元や着物の柄、切子模様の柄、麻の葉模様など実に多く見られます。他にもインドの寺院、アイルランド、トルコ、イギリス、中国、チベット、ギリシャ、オーストラリアなど世界中でフラワー・オブ・ライフが刻まれた場所やモノがあるそうですから、共通の何かがあるのでは? と考えたくもなりますよね(笑)。

世界中で言語は違えど、ほぼ似た意味合いで呼ばれているフラワー・オブ・ライフは、生命のサイクルや果樹のサイクルを象徴しているそうです。種をまき、その種が芽吹き、さらには花を咲かせ、最後には種を含んだ果実を実らせ、再び地に落ちて新しい生命を生むというこの5つのサイクルに、私は全ての気づきがあるような気がしています。


2014年6月26日
編集長 吉良さおり

veggy vol.35(2014年7月号)より抜粋

薬になる食べ物 — 吉良さおりveggy編集長コラム

− From Editor in Chief

薬になる食べ物

今回の特集でもある世界的なムーブメントとなっている“スーパーフード”ですが、なぜここ近年で急速に注目されるようになり、取り入れる人々やお店が増え、さらに専門家も注目し始めて様々な研究が進んでいるのでしょうか? ずっと前の号でも同じような事を書いた気がしますが、本来の自然なムーブメントには必ず集合体意識というものが関係しています。この集合体意識とは意識のネットワークであり、それは身近な家族や友人・知人から始まり、学校、会社、社会、国、地球、宇宙へと広がっていきます。この広がるという部分だけを陰陽の法則で捉えれば、拡散する力は陰性(女性性)の力です。地球が水瓶座の時代に入ってからは女性性の時代と言われていますが、これからは陰性の女性的なマインドが重要な鍵となってくるような気がします。私たちは過去の様々な歴史から、もはや陽性(男性性)で暴力的な社会や風潮は望んでいないでしょうし、そのおかげでここまで自然が何もかも崩されていったのですから、これからは癒す、育むといった女性性がテーマになって当然の様な気がします。とはいえ男性性が必要ない訳ではありません。スパイラル(渦巻き)で拡散する力は陰性(女性性)ですが、それを力強く巻き込んでいく力は陽性(男性性)ですから、どんな時も両方のバランスが健全に作用していることが最も健康的であり自然な状態だと思うのです。

そんなことから考えると、古代から“薬になる食べ物”として食べられてきたスーパーフーフードがこれほど取り沙汰されるのは、私たちが自然回帰したいという意識があるからなのでは? と感じるのです。今でこそオーガニックの食べ物も増えてきましたが、私たちはもう軍需産業(戦争)の副産物である農薬、化学肥料、枯葉剤を使用した破壊的な食べ物には正直ウンザリしているのだと思います。真に自分や地球が癒される食事は、本誌のテーマである“植物性を中心とした自然な食べ物”だと思いますが、もしあなたが毎日の食事を全て自然な食べ物に変えるのが困難であれば、必ずデトックス力のある食材やスーパーフードを何かしら取り入れることです。私に関していうと、外食を除けばほぼオーガニックの食事にすることは十分可能ですし、実際に家で食べるものは90%以上がオーガニック&植物性です。それでも外食はしますし、様々なシーンにおいて多少の毒は避けられないでしょうから、毎日スーパーフードを摂取しつつ様々なデトックス法を取り入れています。

もうオーガニックが体に良いという事は本誌veggyを手に取ってくれている皆さんであれば十分理解されていると思いますし、ベジタリアンは単に野菜(ベジタブル)を食べる人という意味ではなく、本来は “バイタル(生命力)の強いものを食べる人”だという真の意味をしっかり理解されている事と思います。そもそも古代の人々は、お肉を食べて生命力を感じることはなく、野菜を食べることでイキイキとした生命力を感じていたのですから、今こそ本来の平和でバイタリティ溢れる自分を取り戻すために、食について少し本気で考えてみてもいいのではないでしょうか。薬になる食べ物といえば、“汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ”という言葉を残した医学の父と呼ばれたヒポクラテスも、やっぱり動物性はお勧めしないベジタリアンでしたからね。



2015年4月27日
編集長 吉良さおり

veggy vol.40(2015年5月号)より抜粋

【世界のヴィーガン放浪記】VOL.3 ドイツ・ベルリン

こんにちは、ヨーロッパのヴィーガン文化の首都と呼ばれているドイツはベルリン在住・イラストレーターのKiKiです◎

友人を訪ねたり、アートイベントのために近隣諸国を訪れることも多いこの夏。『旅のついでに、その国のベジタリアン・ヴィーガンレストランにも寄ってみよう!』と思いついた企画、『世界のヴィーガン放浪記』。今月は旅から戻り、ベルリンが1番楽しい季節の夏を楽しんでいます。

ということで第3回目の今回は、本当は最初にご紹介するべきだった大好きな街『ドイツ・ベルリン編』をご紹介したいと思います!

ドイツ・ベルリン

ドイツの首都・ベルリン。首都と言っても、日本の東京とイメージは正反対。自然との距離感が近く、ゆったりとした空気感が流れています。

個人的に、もちろん気候や雰囲気は全然違いますが、7年間住んでいた京都にちょっと似ているかなとも感じています。例えば、オフィス街やショッピングモールなどは、ある地域に集中していて、そこから離れればすぐに自然に出逢えるところや、芸術が盛んなところとか。みんな自転車で移動するのが大好きで、それも気持ちがいいことを知っているところとか。

ベルリンでは夏になると、友人たちとビールや食べ物を持って、公園や湖沿いにピクニックに出かけるのですが、それをしていると時々、鴨川で友人とチューハイ片手に語り合ったことを懐かしく思い出します◎

ここはドイツですが本当にいろんな国の人たちが住んでいる国際都市で、世界地図をぎゅっと凝縮させたような街です。3年住んでいますが、魅力が尽きず、全然飽きません。

多様なバックグラウンドを持っている人たちが住んでいる街だから、もちろんヴィーガン文化も日常生活で選択できるように配慮されています。

そんなベルリンにある、1つのヴィーガンカフェをご紹介したいと思います。

ヴィーガンケバブ屋『Vöner』

 1番に目につくのは、きっとお店の看板モンスター(?)のイラストでしょうか。私も可愛くて大好き。お店のドアもステッカーだらけ。でも結構こんな感じのお店はベルリンでは通常運転。

ベルリンには2大ファストフードというものがあります。『カリーブルスト』というソーセージにケチャップとカレーパウダー、そしてお好みでマヨネーズをかけて食べるものと、『ケバブ』です。

ケバブ屋さんが多いのは、トルコ系移民が多いことが関係しています。通常のケバブでも、もちろんお野菜たっぷりですが、牛か鳥のお肉が一緒に使われています。

『Vöner』は、お肉を一切使わないヴィーガンのケバブ屋さん。ケバブのことをこちらでは『Döner』といい、お店の名前は『Vegan(ヴィーガン)+Döner(ケバブ)』を文字って『Vöner』と名付けたそうです。すべてのメニューで、もちろんお肉と乳製品を扱っていません。

東側にあるこのお店。ベルリンに移住した1年目、ドイツ人ファミリーの家に言語と文化の勉強をかねてホームステイしていたのですが、このご近所に住んでました。ホストママに『ちょっとタトゥとか髪の毛が派手な人とかいて怖いかもしれないけれど、美味しいから是非行ってみて!』とおすすめされて、初めて行ったのがもう3年前。本当に美味しくて、それ以来大好きなお店の1つです。

当時もタトゥや髪の毛の色が派手な人に関して、偏見は一切なかったのですが(タトゥはしていませんが、学生時代自分も髪色がピンクだったり青だったりしていたので苦笑)、ベルリンは本当に気にしない、その人がしたいように、そのままの姿で生活しているように感じます。驚いたのは、現地の幼稚園の先生も、ゴリゴリにタトゥが入っていたり、夏はキャミで出勤していたり、小学校には大きな輪っかのピアスが空いてる先生もいました。それでも、全く問題がないんです。仕事はもちろんしっかりしているし、みんな口を揃えて言っていたのは『自分らしくいることが大切だから』。ちょっと話がずれましたが、これが私がベルリンを好きな理由の1つです。

さて、ヴィーガンケバブのお話に戻りましょう!お姉さんに、『Dönerを1つ!』とお願いします。そうすると、このカウンターですぐに作ってくれます。

お肉の代わりに、大豆タンパク質、野菜、スパイスやハーブなどをミックスしたもので代用しています。ちょっと上の写真が見にくいかもしれませんが、本物のケバブのように回転するロースターにセットされていて、くるくる回っています。かわいい。笑

ソースは、『豆乳ヨーグルトとハーブ』・『ごまペーストとニンニク』・『チリトマト』・『ピーナッツソース』の4種類から選べます。私は、『豆乳ヨーグルトとハーブ』をチョイス。

カウンターには、お店のショップカードと、お持ち帰り自由のステッカー。そして小さくてかわいい缶バッチは1ユーロ。ちょっとしたベルリン土産にもおすすめです。このキャラクター、見れば見るほど愛くるしい。

さてお姉さんが持ってきてくれた完成したヴィーガンケバブは、こちら!!

溢れんばかりの、今にもこぼれ落ちそうな野菜たち!いつも食べるのが難しくて、フォークとナイフを店員さんにもらうことができますが、結局一生懸命かぶりつくスタイルに落ち着きます。笑 ヴィーガンミートも、言われなければわからないくらい味もしっかりしているし、ボリューミー。1つ食べ終わる頃には、本当にお腹いっぱいで幸せな気持ちになります。

今日は友人と、開店時間ちょうどの12時にきましたが、どんどんお客さんは増え、食べ終わる頃には店内は満員に。お客さんは、外の席で愛犬とゆっくり食べている人、PCを持って集中している人、友達とおしゃべりする人、様々。そして人種もファッションも様々。店内に常備されている雑誌やフライヤーも、ヴィーガンに関するものはもちろん、政治やフェミニズムに関するものなど、自由について考える素材がたくさん。

太陽のエネルギーをたくさん浴びた生き生きとしたヴィーガンケバブを頬張りながら、いつも来るたびに“世界”について考えてしまう、不思議な空間です。

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『Vöner』

Address : Boxhagener Str. 56, 10245 Berlin Germany

URL:https://www.facebook.com/Voener/
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西伊豆の小さな限界集落出身。交通機関もない、1番近いお店まで車で1時間。とにかく大自然しかない小さな集落で、紙とペンと空想で無限大に遊べることが、この上ない娯楽で贅沢でした。

2012年京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業。その後、同大学マンガ学科研究室にて副手を3年間務めながらイラストレーターとしての仕事を少しずつ増やしていき、2015年からフリーランスに。居場所を探して旅するように生きていたらベルリンに辿り着き、2016年の夏から移住。

例えば、私のように小さい集落で暮らしている子が、そこから旅立つ時期を迎えたときに、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』って気づけるようなものを残していけたら、最高だなと思いながら絵と文章をかいています。

Portfolio site : http://kiyonosaito.com/

instagram : https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/

もう料理に困らない!ヴィーガンレシピアプリ「V-cook」が7月リリース!

NPO法人日本ヴィーガンコミュニティ代表の工藤柊さんの連載!
今回は第7回目です!


Hello Vegan!
みなさん、こんにちは。ヴィーガン生活3年目の、工藤柊(@itllbedark)です。

これまでに500名ほどのヴィーガンの人と出会ってきました。そして、ヴィーガンやベジタリアンを実践する上で、いくつかの課題があることに気がつきました。

その一つが、「ヴィーガン料理のレシピが少ない」ということです。僕自身もヴィーガンを実践し始めて1ヶ月ほどは、何を食べられるのかがわからず、水炊きや塩むすびばかりを食べていました。

今回の記事では、そんな悩めるヴィーガンやベジタリアンの実践者に、7月にリリースされる、ヴィーガンレシピ投稿アプリ「V-cook」をご紹介します。

ヴィーガンって?

