初めてのベジタリアン生活1週間チャレンジレポート in Berlin 【前編】

こんにちは、ベルリン在住・イラストレーターのKiKiです。

1月が早くも終わってしまいますね。本当に月日が流れるのは、あっという間で焦ってしまいます。皆さんは2020年の目標は立てましたでしょうか?

私はいくつかあるのですが、そのうちの1つに『ベジタリアン生活にチャレンジする』という目標があり、1月の半ばに早速”1週間”という期間を決めてトライしてみました!

もともと野菜多めの食生活でしたが、完全なベジタリアン生活にチャレンジしたいと考えたきっかけは、実はずっと体調・精神ともに不安定なのが続いていて悩んでいて、その原因が昨年末にわかったことでした。それは病気というよりも、ずっと付き合っていかなくちゃいけないものだということもわかったので、その対策の1つとして有効かな…?と試してみたかったからです。

結果としては、だいぶ気持ちも体もすっきりして、軽やかになりました。へなちょこ自炊ですが、毎回何を作ろうか考えることも、とても楽しかったです!

とても良い感じなので、ベジタリアン寄りの野菜中心生活は続けていて、お肉に関しては柔軟に(友人とご飯を食べる時や、栄養バランスも考えて)また少し取り入れています。

今回は、そんな初めてのベジタリアン生活チャレンジレポートをお届けしたいと思います!お料理家さんではなく素人自炊なので、ご紹介するのが素敵なお料理ではないことが申し訳ないのと、もともと少食でもあるのでご紹介できるお料理の種類が少ないですが、趣味がスーパー調査と家計簿なので笑、一般庶民目線のベルリンスーパー事情なんかも交えてお届けできたらなと思っております。どうぞよろしくお願いします!

ベジタリアン生活チャレンジ1日目(土曜日)

初日の朝ごはんは、とりあえずファラフェルをつくって、簡単にトマトと一緒に食べてみました。ファラフェルとは、潰したひよこ豆やそら豆に香辛料を混ぜ合わせ丸めて食用油で揚げた中東の料理です。

こちらではベジタリアン用のケバブにお肉の代わりに入っているのをよく見かけます。満腹感もあるし、スパイシーで大好きな食べ物の1つです。写真のものはREWEという大手スーパーで売っているファラフェルの素(1.19ユーロ、約143円)で、お湯と混ぜてフライパンで焼くだけで簡単に作れます。

REWEは独自のBIO(オーガニック)食品自社ブランドを展開していて、お値段もお手頃なのでBIOのものはREWEによく買いにいきます◎

30年続く、ライフスタイルを促進する高品質のオーガニック製品だそうです。

さらに詳しくは、以下のページをご覧ください。

https://www.rewe.de/marken/eigenmarken/bio/

お昼は少し買い出しをしてきて、ココナッツカレーをつくってみました!

Lidl

こちらも大手スーパー。価格はREWEよりも少し安い気がします。

・veggyさんの記事でも何回かご紹介しているヴィーガンミート『NEXT LEVEL

HACK』(1.99ユーロ、約239円)

・マッシュルームが安かったので(0.99セント、約119円)も購入。

REWE

・ココナッツミルク (0.99セント、約119円)

・生姜(0.15セント、約18円)

・お米・Spitzenreisというのが1番量が多く入ってお買い得なのでいつもこれを購入しています。(0.99セント、約119円)

・BIO人参(なんと1袋これだけ入って0.99セント、約119円)

カレーパウダーなどは、前に購入して常備しているのでいくらだったかは忘れてしまいました…。でも全体的に安いと思いません??マッシュルームとBIO人参はお買い得の時を狙って購入しましたが、ベルリンの食品の値段は基本的にこんな感じ。とても家計に優しくて助かっています◎

1日目食費(買い出し分):7.39ユーロ、約886円

ココナッツカレーには、以前購入して冷蔵庫に入っていた、ネギも入れて具沢山に。1日目は、野菜をたっぷり食べることができたのと、ヴィーガンミートもあり、お肉がなくても不満感はありませんでした◎良い感じのスタートです!

ベジタリアン生活チャレンジ2日目(日曜日)

今私はベルリンでドイツ人女性と3人でルームシェアして生活しています。この日はルームメイトが借りている畑でつくった”HOKKAIDO”という品種のかぼちゃを使って日本食をつくってほしとリクエストをもらっていたので、日本食を作る日でした。写真、全体的に茶色くてすみません。。苦笑

定番のかぼちゃの甘煮をつくってみたのですが、日本で良く売っている皮が緑のかぼちゃとやはりちょっと違うみたいで、同じ要領でつくってみたら汁が多めになってしまいました。研究が必要そうです。

茶色い汁物は、野菜たっぷりの醤油スープです。人参、ネギ、玉ねぎ、生姜、ごまが入っています。かつおだしが使えないということに気づいて、ネットで調べて、初めて野菜の皮などから出汁をとってみました!なんだか実験をしているみたいで面白かったです。コクのある出汁が取れて、写真の見た目よりも、味は美味しかったです。笑 ルームメイトも、全部食べてくれたので安心しました◎

ご飯は、”ミルクライス”というお米を炊いています。その名前の通り、ドイツではご飯を甘い牛乳で煮込んで食べる、という日本人には衝撃的な”ミルクライス”というお料理があるのですが、それ用のお米が実は1番日本のお米に似ていて、価格も安いので(1袋0.59セント、約71円)、日本食のときはこちらを購入しています。

ちなみに気になる”ミルクライス”のお味ですが、ご飯としてではなく、”ミルクライス”という食べ物だ、という認識で食べると、なかなかいけます!とっても甘いです!

ベジタリアン生活チャレンジ2日目(月曜日)

平日は基本、家でお仕事作業なので1度に大量につくり、お腹が空いたらキッチンにつまみに行くスタイルです。土日につくった残り物もまだあるので、簡単に冷蔵庫の中に残っている野菜を切って、ヴィーガンミートをのせ、オリーブオイルと塩・コショウを変えたものをオーブンに入れてみました。とても簡単なものですが、野菜がホクホクで美味しかったです◎

ヴィーガンミートは、オーブンで焼くと一番お肉に似た食感と味になるということもわかりました!

ベジタリアン生活チャレンジ3日目(火曜日)

引き続き、残っている野菜たちを切って、ヴィーガンミートも入れて具沢山の醤油チャーハンをつくってみました。

ちなみに、お醤油はこちらでも日本のものが購入できるのですが、輸入品でやはり割高になってしまうので、最近REWEで見つけた、こちらのお醤油を使っています。

BIOとVEGANマークもあり、安心、味も美味しく問題ありません◎日本食は、こちらでもとても人気で、最近では普通のスーパーでも日本の調味料が比較的安いお値段で買えるようになってきていて、とても嬉しいです。

気になる体調の方ですが、3日目あたりから、体の中のものがすっかり消化された気分になり、軽くなってきた反面、食べてもすぐに消化されてしまって満腹感が続かなくなってきました。。

そんな3日目の夜は、前回の記事でご紹介した『廃棄食品レスキュースーパー『SIRPLUS』、ベルリンに4店舗目をオープン!』、SIRPLUSのキックオフパーティーにお邪魔してきました。

そこで振る舞われた、廃棄食材を使ったヴィーガン料理をいただきましたが、素人の自炊菜食料理とプロの菜食料理は、味も満足感もぜんっぜん違うなあと、ただただ感動しました。

そして真剣にベジタリアン生活を続けていくのなら、ただ野菜だけを食べればいいというわけではない、栄養のことも、調理方法のことも、きちんと勉強していかなくてはいけないんだということに気づきました。

そんな大切なことに気づいたベジタリアン生活1週間チャレンジ半ば。後半の食生活と体の変化については、次の記事でお伝えしたいと思います◎

※ちなみに、前編3日間の食費(常備調味料はのぞく)は合計7.98ユーロ、約961円でした。

西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

Portfolio site : http://kiyonosaito.com/instagram : https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/

「新しい年をヘルシーな食生活でスタート、1月はVeganuary!」

こんにちは。ロンドン在住のデルガド倫子です。

Veggy創刊時から、ロンドントピックスを書かせていただいておりましたが、今月からWebマガジンでもコラムを執筆させていただきます。イギリス発のベジー情報を色々発信していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

さて、イギリスではフェスティブシーズンと呼ばれる12月が終わり新しい年を迎える1月となると、多くの人がダイエットやヘルシーなライフスタイルに取り組む風潮が見られます。

クリスマスと新年のパーティーシーズンの間、食べ過ぎ飲み過ぎのせいで太ってしまったり、体調が思わしくなかったりする人が多くなるのが1月。そのためか、1月というのは1年のうちで一番スポーツジムの入会会員数が増える月でもあるそうです。

そして今の時期、書店やスーパーに並べてある多くの雑誌の表紙は、「ヘルシー食生活」、「ベジタリアンレシピ」、「ローカロリーダイエット」、「ヴィーガンライフ」などダイエットやヘルシーな食事を推奨する文字で溢れています。

ベジタリアンやヴィーガンの専門雑誌はすでに数多く発行されているのですが、それでもまだ新しいスタイルの雑誌が創刊されていることからも、需要の高さが伺えます。

ヨーロッパで一番ベジタリアン&ヴィーガンの人口が多いと言われているイギリス。私自身ベジタリアンですが、外食や友人たちとの社交生活において不自由を感じることはありません。特に私が移り住んだ2000年代初めごろに比べると年々選択肢が増えており、ベジタリアン&ヴィーガンにとってとても過ごしやすい環境になっています。多くのカフェ、レストランやパブでは、ベジタリアン、グルテンフリーのオプションがありますし、ヴィーガンで乳製品を取らない人向けには、ソヤやアーモンド、オートといった代替ミルクがほとんどのカフェで当たり前に選択できるようになっています。 私の周りでも多くの人がベジタリアンやヴィーガンにシフトしてきており、

人々の健康に対する考え方、環境問題に対する姿勢も大きく変わってきているのを実感しています。

1月はVeganuary

ここ数年、1月に入ってよく目にする言葉。それは動物性の物を一切とらない食生活であるVegan(ヴィーガン)と、英語で1月を意味するJanuaryを掛け合わせた造語、Veganuaryという用語。これは普段の食生活を見直し、ヴィーガンのライフスタイルをもっと広めるため、「1月の1ヶ月の間はヴィーガン食生活を試してみませんか」というコンセプトのもと2014年にイギリスでクラウドファンディングにより立ち上げられたチャリティー・キャンペーンです。ヴィーガン食だけでなく、動物愛護、環境保護の観点からヴィーガンになることの素晴らしさを伝える取り組みをしています。今までヴィーガン食には興味があったけれど、試してみる機会がなかった人や、ヴィーガン食のことを全く知らなかった人たちにもヘルシーな食生活の選択肢の一つとしてヴィーガンを広めることが目的の一つでもあります。

このVeganuaryという言葉、レストランやカフェのメニューに記載されている所も増えてきており、年々世間に浸透してきている印象を受けます。大手バーガーチェーンや、パブの他、食品企業の参加もますます増えましたし、スーパーマーケットに行けば、ヴィーガンの特設コーナーもよく目にするようになりました。また1月のVeganuaryに合わせて、ヴィーガンの新製品を販売するブランドも出てきました。

このVeganuaryのキャンペーンは、ウェブサイトで1ヶ月チャレンジに登録すれば、ヴィーガンのレシピやレストランガイドなどがダウンロードできたり、毎日メールが届いてヴィーガンライフに初めて挑戦する人もサポートしてくれるので挫折せずに頑張れそうです。毎年参加者は増えており、2020年の今年は1月初めの時点で、過去最高の35万人の登録が世界中からあったそうです!