ヴィーガンという言葉を聞いたことはあるでしょうか。ベジタリアンがお肉や魚介類を食べないことに加え、卵や乳製品などの動物性食品を全て避けるのが、ヴィーガンというライフスタイルです。また、食事のみではなく、ファッションでも、毛皮やファーなどの動物を利用したものの消費を避ける人たちを言います。

ヴィーガンやベジタリアンを実践する理由は、主に「動物愛護」や「環境保全」、「健康」など、さまざまです。もともとは、ヴィーガニズム(veganism)という、動物を利用せずに生きることを目指す主義を実践する方や、そのライフスタイルを指す言葉でしたが、近年は色やファッションなどにおいて動物製品を避けるライフスタイルを呼ぶことが多いです。

ヴィーガンって何食べてるの?

みなさんが「ヴィーガンなんだ」と話した時、どのような反応が返ってくるでしょうか。

その一つが「何を食べているの?」です。実際、僕自身もヴィーガンを実践しようと思い、最初に直面した課題も「何を食べられるかわからない」というものでした。

そのため、冒頭の通り1ヶ月もの間、水炊きや塩むすびで生き延びることになってしまったのです。しかし、調べてみればネットにもヴィーガンレシピが掲載されているサイトがあったり、たまに本屋さんにヴィーガン料理本があったりと、少しずつヴィーガン料理の幅が広がっていきました。そのおかげで、今では水炊き生活とはお別れすることができています。

ただし、ネット上のヴィーガンレシピの情報が散在していることや、レシピアプリにはヴィーガンという名前が付きながら動物性の食材が使われているなど、まだまだ課題があります。また、美味しいヴィーガン料理が作られるようになったとしても、料理の幅を広げるのは難しく、単調になってしまうことも多いです。

ヴィーガンレシピ投稿アプリ「V-cook」

「美味しいヴィーガン料理を作れない」「ヴィーガン料理の幅が狭い」という課題を持つ、ヴィーガンやベジタリアンに朗報があります。

ヴィーガンレシピ投稿アプリ「V-cook」が、2019年7月リリースが決定しました!

V-cookは、NPO法人日本ヴィーガンコミュニティが運営する、日本初のヴィーガンレシピ投稿アプリです。V-cookでは、無料で登録して、ヴィーガンレシピの投稿や検索、タイムラインや保存機能などを使うことが可能です。

「みんなでつくるヴィーガンレシピ集」というコンセプトで、登録者がみんなで協力し合い、ヴィーガン料理のレシピを投稿し、一緒に作り上げていくオンライン上のレシピ集を目指します。みんなでつくることで、既存のレシピサイトやレシピ集を圧倒するレシピ数や、これまでになかった料理アイデアとの出会いが生まれるでしょう。

既に、NPO法人日本ヴィーガンコミュニティのメンバーをはじめとした、先行利用者50名が利用を開始しており、日々新しいレシピの投稿がタイムラインに掲載されています。さらに、インスタグラムには、投稿されたレシピを毎日1つずつ紹介しています。1月から始めたインスタグラムも、今では4,500名がフォローしてくださるほどになっています。ぜひフォローしてください。

インスタグラム「V-cook」

7月のリリースは、インスタグラムや、NPO法人日本ヴィーガンコミュニティの公式SNSにて報告するので、お見逃しのないよう、お気をつけください!

NPO法人日本ヴィーガンコミュニティ

日本ヴィーガンコミュニティは、今回紹介した「V-cook」を開発・運営しているNPO法人です。全国の100人のベジ・ヴィーガンの当事者から構成される、協同組合モデルのNPOとして2018年11月から運営されています。

誰もがヴィーガンを実践できる“Hello Vegan!”な社会を目指し、他人任せではなく、メンバーが出資・運営・利用を行なっています。7月にリリースされる「V-cook」も、メンバー一人一人の出資や、運営への参加によって実現できました。

NPO法人日本ヴィーガンコミュニティへのメンバー加入や、サポーターとしての寄付などを承っていますので、下記のリンクよりご確認ください。共に、誰もがヴィーガンを実践できる社会を創っていきましょう!

メンバーになる

サポーターになる

ま と め

これまで、500人のベジ・ヴィーガンと会って、レシピに困っている人が非常に多かったです。今回7月にリリースする「V-cook」を通して、その課題を解決できればと思います。そして、ヴィーガンでも、ヴィーガンでなくても笑顔で食卓を囲めるよう、今後も開発・運営に尽力していきます。

では、皆さん楽しみにしていてください!

インスタグラム「V-cook」


工藤柊/kudo shu

高校3年にぺちゃんこの猫をきっかけにヴィーガンへ。神戸大学入学後、誰もがヴィーガンを実践できる”Hello Vegan!”な社会を目指して、大学食堂へのヴィーガンメニュー導入、ヴィーガンカフェの店長などの活動を行う。2018年大学を休学し、NPO法人日本ヴィーガンコミュニティを創設。自身のブログを始め、ライターとしても情報発信を行う。

ブログ「そうは言っても工藤さん」:http://kudoshu07.com/

ツイッター:https://twitter.com/itllbedark

NPO法人日本ヴィーガンコミュニティHP:https://hellovegan.jp/

 

縄文時代はみんな“ゆるベジ”だった。– 吉良さおりveggy編集長コラム

縄文時代はみんな“ゆるベジ”だった。

 ここ最近会った方々から“縄文”というメッセージを良くいただいていたので、自分でも気になって色々と調べていたのですが、なんと世界において一度も戦争などの争い事がなかった文明は、日本の縄文時代しかないそうなのです。いわゆる武器とみられるものが縄文土器からは一切出土されていないのが理由の一つらしいのですが、精霊信仰や自然信仰が重要視されていたという平和で争いごとのない時代は、かれこれ2万年も続いたといわれています。たった今も各地で紛争が起こっている現代社会からはとても信じられないような縄文時代ですが、歴史的に争いごとの絶えない欧米ではこの縄文時代への興味がとても高いらしく、需要があるのか各国で様々な縄文関係の書物が翻訳されているそうです。

 そしてveggy読者が一番気になるのはやっぱり縄文時代の食事ですよね。貝塚などからもわかるように当時は魚介を食べていたものの、魚介や狩猟にしても毎日採れるものではないので基本的には穀類と野菜や木の実が中心で、おそらく食事の80%ぐらいはプラントベース(植物性)だったと推測されています。当時からパンの様な食べ物が焼かれていた跡が残っているようですし、おやつにはドングリや栗などをベースにしたクッキーなども食べられていたそうですから、案外モダンな食生活だったような気もします。そういえばイタリアでは栗の粉でよく焼き菓子をつくりますよね。ともかく様々な出土品から推測するかぎり、現代でいう超自然食とあまり変わらないような気もしますし、なんだかおうちでも大いに実践できそうですよね!

縄文時代の女性は
みんなシャーマンだった!

 かつてイギリスに留学していた時に興味本位でストーンサークルを見に行った事がありますが、最近になってストーンサークルが既に日本の縄文時代にあったのだと知り、この摩訶不思議な女性性を主軸にした社会についてもっと知りたくなってしまいました。傾向としては女性がピアスをしたり様々な装飾品を身につけていた跡が残っていることから、女性がとても元気な時代だったという事は明確なようです。社会の中で女性性が虐げられることなく、のびのびといかせられる環境があれば、醜い争いごとや愚かな奪い合いなんて一瞬でなくなるような気がしますよね。

 そして沢山出土されている土偶の多くが妊婦や女性を形どったものであることから、女性崇拝も伺えますが、本来の妊婦や女性は霊感・直観力が鋭く、当時はそれに加えて自然と調和して生きていたことが精神性の高さに関係していたような気がします。現代でも女性は妊娠すると、その差はあれど五感が敏感になりますよね。私自身は次男と長女の妊娠中は金属で調理した食事に耐えられなくなり、重くて洗うのが面倒でも全て土鍋で調理していました。その時に初めて土鍋フライパンも購入したぐらい、ステンレスのフライパンのエネルギーでさえ拒絶反応を起こしてしまったのです。この金属アレルギーは出産後になくなりましたが、やはりピュアな土鍋で調理をすると、確実に旨味が違うのを実感しています。そういったことからも土鍋しか使用していなかった縄文時代の人々のエネルギーは、確実に豊かなものであっただろうと感じています。


2014年2月26日
編集長 吉良さおり

雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.33より抜粋

縄文に関するveggy booksはこちら↓↓

縄文ネイティブ

「私たちはなぜ縄文に魅かれるのか?」
自然と共生し独自の文化を開花させ、豊かで平和な社会を1万年以上維持していた世界。
現代日本と真逆ともいえる縄文の世界。
それは、ネイティブ・アメリカンやアボリジニやアフリカ、アジアにもある
ネイティブとしての共通の記憶だ。
そして日本列島にも、人びとに引き継がれてきた縄文ネイティブとしての記憶がある。
それは一見、消えてしまったように見えるが、現代の日本に形を変えながら生き続けている。
縄文とは何のつながりも見えない暮らしの中に生き続けている。
縄文土器の自然観や宗教観、山岳信仰や風習、海洋縄文人などのキーワードの中から、
私たちの持つ縄文の共通イメージを探ってゆく。
「僕らは何者で、一体どこへいけばいいのだろう?」
多くの日本人が今、悩んでいる。
本書では、陶芸家や画家、宗教家、弁護士、冒険家など、様々な人と対話し、
場所を訪れることで、縄文の精神性や美意識について考察してゆく。
縄文文化を探ることで、読者のこれからの生き方の指針になればと思っている。

縄文ネイティブ
著者/長吉秀夫
定価:本体1,500円+税
ISBN:978-4-906913-86-2
C0021
[Amazonから購入]

【世界のヴィーガン放浪記】VOL.2 エストニア・タリン

こんにちは、ヨーロッパのヴィーガン文化の首都と呼ばれているドイツはベルリン在住・イラストレーターのKiKiです◎

友人を訪ねたり、アートイベントのために近隣諸国を訪れることも多いこの夏。『旅のついでに、その国のベジタリアン・ヴィーガンレストランにも寄ってみよう!』と思いついた企画、『世界のヴィーガン放浪記』。第2回目は、ベルリンから飛行機で2時間半ほどの距離。北欧・バルト三国の一つ、エストニア・タリンでの旅をお届けしたいと思います!

北欧・バルト三国の一つエストニア・タリン

ユネスコ世界遺産に登録されているタリン旧市街

エストニアの首都・タリン。公用語はエストニア語ですが、街の人に話しかけるとほとんどの方が英語で返してくれました。

聞きなれない・見慣れないエストニア語ですが、街で見かける言葉を見ていると、時々『ん?ドイツ語?』と見間違えることがあるくらい、似た単語を見つけることができました。

例えばドイツ語で芸術は『Kunst』というのですが、エストニア語も『Kunst』。薬局はドイツ語で『Apotheke』、エストニア語はちょっと似ている『Apteek』。ヨーロッパの言語は親戚同士だから、文法だったり似ている部分が多いというのはベルリンに3年ほど住んで、ヨーロッパの他の国の人と話すたびに実感していますが、それにしても似ているところが多くて気になり、エストニア人の方に聞いてみました。

『エストニアは昔、ドイツに占領されていた歴史があるんだ。だから、ところどころにドイツ語のようなものが残ってるんだよ。食べ物も、ドイツ料理に似たものが多いね。おじいちゃん・おばあちゃんの世代では、ドイツ語を話す人もいるよ。他にも歴史的背景から、ロシア語しか話せない年配の方たちもいるんだ』

エストニアは昨年の2018年に、1918年2月24日の独立宣言から100周年を迎えました。

街はのどかで、平和そのもの。エストニア人は静かで、シャイで、お礼の後の笑顔が素朴だけれども暖かい、とても親切な人たちでした。国も人も、たくさん大変なことを乗り越えた経験がある方が、暖かくて、優しい気がします。4日間滞在して、大好きな国の1つになりました。

さて、そんな心暖かい国・エストニアはタリンで出会った、ヴィーガンフードをご紹介しますね◎

Vegan Inspiratsioon

旧市街地を散策してみると、かなり『Vegan』という言葉を見つけることができました。どのお店に入ろうかな…と悩んでいると、『Vegan Inspiratsioon』の文字が目に止まりました。

『Inspiratsioon』はエストニア語ですが、雰囲気から察するにきっと『Inspiration(インスピレーション)』と言う意味なのでは…?と早速翻訳アプリで調べると、ビンゴ!前回のブリュッセル編もそうでしたが、名前からして素敵なお料理が出てきそうな予感…!

店内に入ると、内装も素敵で、落ち着いた雰囲気。すでにたくさんのお客さんで賑わっていました。若い男性グループ・カップル・友達同士でワイワイしている人など、客層も様々。

店員のお姉さんに、エストニアのヴィーガン事情について聞いてみると『エストニアでは、とても日常的な文化よ。多くの人が環境や健康について考えて、食事を選んでいるわ』とのこと。

店内にはヴィーガンの雑誌と、こどもたち用の塗り絵も。

『CREATE THE WORLD YOU WANT TO LIVE IN. (あなたが住みたいと思う世界をつくろう!)』なんて、すてきな塗り絵!

そして、本当にたくさんあるメニューの中から迷って選んで注文したお料理は、こちら◎

実は、タリン空港についてすぐになぜか発熱してしまったので(手持ちの薬を飲んだら熱は下がりましたが…)、栄養をとらなくちゃと、とにかく野菜たっぷりでボリューミーなものをチョイスしてみました。

特製ソースとチェダーチーズソースに絡まって、本当に美味しかったです。特に、紫花豆とひよこ豆が中にぎっしり詰まっていて、お腹がとても満たされました。ヴィーガン料理は、お肉の代わりに豆を多く使うことが多いのですが、ヴィーガン料理を食べ始めてお豆の美味しさに気づきました。

美味しいごはんで満たされて、ハッピーになりながら店内をもう一度散策してみると壁にペインティングしている女の子を発見!彼女、Maari Soekovはタリン在住のアーティストで、今日と明日でこの壁画を完成させるのだそう。残念ながら完成した実物は見ることができませんでしたが、彼女のinstagramで見ることができるので、ぜひ。見ていてとても元気がもらえるパワフルなイラストです。

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『Vegan Inspiratsioon』
Address : Pagari 1/Lai 44, Tallinn

URL:https://veganinspiratsioon.ee/
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Karu talu šokolaad

さて、今回はもう1件訪れてみました。壁画のアーティスト・Maariにおすすめよ!と教えてもらった『ヴィーガンチョコレート』のお店です。

店内には、まるでアート作品のようなチョコレートがずらり。ひとかけらの大きさは、ケーキ1ピースくらいで結構ボリューミー。すべてグルテンフリー、ミルクフリー、そしてハンドメイド。

悩みに悩んで、わたしが選んだものはこちら◎

王道のいちごを選んでみました。とても大きなピースですが、甘さ控えめで食べ進めてもしつこくない、とても優しい味でした。上に乗っているドライストロベリーも、チョコレートととてもマッチしています。店員のお兄さんに『あなたもヴィーガンなの?』と聞いてみると、『僕の両親がずっと動物愛護家で、生まれたときから動物は食べたことがないんだ。だから26年間ヴィーガン生活を送っているよ』とのこと!とても笑顔が優しいお兄さんでした。

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『Karu talu šokolaad』
Address : Voorimehe 4 80032 Tallinn, Estonia

URL:https://www.facebook.com/karutalu.chocolate
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様々な考えや意思を持って、ヴィーガン料理を選んでいる人たちが多いということが改めてこの旅でわかりました。強制するわけではありませんが、日本でもヴィーガン料理を選択できる環境が普及したら、また少し世界の味方も変わってくるかも知れません。

さて、わたしはベルギーとエストニアの旅を終えてベルリンでの生活に戻っています。次回は、ベルリンの大好きなヴィーガンカフェをご紹介しますね◎

西伊豆の小さな限界集落出身。交通機関もない、1番近いお店まで車で1時間。とにかく大自然しかない小さな集落で、紙とペンと空想で無限大に遊べることが、この上ない娯楽で贅沢でした。

2012年京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業。その後、同大学マンガ学科研究室にて副手を3年間務めながらイラストレーターとしての仕事を少しずつ増やしていき、2015年からフリーランスに。居場所を探して旅するように生きていたらベルリンに辿り着き、2016年の夏から移住。

例えば、私のように小さい集落で暮らしている子が、そこから旅立つ時期を迎えたときに、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』って気づけるようなものを残していけたら、最高だなと思いながら絵と文章をかいています。

Portfolio site : http://kiyonosaito.com/
instagram : https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/

カルマが軽くなる食べ方・生き方 — 吉良さおり veggy編集長コラム

− From Editor in Chief

カルマが軽くなる食べ方・生き方

いつもベジタリアンになった理由を聞かれるのですが、そもそも私は子供の頃からほぼベジタリアンでした。特に家庭の嗜好や宗教上の理由ではなく、ただ単に家族の中で私だけがお肉を嫌っていたため、家では普通に動物性の食事もありましたが、例えばカレーやシチューにお肉が入っていれば、お肉だけ最初から自分のお皿にはよそわないようにしていました。給食などでも嫌いなものは全て残すか、最初から給食当番に断るか、食欲旺盛な男子にそっとおすそ分けするなど、その時々で頓智を働かせて柔軟に対応していました(笑)。ですからあまり苦労せず、大きくなるまでお肉を避けることが出来ていました。そしてその後イギリスに留学することになった時、イギリスの家庭ではよく食事にラム肉が出ると知り、断わる状況になる前に避けようと思い、ベジタリアンのお家へホームステイを決めます。その時のホストマザーは、子育てが終わって自由を謳歌している一人暮らしのアーティストでした。そこではキッチンを自由に使え、お肉の代わりに豆を使ったイギリス料理のシェファーズパイ(ミートパイ)を教えてもらったりと、一緒によく食事を作ったり、面白い現代アートの個展を見に行ったりと、とても健康に過ごせていました。そんな感じでベジカフェも多く、自然食品屋さんも多いイギリスでは難なくベジタリアン生活を過ごせていたのですが、その後に留学したフランスで一人暮らしを始め、少し体調を崩してしまいます。その時、日本人を含む有色人種が牛乳に含まれるラクトースを分解する酵素をあまり持っていないことを知り、毎日摂取していた乳製品を控えました。するとすぐに症状がひいたのです。他にも“なぜ植物性食品を多く摂る方が健康でいられるのか”という知識の大半は、その時に自分で本を読んだり、パリで色んな教室やヨガに通うことで理解できました。ただその頃に知ったマクロビオティックの陰陽の法則が、フランス語を通してでは本質を理解できなかったため、日本へ戻るたびにマクロビオティックの日本語の本を買い求めフランスへ舞い戻っていました(笑)。もう20年ぐらい前の話ですが、当時でも青山の“ブッククラブ回”あたりへ行けば、一通りその手の本が手に入ったのです。

そんな感じで特に20代後半はストイックにマクロビオティックを取り入れ、数年は徹底したヴィーガンの時期もありましたが、32歳で結婚してからはローフードやアーユルヴェーダも取り入れ始め、ハチミツやギーも摂取し、時には普通のケーキも食べますし、本当にごく時々ですが魚も外で振舞ってもらえばいただきますから、最近はかなり柔軟なベジタリアンです。ただし今でもお肉だけは食べることがありませんし、お肉もどきも苦手です。ここまであの固まりが嫌いなのは、何かのカルマかな? とも感じます(笑)。

世の中にはあまり食べなくともプラーナで生きられる人がいるようですが、ほとんどの人は食べなければ生きられません。ベジタリアンでも植物を食べますから、私たちは大なり小なり直接的に又は間接的に、何かを犠牲にしなければ生きてはいけないものです。ですからその犠牲やカルマをなるべく軽く出来る食べ方や生き方を、今後も“veggy”で提案できればと思います。


2014年12月24日 編集長 吉良さおり
veggy vol.38(2015年1月号)より抜粋

ヨガから始める手放し上手 — 吉良さおり編集長コラム

− From Editor in Chief

ヨガから始める手放し上手

私が思い出したようにヨガや瞑想をするのは、特に意識はしてないけれど、多分何かモヤモヤなどをリリース(手放す)したい時だと思います。大体はまだ子供が寝静まっている早朝か、眠りについた夜、しかもかなり時間にゆとりがある時しか気が向きませんから、今は週に1度ぐらいそんな時間が作れればいいかな、という程度です。多くのママがそうであるように、小さな子供がいると、自分と向き合える時間を作るのは難しいもの……、そう思っていました。それはとてもごく最近まで。それが本当にふとした時に、“もしかしたら、時間軸は自由に動かせるかも!?”と思ったのです。

そもそも私がいつも何かを思いついたり、気づいたりするのは、決してヨガや瞑想をしている時ではありません。かつて仏陀が“瞑想では何も悟れなかった”と云ったのは、もしかしたらそういう事だったのかな? とも感じています。ですから私にとってヨガや瞑想とは、単にココロをクリーンに透明にするためだけのものなのかもしれません。例えばダイビングなどで海の中に潜った時、海の水が濁った状態では周りはほとんど見えませんが、透明な海の中では、実に遥か遠くのものまで見渡せますよね。ですから人間のココロというものも、きっとそんな海と同じような仕組みなのでは? と思うのです。昔の様々な国の先住民たちは、“自然の中には全ての気づきがある”とよく云ったものですが、本当にそうだな〜とつくづく感じています。

そうそう、この号は年末年も挟みますが、みなさん様々な神社仏閣に参拝する際はどんなことを願いますか? 私はいつからか、どこの神社仏閣であっても、どんな国の宗教的な建物を訪ねた時であっても、さらに先祖のお墓参りであっても、いつも感謝の気持ちだけを贈り、願い事などは一切しません。“欲望は執着を生み、執着は不幸をもたらす”と仏陀は説きましたが、この説は確かに一理あるかもしれないと感じています。意外かもしれませんが、願い事だからこそ、まずはリリースする必要があると思うのです。他にも例えば、嫌なことをされた相手、又は自分にとって“敵”であるかのような相手を許すことは、気持ち的に難しいとされているのかもしれませんが、そんな事こそリリースにつきますし、それが楽に自然とできるようになると、人生が本当に楽しくなると思うのです。

私はヨガと瞑想のプラクティスのおかげでリリースしやすい体質になったせいか、自然と色んな物事について執着がなくなってきましたが、それでも人間なので、全く無くならないという事はないのかもしれません。今でも無に近づきたいという思いはありますが、それは別に出家するわけではなく、ごく普通に人生を歩みながら誰もができることだと思うのです。


2014年10月27日 編集長 吉良さおり
veggy vol.37(2014年11月号)より抜粋

 

 “デトックス”に関する『veggy』のバックナンバー 

veggy vol.64 →最新号!!!
「デトックス」

veggy vol.24
「デトックス&免疫力UP!玄米と味噌汁」

veggy vol.28
「アンチエイジング&デトックス!こころがはずむフルーツの魔法」

veggy vol.47
「酵素・発酵・デトックス」

veggy vol.51
「おいしいデトックス」

デトックスに関するveggy booksの一部はこちら

焙煎玄米粉でつくる デトックスおやつ
定価:1,296円

心のデトックス?!
ハタ照らすヨーガ
定価:1,728円

酵素の力でデトックス!
無理せず理想のボディメイクを目指す
スーパーフードファスティングダイアリー
定価:1,080円

 

【世界のヴィーガン放浪記】VOL.1 ベルギー・ブリュッセル

こんにちは、ヨーロッパのヴィーガン文化の首都と呼ばれているベルリン在住・イラストレーターのKiKiです◎

私は完全ベジタリアンではなく、野菜多めの食生活を好む柔軟主義者です。ベジタリアンやヴィーガンの文化にとても興味を持ちはじめたのは、ベルリンに引っ越してきた3年前から。

こちらのカフェやレストランに入ると、必ずと言っていいほど『ベジタリアン・ヴィーガン用メニュー』が用意されていています。

その理由としては、国際色豊かで、それぞれの個性を尊重することが自然と根付いているベルリンでは、どんな宗教・主義を持っていても、友人たちとみんなで美味しい食事を囲んでおしゃべりすることができる環境をづくりをしている、ということが挙げられます。

移住当初、日本では見かけたことがなかった『ベジタリアン・ヴィーガンメニュー』に、とても興味を惹かれました。

まず、野菜のそのままの味や色を生かしたアーティスティックな料理が多く、その見た目の美しさに魅了されました。どちらかというと私はお肉が好きな方なのですが、それがなくても全く気にならないくらい美味しい料理が多いということに驚きました。また環境問題に対する意識がとても高く、食べ物や物を自然と大切にしている様子に、とても居心地の良さを感じました。

それ以来、入ったお店にベジタリアンメニューを見つけると、注文してみることが多くなりました。

ヨーロッパ国内の移動が格安でしやすい、ベルリン。他のヨーロッパの国のベジタリアン・ヴィーガン文化はどうなっているのだろう…?友人を訪ねたり、アートイベントのために近隣諸国を訪れることも多いこの夏。『旅のついでに、その国のベジタリアン・ヴィーガンレストランにも寄ってみよう!』と思いついたのが、この企画です。

もちろんベルリンにも素敵なカフェがたくさんあるのですが、とりあえず第1回目は先日フランス人のイラストレーター友達Leaを訪ねて訪れたベルギーはブリュッセル編をご紹介したいと思います!