プラントベース・ダイエット

お肉や魚を食べる人たちにとってはちょっと分かりにくい「ヴィーガン」という呼び方ですが、近年ではプラントベース(植物性の物を中心に摂る)という呼び方も目にするようになってきました。ヴィーガンという言葉を初めて耳にする人でも、プラントベースと言われると分かりやすいし、受け入れやすいのかもしれませんね。ちなみにヴィーガンとプラントベースは全く同じ意味で使われているのではありません。例えばヴィーガンが革製品なども身につけないのに対して、プラントベースを実践している人たちは革製品を身につけるといった違いもその一つです。

フレキシタリアン人口も増加中

ある時期だけ(あるいは時々)ヴィーガンになり、普段の食生活ではベジタリアンだったりお肉やお魚を食べたりする人たちを指してFlexitarian(フレキシタリアン)なる言葉も登場しています。元々の意味はベジタリアンの食生活よりももっと緩やかでヴィーガンのように制限もなく、時々お魚やお肉も少量取り入れるけれども、全体的には植物由来の食べ物を摂取するスタイルを好み、柔軟性(フレキシビリティー)のある食生活を送る人々のことを呼んでいます。あまり聞きなれない言葉ですが、特にVeganuaryのこの時期になると、雑誌やウェブなどでこの言葉を耳にすることも増えるので、ヘルシーライフスタイルに関心が高い人々の間では馴染みのある言葉になってきています。お肉やお魚といった動物性の物の摂取を少なめにしましょうというゆるいルールなので、受け入れやすい人が多いようですね。

ベジタリアンやヴィーガンの食生活を選ぶことが、選択肢の一つとして広く受け入れられているイギリス。これからは健康のためだけでなく、地球にも環境にも優しい食生活を選ぶ人がますます増えていくのではないでしょうか。

Veganuaryについてはこちら https://in.veganuary.com

プロフィール:デルガド倫子

2001年よりイギリス在住。ロンドンの出版社勤務を経て、フリーに。書籍、ファッション雑誌、カルチャー誌、メンズ誌、ウェブサイト等に幅広い分野でイギリスからの情報を提供。趣味は旅行、読書、片付け。

廃棄食品レスキュースーパー『SIRPLUS』、ベルリンに4店舗目をオープン!

こんにちは、ベルリン在住イラストレーターのKiKiです。

みなさん昨年の夏に、ご紹介したちょっと待って、まだそれ食べられます!ベルリンの食品レスキュースーパー『SIRPLUS』を覚えていらっしゃいますでしょうか?

簡単なおさらい:食品レスキュースーパー『SIRPLUS』とは?

毎日大量に廃棄処分されてしまう”まだ食べられる”食品たちを救うために立ち上がった社会的なスタートアップです。

大手スーパーでは、厳しい食品検査をしているため、賞味期限切れの食品の他にも、規格外の野菜、パッケージに傷がついてしまった訳あり食品なども、やむを得ず廃棄処分に回すことになります。

そんなまだ食べられるのに、廃棄処分として認定されてしまった食品たちをSIRPLUSは大救出!実際の価格よりも大幅に安い値段で提供し、廃棄されてしまう食品を減らす活動をしているのです。

そんなSIRPLUSは多くの大手スーパーとパートナー契約を結び、たくさんの優しいスタッフたちに囲まれて、どんどん大きくなっていきました。そして今月の1月3日に4店舗目をオープン!

そして昨年、veggyさんを通して取材させて頂いたご縁で今月14日に行われたキックオフパーティーにご招待頂きました。とても嬉しいご縁です。今回はそのキックオフパーティーの様子と新店舗についてご紹介いたします◎

4店舗目はベルリンの主要駅の1つであるOstbahnhof駅構内!

ベルリンにはすでにSteglitz・Friedrichshain・Neuköllnに3店舗オープンされていますが、4店舗目はとてもアクセスしやすい主要駅の1つであるOstbahnhof駅構内。

ドイツでは通常日曜日スーパーがおやすみなのですが、駅構内という場所もあってか、午前8時から午後8時まで、毎日営業しているそう!

創立者の1人であるRaphael Fellmer氏は、一緒に働いている仲間たちを一人一人丁寧に紹介してくださいました。SIRPLUSのこの大きな成長は、事業自体のアイディアが素晴らしいというのも、もちろんありますが、Raphael氏の人柄がとても素敵すぎるからこその発展なのだなと、お話を聞いて深く感じました。

新しい取り組み”surplusオリジナル商品”とは?

店内を見渡して気になっていた、sirplusオリジナルパッケージの食品たち。

その商品開発の経緯も、お話して下さいました。

今までsirplusは多くの廃棄食材たちを救ってきました。しかし沢山の野菜や果物たちを救っても、彼らには”鮮度”という期限があります。

そこでもっと多くの廃棄食材たちを救うために、野菜や果物たちは”鮮度”の期限が来る前に、独自のsirplus製品の材料として使用することで、彼らの延命を試みたのです。

それはジャムであったり、ジュースであったり。瓶詰めで、長期保存できる加工食品ばかりです。これにより、さらに多くの救出した食材たちが、さらに長くスーパーの棚に並び続けることができるようになりました。

その背景にあるストーリーを聞くと、この商品たちに愛着が湧いて、ほっこりした気持ちになりました◎

パーティーで配られたお料理は、もちろん救出したお野菜たちを使って。


使用されているのは、もちろんsirplusが救出したお野菜たちなのですが、規格外のことに関しては全く気にならないし、とってもみずみずしく光っていました。じゃがいものニョッキがモチモチしていて本当に美味しかったです…!

あとこのお料理、器まで美味しく頂けました!

この時、個人的に体調不良からベジタリアン生活1週間チャレンジをしていたのですが(普段は野菜多めの生活ですが、完全菜食は初めてでした)、素人の自炊菜食料理とプロの菜食料理は、味も満足感もぜんっぜん違うなあと、ただただ感動しました。。

ベジタリアン生活1週間チャレンジを終えて、体調もよくなったので完璧ではなくても、菜食メインの生活にシフトしていきたいと考えています。このお料理を食べて、もっと調理法や栄養のことも勉強しなくてはいけないなあと、改めて感じました。


『誰もが、ちょっとした癖を持っています

最後にみなさんにご紹介したいのが、パーティーで配られていたステッカーです。

デザインが可愛なと思い、手に取ったのですが、書かれていた文章が心にグッと刺ささりました。

『Ne Kleine macke hat doch Jeder』

ー誰もが、ちょっとした癖を持っています。

それは、規定外や賞味期限切れ、パッケージ破損などの”癖”で、まだ食べられるのに弾かれてしまった食べ物たちへの言葉なのかもしれませんが、これは食べ物たちだけじゃなくって、この地球上に生きるみんなも同じだなって、心にじ〜んときました…。

ちょっと癖があるからって、弾かれるのはおかしい。もしかしたら、とっても美味しい料理に生まれ変われる原石かもしれないし、何よりその”癖”こそが魅力的な部分だったりするものですよね。

みんな違って、みんな良い!2020年のスタートは、そんな大切なことをSirPlusさんに教えて頂きました◎ご招待頂き、ありがとうございました!またお買い物に行きます^^

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取材協力:SIRPLUS

HP : https://sirplus.de/

Instagram : https://www.instagram.com/sirplus.de/

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西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

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風邪をひいたら、あったかいハーブティーを飲んで治そう!

こんにちは、ドイツ・ベルリン在住のイラストレーター、KiKiです◎

最近のベルリンの気温は1桁だったり、時々マイナスだったり。とっても寒い冬がやってきました。日本も毎日寒い日が続いていると思いますが、みなさん風邪などはひいていませんか?私は早速、11月末に風邪をこじらせ熱を出してしまっていました。。

ところで、みなさんは風邪をひいたとき、どうしていますか?ドラッグストアで購入できる市販の薬を飲みますか?熱が出たら、とにかく病院に行って点滴を打ってもらって気合いで治していたりしませんか?…実は、これは子供の頃の私のお話です。苦い薬が嫌で、飲んだふりをして隠したり、点滴も血管が出にくい方なので失敗されることも多く、、嫌な思い出がいっぱいです。苦笑

ベルリンに引っ越してきた4年前。最初の1年目はドイツ人ホストファミリーと一緒に暮らしていました。そこで初めて風邪をひいてしまった冬。

当時ドイツ語もろくに話せなかった私は、薬局はどこだろう?どうしたらいいのだろうとオロオロしていると、ホストママが『風邪をひいたの?とにかくお茶を入れるから、それを飲んでぐっすり寝なきゃ』と、あったかいハーブティーを入れてくれたのです。

はじめは、『お茶かあ…体はあったまるだろうけど、薬飲まなきゃ治らないよなあ。。』と思っていたのですが、ホストママが棚から出してくれたハーブティーのパッケージに『Erkältungs tee (風邪のお茶)』の文字が!