ベルギー・ブリュッセル



ベルギーの首都・ブリュッセル。EU本部があるこの街では、フランス語・オランダ語・ドイツ語の3つの言語が公用語として共存している、公用語が一つしかない私たち日本人から見ると、とても不思議な街です。

住んでいる人たちはベルギー人はもちろん、3つの公用語がある関係で他の国からの移民が多く暮らす、ベルリン同様国際的な都市です。フランス人の友人も、通っていたイラストスクールがブリュッセルにある関係で、こちらに移住してきました。街ではフランス語が多い印象でしたが、もちろん英語で話しかけると英語で返してくれます。

フランス人の友人に『オススメのヴィーガンレストランってある?』と聞いてみると…

『う〜ん、いろんな国の人や宗教を持つ人が住んでいるから、基本どこのお店でもベジタリアンやヴィーガンメニューはあるわよ』とのこと。

例えば、彼女自身も友人と集まって家でパーティーをするとき、様々なバックグラウンドを持った人たちが集まるので、ベジタリアンメニューは必須とのこと。これはベルリンで生活していても、よくあるお話です。

ちなみに彼女のボーイフレンドは、アフガニスタン人。宗教はイスラム教、ムスリムです。私が遊びに行った時は、ちょうどラマダン中で(イスラム教徒に課せられた五つの義務「5行」の一つで、30日間の断食を行う聖なる月のこと)深夜から早朝までの限られた時間内でしか飲食できず、終始疲れた様子でした。

滞在中、彼女はフランスの家庭料理・キッシュをつくってくれたのですが、『ムスリムの人がいるから、ベーコンは鳥のものを使うけどいい?(ムスリムは豚を食べることができません)』という会話が。こういう気遣いが日常的なのが、こちらでの生活です。

さて、彼女もどこのレストランがオススメなのかわからない!ということで、googleさんに尋ねてみました。そこで1件、目に止まったお店の名前が。『AMIだって!フランス語で友達って意味よ。きっと美味しいんじゃないかしら?』素敵な名前だね!と彼女と意気投合し、『AMI』に行ってみることに。

『AMI』に、行ってみました!



トラムに揺られ、15分ほど。『AMI』にやってきました!お店の外観も素敵。

開店時間の12時ちょうどに到着してしまったのですが、『まだ準備中なの〜、ちょっと待っててくれる?』と店員さんが。のんびり友人とおしゃべりしていたら、『OKよー!』との声。

Amiでは、ベジタリアンのヘルシーで美味しい料理をすべての人に届けるために、愛と情熱を込めた自家製のものを提供しているそうです。ベジタリアン、ビーガン、グルテンフリー。すべてオーガニックで安心な食べ物ばかりです。

店員のお姉さんに、オススメのメニューを尋ねると『AMIバーガーの”Veggie”がうちの看板メニューよ!』とのこと。早速注文してみました!

そしてやってきた、とてもカラフルで美味しそうなバーガーは、こちら !!!

まず驚いたのは、ハンバーガーのパン。自然で甘い味が、口の中に広がりました。そして、お肉が入っていないはずなのに、とってもジューシーで満足感がある野菜たっぷりのウィーガンパティ。お豆や人参などがミックスされて、つくられているそうです。特製ケチャップとマスタードも、お野菜と合って、本当に美味しい…!

一緒に添えられていた野菜チップスも、野菜そのものの甘さと、かかっているお塩が絶妙のコンビネーションでした。

店員のお姉さんに、ブリュッセルのベジタリアン・ヴィーガン文化について聞いてみると、
『この街では、とても有名なカルチャーよ。たくさんベジタリアン・ヴィーガンのお店もあるしね。あの角を曲がったところにも、数件お店があるわよ。…でも1番美味しいのは、うちだけどね!』と素敵な笑顔とともに、教えてくれました。笑

確かに、インターネットで探したらたくさんお店が出てきたけれど、私はこのフレンドリーな店員のお姉さんがいる『AMI』が好きです。店員さんともAMI(友達)になれるし、きっとベジタリアン・ヴィーガンAMI(友達)も見つけられるはず…?
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AMI
Address : Rue Lesbroussart, 13 Ixelles
HP : https://ami-veggie.be/

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KiKi / イラストレーター

西伊豆の小さな限界集落出身。交通機関もない、1番近いお店まで車で1時間。とにかく大自然しかない小さな集落で、紙とペンと空想で無限大に遊べることが、この上ない娯楽で贅沢でした。

2012年京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業。その後、同大学マンガ学科副手を3年間務めながらイラストレーターとしての仕事を少しずつ増やしていき、2015年からフリーランスに。居場所を探して旅するように生きていたらベルリンに辿り着き、2016年の夏から移住。

例えば、私のように小さい集落で暮らしている子が、そこから旅立つ時期を迎えたときに、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』って気づけるようなものを残していけたら、最高だなと思いながら絵と文章をかいています。
Portfolio site : http://kiyonosaito.com/
instagram : https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/

「何食べればいいの?」ベジタリアン留学生が困る3つのこと

2月から始まったNPO法人日本ヴィーガンコミュニティ代表の工藤柊さんの連載!
今回は第6回目です!

「何食べればいいの?」ベジタリアン留学生が困る3つのこと

Hello Vegan!
みなさんこんにちは。ヴィーガンライフを2年と少し実践している大学生、工藤柊(@itllbedark)です。普段はNPO法人日本ヴィーガンコミュニティの代表を勤めながら、ライターとして活動しています。

僕が通っている神戸大学には、留学生が年間で1,300名ほど在籍していて、留学生と交流する機会は多くあります。僕自身もヴィーガンを実践しているということもあり、ベジタリアンやヴィーガンを実践している留学生と関わる機会がありました。そこで目の当たりにしたのは、ベジタリアンの留学生が日本で生活する上で、困ることが多くあるということです。

今回の記事では、実際に現役大学生としてベジタリアンの留学生と関わってみて感じた、ベジタリアン留学生が困る3つのこと、そしてその困りごとの解決策をご紹介したいと思います。

ベジタリアン・ヴィーガンとは


みなさん、ベジタリアンやヴィーガンという言葉を聞いたことがあるでしょうか。簡単に説明すると、ベジタリアンとは、お肉や魚介類を食べない人やそのライフスタイルのことを言います。そして、ヴィーガンは、お肉や魚介類に加えて、卵や乳製品などの動物性食品全般を避ける人やライフスタイルのことです。また、ヴィーガンは食事のみではなく、毛皮やファーなどのファッションの領域においても動物を利用した商品の消費を避ける場合もあります。

ベジタリアンやヴィーガンを実践する人は、イギリスやアメリカ、ドイツなどの先進諸国を中心に増加しており、イギリスでは160万人以上がベジタリアンかヴィーガンを実践しているそうです。ベジタリアンやヴィーガンを実践するのは、動物愛護や環境保全、自身の健康など、人によってさまざまな理由があります。

このように、日本ではまだマイノリティであるベジタリアンやヴィーガンですが、他の多くの先進諸国ではその人口は増加しています。そのため、日本の大学に滞在する留学生の中にも、ベジタリアンの方が高確率でいるのです。

ベジタリアンの留学生の困りごと


神戸大学に入学してすぐに、大学食堂にヴィーガンメニューを導入する活動を開始したところ、ベジタリアンやヴィーガンの留学生が協力してくれることになりました。そこで出会った留学生の仲間とともに活動していたのですが、やはり一緒に過ごす時間が増えれば増えるほど、彼女たちが困っている姿を見る機会も増えていきます。

ここからは、僕が実際に目の当たりにした、ベジタリアンの留学生が困っていたことの中から、3つを抽出して紹介していきたいと思います。

ベジ商品がわからない


まず1つめの困りごとは、ベジタリアンやヴィーガンでも食べられる、動物性食材を使っていない商品かどうかわからないということです。もっとも印象に残っているシーンがあります。それは、日本語の話せないヴィーガンの留学生が、コンビニのお菓子コーナーにある商品の裏側に書かれている原材料名を、グーグル翻訳して確認した結果、商品棚に並ぶ商品全て食べられないものでとても残念そうな顔をしていた場面です。

彼女の母国であるドイツでは、ヴィーガンやベジタリアンの商品にはマークが付いていることがほとんどで、コンビニやスーパーの商品選びに困ることはないのです。僕がベルリンに行った時にも、ベジタリアン・ヴィーガンの対応商品の多さや、そこにマークがついている便利さに驚いた経験があります。

日本ではまだコンビニやスーパーで購入できるベジタリアン商品は少ないですが、ネット上で購入できる通販サイトでなら購入できるものは多いです。通販サイトで購入する場合は、以前に僕がヴィーガン・ベジタリアン商品を扱うオンラインショップをまとめた記事があるので、参考にしてみてください。
【ヴィーガンの通販サイト5選】ネットで購入できるベジタリアンショップ

対応飲食店が少ない


ベジタリアンやヴィーガンの留学生が困ることの2つめは、ベジタリアンやヴィーガンに対応した飲食店が少ないということです。この対応飲食店が少ないという問題は、留学生に限った話ではなく、日本で暮らすベジタリアンやヴィーガンにも当てはまります。僕が住んでいる神戸だけを例にあげても、5店舗ほどしかヴィーガンのお店はありません。

しかし、東京や京都はじめ、主要都市には、ヴィーガンやベジタリアンの飲食店はある可能性が非常に高いです。Google mapで「vegan」や「vegetarian」で検索するのも一つですが、今回はvegewelというサービスを紹介します。このサービスでは、ベジタリアンやヴィーガンに特化して近くの飲食店を検索することができるので、ぜひ使ってみてください。
Vegewel公式サイト

言葉の意味が伝わらない


最後の一つは、ヴィーガンやベジタリアンという言葉の認知度や理解度が日本ではまだ低いため、言葉の意味が伝わらないという課題です。僕が2年間ヴィーガンを実践している中でも、牛乳を飲まないと伝えてもバターは別物と思っている人が多いことなど、困ることは多くあります。

留学生をはじめ、日本語を流暢に話せない訪日外国人にとって、動物性を全て食べないことを伝えることは難しいことです。僕たち日本人の、特に飲食に関わる人たちのベジタリアンやヴィーガンの認知度を高めていくことが必要だと感じています。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回の記事では、僕が実際に目にした、ベジタリアンやヴィーガンの留学生が困っていたこと3つを紹介しました。しかし、今回の記事で紹介したもの以外にも、ベジタリアンやヴィーガンの留学生が困ることは想像以上にあります。

留学生の受け入れ体制はもちろん、訪日外国人の観光や生活がより良いものになるよう、一人ひとりの個人、企業、行政など、さまざまなセクターが協力していく必要があると考えています。僕は、NPO法人日本ヴィーガンコミュニティの代表として、民間セクターを盛り上げ、日本を誰もがヴィーガンを実践できる“Hello Vegan!”な社会にすべくこれからも活動していきたいと思います。

では!