そう、ドイツでは風邪をひいたらまず薬を飲むよりもハーブティーを飲んで『自然治癒力』で、ゆっくり治していくことが一般的なのです。

その日は入れてもらったハーブティーを飲んで、暖かい湯たんぽを抱えて、ぐっすり眠りました。それを2、3日繰り返すと、風邪はすっかり治ってしまいました。そのときに、風邪は薬を飲まなくても治るもの、そしてその方が気分もなんだか優しい気持ちになれるということを学びました。

それ以来、私は風邪をひいても薬を飲まず、こちらのドラックストアに売っているハーブティーを飲むようにしています。

今回は、そんな体に優しい味方のハーブティーたちをご紹介したいと思います◎

ドイツのドラッグストアに並ぶ、様々な用途のハーブティーたち

風邪のために調合されたものをはじめ、様々な症状のためのものが、こちらのドラックストアでは沢山並んでいます。この種類と量を見ていただければ、どれだけハーブティーが身近な存在か伝わるかなと思います。

『Erkältungs tee (風邪のお茶)』のように、効能がわかりやすい名前のハーブティーから、使用されているハーブの名前がそのまま書かれたお茶もあります。何か健康面で困っていることがある場合、店員さんに尋ねれば、丁寧にどのハーブティーがいいか教えてくれますよ◎

ここで個人的にオススメのハーブティーを3つ、紹介したいと思います。

風邪をひいたら飲むハーブティー『Erkältungs tee

成分は、柳の樹皮とシナノキの花。

風邪、特に頭痛を伴う発熱に。柳の樹皮が解熱・抗炎症・鎮痛効果があり、シナノキの花は主に発汗を促すそうです。

1日5回、温かくて新鮮なうちに飲みます◎

胃が痛いときに、飲むハーブティー『Fenchel Tee

 ベルリンにお引越ししてから、だいぶ頻度は少なくなりましたが、私は小さい頃から神経系の胃痛持ち。胃薬が手放せませんでした。

『胃痛には、これがいいよ』とホストママが教えてくれたのは、『Fenchel Tee』。日本語では『ウイキョウ』というみたいです。

効能は、神経性胃炎とドンピシャ。そして、女性にはとても嬉しい生理痛を和らげてくれる効果もあるそうです。ちょっと甘い優しい味です。今は胃薬の代わりにこちらのハーブティーを常備しています。安心のBIO(オーガニック)マーク。

子供が寝る前に飲むハーブティー『Gute Nacht Tee

こちらは私は飲んでいないのですが、ホームステイしていた時に子供達が寝る前の”楽しみ”として飲んでいたハーブティーです。『Gute Nacht Tee』は、そのまま『おやすみなさいのお茶』の意味です。

成分は、メリッサ・ラベンダー・オレンジの花。

ぐっすり子供たちが眠れるように、優しいハーブが配合されています。

安心のBIO、ヴィーガン、グルテンフリー。12ヶ月からのお子様が飲むことができます◎

まとめ

いかがでしたでしょうか。日本でも、このようなハーブティーを気軽に購入できるような環境が整えばいいのにな、と願うばかりです。

もし風邪をひいて、近くにハーブティーを買えるようなお店がない場合は、ぜひ生姜とレモンを切って、温かいお湯の入ったティーポットに入れて20分待ったものを、蜂蜜と混ぜて飲んでみてください。(ドイツ人の同居人が教えてくれたレシピです)私の今年の風邪は、それで治しました。

もちろん症状がひどい場合は病院へ行かれることをオススメしますが、軽い風邪の場合は簡単に薬に頼らず、自然と自分の治癒力に頼ることをはじめてみて欲しいです。きっと、体の優しい変化に気づくはずです。

西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

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The Green Market Berlin: “Winter Edition 2019” イベントレポート

こんにちは、ベルリン在住イラストレーターのKiKiです。

夏にも訪れ、veggy onlineでもレポート記事を書かせていただいたイベント『The Green Market Berlin』。 今回 『Winter Edition 2019』が開催されたので、またお邪魔してきました!

ちなみに『Summer Edition 2019』のレポート記事は、こちらです。 ぜひ、こちらも合わせて読んで頂けたら嬉しいです◎

『The Green Market Berlin』とは?

夏の記事を読んでいらっしゃらない方もいるかもしれないので、少しおさらいです。

The Green Market Berlinは、ヴィーガンシーンの新しいヒーロー達にとって理想的なプラットフォームの設立を目指し、2014年にスタートしたイベント。夏と冬の年2回開催されています。今回で5周年を迎えるそうです。おめでとうございます!

出展者と来場者の間でアイディアを交換する機会を提供し、『持続可能な消費は意識的に楽しめることを証明すること』がこのイベントの目的です。出展者を選ぶ際は、持続可能なプロダクトであることを非常に重視しています。

会場では、食べ物の屋台、音楽、ファッション、化粧品、クッキングショー、DYIワークショップ、講演会、そしてギフトなど、アイデアのカラフルな組み合わせに出逢うことができます◎

出展者の方にスムーズに取材するためにも、人が少ないと予想されるイベント開始時間(正午12時)に向かったのですが、会場はあっという間にたくさんの来場客でいっぱいに。ベルリン市民のヴィーガンとサステナブルの注目の高さを改めて実感しました。

それでは今回も気になったブースを2つ、ご紹介したいと思います!

サーモンの代用は”ニンジン”!? 『ヴィーガンサーモンパン』

最初に目が止まったのは”veganes Lachsbrötchen”の文字。直訳すると、”ヴィーガンサーモンの(小さい)パン”。今まで大豆などの植物性タンパク質からつくられた代替肉を使用した料理を多く見てきましたが、お魚は初めてかも!

気になって、早速購入。

サーモンの代わりに使われていたのは、なんとニンジン!

ちなみにこれは、The Green Market Berlinのために考えた最新作なのだそう。

食べてみると、美味しい…そしてニンジンなのになぜかほんのりサーモンの味がするような…?聞いてみると、調理法に秘密があるそうです。

まずニンジンをオーブンで焼いてから冷燻します。

その後ニンジンをサーモンに見立てたかたちのように薄切りし、冷間圧搾したアマニ油のマリネ液、ヒマラヤの塩、メープルシロップ、コショウ、乾燥ディル、レモンジュース、剥いた海苔に数日間漬け込んだのだそう。

「魚の味は亜麻仁油と海苔に由来しているんだよ」と教えてくれました!すごいアイディア!!

すべて植物性なのに視覚と味付けの魔法で、海の香りがする不思議で、とっても美味しいパンでした◎

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VeganOstъ

HP:https://www.facebook.com/VeganOst/?fref=ts

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Don’t just eat plants. Grow plant. (植物をただ食べるだけでなく、育てよう!)アプリで植物をサポート『bosque』

次に目が止まったのは、このポスター。

『Don’t just eat plants. Grow plant. (植物をただ食べるだけでなく、育てよう!)』

ヴィーガン関係のイベントに足を運ぶと、多くが”お肉の代わりに野菜を食べること”のユニークなアイディアが目白押しで、それがもちろんワクワクして面白いのですが、このポスターの文字が目に入ったときに、ハッとしてしまいました。

たしかに。植物との共存、そして育てていくこと。そもそもこれが真理ですよね。

このキャッチコピーと共に紹介されていたプロダクトは、『Bosque』というサステナブルをテーマに開発された新しい形の植物デリバリーアプリ。

『Bosque』で大切に育てられた植物たちを購入すると、アプリを通してデジタル植物アシスタントのメアリーが、何か植物たちのことでも待った困ったことがあるとすぐ質問に答えてくれるのだそう。

リサイクルが可能なもののみを使用した梱包で、植物たちの健康のために箱の中の滞在時間も考慮。安全に依頼主へ届けるために時間指定の相談にも柔軟に対応してくれます。

いくつか植物たちが一緒に会場に来ていましたが、その中でも気になったのはこちら。

植物たちには、それぞれ名前がつけられていて、彼女は”キャシー”というそうです。

彼女の紹介文も、とてもユニーク。

【キャシー】

黒とピンクの葉で覆われた彼女は、特にあなたのフラットの暖かくて影のある場所でポーズをとるのが好きです。ただし、直射日光は避けてください。 彼女は夜行性にもかかわらずスポットライトを楽しみ、葉を光源に1分ごとに合わせます。彼女は濡れた足に耐えることができないため、土が乾いた場合にのみ水やりをする必要があります。 彼女は歌姫かもしれませんが、完全に無毒です。

親しみやすい紹介文から、植物たちへの深い愛が伝わってきますよね◎

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Bosque

HP :  https://www.bosque.berlin/

Instagram : @bosqueplants

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ベルリンでは、どんどんヴィーガンやサステナブルをテーマにした食品やプロダクトが増えてきていている印象です。

次のThe Green Market Berlinは、来年の夏。今度はどんなものに出逢えるのか、今からとても楽しみです!

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The Green Market Berlin

HP:http://greenmarketberlin.com/

Instagram:@greenmarketberlin

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西伊豆の小さな美しい村出身。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

Portfolio site : http://kiyonosaito.com/instagram : https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/

環境に配慮された紙パッケージを採用!進化が止まらないドイツのヴィーガンミート『NEXT LEVEL MEAT』シリーズ

環境に配慮された紙パッケージを採用!進化が止まらないドイツのヴィーガンミート『NEXT LEVEL MEAT』シリーズ

こんにちは、ドイツ・ベルリン在住のイラストレーター、KiKiです。

今回は、以前にご紹介したベルリンのスーパーで発見!本物そっくりヴィーガンミートひき肉『NEXT LEVEL HACK』の他の商品を発見したので、ヴィーガンミート『NEXT LEVEL MEAT』続編をお送りしたいと思います!

ヴィーガンミート『NEXT LEVEL MEAT』とは?
以前の記事をまだ読んでいらっしゃらない方もいるかも知れないので、少しおさらいをしましょう。

『NEXT LEVEL MEAT』とは、Lidlというヨーロッパを中心に展開しているスーパーが販売しているヴィーガン肉ブランド。

特徴は、圧倒的に庶民向けにつくられていること。
Lidl自体が、もともと一般庶民向けの低価格スーパーであるということもありますが、そのスーパーがヴィーガン食品の需要が今後ますます需要拡大していくことに気づいたのです。

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8月の初めに、すべてのLidl店舗で自社ブランド「Next Level Meat」の最初の商品であるヴィーガンバーガーパティを発売し、多くの肯定的なフィードバックを受け取りました。

この顧客の応答により、代替肉の消費を簡単かつ魅力的にするために、他のヴィーガン製品を無敵の低価格で提供することが次のステップだと考えました。人気のヴィーガンバーガーパティと比較し、植物ベースのひき肉がどのようなフィードバックを受けるのか、とても興味深いです。私たちは、すでにさらなるアクションに取り組んでいます。

引用)
ヴィーガンハック:Lidlがヴィーガンブランドの「Next Level Meat」の範囲を拡大
9月2日からドイツ全土で植物ベースのひき肉とハンバーガーパテの販売を開始

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これは、消費者たちが自分たちにとって何が必要なのかを考え、選択したことの結果に生まれた未来です。

これにより、ヴィーガン生活が庶民でも手の届きやすい価格で、気軽に試してみることが可能になったのでした。

今回購入してみたのは『NEXT LEVEL MEAT』第一弾として登場した、ハンバーガーパティ!

前回はヴィーガンミートのひき肉に衝撃を受け、思わずそちらを購入しましたが、今回は『NEXT LEVEL MEAT』の第一弾として登場した、ハンバーガーパティを購入してみました。お値段は1ユーロ99セント(約239円)

こちらもひき肉と同様に、エンドウ豆・小麦・大豆など、さまざまな植物性タンパク質からできているようです。

…でも私が気になっていたのはヴィーガンミートよりも、実はパッケージ。公式サイトに、以下のように記載されていたからです。

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「Next Level Meat」の製品は、今後持続可能な梱包にも取り組んでいきます。例えば、初めの取り組みとしてハンバーガーのパティは、厚紙トレイの上にのり、薄い可剥性フィルムで密封されています。すべての材料は分離可能で、大部分がリサイクル可能です。
引用)Lidl公式サイト
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工夫がいっぱいの持続可能なパッケージ!

可能な限り、プラスチックを減らしたパッケージ。

ということで、ワクワクしながら開封していきます。。蓋の薄いプラスチックフィルムをはがすと、全体はこんな感じ。

パッケージの底に、丁寧に分別の仕方が図と一緒に書かれていました。蓋だけかと思ったのですが、説明を読むと厚紙の上にも薄いフィルムが貼られているようです。そちらも剥がしていきましょう。

ペリっ

これで、パッケージの分別作業は終わりです。大部分は古紙で出来ていて、またリサイクルに回すことができます。

残念ながら、蓋部分とパッケージ上をコーティングしていた部分はプラスチックですが、どちらもとても薄いつくりで、プラスチックを減らす工夫が見られます。

ベルリンではこのヴィーガンミート以外にも、プラスチックを減らす取り組みをしているプロダクトを多く見かけるようになりました。その努力も、もちろん素晴らしいのですが、私はそのアイディアが面白いなあと…!といつも興味深く観察してしまいます。笑

オーガニックでヴィーガンなハンバーガーを、お家で気軽につくってみた!

最後に、もちろんパッケージだけでなく、お料理レポもお届けします◎
お料理家ではないので、今回も庶民的な簡単バージョンでお送りします。笑
ちなみに今回ハンバーガー用に購入したパンは、こちら。

BIO(オーガニック)のものを選んでみました。これは特にハンバーガー用ではなく、普通のサンドイッチ用なのかな…?ライ麦パンで、少し固めでした。

すぐ近くに、BIOではないハンバーガー用のパンも並んでいたのですが、お値段は0.78セント(約94円)。BIOのものは、0.99セント(約119円)。たったの数十セントの差なら、自分の健康のためにも、未来の食品産業への投資のためにも、BIOを選ぼうという気持ちになりますよね。

では、早速パティを焼いていきましょう。

パッケージから出すと、ひき肉のときとは違う、なんだかスパイシーな香りが。でも近くに鼻を近づけて匂いを嗅いでみると、やっぱり豆系の匂いがします。ハンバーガーは、ひき肉より香りに工夫がされている印象です。見た目は、こちらもお肉と区別がつきません。

パティを焼くのは実は初めてです。肉厚なので、全体に火が通るように少し水を加え蒸し焼きにしてみました。うん…、ますますお肉です。調理方法も、普段のお肉を料理するのと特に変わったことをする必要はなさそうです。

パンに、冷蔵庫にあったお野菜を乗せてみます。今回はルッコラと、マッシュルームと、にんじんです。

前回のひき肉では、味付けが薄く、豆感が残ってしまった反省を生かして、ケチャップをてんこ盛りに。

蓋をします。はい、とっても簡単バージョンです。すみません!!

でも横から見ると、なかなか肉厚で、美味しそうじゃないですか??

断面は、こんな感じ。ビジュアルは完璧に、お肉です。

味は、ケチャップの活躍もありましたが、ひき肉よりも、もともと塩気があったようで(1パックに2つ入っていたので、1つ焼いただけのものを何もつけずに食べてみました)今回は、なかなかお肉でした!!

肉厚なので、歯ごたえもボリュームも大満足。元々少食な私は、これだけで大分お腹いっぱいになりました。

ハンバーガーだけでなく、カットして他の料理にも応用できそうです◎カレーとか、シチューとか…

そしてこの間、また新商品を見つけました…!

『CEVAPCICIとは…?』と謎に思い調べてみたら、東南ヨーロッパの伝統料理みたいです。味もチリ・ガーリック……美味しそう……

進化が止まらないドイツのヴィーガンミート!今後の展開が、とても楽しみです!!

西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

Portfolio site : http://kiyonosaito.com/
instagram : https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/

ヨーロッパで初めてオープンしたヴィーガンドーナツ屋さん 『brammibal’sdonuts』

ヨーロッパで初めてオープンしたヴィーガンドーナツ屋さん 『brammibal’sdonuts』

こんにちは、ベルリン在住・イラストレーターのKiKiです◎

今まで『世界のヴィーガン放浪記』として国単位で素敵なヴィーガンのお店を紹介していましたが、他の国に行くのも不定期なのと、何よりベルリンにはまだまだ素敵なヴィーガンのお店があるので、気になったお店をどんどん紹介して行くことにしました!

今回ご紹介するのは、ヨーロッパで初めてオープンしたヴィーガンドーナツ屋さん『brammibal’sdonuts』です。

お店のイメージカラーは”ピンク”!ドーナツたちもカラフルで可愛くて味ももちろん最高、みんなが笑顔になるハッピーなドーナツ屋さん。なぜヴィーガンドーナツ屋をオープンしようと思ったのか、その経緯やヴィーガンドーナツを通して伝えていきたいことなども、教えてもらいました◎

brammibal’sdonuts

『brammibal’sdonuts』のオーナーでパートナーのジェシカとブラムは、12年以上ヴィーガン生活を送っています。今から4年前、彼らはヴィーガンドーナツを切望していましたが、残念ながらヨーロッパでヴィーガンドーナツを買えるお店がありませんでした。そこで、彼らは自分たちでつくろうと考えました。

さらに自分たちのためだけでなく、ベルリン市民に良質で優しいヴィーガンドーナツを届けようと、2015年初めに『brammibal’sdonuts』を立ち上げます。

立ち上げのの1年目、様々なフードマーケットやイベントに出店すると早期売り切れが続出。翌年の2016年5月、時が来た!と判断し、ヨーロッパ初のヴィーガンドーナツショップをオープンしたのです。

優しいドーナツとお客さんたちの笑顔に囲まれた、暖かい空間。

店内に入ると、ショップのテーマカラーである”ピンク”で統一された内装に一目惚れ。私がお店に訪れた日は土曜日で、友人同士・カップル・家族などたくさんの人たちで店内は常に賑やか。

ショーケースに並んだドーナツを見た小さな子供が、目をキラキラに輝かせてこう言いました。

『Wow, toll !! Ganz viele Donuts !! (わお、すごい!! とてもたくさんのドーナツ!!』

君のその気持ち、とてもよくわかるよ!!と、心の中で思っていました。笑
ドーナツのデザインも遊び心をくすぐり、見ているだけでワクワクしてきます。

『brammibal’sdonuts』は、”ヴィーガン”としてだけでなく、工業的につくられたドーナツに代わる優しくて誠実な代替品を提供する、という想いも込めて活動をしているそうです。

すべてのドーナツは安全で高品質の材料のみを使用し、パン職人によって新鮮につくられています。通常の6種類のドーナツに加えて、毎月新しい味を追加。季節ごとの味を楽しむことができるのです。

どのドーナツたちもとても魅力的で、どれにするか数分間迷ってしまいました。そして最終的に選んだのは、こちら!チョコレートのクッキー&クリームとストロベリーのドーナツ!

通常のドーナツより、少し大きめのサイズ。2つ食べて、幸せでお腹がいっぱいになるくらい!ドーナツは、ふわふわで、コーティングのチョコやストロベリーも甘さ控えめで、とても優しい味でした。

この日友人と訪れた私は、ドーナツの美味しさと店内の居心地の良さに、気づくと長い時間滞在していたのでした。

ヴィーガンドーナツを通して、”ヴィーガン”という選択肢をポジティブに伝えていきたい。

後日また訪れた際に頂いたアップルパイドーナツも、とても美味しかったです!

オーナーのジェシカはこう言います。
『私たちは多くの理由からヴィーガン生活を選びましたが、その主な理由は倫理的な動物たちの権利の保護です。ヴィーガンのイメージは近年徐々に変わってきましたが、まだヴィーガン食は退屈だと考える人たちがいます。ドーナツは親しみやすくて、ハッピーで、多様性のある、みんなが大好きな素晴らしい食べ物です。私たちはヴィーガン生活が退屈なものではなく、とても楽しいことであるということを、ヴィーガンドーナツを通してポジティブに伝えていきたいと考えています。』
そんな優しくてポジティブなドーナツの輪はどんどん広がり、現在はベルリン市内に3店舗あります。今回はプレンツラウアーベルク地区にある店舗にお邪魔し、取材させて頂きました。お忙しい中、本当にありがとうございました!

・・・・

日本でも、徐々に認識され始めている『ヴィーガン』という言葉。生活に取り入れたり、挑戦することを難しいと抵抗を感じる人たちもいると思います。私もそうでした。何か難しい食べ物なのかな、という印象をずっと持っていました。でも『ウィーガン』!と特に意識せず、とりあえず食べてみることをお勧めしたいです。とても美味しくて、様々な工夫をこらされた料理にきっと興味を持つと思います。まずはその興味から、考えることをはじめてみてほしいです。

日本でも、続々と美味しいヴィーガン料理屋さんがオープンしてきています。これを読んでくださった読者の方と、素敵なヴィーガン料理屋さんの出逢いが生まれることを祈っています◎

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『brammibal’s donuts』
取材先 
Address : Danziger Straße 65 Berlin Germany
他、2店舗ベルリンにあります。
Address : Maybachufer 8
Address : Alte Potsdamer Straße 7
URL:https://www.brammibalsdonuts.com/
Instagram : @brammibalsdonuts
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KiKi / イラストレーター
西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

Portfolio site : http://kiyonosaito.com/
instagram : https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/

アメリカのプラントベース肉製造会社Beyond Meat ① ~ファストフードチェーンがこぞって使いだした魅力とは~

Clean Living !!
こんにちは。料理家/Cal Vegan和菓子作家のTerumi Kogaです。上白糖を使用せず、オーガニックや自然由来の食材で作る「Cal Vegan和菓子」を考案し、食を通して和文化を発信しています。

“Clean Living”とは清潔な生活という意味だけでなく、衣食住を通して心身ともにオーガニック、エコ、サスティナブル、ドラッグフリーな生活をめざそう! というヴィーガン達のライフスタイルのことも示しています。

さて、オリンピック開幕が本格的に迫った頃から盛んに叫ばれ始めた、「ヴィーガン」や「グルテンフリー」という言葉。今や聞かない日はないほど。
私の住む南カリフォルニアにはアメリカの2大代替え肉製造・販売業社の一つである、Beyond Meatの本社があります(もうひとつはImpossible Foods社)。
今回は、Beyond Meatの紹介とスタッフへのインタビュー記事を、2回に渡ってご紹介します。


~食品業界の革命~

2009年イーサン・ブラウン氏によって設立されたBeyond Meatは、プラントベースの代替肉を作る食品製造を主としています。2013年にアメリカ全土で商品の販売を開始し、2016年にはプラントベースのハンバーガー・パテの販売も始めました。
Beyond Meatの全ての商品は、大豆、添加物、グルテンがフリー。大豆アレルギーの多いアメリカでは、大豆ミートも敬遠されがちな現状なのです。
大豆ミートに慣れている日本のヴィーガンの方々にとって、Beyond Meatの商品は触感も味も新たな発見があることでしょう。今後、日本でも広まりうる食品だと思います。

もう一つの特徴は、その販売方法。Beyond Meatの商品は、ヴィーガン食品のコーナーにあるわけではなく、スーパーの極普通の精肉コーナーに置いてあるんです。これはBeyond Meatのこだわりの一つと言っていいのではないでしょうか。

現在Beyond Meatは、前述のハンバーガー・パテの他、ビーフ挽肉、ビーフあら挽き肉、ソーセージ(オリジナルとホットイタリアン風味)を製造販売しています。冷凍食品に至っては、鶏胸肉や牛ミートソース、タコス用の牛ひき肉などバラエティーに富んでいます。これらの全てがヴィーガンやベジタリアンが行く特別なスーパーマーケットではなく、私の住む南カリフォルニアの近所のスーパーで手に入るのです!