工藤柊/kudo shu

高校3年にぺちゃんこの猫をきっかけにヴィーガンへ。神戸大学入学後、誰もがヴィーガンを実践できる”Hello Vegan!”な社会を目指して、大学食堂へのヴィーガンメニュー導入、ヴィーガンカフェの店長などの活動を行う。2018年大学を休学し、NPO法人日本ヴィーガンコミュニティを創設。自身のブログを始め、ライターとしても情報発信を行う。

ブログ「そうは言っても工藤さん」:http://kudoshu07.com/

ツイッター:https://twitter.com/itllbedark

NPO法人日本ヴィーガンコミュニティHP:https://hellovegan.jp/

「本当に肉じゃない?」初めてビヨンドミートを食べたヴィーガンの感想

2月から始まったNPO法人日本ヴィーガンコミュニティ代表の工藤柊さんの連載!
今回は第4回目です!

「本当に肉じゃない?」初めてビヨンドミートを食べたヴィーガンの感想

Hello Vegan!
みなさんこんにちは。ヴィーガンライフを2年と少し実践している大学生、工藤柊(@itllbedark)です。普段はNPO法人日本ヴィーガンコミュニティの代表を勤めながら、ライターとして活動しています。

みなさんは「ビヨンドミート」という食べものをご存知でしょうか。ビヨンドミートは、「肉を超えた肉」の名前に劣らない、ほとんど肉と同じ味のする植物性のお肉のことです。近年のアメリカやイギリス、ドイツをはじめとする諸先進国での、ベジタリアンやヴィーガンを実践する人口の増加に従って、このような植物性のお肉の開発が進められています。

今回の記事では、僕、工藤柊が2019年の4月にイギリスのロンドンにある、世界初のビヨンドバーガー専門店HALO BURGERにて、人生で初めて食べたビヨンドミートの感想や、ビヨンドミートに関する情報をご紹介します

ビヨンドミートとは?


ビヨンドミートとは、アメリカ・カリフォルニア州にある会社、ビヨンドミート社が開発した、植物性のお肉です。近年、動物愛護や環境保護、自身の健康などの理由から、ベジタリアンやヴィーガンを実践する人が増加しています。今回、僕が訪れたイギリスでは、ベジタリアンやヴィーガンを実践する人が170万人もいるというデータもあるようです。
(bbcニュース:https://www.bbc.com/news/business-44488051)

ビヨンドミートは、「本物の肉と全く同じ味」にこだわって開発されています。日本にもベジタリアンやヴィーガンの方へ向けた、大豆ミートなどの代替肉は昔からありましたが、ビヨンドミートはそのクオリティを大きく超えるのです。

さらに、ビヨンドミートは味だけではなく、見た目にもこだわっており、販売される状態はなんと生肉のような見た目となっています。この状態から火を通すと、肉汁のような油を出しながら褐色に色づいていくというのです。この見た目から、世界で初めて精肉コーナーに並んだ代替肉にもなったといいます。

ビヨンドミートのメリット


では、わざわざ本物のお肉ではなく植物でできたビヨンドミートを購入するメリットは何があるのでしょうか。上の画像は、僕がロンドンのビヨンドバーガー専門店に訪れた際に、壁にかかっていたポスターです。一般のハンバーガーとビヨンドバーガーの違いについて書かれていますが、驚きの数字ばかりでした。お肉を使ったハンバーガーに比べて、植物性のビヨンドミートを使ったバーガーは、使用する水を99%、土地面積は93%、温室効果ガスは90%、エネルギーは46%削減できるそうです。

このデータから分かるように、畜産業によって生じる環境問題の改善が一つの大きなメリットです。環境問題に加えて、実際にお肉を使っているわけではないので、動物愛護の観点からも良い商品だと言えます。美味しいものを食べているのに、環境負荷も減らせて、動物愛護にも貢献できる、とても素晴らしいバーガーです。

世界初のビヨンドバーガー専門店「HALO BURGER」


今回僕が訪れたのは、イギリスのロンドンにある「HALO BURGER」というお店です。お店は、ローカルビジネスやスタートアップが集まるPOP BRIXTONという、活気付いた建物の中にありました。POPBRIXTONの建物の中には、今回紹介した「HALO BURGER」の他にも、ラーメン屋さんやスイーツ、ファッションなど、さまざまなジャンルのお店が出店していたので、観光の際にはぜひ訪れてみてください。

【HP】HALO BURGER

早速、「HALO BURGER」のお店に入ってみると、看板には「世界初のビヨンドバーガー専門店」と書かれており、ワクワクしながら入店。そして、最も人気だという、「THE HALO BURGER」を9.5ポンドで注文しました。


店内は、赤を基調にした内装になっており、席数は10席ほど用意されています。ここで座って食べるお客さんや、テイクアウトで注文して、建物内のテラスで食べる方など、ローカルな場所にあるにも関わらずお客さんの数は少なくありませんでした。

初めてビヨンドミートを食べた感想


「THE HALO BURGER」をテイクアウトで注文し、POP BRIXTONのテラス席で実食。包み紙を開けた時から驚かされました。見た目はまさにチーズバーガーのそれと相違ありません。そして、満を持して、パクリ。

最初の感想は、「これ本当にお肉じゃないの?」でした。それほどまでに、ビヨンドミートはお肉の味や食感を再現されており、それを包むパテや、チーズのクオリティも非常に高いものなのです。2年前、ヴィーガンを始める前に食べていた、あの頃のバーガーの味を思い出して懐かしい気持ちに浸ることができました。

そうは言っても、なかなか重たい一品なので、1ヶ月に1回くらいで僕は満足できるなと思いました。しかし、人生で一度は経験しておきたい驚きと味であることには間違いありません。皆さんも、アメリカをはじめ、諸先進国への観光の際には、ぜひビヨンドミートが販売されているお店を探して食べてみてください。

まとめ

今回は、ヴィーガンを2年間実践する僕が、ロンドン旅行の際に人生で初めて食べたビヨンドミートの感想と、お店の紹介でした。いかがだったでしょうか。

ビヨンドミートが食べられるような、ヴィーガンが生活しやすい環境を創るべく、今後も活動を続けたいと思えた経験になりました。早く日本の多くの人に、ビヨンドミートを食べた時の驚きと感動を味わってもらえるよう、これからも頑張っていきたいと思います。

では、皆さんも機会があれば本物のお肉のような植物性肉「ビヨンドミート」を食べてみてくださいね。


工藤柊/kudo shu

高校3年にぺちゃんこの猫をきっかけにヴィーガンへ。神戸大学入学後、誰もがヴィーガンを実践できる”Hello Vegan!”な社会を目指して、大学食堂へのヴィーガンメニュー導入、ヴィーガンカフェの店長などの活動を行う。2018年大学を休学し、NPO法人日本ヴィーガンコミュニティを創設。自身のブログを始め、ライターとしても情報発信を行う。

ブログ「そうは言っても工藤さん」:http://kudoshu07.com/

ツイッター:https://twitter.com/itllbedark

NPO法人日本ヴィーガンコミュニティHP:https://hellovegan.jp/

『VEGGIE WORLD in Berlin 2019』レポート KiKi

『VEGGIE WORLD in Berlin 2019』レポート KiKi

3月半ばの週末、ベルリンでは大きなヴィーガンイベント『VEGGIE WORLD』が開催されました。

ベルリンはヨーロッパで最大の完全菜食主義者と完全菜食主義者のためのレストランを持っていて、ヨーロッパのビーガン首都とも考えられています。

レストランやカフェに入ると、ほとんどに『ヴィーガンメニュー』が用意されています。国際色豊かで、それぞれの個性を尊重するこの都市では、どんな宗教・どんな主義を持っていても、カラフルな友人たちと美味しい食事を囲んでおしゃべりすることができる環境が整っているのです。

そんな、常に注目されているヴィーガンカルチャーの中で、特に大きなイベント『VEGGIE WORLD』が開催されると聞き、お邪魔してきました。

今回はそのイベントレポートを送り致します。

『VEGGIE WORLD』とは?

「生肉を食べる人は、ビーガン料理がどんなすばらしい可能性を提供するかを知らないかもしれません。それこそまさに私たちのアプローチです。説得はしません、納得させてください。」

VeggieWorldは誰にとっても公平をテーマに、菜食主義者や菜食主義者に加えて、特に柔軟主義者や、定期的に肉を食べる人々を歓迎することを強調しています。

2011年、ドイツのウィスバーデンで21の出店者とともに、このイベントは始まりました。2017年以降はドイツで6カ所、その他のヨーロッパ諸国では​​10カ所で見本市が開催されています。

出典:https://veggieworld.de/standorte/

今年は12カ国、ドイツ国内では7カ所という大規模な展開を見せています。

開催される都市の特色に合わせて、企画も変わっているようです。他の開催場所も、とても気になりますが、今回はベルリンの様子をお届けします。

会場の様子は?

会場では見本市価格で、ビーガン料理と食材を購入することができます。

出店者のブースの前には、食品たちの試食コーナーがあり、多くの来場客たちが熱心に試食し、食品を吟味していました。

このイベントの最大の魅力は、来場者が食品を食べたときに、その食品について、その場にいる製造者に詳しくお話を聞くことができるところだと思います。

実際に話しかけてみると、原料および構成・健康への影響について、とても詳しく丁寧に教えてくれました。

出展ブースの他に、豊かで多様な支援プログラムも提供されています。支援プログラムでは、講義、料理ショー、ワークショップななどが企画されていました。

私が会場を訪れたとき、ステージではAlexander Flohr氏によるクッキングショーが行われているところでした。

出典:VeggieWorld Berlin 2019

彼は普段建設会社で働き、一日中石を運ぶなど、とてもエネルギーが必要な重労働の中で、菜食主義者として生活しています。

彼はかつて体重が135キロあり、健康の危険にさらされたことをきっかけに、自分と自分の家族のために、菜食主義者として生活するようになりました。すると、関節、心臓、血液の循環など、みるみると健康の状態に戻っていったそうです。

2人の子供の父でもあり、自分と、自分の家族のためにも菜食主義者としての生活をこれからも続けていくと熱く語っていました。

彼のyoutubeチャンネル『Hier kocht Alex』では、ヴィーガン料理とは思えないパワフルでヘビーなメニューの作り方を紹介しています。

以下の動画では、ドイツ料理『シュニッツェル(薄いトンカツのような料理)』のビーガンバーションを作っています。

お肉が使われていないことも全く気にならないほど、ボリューミーでとっても美味しそう!

会場でも、子供達と一緒によく料理をする話など、暖かい家族のお話を交えながら、とても美味しそうな料理を披露してくれていました。

そして、数あるブースの中で私が個人的に気になったのは、手作り石鹸の『Seifenmanufaktur』。以前、ポツダムを訪れた際に友人からプレゼントで頂いたことがあります。

香りがとても安らぐので、使わずに、お仕事の友としてデスクに大切に飾っています。

すべての製品は、植物性グリセリン、油、種子、乾燥ハーブ、花など、主に天然の成分で構成されています。彼らの想いや、高品質基準を満たす、小さな工場と共に一緒に製作しているのだそう。

ブースには、自然の香りが広がり、ここにいるだけで幸せな気分になりました。パッケージも、本当に可愛いものばかり。

どこのブースの前にも、人だかりで混み合っていました。会場の様子から、ビーガンカルチャーへの熱心さが伝わってきます。

そして会場で購入した料理を座って食べることができるカフェスペースでは、ピースフルな料理を囲んで、楽しそうに週末を過ごす人たちの笑顔と笑い声で溢れていました。

このイベントは、来年も開催されるそう。

人々の平和を願う心と共に常に進化していくビーガンカルチャーへ逢いに、足を運んでみたいと思います。

VEGGIE WORLD : https://veggieworld.de/


KiKi
西伊豆の小さな村出身。 2012年京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科副手を3年間務めながら、フリーのイラストレーターとして活動開始。カラフルな色合いのイラストを得意とし、独自の世界観を描いている。2016年夏より、『オペア留学制度』を利用してドイツ・ベルリンに移住。2018年夏、アーティストvisaを取得。引き続きベルリンを拠点にイラストレーターと、自身の経験や海外の情報などを発信するライターとしても活動している。

ポートフォリオサイト : http://kiyonosaito.com/ Instagram : @kikiiiiiiy

編集長へインタビュー!ヴィーガンの体温ある声を届けるメディアがスタート

Hello Vegan!
みなさんこんにちは。ヴィーガンライフを2年と少し実践している大学生、工藤柊(@itllbedark)です。普段はNPO法人日本ヴィーガンコミュニティの代表を勤めながら、ライターとして活動しています。

NPO法人日本ヴィーガンコミュニティでの活動というのは、誰もがヴィーガンを実践できる“Hello Vegan!”な社会を実現するための取り組みです。僕、工藤柊が目指す“Hello Vegan!”な社会については以前の投稿で詳しくご紹介しているので、興味がある方はご覧ください。

“Hello Vegan!”と笑顔で迎え入れられる社会を目指して

そして、今回の記事では、日本ヴィーガンコミュニティの新たな事業であるウェブメディア「ひつじの。」がスタートしたお知らせと、編集長の神谷真奈さんへのインタビューで明かされた「ひつじの。」にかける思いをご紹介したいと思います。

ヴィーガンの体温ある声を届けるウェブメディア


日本では、ヴィーガンやベジタリアンを実践する人はまだまだ少ないのが現状です。そのため、同じヴィーガンというライフスタイルを実践する人が、学校や職場にはほとんどおらず、自分以外のヴィーガンやベジタリアンと出会うことが難しく悩みを抱えている方も多くいました。

周りにヴィーガンやベジタリアンの仲間がいないため、友人と食事を一緒に食べることや、共通の話題で盛り上がることができず、孤独や不安を抱えてしまいます。僕自身も、ヴィーガンを始めて半年間は周りにベジタリアンやヴィーガンの友人はおらず、高校で理解してくれる友人も少なかったので、孤独を感じていたこともありました。

このようなヴィーガンが抱える孤独や不安などの課題を解決するために、ヴィーガンの体温ある声を届けるウェブメディア「ひつじの。」は始まりました。このウェブメディアでは、コミュニティのメンバーを中心に、実際にヴィーガンを実践する人へのインタビューや活動報告など、「ヴィーガンの体温ある声を届ける」をコンセプトに運営されています。

ヴィーガンの体温ある声を届けるウェブメディア「ひつじの。」

編集長・神谷真奈さんへのインタビュー

ここからは、「ひつじの。」の編集長、そしてNPO法人日本ヴィーガンコミュニティの理事を務める神谷真奈さんへのインタビューです。「ひつじの。」の魅力や生まれた経緯、「ひつじの。」で実現したいことなど、興味深い話を聞くことができました。彼女とは普段から一緒に活動していますが、改めて「ひつじの。」に秘められた可能性を感じ、胸が熱くなりました。

まずは自己紹介から!


はじめまして!
“ヴィーガンの体温のある声”を届けるメディア「ひつじの。」の編集長を務めています神谷真奈です。

ヴィーガンをテーマにしたウェブサイトは他にもたくさんあるんだけど「“体温のある声”を届けるって何?!」「どんな記事を読めるの?!」と感じる人もたくさん居られると思いので、ここで少し説明させていただきます。

「ひつじの。」誕生の経緯は?

「ひつじの。」は、ずばり“ヴィーガン初心者”向けのウェブサイトです。誰しも経験があると思いますが、最初はヴィーガンを実践している仲間が周りにおらず、ヴィーガンと例え打ち明けても「何それ?」というような反応を取られて、不安な気持ちになることがあったと思います。

編集部は、そんな「迷える子ひつじ」さんたちの力になりたいとの思いから発足しました。なんと言っても、日本ヴィーガンコミュニティにはすでに、ヴィーガンの先輩たちがたくさんいますから、その人たちの声を聞き、“体温を感じられるような生の声”を届けることで不安や迷いを払拭するお手伝いができればと思っています。こういった思いから、「ひつじの。」というウェブマガジンのタイトルが決まりました。

「ひつじの。」の魅力は?

「ひつじの。」は初心者だけでなく、ヴィーガン実践者にも楽しんでもらえるコンテンツ盛りだくさんで、現在4つの企画があります。

「ひつじの仲間はここにいる」:
ヴィーガンを始めたきっかけやヴィーガンたちの人生観を聞いた

「世界ベジ紀行」
世界のヴィーガン事情を各国にゆかりを持つ人々に書いてもらう

「“V”ENTO」
ヴィーガン弁当に着目した

「ひつじの。ニュース」
日本ヴィーガンコミュニティに所属するメンバーの活動を取り上げる

この他にも、ヴィーガンとノンヴィーガンのカップル事情描く企画や、編集部員が日々感じていることを自由に執筆するコーナーなど新企画も目白押しです。

「ひつじの。」で実現したいことは?

「ひつじの。」はウェブメディアとして、ほっと一息できるような場所、そして一人一人の考えが尊重される場所でありたいと思っています。ヴィーガンは生き方の選択肢の1つですから、一言にヴィーガンと言っても各人の思いや考えは微妙に異なります。そういったバラエティに富む考えをどんどんと載せていきたいですね。

記事も随時更新されるので、是非ちょこちょこ遊びに来てくださいね!

「ひつじの。」ヴィーガンの体温のある声を届けるウェブメディア

編集長・神谷プロフィール

大学卒業後、地元新聞社の記者になったのち、オーストラリア・メルボルンに移住。現地の日本語フリーペーパ誌でフリーランスライターをしながら、レストランやカフェのアルバイト、ツアーガイドなどを経験。2018年夏に日本に帰国したのち、2018年10月より再び新聞社で働き始める傍ら「多様性のある社会」の実現を目指し、いろいろなことに挑戦中。趣味はクライミング。

Instagram:@kamiyamana

NPO法人日本ヴィーガンコミュニティ


日本ヴィーガンコミュニティは、誰もがヴィーガンを実践できる“Hello Vegan!”な社会を目指して、2018年11月に設立された、NPO法人です。現在、全国各地のヴィーガンを実践する人や、実践しようとする人の合計70名以上のメンバーが、自らのヴィーガンとして生活していく上で生じる課題を自らで解決するために活動しています。

今回ご紹介したウェブメディア「ひつじの。」に加え、ヴィーガン料理に特化したレシピ投稿サイト「V-cook」や、イベントの運営など、ヴィーガンを実践する上での障壁を改善するための取り組みを行っています。他にも、メンバーが行うラジオ番組「Hello Veganラジオ」や、コミュニティメンバーが自由に交流できるオンラインミートアップ「Vegan TIME」など。個性あふれるメンバーによる様々な取り組みがあるので、またの機会にご紹介したいと思います。

また、日本ヴィーガンコミュニティは、共に“Hello Vegan!”な社会を創るメンバーや、寄付によって活動を支援するサポーターを、いつでも募集しております。少しでも興味を持っていただいた方は、HPで詳細をご覧ください。

【HP】NPO法人日本ヴィーガンコミュニティ

 


工藤柊/kudo shu
高校3年にぺちゃんこの猫をきっかけにヴィーガンへ。神戸大学入学後、誰もがヴィーガンを実践できる”Hello Vegan!”な社会を目指して、大学食堂へのヴィーガンメニュー導入、ヴィーガンカフェの店長などの活動を行う。2018年大学を休学し、NPO法人日本ヴィーガンコミュニティを創設。自身のブログを始め、ライターとしても情報発信を行う。

ブログ「そうは言っても工藤さん」:http://kudoshu07.com/

ツイッター:https://twitter.com/itllbedark

NPO法人日本ヴィーガンコミュニティHP:https://hellovegan.jp/

 

本来の自分へ還る ヨグマタのハッピー瞑想入門

日本ではすっかりヨガブームも定着し、最近ではヨギにとって欠かせない瞑想が多くの人々から注目されています。そこで今回は瞑想がもたらす様々な心身へのメリットについて、インド政府及び瞑想・ヨガの世界的な機関「世界議会」が認定するサマディヨガマスター(世界で2名のみ)であり、ヨガの母(ヨグマタ)、現代瞑想の母と尊称され、インド政府から幾度も表彰されている、ヨグマタさんに教えていただきました。

人間は、誰しも内側に純粋意識を秘めています。
その清らかな源泉にサマディ瞑想を 通して触れていくことで、
内側から平和を広げていくことができるのです!

Q.サマディとは一体どういった 状態の事なのですか?
例えば食事を食べなくても生きていたり、深い眠りについていても心臓が動いていて、人は目に見えない存在によって生かされています。そこに自然の力・神の力が働いています。そういった大いなる存在・根源の存在と出会って一体になっていくのがサマディであり、本当の自分に出会うことなのです。それは時空を超えた形のない世界です。

Q.今、なぜ瞑想が多くの人たちに 必要とされているのでしょうか?
情報過多で慌ただしい現代に生きる私たちは、つい様々な事に惑わされがちになります。そんな中で自分は何を本当に望んでいるのか、何が一番大切なのか、瞑想をとおして心を徐々にほどいていくことにより、心身ともに柔軟になって物事を広く見つめることができ、理解も深まっていきます。要するに欲望や枝葉の事にとらわれることなく真実に気づいていくので、人生に無駄がなくなります。そして本来の自分に気づいて戻っていくことができ、安らぎとパワーと知恵が得られるからなのです。

Q.必要とされているのでしょうか?
情報過多で慌ただしい現代に生きる私たちは、つい様々な事に惑わされがちになります。そんな中で自分は何を本当に望んでいるのか、何が一番大切なのか、瞑想をとおして心を徐々にほどいていくことにより、心身ともに柔軟になって物事を広く見つめることができ、理解も深まっていきます。要するに欲望や枝葉の事にとらわれることなく真実に気づいていくので、人生に無駄がなくなります。そして本来の自分に気づいて戻っていくことができ、安らぎとパワーと知恵が得られるからなのです。 瞑想について簡単に 教えてください 瞑想は自分の中の曇りや緊張を取り除いて、自分自身を純粋にしていくことです。究極のサマディに到達することで、本来の自分に戻ることができるのです。 自分の足を引っ張っているネガティブな思いや記憶から解放されて、その人が思った通りの人生を生きることができるようになり、願いが叶いやすくなるのです。 人は何かうまくいかないことがあった時に、悩んだり、周囲や環境のせいにしたり、時には人を恨んだりしてしまうこともあるかもしれません。けれど自分の身の回りで起こっていることは、全て自分から湧き起こっていることなのですから、まずは自分が変わらなければ何も変化しないのです。まずあるがままの自分を受け入れる瞑想を行います。本来の自分を愛する瞑想です。そのためには戦わない自分、比較しない自分、そして自然体な自分を日常生活に増やしていくことが大切です。それと同時に自分の内面を見つめたり、観察するということがとても大切です。この時に、マインド(感情)にとらわれないように注意しなければいけません。これは現代人にとって、もっとも高度で重要な気づきの瞑想となるのです。

Q.瞑想に適した 食生活はあるのですか?
食について言えば、食品添加物や不自然な食べ物は体に負担をかけるだけでなく、心身を緊張させてしまいます。ですから本来であれば環境、カラダ、ココロにやさしく響く食事を摂取するのが好ましいのです。私は十代の頃から基本的にベジタリアンで、普段の食事はとてもシンプルでピュアなものを摂取しています。もちろん何を摂取するかということも大切ですが、日々食べ物に感謝したり、いつも愛を感じて食べるという事はもっと大切なことです。私自身、周囲にベジタリアンになることを勧めたことは一度もないのですが、自然とみんなベジタリアン志向な食生活になっています。