ご存知のようにアメリカ人はBBQ大好き! 毎日BBQなんていうお宅も珍しくありません。これ、冗談かと思われると思いますがホントの話。
プラントベースの肉をグリルで焼く。10年前には考えられなかったことでしょう。それに男子がBBQピットの前でトング片手に料理している姿ってカッコいい!! そう思いませんか?(笑)

 

~ファストフードとBeyond Meat社~


現在、Beyond Meatが提携しているファストフードチェーン店は、ダンキンドーナツ、デルタコ、A&W、カールスジュニア、ベジーグリル、TGI FRIDAYS。そして、つい最近KFCも「ケンタッキー・フライド・ミラクルチキン」としてBeyond Meatの製品を使った新商品を発売開始。さらにはマクドナルドまでもが、Beyond Meatのパテで試験販売を開始したのです。
創業者のイーサン・ブラウン氏は“マクドナルドでプラントベースのバーガーが買えるようになることは、長年の夢だった”とコメントしています。

 

~ファストフードがプラントベースに注目する訳~


何故ファストフード店がプラントベースに注目するのでしょうか?

私がアメリカに渡った28年前と比べると、西部や東海岸の人々の食に関する意識は相当変わったと思っています。しかし、それはまだ一部の州都に限っているのかも知れません。未だに食を要因とする子供の肥満率や糖尿病などの問題も深刻です。そしてこれらの問題は、低所得者(なんとサンフランシスコでは、所得1,700万円以下は低所得とされています)の家で起こりやすい傾向があります。価格が安く、手軽に買えるファストフードは低所得家族の主食となっていることが多いからです。

ファストフード=不健康、肥満、成人病などのイメージはなかなか払拭されるものではありません。そんな中、Beyond Meatは、ファストフードの不健康なイメージに光を与え、この先のアメリカ国民の食生活を一気に変えるぐらいの革命を起こしたのではないか? と大げさではなくそう感じるのです。食生活に制限のある人でも、ファストフードで食べることができる! ヴィーガンやベジタリアンと、そうでない人々が、ファストフード店で食を共にできるということを叶えたのです。

Beyond Meatは、同じくプラントベースの肉を製造、開発しているImpossible Food同様、ビル・ゲイツやレオナルド・デカプリオなど多くのセレブリティや実業家に投資を受けています。


そんな波にのるBeyond Meatですが、アメリカで知名度を得られるようになるまでに
は、10年という年月がかかりました。これからは、これまでよりずっと加速しながら、世界中の人々に影響を与えて行くのでないでしょうか。

今回はアメリカの代替肉製造&販売社・Beyond Meatとは? をご紹介しました。
次回はインタビュー記事です。スタッフの声をお楽しみに!!

*Beyond Meat https://www.beyondmeat.com/

Terumi Koga
料理家/Cal Vegan和菓子作家。カリフォルニアを拠点に料理教室、レシピ開発など幅広く活動。ヴィーガンで身体に優しい和菓子、Cal Vegan和菓子(2019年商品登録取得)はスーパーフードなどを使用した和洋のエッセンスが楽しい菓子である。
料理、和菓子を通して海外に和文化を発信している。Clean Living !!
http://www.terumikoga.com/

【世界のヴィーガン放浪記】VOL.4 オーストリア・ゾース 後編

こんにちは、ベルリン在住・イラストレーターのKiKiです。
お待たせ致しました!『世界のヴィーガン放浪記』シリーズVol.4、オーストリア・ゾース編の後編です。(前編は、こちらでお読み頂けます)

今回はヴィーガンではないのですが、すべて手作業で愛情たっぷり込めてつくっていらっしゃるBIO(オーガニック)ワイン農家『Weingut Bernhard Plos』さんに1週間滞在し、ワインづくりのお手伝いと体験をさせて頂いたお話をお届けしています◎

家族みんなで、手作業でぶどうの収穫!

さあ、早速ワイン用の葡萄の収穫です。手袋をはめて、ひとつひとつ、傷をつけないように丁寧に摘み、バケツに入れていきます。

自分のバケツいっぱいになったら、葡萄畑の真ん中の細い道を走る、お義父さんが運転する小さなトラクターのボックスたちに入れていきます。『フェアシュー』の収穫と同じく、重いバケツを運ぶのは大変な作業。それでも気づいたら、トラクターの荷台は葡萄でいっぱいに!

前編で収穫した『フェアシュー』用の熟れていない青い葡萄と違い、ワイン用の葡萄たちはぷくりとした大粒。まるで宝石みたい…!

こちらは収穫中に葡萄たちの間で見つけた、てんとう虫のお写真。

てんとう虫もこの葡萄の美味しさがわかるのか、私が近づいても、ぎゅっとしてはなしませんでした。BIOワイン用の葡萄だからこそ、見ることができたのどかな光景の一つです◎とても癒されました。

滞在した時期的にワインは収穫までのお手伝いとなりましたが、美味しいワインとして今年みなさんに飲んで頂けたことを嬉しく思います!

ワイン農家さんたちが経営しているレストラン『ホイリゲ』

ゾースのメインストリートには、たくさんの”ホイリゲ”と呼ばれるワイン農家さんたちが経営しているレストランが並んでいます。そこでは自家製のワインを美味しいオーストリア料理と一緒に頂くことができます。

すべてのホイリゲが毎日オープンしている訳ではなく、ゾースのホイリゲの場合は最長18日間オープン、その後3週間のお休みというルールがあります。なのでお互いのお店に行き、お互いのワインを飲みながら語り合い、良きライバルとして切磋琢磨することもできるのです。

ドアの前に、ランプと松の葉が飾ってあったら『今日はオープンしているよ』の合図です!

滞在期間中、友人のお家のホイリゲはお休みだったので、友人の旦那さんの幼馴染が経営しているホイリゲに連れて行って頂きました。
お料理はこのようにカウンターに並んでいて、ガラス越しに見て選ぶことができます!どれも本当に美味しそうでした。

店内には、家族や友人たちと過ごす時間を楽しんでいる人たちがたくさん。

友人の旦那さんの幼馴染さんがおすすめのワインとチーズを持って、私たちのテーブルにやってきました。ワインのお話、最近のお話、政治のお話……話題と穏やかな笑い声はつきません。

ご一緒させて頂き、ゾースの人たちにとって、この時間と空間はとても大切なんだという暖かい気持ちが伝わってきました。そしてみんなのおしゃべりを盛り上げ、彩ってくれるワインは特別な存在なのでした。

BIOワインづくりのお手伝いと体験を通して。

私たち日本人は食事の前に、両手を合わせて『いただきます』という挨拶をします。食べ物とつくってくれた人たちへの感謝の気持ちを表す言葉です。

BIOワインつくり体験を通して、おいしい料理の背景には、料理を作ってくれた人と、そのさらに後ろに、食べ物を丁寧に育ててくれた人たちの働きと苦労がたくさん詰まっているということを身をもって実感しました。ドイツ語にも食前に言う言葉はあるのですが、どちらかというと『良い食事を』『召し上がれ』に近い印象で、ちょっと意味が違うんです。『いただきます』という挨拶は、どこの国に行っても忘れず、必ず言い続けたい日本語です。

そしてベルリンに帰る際に、とても嬉しいお土産を頂いてしましました…!実際に試飲もさせて頂いて、どれも美味しかったのですが特に気に入ったこの2本!

右がロゼ(メルロー/ カベルネ・ソーヴィニヨン)、左が白ワイン(リヴァーナー)。このワインたちは後日、ベルリンで行われた友人の個展のオープニングパーティーにて、みんなで美味しく飲みました!大好評で、すぐに空になってしまいました。笑
それからみんなで収穫した葡萄も何房か、お義母さんが可愛いカゴに入れて渡してくださいました。

絞られてワインになる葡萄たちですが、そのまま食べても甘くて、とても美味しかったです◎

ワインを飲むことはあっても、作られているところを見学できたり、実際に作業もさせて頂けることはとても貴重な経験でした。1週間大変お世話になりました、そしてありがとうございました!!

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『Weingut Bernhard Plos』
Address : Weinbergstraße 7, 2504 Sooß, Austria
HPは日本語版もあります!
URL:http://www.plosweinbergstrasse.at/JA/weinbau/

『Weinort Sooss』
オペラ座の前から、1時間に1本直行バスが出ています。
バス360番Wien oper前、Bad Vöslau  Thermalbad行、
Sooß b.Baden Badner Straßeで下車。
URL:https://www.sooss.at/

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西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

Portfolio site : http://kiyonosaito.com/
instagram : https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/

植物にも感情がある?! — 吉良編集長コラム

意識しない意識

今やヴィーガン(ベジタリアン)は世界のトレンド!

雑誌veggyも創刊して早10年! 当初は季刊誌でしたが、約2年後には隔月へ。創刊時から比べると、編集部内も様変わりし、近年は世界のトレンドとしてベジタリアン食が迎えられ、ようやくスタート地点に来たような気がしています。

ベジタリアンの中でも、なぜ今ヴィーガンの需要が高まっているのか? 食物アレルギーや環境問題などを置いていえば、地球の一部である私達ひとりひとりのスピリチュアルな進化が進んでいるからだと感じています。

世界中のあらゆる食べものが自由に選択できるようになった先進国において、わざわざ“動物の命を奪う”という食べ方が必要なのかどうか? と考える人々は確実に増えている気がしますし、私達はたった今、何かの命を奪わなければ生きられないような状況下に置かれてはいません。自らが狩りに参加する機会がほぼないであろう現代人においては、食に対する論理的な葛藤もあるのかもしれません。

例えば、あなたは林檎の皮をむくように、牛や豚や鳥の皮を何の躊躇もなくむくことが出来るでしょうか? 魚ぐらいはさばけても、ほとんどの人は想像するだけでもゾッとしますよね。よくお肉好きな人が、“ベジタリアンだって植物を殺しているでしょう”なんていう事がありますが、どれほどの人がりんごをむく事と動物の皮をむく事を同列に考えられるでしょう?

近年、世界中で不自然な糖やあらゆる添加物の摂り過ぎで糖尿病が増加し、糖質制限=パレオ・ダイエットもにわかに人気ではあります。パレオ=原始人食ですが、私自身はもはや原始人食へ戻る必要はないと感じています。ただし私達が忘れてしまった“意識しない意識”は古代の人々の様に取り戻す必要があると感じています。

植物は人間と相性がいい!?

かつて嘘発見器を発明したアメリカの著名な科学者として知られるクリーヴ・バクスター博士が、植物にも感情があるということを発見し、バクスター効果として発表しましたが、当初はそのあまりに超人的な論文が受け入れられなかったそうです。ちなみにこの実験に使用した植物とは、近年になって低GIだとされ人気の高い甘味料アガベシロップの原料である竜舌蘭(リュウゼツラン)だったそうです。博士がリュウゼツランの葉をギュっと強く持った時は、感情の激しい揺れがあり、博士が突如“葉を焼いてみよう!”と思った瞬間には、なんとリュゼツランは恐怖におののき、測定器の針が最上位まで振り切れてしまったそうです。ようするに、植物は私達の感情をエネルギーとして瞬時に読み取ることが出来るのですね。そういった実験から、“植物は人間にはとうてい及ばないような超能力を持ち、さらに植物同士で会話もしている!”とバクスター博士は発表しているそうです。

その後も博士はリュウゼツランの実験を色々と続けたそうですが、植物に対して心から感謝して食べると、植物の気持ちが穏やかになることを発見します。しかし同じ事を動物で実験した際は、殺された動物にどんなに感謝の念を送っても恐怖の感情(針の揺れ)は消えなかったそうです。動物がそうであれば人間もそうでしょう。

“菜食になることは、涅槃(ねはん)へ至る流れへ足を踏み入れることになるのです”という仏陀の言葉が今日も心に響きます。

2016年12月20日
編集長 吉良さおり

雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.50より抜粋

マインドフルネスのススメ –世界的脳科学者・茂木健一郎氏に聞く!–

世界的脳科学者・茂木健一郎氏に聞く!
マインドフルネスのススメ

今は亡きスティーブ・ジョブズが禅の影響から瞑想を取り入れたり、
そうそうたる大企業や著名人、アスリートなどが取り入れている
マインドフルネスについて、脳科学者という視点からのお話を伺いました。


茂木健一郎

脳科学者、作家、ブロードキャスター。クオリアを研究。『脳とクオリア』『生きて死ぬ私』『脳と仮想』『プロセス・アイ』『今、ここからすべての場所へ』『東京藝大物語』など著書多数。

科学とは何かの実用的な目的のために研究するものではなく、
あくまでも真理の追求です!
それが結果としてマインドフルネスのように
生活に応用可能な概念と繋がることがあるかもしれませんが、
それ自体が科学の一番の目的ではありません!

——現在の世界的なマインドフルネス・ブームについてどう感じていますか?

現在、人工知能がここまで発達してしまうと、いわゆる論理的に考えたり、単に物事を記憶するという記憶力に関しては、人間はもはやロボット(機械)にはかなわないということが広く認識として共有されていると思います。そんな中、人間にしかできないユニークな価値は何か? と考えた時に、それは感性や直感のようなものであり、それらに関わる概念がマインドフルネスとして注目されてきたのではないかと私は感じています。

例えばアメリカでクリエイティブクラスという言葉が出てきたり、あるいはアップルやフェイスブックなどの先端的企業が出てきたことで、近年はユーザーエクスペリエンスの提供ということがとても重要なテーマとなってきました。特にスティーブ・ジョブズはユーザーエクスペリエンスをずっと追求していた方だと思います。

そもそも60年代のヒッピームーブメントと関連して知られるようになったマインドフルネスが、今やビジネスのメインストリームとして浮上し、例えばグーグルやフェイスブックがクリエイティブ能力を高めるためにマインドフルネスや瞑想の手法を応用している。昔だったらちょっとエキゾティックでコアな人々が対象のイメージだったけれど、今はど真ん中のこととして普通に受け入れられています。

もともと日本には古くから禅があり、瞑想もあったはずなのですが、すっかり忘れられてしまった中、欧米でマインドフルネス・ブームとなり、ようやく日本にも逆輸入されて見直されてきた状況でしょうか。

——茂木先生の考えるマインドフルネスについて教えてください。

マインドフルネスで非常に重要なのは、日常生活における態度であって具体的な実践です。だからヨガや瞑想をしなければならないとか、ただ形から入っていくのは間違っていると私は思っていて、例えば道を歩いている時であれば、木漏れ日に少し目を向けてみるとか、そういった日常へのちょっとした注意を払うことがマインドフルネスに繋がるのだと思います。

マインドフルネスの実践では、判断を保留し、今ここで起こっていることをただ感じるということがあります。対人関係のコミュニケーションにおいて、何かを決めつけるのではなくて、判断を保留して相手の気持ちや態度をただ受け止めておくというのもマインドフルネスの実践のひとつです。ですからマインドフルネスとは、ひとつのものの見方や考え方でもあると思います。

きっかけとしてはマインドフルネス瞑想など色んな方法があると思うのですが、それが唯一の道ではないし、それを行ったからといって必ずしもマインドフルネスが身につくわけでもありません。

私の研究している「クオリア」は脳科学における最大の謎と言われ、これは人工知能やコンピューターでも実現できる可能性や見込みがないものです。わかりやすく説明すると、芸術もクオリアです。veggyのテーマは食だと思いますが、ものを食べるということもまた質感の問題であり、意識の中で感じるクオリアです。これらは生きる上での生きがいや喜びとも繋がっているので、結局自分の感じているクオリアに十分注意を向けられる人が、生きる喜びを感じられる人ということになります。ですから色んな意味で人間の脳機能を考えると、クオリアはとても重要な概念になっていくと思っています。

1990年代ぐらいから意識の科学がリバイバルし、その中でクオリアが重要なテーマとして注目され、今も多くの科学者によって追求されています。クオリアは科学的概念の大きなテーマですが、マインドフルネスはそれに対する生活哲学や実践のようなアプローチになるのかと思います。

——マインドフルネスの取り入れ方を教えてください。

実践の仕方としては、今ここにあるものに目を向けるというのが最も重要です。例えば今、ここに怒っている人がいるとします。そうすると、その怒っているということが正しいのか正しくないのかを判断しがちな方が多いと思うのですが、まずその人が怒っているということに注意を向けて受け止めてあげることがマインドフルネスです。要するに判断する必要はないのです。よく人を年齢や性別、肩書きなどの属性でラベルをつけてしまう方もいますが、それもマインドフルネスからは遠くなります。マインドフルネスとは、その人らしさというか、その人の属性では把握できないような、ありのままの姿を受け止めるということでもあります。

——茂木先生の考えるマインドフルネスな人を教えください。

クリエイティブな方でいい仕事をされている方は大体マインドフルネスが実践できている気がします。ではクリエイティブ(創造性)がなぜマインドフルネスと結びつきやすいかというと、人にラベルをつけることで安心することとは真逆だからです。よく男性だと年齢で女性をおばさんだと決めつけたり、女性だと時々男性を肩書きで値踏みしたりもしますけど、そういうのはマインドフルネスからは遠くなります。

自分がどう感じているかを受け止めるのがマインドフルネスですから、お昼の時間がきたから食べるとか、味わわないで食べるなどは、マインドフルネスな食べ方ではありません。そんな感じで、日常の一瞬一瞬にマインドフルネスは関わってきますが、自分の感じていることとちゃんと対話できていて、何事にも囚われない人はマインドフルネスを実践できていると思います。

例えば最近ブームのサードウェーブコーヒーなんかも、豆の香りや質感、店内の心地よさにこだわっていて、カフェ文化の進化系というか、マインドフルネスな空間のような気がします。今、世の中のラグジュアリーという価値観も変化していて、ただ高価なものがラグジュアリーではなくなってきていますから、少しずつマインドフルネスな方向へ向かっている気もします。

※クリエイティブクラス:経済学者・社会科学者であるリチャード・フロリダ により、アメリカの脱工業化した都市における経済成長の鍵となる推進力と認識された社会経済学上の階級のこと。
※ユーザーエクスペリエンス:製品、システム、サービスなどを使用した、又は使用を予期したことに起因する人の知覚(認知)や反応のこと。
※クオリア:心的生活のうち、内観によって知られうる現象的側面のことであり、感覚の質感のこと。

取材・文/吉良さおり
雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.52より抜粋

ココロや思考は 現実化する!? — 吉良編集長コラム

春になると小学校では目の検査などがありますが、我が家の長男がついに近視でひっかかってしまったのです。ひとたびメガネにすると、どんどん視力が低下していくようですし、どうしたものかと眼科も含め、色んなホリスティック系クリニックに伺いました。私の場合、距離などは関係なく、会いたい方がいればどこへでも飛んでいきますので、色んな専門家の方々から今もアドバイスをいただいている真っ最中ですが、とりあえず授業中は見えないと勉強に支障が出てきますから、まずは軽めのメガネを作り、授業中だけ長男にかけてもらうようにしています。世の中には本当に様々な視力回復トレーニング法があるのだな〜と、私自身がとても勉強になっているところです。

夫や義母は、“まだ小さいのに目が悪いなんて! かわいそうに”と嘆いていましたが、私は最初から回復するという前提でクリニックなどへ相談しに行っているので、どこかの先生や専門家の方に「治るとは保証できないけど……」といわれても“この先生はそういう考え方や見解なのだな”と理解するのみで、悲観することはありません。私達が悲観する時、私達は起こってもいない負の連鎖を自己の勝手な“思い”で決定づけてしまっているのです。よく“思考は現実化する”といいますが、もしそうならば、そういった毎日の“思い”が積み重なった結果が今ここにあるだけなのでは? と私は感じています。

実は先日、ニュージーランドから来日したドイツ出身の“アイ・ボディ”というワークを広めているピーター・グルンワルドさんにお会いしました。ピーターさんは3歳の頃から強度な近視と乱視により、27年間ずっとメガネをかけていたそうです。メガネの度数が強くなるにつれ、吃音や姿勢が悪化していったことで、まず姿勢を良くするメソッドを学び、目を自然に良くするNYの眼科医が開発したベイツ・メソッドを取り入れ、さらにドイツの世界的に著名な視覚教育家のジャネット・グッドリッチ博士の訓練を受け、その18カ月後にはメガネを完全に手放すことができたそうです。これら一連の経験から、視覚システムは人間の体のあらゆる縮図であり、自律神経、感情、思考能力とも密接な繋がりがあることに気づいたそうです。例えばコンタクトレンズはとても便利ですが、私達本来の見ようとする能力を遮断してしまうため、ピーターさんはお勧めしないそうです。眼との距離間のあるメガネの方がまだ治癒する過程に使用するにはいいと話していました。ともかく視覚システムを理解してトレーニングをすれば、最終的にはメガネさえ必要なくなるそうで、今も色んな国の人々がピーターさんのメソッドによって正常に回復しているそうです。この春から本当に何人もの専門家に相談しましたが、“治る”という可能性をちゃんと前向きに伝えてくれたのはピーターさんただ一人でした。

日本は世界的に見ても、視力に何かしらの問題を抱えている人が多く、同時にそれらはうつ病やひきこもり、体の不調にも繋がっているといいます。思考やココロの問題は視力に大きく作用しているそうで、例えば小さな頃、何らかの目を背けたい、見たくないといった感じのトラウマがあった場合、それらは視力低下に関係していくといいます。または代々受け継いできたDNAレベルのことかもしれません。ピーターさんの場合は、ご両親も強度の近視だったらしく、DNAレベルで受け継いできてしまったようですが、それでも回復できるということをご自身で体感されたそうです。

アインシュタインは“光より速いものは存在しない”と説きましたが、それも現代ではまだまだ解明されていないことだらけなのです。もしかしたら、私達の“思い”の方が、よっぽど光よりも速いのでは? と感じています。

Enjoy veggy life!