Q.サマディ瞑想について 教えてください。
サマディ瞑想とは、聖なる波動にチャンネルを合わせ、それに意識を向けることで自分の中に良い波動を広げていくという瞑想です。続けていくと集中力がつき、眠りが深くなり、小食になり、ココロがやさしくなります。最も瞑想に好ましいのは早朝の4~5時ぐらいの静かな時間ですが、あまり時間にとらわれず、個々のできる時間に行えばいいのです。

Q.これから瞑想を始めたい人たちへ アドバイスをお願いします。
今流行りのヨガも、ファッションからみんな本物になっていくと良いですよね。もちろん「キレイになりたい!」から始めるのは良いことですし、フィジカルなエクササイズは大切ですが、それと同時に内面のエクササイズとして瞑想はこれから必要不可欠になっていくでしょう。その時に正しいマスターのガイドに従って高次元なエネルギーと繋がっていかないと、道に迷ったり、間違った方向へ行ってしまいます。そしてひとたび高次元のエネルギーに繋がる記憶ができると、またそこへ自然と戻ることができるのです。 ヨガや瞑想ではサンガ(聖なる集い)に集い、いろいろ学びますが、瞑想する人もベジタリアンも同じ方向性の仲間たちとシェアすることで、大変だと思っていたことも意外とクリアしやすくなるものです。 私は今後も多くの人々が瞑想によって気づきを深め、揺るぎない幸せを手にする事を祈っています。

Profile

ヨグマタ・相川圭子
瞑想・ヨガの究極、サマディに到達した真のヨギ。
世界に愛と平和を伝えるため、さらに人類全体の集合意識のレベルから
愛ある地球、社会、家族の実現のための実践の道をガイド。
…………………………………………………………………………..
雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.11より抜粋

【ドイツのパワースポット】シェーネベルク南地域自然公園

こんにちは、べジィ編集部です。ドイツに在住のイラストレーター・KiKiさんに、
ドイツのパワースポットについて書いていただきました。

【ドイツのパワースポット】
シェーネベルク南地域自然公園
Natur-Park Schöneberger Südgelände

3月の最後の日曜日。

太陽の光が部屋の窓から差し込んできて、幸せな気持ちに包まれました。
寒い曇りの日が長く続く冬が終わり、ベルリンにもやっと春がやってきた様です。

薄着の上着に衣替えをして、電車に乗り込みます。
目的地は、『シェーネベルク南地域自然公園(Natur-Park Schöneberger Südgelände)』です。

この公園は、元は広大な鉄道の操車場。
長い間ベルリンの主要駅だったアンハルター駅が使われなくなり、
その近くにあった操車場であるこの場所も役割を終えました。
その後、少しずつ自然たちが息を吹き返してゆき、残された18ヘクタールの面積に
「原生林」が生い茂る幻想的な場所に生まれ変わります。
一度新しい貨物駅の建設計画が持ち上がりましたが、
自然に多くの関心を持っている市民たちが猛反対。この計画はなくなりました。

現在は環境保護財団からの財政支援を得て、美しい野生の自然を感じられる公園として運営されているのです。

そんな市民から愛される自然公園に、今回は行ってみることにしました。

電車に揺られること、30分。Priesterweg駅を降りると目の前が、『シェーネベルク南地域自然公園(Natur-Park Schöneberger Südgelände)』です。

入場料の1ユーロを支払い中に入ると、公園前の広場では『春のお祭り』が行われていました。

子供向けの遊びや、ワークショップが行われているようです。子供たちの楽しそうな笑い声が響き渡ります。今日はお天気の良い、日曜日。たくさんの家族連れで賑わっています。

彼らが座っているのは、芝生の椅子。

座り心地が気になって、私も少し座ってみました。アルプスの少女ハイジのベッドを連想してふわふわなのかなと思いきや、以外としっかりとした座り心地でした◎

さあ、早速公園の中に入ってみましょう。

中に入ると、木々たちが勢いよく生い茂る森が広がっていました。その中に細い道があって、それが私たちに森の中の歩道として提供されているみたいです。

ここで、深呼吸。緑の味が、肺いっぱい。鳥たちのさえずりも、とても心地の良い音色です。

この細いなが〜い道の、両サイド。よくよく、見てみてください。
ほら!

そう、もうすでにあたり一面が電車の線路なんです。

そして生き生きとした野生の木々たちが、線路の上をまるで闊歩しているかの様に、堂々と生い茂っています。

この木は、なんだか踊ってるみたい。

日常生活では、なかなか見かけることのない面白い自然たちの姿を見つけることができて、なんだかつられて笑みがこぼれます。

この公園を歩いていると、主役は自然たちで、私たちは彼らの住処にお邪魔しているんだなあと、強く感じます。

さらに奥の方まで歩いて行くと、周りの景色がひらけてくるところに出てきました。

この木たちは、なんだか、立ち止まって森の外の景色を眺めて楽しんでいるみたい。

森の外の向こう側には、現役で走る電車たちの様子も見ることができます。

時々すれ違う電車たちを見るたびに、なんだかノスタルジックな気分になります。

公園をぐるっと一周して最初の場所に戻ってみると、また子供達のはしゃぐ声が聞こえてきました。気になって、向かってみました。

子供達が集まって、遊んでいるのは…

サビれた、ネジたち!

このスペースは、子供達が自由に遊ぶ場所として解放されていて、あたりには操車場で昔使っていた道具たちが、”遊び道具”として並べられています。

操車場が廃止されて、もう使われなくなってサビれたネジや何かの部品や装置たちも、子供たちの豊かな想像力が加われば最高の遊び道具アイテムへと大変身していくのです。

なんでも最高の遊びに変えてしまう子供たちも、このアイディアを考えて、このスペースをつくった大人たちも、なんて素敵なのだろう、感動しました。

人間たちがつくった、鉄道の操車場。それが使われなくなって、自然たちがまた生き生きと暮らし始めた場所。

それを美しいと思った市民達が、この場所の保護を決め、自然公園として共存していくことを決めました。木々たちも、訪れる私たちを優しく迎え入れてくれているように感じます。

まさに自然と人間たちが歩み寄って、仲良くしていくとはこういうことなのではないでしょうか。

常に新しいものをつくり出さなくても、すでにあるものの見方を変えたり、少しのアイディアを加えれば、それはとても素敵なものに生まれ変わる可能性をすべてのものが持っている。

そんな大切なことを全身で感じられる、パワースポットでした。

シェーネベルク南地域自然公園(Natur-Park Schöneberger Südgelände)
住所:Prellerweg 47-49, 12157 Berlin
時間:朝9時から、日が暮れるまで。
入場料:1ユーロ(14歳以下は無料)
URL:www.suedgelaende.de


KiKi
西伊豆の小さな村出身。 2012年京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科副手を3年間務めながら、フリーのイラストレーターとして活動開始。カラフルな色合いのイラストを得意とし、独自の世界観を描いている。2016年夏より、『オペア留学制度』を利用してドイツ・ベルリンに移住。2018年夏、アーティストvisaを取得。引き続きベルリンを拠点にイラストレーターと、自身の経験や海外の情報などを発信するライターとしても活動している。

ポートフォリオサイト : http://kiyonosaito.com/ Instagram : @kikiiiiiiy

 

これからは「食べられるジャングル」の時代!?

東京の生活で気づいていった複雑な現実。様々な思いを巡らせて鎌倉へと移り住んだ、 ポップでキッチュな作品で話題となったアーティストであるデイヴィッドの新たな考えとは?

David Duval-Smith

デイヴィッド・デュバル=スミス 1970年ニュージーランド生まれのグラフィックデザイナー、アーティスト。イギリス生まれのマイケル・フランクと共に、グラフィック、映像、立体等を手掛けるクリエイティブユニット『生意気 namaiki』をスタート。近年はパーマカルチャーなどを学び、自然や農業をアートと繋ぐなど、様々な活動をしている。
www.namaiki.com

都会に住んで、エコだと思ってオーガニックの物を買って過ごしているだけじゃ、今はもう間に合わない所まで来ていると思った。だから僕は田舎に移り住んで農業を始めたんだ!

普通の人ではどれが草か、植えた植物なのか見分けがつかない程

都会ではお金がないと完全にオーガニックの生活って送れないでしょ。お金のある人しか出来ないなんて不公平じゃない? その矛盾に対して僕は自分なりにアクションを起こしてるところなんだ。
植物は何に対しても悪いことをしない純粋な生き物だよね。グラフィックやデザインは頭や口を駆使すれば言うことを聞いてくれるけど、植物は自分の思う通りにはならない。だから植物を知ること自体がとてもクリエイティブで奥深いし、学びになるよね。この鎌倉の畑は今年の11月で2歳になるんだけど、最初はほぼ一人で始めて、最近では色んな人が面白がって手伝ってくれるようになったよ。
昔は多くの人がカッコイイと思う仕事をして、がんばってお金を稼いで、そのお金で高いオーガニック食材を買っていたけど、だんだんそういう事自体に矛盾を感じ始めたんだ。そこでエコだとかオーガニックなんて言ってるんだったら、自分なりに何かやってみようと思った。東京に住んでいた時は時代の流れからか、環境にやさしいなんて打ち出したポスターのデザインをお願いされてた事もあったけど、結局はそれが最終的にゴミになってしまってエコじゃなかった。「これって偽善者だよね!」と自分に問いかけ始めてから、まず東京で庭付きの古い家に引っ越して植物を育て始めたんだ。でもやっぱり東京の庭の広さでは限界が出てきて、何処か移り住む場所がないか探し始めたんだ。それからしばらくして友達のツテもあって、ようやく鎌倉で広い畑つきの家を見つけたんだよね。しばらくの間は東京から鎌倉へ畑を耕しに通ってたんだけど、やっぱり植物はいつも見ていなくちゃダメだと感じて、思い切って鎌倉に移住したんだ。

自分が抱えている見過ごしたい矛盾としっかり向き合って、その矛盾が無くなるような生き方をする、人生においてそれが一番素晴らしいと思うんだ

庭でパーティーや食事をする時に重宝する手作りの窯

多くの人からすると、僕の考え方って究極的な考え方だと感じるかもしれないけど、僕はそうは思わない。多くの人が自分の中の矛盾に向き合わずにいるだけなんだよ。今まで僕はデザインを通して頭や口で描いただけのメディア活動だったけど、今は自分がしっかり体を動かしてゴミが出ない作品を作っていきたいんだ。要するにこれからは自分のアクション自体がメディア活動なんだ。自然に育てた植物はおいしいしくて人間が元気になって、水や空気も綺麗になって自然が潤うし、シェアリングという分かち合いの気持ちも芽生える。 僕はもともとアーティストだから、何をするにしても誰かに伝えないと意味がないと思ってる。今となっては昔僕が作った作品は、結局ゴミになるものばかりだった。僕のデザインした作品は世の中である程度評価されたけど、それに対しては何の執着もない。もちろん僕の作品に触れて喜んだり笑ってくれる人もいたから、そういうのはうれしいし別に嘆いてるわけじゃないけど、今僕が作っている野菜は失敗しても決してゴミにならないんだ。それって物凄く素晴らしいことじゃない? 僕の中の矛盾はまだまだあるけど、昔に比べたら少しは楽になったよ。 この鎌倉は意識が高い人が多いから気に入ってるんだけど、それでも僕はさらに田舎へ引っ越そうと、準備をしているんだ。でもこの場所を管理してくれる人が見つからないと移れないから、今探しているんだ。この空間は多くの人と「シェアリング」したいから、今後もこの場所がたった一人の人のための場所になって欲しくないんだ。この僕の考えるプロジェクトに理解がある人は少ないよね。ほとんどの人が物を所有したがって、何でも自分だけの物にしたがるでしょ。例えば突然今日からDJイベントやパーティーをここでやるとか、ピースウォーカーのお坊さんが20人ぐらい急に泊まりに来るとか、そういう事がいつでもウェルカムな心意気の人でなければ預けられない。要するにここはコミュニティハウスみたいな場所だから、当然ここに泊まったりする人からお金なんて貰わないよ。それが僕のやりたいプロジェクトの中でとても大事な「シェアリング」という意識だから。基本的に僕は個人の部屋というか、バックステージは要らないと思ってるんだ。今の僕は自分の時間なんてゼロで良いと思っているし、とにかく怠ける為にもの凄く働いているんだよね。