2016年6月25日
編集長 吉良さおり

雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.47より抜粋

夢を叶える 想いの力と言葉の力 — 田中さゆりさんのコラム —

今回の日本のワークショップで、私がビジョンボードを作ったらそのとおりのカフェの場所がみつかったという話から、“想いは叶う”が北海道のワークショップで盛り上がったので、今回はそれについてのお話。いわゆる夢を現実にする方法、引き寄せの法則についてです。

私たちは実は日常で、常に想いを現実化しています。例えばお腹がすいてサンドイッチを食べたいなと思ったら、半時間後にはどこかのお店に行っているか、おうちで作り始めているでしょ。その半時間後には、さっきの想いは現実化しています。

全ての現実は想いから始まります。お家を建てるのも、iPodを手に入れるにも、偉大なる夢を叶えるのも。その想いが具体化すればするほど、その現実は具体性を持つと言われています。まず想いが生まれ、その想いは頭の中で繰り返され、その想いに対する“感情”が生まれます。その感情を繰り返すことでそれは言葉となります。言葉は繰り返され、それは行動となります。行動が繰り返され、具現化されていきます。

新月の願いを書いたのに叶わない、ビジョンボードを作ったのに叶わないっていうのは、どうしてだろう? 宇宙に何かをオーダーするならクリアーでなくては。でも結局、個人は宇宙の反映であるから、今の思考パターンを変え、今の自分を意識して磨くことでいろんなことが変わってくると思う。

ポイントは、バシャールもエイブラハム・ヒックスも言うように、“感情を巻き込む”こと。最初の“想い”を、五感を使って感覚、感情とつなげ、それを意識する。なぜなら感情はとてもパワーをもち、強いバイブレーションを持ちます。だからこそ、ポジティブな感情を抱くことが大切。なぜならネガティブな感情は、もっと強いから。願いが叶わないのは、何かを叶えたいと思っているのに、不安や自信の無さなどがネガティブな感情とエネルギーを持ち、そのネガティブな想いが現実化してしまっているのかもしれません。そしてもちろん、いらないもの、望まないものには関心を向けないこと。さらに意識的に、ポジティブな発言を選ぶこと。すべてが波動であるとすれば、言葉もしかり。ポジティブな言葉はポジティブな現実を引き寄せます。ネガティブな発言はネガティブな現実をもたらします。私たちは、お粗末さまです、たいしたものではございませんが、お役に立てるかわかりませんが、ふつつか者ですが、といった謙遜語を自然と使っていることがあり、それは無意識に、その現実に影響しているかもしれない。

ここで私の友だちに教えてもらった、簡単に実践できる日常の言葉の変え方をご紹介します。ネガティブな言葉をポジティブな言葉に言い換え、自分の意志を強く反映して行動を起こす言葉を選択する方法です。

1. Be conscious of what you say after “I am”.  (“私は”の後に何を言うかに意識を向けます)

“私は”は、とてもパワフルな表現で、それに続く言葉は、“私”を定義し、その人となりと潜在意識を形作ります。ポジティブな表現だけを選びましょう。必要の無い否定的で限界をつくる表現は選択しません。

2. Use “I choose”, “I can” rather than “I must”, “I need”, “I should”,  “I shouldn’t”

〜しなければならない、〜をするべきでない、〜するべきだ、〜が必要だ、などの表現を、〜を選びます、〜ができます、に変えます。“私”の人生の主導権は、常に“私”自身にあります。強い意志を含んだ表現は、パワフルです。それに比べて、しなければならない等の示唆的な表現は、依存的であり、その効力が薄くなります。“私が〜を選ぶ”や“私は〜”と言った表現は、依存的でなく、“私”を、“私”の人生のマスターとして位置づけます。

3. If you hear yourself saying something negative or limiting, reframe it.

自分が、否定的な言葉や、限界をつくる表現を使ったことに気がついたら、肯定的な表現に言い直しましょう。例えば、“今日は思うようなヨガができなかった”を、“もっとヨガを頑張ろう”と言い直します。“私は人前で話すのが苦手だ”と言ってしまったら、“人前で話すことに自信が持てるよう努力しよう”など。

4. Take the word “try” out of your language.

ボキャブラリーの中から、〜してみよう、してみたい、を無くします。何かをしてみる必要は無く、(その選択が良い悪いではなく)、するのかしないのか、なので、〜します、と言った意志を持った表現に変えます。

単純に、選ぶ言葉を意識して変えていき、意識のレベルを高め、限界をつくらない、潜在性を高める、ポジティブな信念や想いをサポートする表現を使うことで、現実が変わってくるかもしれません。ルイーズ・ヘイが言うように、アファーメーション(肯定的な断言)はとてもパワフルです。カフェ グラチィチュード(Café Gratitude)のメニューは、”I am beautiful”, “I am happy”,などとなっていて、オーダーするときに、アファーメーションしちゃうことになり、そして接客のスタッフがそれを繰り返し、”you are beautiful”, “you are happy”と、 そこでダブルのアファーメーション。

ところで、ニール・ドナルド・ウォルシュも、引き寄せの法則について言及していますが、彼の場合はいたってシンプル。“私は何を(他に)与えることができるか”という問いかけと、それを具体化すること、それによって引き寄せが必然的に起こると。全くその通りだと思う。つまり、“私”自身のギフトを探すこと。人にお料理を作ってあげること、歌を歌うこと、絵を描くこと……、そして、特別なことだけでなく、あなたの今日の笑顔は、とても大きな影響力を与えるパワーを持っているのです。

Be happy!

プロフィール

田中 さゆり
バリ在住、ロー/ビーガンフードシェフ&ローフード講師。
バリ島、“Sayuri Healing Food”カフェを拠点に、バリにて定期的にローフードシェフトレーニングや、リトリートを開催する。
詳細はHPから:www.sayurihealingfood.com
お問い合わせ:info@sayurihealingfood.com

雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.48より抜粋

ココロのヨガ — 吉良さおり編集長コラム —

あなたが何を選ぶか、どこへ向かうかは、あなたのココロの状態次第です。

少し体調が優れないな……と感じた時に、まず最初に私が試みるのは、毎日の食事を見直す事でもヨガのアーサナをするでもなく、ココロのヨガと呼ばれるシンプルな瞑想法です。私達は日々の仕事や友人関係、または家族関係などの間で様々な感情を発したり、知らない間にネガティブな感情を受け取り、それらに影響を受けていることがあります。あまり健全とは言えない社会や世の中においては、ついそれらに足を引っ張られてしまう事もあるでしょう。私自身も気づかぬうちに……、という事はよくありますが、それらも自分自身のココロを瞑想で淡々と観察し、洗い流していく事で驚くほど簡単に解決していきます。部屋が片づけられない人は、まず瞑想で心を片付けてからの方がいいでしょうし、パソコンのトップ画面が散乱している人なんかも仕事の効率が上がるのでは? と感じます。近年は大人だけでなく、アメリカ、イギリス、カナダなどの学校教育でもマインドフルネスといった様々な瞑想法が取り入れられたり、子供のうつ病や登校拒否はもちろん、学習力向上にも繋がるとされ注目が高まっています。実際にココロの状態はありとあらゆる全てのモノに関係していますし、人が病気になるのはココロやもっといえば魂の状態が大きく関係していることもありますから、病の根本から癒したければ、まずココロを癒すのが一番確実だと思うのです。

腸の状態が性格を変える?

ココロを真から癒したいならば、瞑想でココロの曇りや老廃物を流した後は、腸内環境を整えること。要するに食を改める事が大切です。なぜなら腸内にポジティブな善玉菌が少なくなると、ネガティブな悪玉菌の影響が強くなって感情がイライラしがちになり、腐敗的思考に陥りやすくなってしまうからです。実は1980年代にアメリカの神経生理学者であるマイケル・D・ガーション博士によって、脳に存在しているはずの神経伝達物が腸にも存在することが発見され、さらに体内のセロトニンの95%が腸で作られることも発見されています。詳しくは博士の著書「セカンドブレイン—腸にも脳がある!」に書いていますが、セロトニンは心を穏やかに健全に保つために欠かせない物質ですから、感情をコントロールしたければ、まずは腸をキレイにすることが大切なのですね。

抗酸化力が強く、腸内環境を整え、さらに免疫力アップに繋がるスーパーフードやコールドプレスジュース、スムージー、植物性乳酸菌飲料のコンブチャやウォーターケフィアなどがこれほど世界中で流行っているのは、腐敗しかけた世の中や地球になんとなく気づきつつも、光ある未来へ多くの人々が向いているからだと思うのです。

2015年10月27日
編集長 吉良さおり

雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.43より抜粋

オーガニック・ワインを選ぶべき理由

オーガニック(ビオ)・ワインとビオディナミの違いとは?

近年のオーガニック・ブームで、オーガニック・ワインの需要が世界中で高まっていますが、そもそもオーガニック・ワインと呼ぶには、大きく以下の二つどちらかの農法でブドウを栽培しているかどうかがポイントになります。

1.ビオ(Bio):畑で3年以上無農薬・無科学肥料、殺虫剤不使用。

2.ビオディナミ(Biodynamie):無農薬、無化学肥料、殺虫剤不使用、さらに天体の動きを取り入れたシュタイナーが提唱した自然農法であり循環型農法。

人智学者のシュタイナーは人間の体と同じように、大地も天体の影響を受けると考え、太陽・月・惑星・地球の動きと調和したバイオダイナミック農法(フランス語でビオディナミ)を考案しました。フランスやドイツ、スイスなどでは、天体のリズムを考察し、各植物に適した種まきの日、耕す日、などを細かく記したバイオダイナミック・カレンダーが普及しています。近年はいわゆるオーガニック農法よりも、持続可能かつ生物多様性保護にもつながるバイオダイナミック農法の人気が高まっているようです。私も選べるならば、単にBIOではなくビオディナミを選ぶようにします。

ワインとチョコレートは相性がいい!?