最近の気持ちとしては『生意気』から『本気』に変わったね

ベリーなど実のなる植物が好きでいっぱい植えてるデイヴィット

世の中の80パーセントの人たちが都会に住んでいるから、何でも大量生産をしなければいけない。それが大きな問題だと思う人は、田舎に移り住めば良いんだよ。全然難しいことじゃない。それが矛盾と向き合うってことなんだ。「しょうがない」と思って都会に住んでいるのは情けない事じゃない? 自分の中の「しょうがない」事は少しずつ解決しないとね。それに都会ではオレオレ派が多くて、まずは自分のこと、そして次に身近な家族や親しい友達の事しか考えられない人が多いよね。でも本当は自分の事なんて常に最後で良いんだよ。それが一番ハッピーな生き方なのに、それに気づかない人があまりにも多すぎるから、今や地球全体が病んでるんだ。都会でクーラーをガンガンにかけた部屋でオーガニック野菜を食べる。僕にとってそれは、ある意味恐ろしいことだね。 僕は外国人だから、日本のことをいつでも外から見てるんだ。もちろんニュージーランドへもたまに帰るけど、悲しい事に今のニュージーランドは実際はどんどん砂漠化してる。酪農で成り立っている部分が大きいから、広大な牧場ばかりで森林は伐採されて、土がオレンジ色で山も落ちてきてる。人間がどんどん自然を破壊してしまっているよね。でも僕がニュージーランドでそんな事を言っていると、権力者に思いっきり睨まれちゃう。日本は個人で国を破壊できる様な人物はいないでしょ。そこがニュージーランドとは違うよね。日本でも個人が広い土地を所有していたりするけど、ニュージーランドは土地が余ってるからそれとは比べ物にならない広さの土地を個人が所有していたりする訳だよ。そんな規模の自然が個人の利益によって壊されたとしたら、その威力は凄まじいよね。だから本当は法律である程度の規制を作って、好きなように使えないようにした方が良いと思うんだけどね。まあ権力者同士は繋がってるから難しいだろうね。もう本当にみんないい加減に気付いて欲しいけどね。

自然な環境に上手に全てを委ねる、それがパーマカルチャーであり、本物の自然農だよ

畳1枚破棄するのに千円かかるから、畳を貰って土に返すんだ
新木場の東京都現代美術館の地下1Fの『レストラン コントン』の中庭に作った食べられるジャングル

僕は農業において土を耕さないし、有機肥料や虫を殺す菌などはもちろん使わない。逆に虫が集まってくるような植物を植えているぐらいだよ。だって虫はお風呂なんて入らないのに、いつもピカピカで綺麗だと思わない? 僕は植物の中で、一般的な野菜よりも世界の野生植物に興味があるね。野生の力って凄いよ! ジャングルなんて何の手入れもしないのに、完璧に循環されていて凄くパワフルでしょ。だから近年の僕の活動のテーマは「食べられるジャングル」なんだ。最近は新木場の東京都現代美術館の中に、レストランが使える為の庭を作ったんだ。そこにハーブやベリー類だとか100種類ぐらいの植物を植えて、来客者が庭としても楽しめるスペースにしたんだ。 そんな感じでこれから色んな場所に「食べられるジャングル」を作るんだ! お金=リッチな生活には絶対に繋がらない。お金をかけずに、いかにリッチな生活を送れるか、これが今のテーマの一つであり、それを通してワークショップをしたり、多くの人とシェアリングしていきたいね。移住する千葉の田舎でゼロに近い生活からスタートして、何処まで行けるか挑戦するのが今から凄く楽しみなんだ。 僕はあえて人間によって破壊されてしまった場所を選んで、その大地をちゃんと再生させるんだ。土に溜まった毒素は色んなプロセスを経て数年で再生できるから、今はそれを独自に研究している所だよ。僕はリチャード・バックミンスター・フラーの「宇宙船地球号」やパーマカルチャーなど色んな本を読んで学んだけど、本当に良いことって、間接的であっても地球を破壊しない生き方だと思っているんだ。まあ僕もまだ完璧にできてないし、これからだけどね!
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雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.6より抜粋

2年間のヴィーガン生活を振り返って思うこと

2月から始まったNPO法人日本ヴィーガンコミュニティ代表の工藤柊さんの連載!
今回は第2回目です!

 

2年間のヴィーガン生活を振り返って思うこと

veggy ONLINEをお読みの皆さん、こんにちは!先月から月一で連載している、ヴィーガン初心者の味方、工藤柊(@itllbedark)です。

高校3年生からヴィーガンを始めて、今ではNPO法人の代表を務めるまでになった僕の経験や思いをこの連載を通じて伝えていきたいと思います。先月の投稿では、僕がヴィーガンの活動を通して実現したい“Hello Vegan!”な社会について紹介しました。

“Hello Vegan!”と笑顔で迎え入れられる社会を目指して

今回の記事では、僕が2年間ヴィーガンとして生活してきたことを振り返って、どんな経験をしてきたか、そして2年経った今思うことについて書いていきたいと思います。ヴィーガンやベジタリアン始めたての方や、興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

1.ヴィーガンを始めたきっかけ


まずは、僕はヴィーガンを実践し始めるきっかけになった出来事をお話します。ヴィーガンに出会ったのは2016年11月、まだ僕が高校三年生の頃です。その頃は受験勉強真っ只中で、図書館で夜まで勉強して帰宅する間に、“ぺちゃんこの猫”を見たことがきっかけでした。

車に何度も轢かれてしまっていて、近づかなければ猫かどうかもわからない状態のその猫を見て、大きなショックを受けました。それは、学校で習った飢餓や紛争、環境問題の犠牲になる人々と同様の、何の罪もない存在が苦しまなければならないという不条理に対する怒りの感情でした。今となっては、僕も丸くなりましたが、当時は正義感の強い少年だったので、その猫が殺されてしまったという事実を、尚更許すことができなかったのです。

そして、道路にへばり付いてしまっていたその猫をどうすることもできず、自宅に帰ってすぐにパソコンを開きました。猫が車に轢かれる事件や、そこから派生して犬や猫の保健所での殺処分についても調べました。その先に見つけてしまったことが、畜産業における畜産動物への扱いでした。そこでは何の罪もない存在が、毎日何万、何十万と殺されていたのです。

さらに、畜産業が食肉などを生産することを、僕自身の消費活動によって促していたことにも気がつき、自分がお肉や卵、乳製品を消費してもいいのかがわからなくなってしまいました。そして次の日の朝に、母親に動物性の食品を一切食べないようにすることを告げ、僕のヴィーガン生活は始まりました。

2.1ヶ月目は水炊きとおにぎり生活


突如始まった僕のヴィーガン生活ですが、まず最初に困ったのは当たり前ですが、「何を食べればいいのか」ということでした。ヴィーガンを始めるまでは、ほぼ全ての料理に使っていたお肉や卵、牛乳などの動物性の食材を急に使えなくなってしまえば、卵かけご飯が得意料理だった男子高校生は途方に暮れてしまいます。

それまで料理を作ってくれていた母親でさえ、急に動物性を使っていない料理に対応は難しく、最初の1ヶ月は水炊きとおにぎり生活を送っていました。家での食事はお鍋に野菜を入れて、ポン酢につけて白米を頬張っていました。学校では塩むすびを持って、昼休みに頬張っていました。今となっては笑い話ですが、当時は「これがヴィーガンの洗礼か…!」とまで思っていました。

3.ヴィーガンのお店や食材、仲間に出会う


しかし、ヴィーガンを始めて1ヶ月が過ぎた頃、大阪にヴィーガンの飲食店があることや、商品があることを知りました。二度と食べることはないと思っていた唐揚げやハンバーグ、ハムやチーズなどが植物だけでも再現することができるとは夢にも思っていなかったので、心の底から驚き、喜びました。

それから、最初から諦めてしまっていたことを反省し、色々な情報を集め始めてヴィーガンの食品やお店に回り始めました。それまでは日本に3人くらいしかヴィーガンがいないと思っていたほどでしたが、これだけお店や商品があるならもしかしたらヴィーガンを実践する仲間がいるのかもしれないと考え、調べてみると大阪で開催されるヴィーガンフェスを見つけ、参加してみることにしました。

そのフェスに参加し、人生で初めて自分以外のヴィーガンやベジタリアンの人と関わることができました。しかも、一気に数百人もの人が集っていたので驚きました。そこには僕と同じくらい若い人も参加していて、今でも仲良くしているヴィーガン仲間と出会うことができました。

彼ら彼女らとは、それからも何度か食事に行ったり、若いヴィーガンの人たちを集めてLINEグループを作ったり(今では50名を超えました)と、仲良くなっていきました。仲を深めていくにつれて彼らの優しい人柄を知り、しかしその一方で彼らがヴィーガンとして生きづらい今の日本の社会は課題だと感じ、そんな状況を変えたいと思うようになりました。

4.様々な活動を始める


ヴィーガン仲間が生きづらい社会をどうにかしたいと思い、大学に入学してすぐに団体を立ち上げ、大学食堂にヴィーガンメニューを導入する活動を始めました。活動を進める中で、ヴィーガンが暮らしやすく、誰もがヴィーガンを実践することができる社会を実現することこそ自分がやりたいことだと確信することができました。

そして、大学食堂のヴィーガンメニュー導入サポートの他にも、ブログやYouTubeでの情報発信やヴィーガンカフェの店長、ヴィーガンイベントの開催など、様々な活動を行なってきました。その結果、多くの人に喜んでもらえた一方で、悲しいことに自分一人で理想とする社会を実現することはできないと気がつきました。

しかし、一人では社会を変えることができなくても、同じ思いを持つ仲間と力を合わせれば変えることができると信じて、2018年11月にNPO法人日本ヴィーガンコミュニティを設立し、現在70名以上のメンバーと共に誰もがヴィーガンを実践できる”Hello Vegan!”な社会を実現するために活動しています。

5.2年間の感想


これが、僕がヴィーガンを始めてから現在(2019年3月)まで、2年間の生活でした。それなりに充実した2年間であっという間でしたが、いくつか辛いこともあったのも事実です。しかし、ヴィーガンを実践していたからこそ出会えた人がいて、手に入れられた機会もあったことを考慮してトータルで見ると、ヴィーガンを始めて良かったと心から思います。

今、ヴィーガンやベジタリアンを実践しようかなと迷っている人がいたら、まずは1日やってみることをお勧めします。できれば1週間2週間ほど続けてみると、何を食べられるのか、どのお店にいけるのかがわかってきて、段々と不便がなくなっていくようになると思います。

もちろん、始めてみる際は既に実践している人に、協力してもらうのが一番です。誰でもいいですが、周りに頼れる人がいなければ、何か質問や困ったことがあれば僕のツイッター(@itllbedark)にでも相談していただければ、少しだけ先輩として助言できたらと思います。ヴィーガン初心者の味方なので!

では、来月もお楽しみに!

工藤柊/kudo shu

2016年、高校3年の秋にぺちゃんこの猫を見てヴィーガンに。神戸大学入学後、誰もがヴィーガンを実践できる“Hello Vegan!”な社会を目指して、大学食堂へのヴィーガンメニュー導入、ヴィーガンカフェの店長などの活動を行う。2018年大学を休学しNPO法人日本ヴィーガンコミュニティを創設。ブログやYouTubeでの情報発信も行う。

ブログ「そうは言っても工藤さん」:http://kudoshu07.com/

YouTube「ヴィーガン初心者の教科書」:https://www.youtube.com/channel/UCnyHAlvD5qmqYa4SAQ6z2bw?view_as=subscriber

ツイッター:https://twitter.com/itllbedark

日本ヴィーガンコミュニティ公式HP:https://hellovegan.jp/

 

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