近年話題の抗酸化力の高いスーパーフードの代表として知られるカカオ。最近はカカオ率の高いヘルシーなチョコレートが人気ですが、私は程よい甘さやクリーミーさのあるローチョコレートやローケーキにたっぷりフルーツを添えて、ワインと一緒にいただくのが好きです。チョコレートは加工されればされるほど、抗酸化力が減少しますから、健康のために美味しくいただくなら、私はローチョコレートがベストだと思っています。ギルトフリーなローチョコレートやローケーキであれば、カカオ以外の抗酸化作用の高いスーパーフードも沢山ブレンドできます。

特に赤ワインには抗酸化物質であるポフェノールが豊富なので、赤ワインとカカオの組み合わせはより高い抗酸化作用が期待できるようですよ。

もしあなたが毎日1〜2杯のワインを嗜むのが日課であれば、特に赤ワインは、肥満や心血管疾患のリスクの減少など、多くのベネフィットが期待されているので、あまり罪悪感を感じる必要はありませんが、これはちゃんとした製法のオーガニックのワインを選んだケースのみ当てはまると、アメリカの著名なホリスティック医師であるDr.Axeも言及しています。

亜硫酸塩は本当に避けるべきなの?

そのブドウがどんな農法で作られているかも重要ですが、最小限の酸化防止剤(亜硫酸塩)を含むワインなのかどうかも重要です。

最近、オーガニック・ワインが二日酔いになりにくいと言って選ばれる理由の一つに、亜硫酸塩の量が少ないから、という話があります。でもそもそもブドウの皮には亜硫酸塩が自然に含まれていて、これは例えば玉ねぎやニンニクといった野菜にも含まれている天然成分なのです。要するにワインを発酵させる過程で生まれる副産物でもありますから、すべてのワインには多かれ少なかれ亜硫酸塩が含まれているのです。要するに100%亜硫酸塩を含まないワインはありません。自然派ワインなどで「亜硫酸塩を含まない」というラベルの付いたワインでも、10 mg / L以下の亜硫酸塩を含んでいます。

それが現代では必要以上に多量の亜硫酸塩が添加されていて、それが問題視されるようになり、これを避ける為にオーガニック・ワインを選ぶ人々は確実に世界で増加しています。

アメリカのワイナリーでの出来事

以前、アメリカのワイナリーを視察に行った時のことです。オーガニック・ワインを製造しているワイナリーが、1000円以下で購入できる安いワインも多く作っていたのですが、その違いを目の前でオーナーが「これが安い理由さ」と見せてくれたのです。なんとそれはオークチップを詰め込んだ大きなティーバックを入れたドラム缶でした。要するにオークの香りを単にチップでつけていただけのワインでした。その後、ちゃんとオークの樽で仕込んだものと、安いチップで香りづけしたワインの違いを味見させてくれましたが、安い方は奥深さが全くない浅い味で本当に同じワイナリーで作っているのか疑いたくなるほど別物でした!!

私自身、フランスや仏近隣諸国のワイナリーを訪れたことはありましたが、そんな光景は見たことがなかったので少しショックでした。これも文化の違いなのだと納得して気を取り直していたら、そのオーナーは「ちゃんと美味しいワインを飲みたい人、とりあえずアルコールを飲めればいい人、みんな選択は自由なんだよ」と笑って話していて、私はアメリカならではのダブルスタンダードに苦笑するしかありませんでしたが、その時に安いワインと高いワインの違いをひとつ知ることができました。

でも私自身、ワインの中でどのタイプが好きかと聞かれると、やっぱり断然ロゼ! ロゼはプロヴァンス地方の名産のひとつでもありますが、私にとっては“ヴァカンスのワイン”でもあります。

 昔パリに住んでいた頃、フランス革命記念日のキャトーズジュイエ(7月14日パリ祭)から学校もお休みになるので、そのタイミングで夏でも涼しいモンブランに数泊したり、リヨンに寄り道をしながら、パリから南仏まで車で何日かかけて行ったのを思い出します。そんな南仏での道中によく飲んでいたのが軽くてフレッシュでフルーティーなロゼのワインなのです。

2019年7月10日
編集長 吉良さおり


吉良さおり
20代前半をイギリス、フランスで過ごし、プラントベース&オーガニックなライフスタイルをスタート。フランスでヨガのTTCを受けたことで、ホリスティック、スピリチュアル、自然療法を取り入れ始める。マクロビオティック、アーユルヴェーダ、ローフード、スーパーフード、薬膳など、様々な薬になる食事を実践・推奨。3児の母。

 

 

『Veganes sommerfest berlin 2019』イベントレポート

こんにちは!ベルリン在住のイラストレーター・KiKiです◎

ベルリンは8月の半ばに少し涼しくなり、もう夏は終わりかなと思っていたのですが、後半からまた気温が30度近くまで上がる真夏日が戻ってきました。
日本も、まだまだ暑い日が続いていますでしょうか?みなさん、水分補給をしっかり、体調にお気をつけくださいね。

さて、そんな真夏日のとある週末。多くの人が集まり、いつも賑わっているベルリンの中心地にある大きな広場”アレクサンダー広場”では
『Veganes sommerfest berlin 2019』という、ヴィーガンをテーマにしたサマーフェスティバルが開催されました。

今回は、そのイベントの様子をご紹介したいと思います!

『Veganes sommerfest berlin 2019』とは??

『Veganes sommerfest berlin』は毎年夏のこの時期に、アレキサンダー広場で開催されています。今年で10周年を迎えるそう!

このイベントは『開放性、寛容性、平和的な共存』をテーマにしています。 動物の権利、自然の保護、および植物に基づいた生活を支持することが、
現代の文明社会にに必要と言う考えから、このイベントを企画されているそうです。

また、イベント主催者は種差別(ヒト以外の生物に対する差別)だけでなく、人種差別、性差別、反ユダヤ主義、同性愛嫌悪、
およびその他のあらゆる差別を受け入れないと表明しています。

訪れている人たちは、人種も国籍も様々で、家族連れも多く、子供達の笑い声もたえないハッピーな空間でした。

わたしは土曜日のお昼過ぎぐらいに訪れたのですが、もうすでに会場のアレキサンダー広場は、ヴィーガンフードを片手に楽しくおしゃべりする人々でたくさん!

そして出店ブース数は、なんと139も!公式サイトでも見ることができる会場マップを片手に、散策しました。

会場にはビーガンフードの屋台の他に、動物の権利、環境保護、持続可能性に関するさまざまな情報を見たり、聞いたりできる、学習スペースも設けられていました。

例えば、こちらの『ASK A  VEGAN』のブース。ここでは実際にベルリンでヴィーガン生活を送っている人たちに、
植物ベースのライフ生活についてお話を聞くことができます。ヴィーガン生活に関する質問の回答と情報交換、始めるためのヒント、経験のシェアなど、様々な相談が可能です。

ブースに立っていたお姉さんに、ヴィーガン生活を始めたきっかけと、お肉を食べない生活に変えてからどういう変化が起こったのかを聞いてみました。

『食肉用の動物たちがどの様にされていくのか…それを知ったことがきっかけよ。1ヶ月ほど、お肉を食べない生活をしてみて、久々に1度食べてみたら、お肉の味をあまり良く感じなくなっていたの。だから今は“お肉を食べないことを意識している”と言うよりも、自然に野菜を食べる生活をしている感覚なの。ベルリンのスーパーやレストランには多くのヴィーガン料理が扱われているし、日常生活で困ることはあまりないわね。』

わたしの周りにも何人かヴィーガン、ベジタリアンの生活をしている友人がいますが、みんな“お肉の味が変わる”と言います。まだわたしは完全ベジタリアンの生活はできていませんが、少しずつお肉の量は減らしています。味の変化はまだ感じられませんが、お肉を食べると“ちょっと重いな…”と感じるようにはなってきました。

そんなお話を聞いていたのは、ちょうどお昼ご飯どき。お腹がすいてきました…。
あたりを見渡すと、座ってみんながご飯を食べられる場所も多く設けられています。

みんな美味しそうなヴィーガン料理片手に、楽しそう。さて、わたしは何を食べようかな!

本当に多くのヴィーガンフードが出店されていて、どれにするか会場を2周するくらい迷ってしまいました。。苦笑

そして、最終的に選んで食べたお料理をご紹介したいと思います!こちらです!!

一番人だかりがすごかった、イスラエルのヴィーガン料理。

サンドイッチ、ハンバーガー、アイス、ドーナッツと定番料理が並ぶ中、様々な国のヴィーガン料理も出店されていました。

そこで目に入ったのが、”イスラエルのヴィーガンフード”!人だかりも、ここのブースが一番多かったように感じます。個人的にイスラエルという国の文化が気になったので、列に並んでみることに。

メニューは3種類。

Katchapuni…ピタと呼ばれるパンに、新鮮な野菜をたくさんサンドしたもの。 

Manakish …”Manikish”とは、ピタパンと呼ばれるパンにオリーブオイルと”ザーター(Za’atar)”というスパイスを塗って焼き上げたもの。新鮮な野菜と一緒に、ハーブとカレーのソースをかけて頂くそうです。

Smoked potatoes…自家製のジャガイモをスモークしたものに、特製スパイスのソースがかかったもの。

わたしは1番目の『Katchapuni』を選んで注文してみました!

お皿めいいっぱいに、野菜が盛り付けされたものをいただきました。これを下にしいてあるピタと呼ばれるパンで包んで食べます。

ちなみに、ソースに使われている”ザーター(Za’atar)”とは、中東で良く使われるスパイスの一つ。お店によってそれぞれ配合は違うそうですが、白ゴマ・タイム・スマックというハーブを混ぜて作られているそう。

そのザーターというスパイスがとても良いお仕事をしていて、お肉はもちろん入っていませんでしたが、ヒヨコ豆・カリフラワー・スモークパプリカをとてもジューシーに感じました。

お店の人に聞いてみるとイスラエルでもヴィーガン生活を送る人が多く、それは宗教上の理由にあると教えてくれました。イスラエル人の多くは、ユダヤ教徒。食事についての決まりの中に、“肉と乳製品を混ぜてはいけない”というものがあり、必然的にベジタリアンやヴィーガンという文化が定着して行ったのだそう。

世界には様々な文化や宗教を持つ人たちが暮らしています。このイベントのテーマのように、『開放性、寛容性、平和的な共存』をしていくためには、植物性生活への理解が必要になってくると感じました。

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Veganes sommerfest berlin 2019

HP:https://www.veganes-sommerfest-berlin.de/

Instagram: @veganes_sommerfest_berlin

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KiKi / イラストレーター
西伊豆の小さな限界集落出身。交通機関もない、1番近いお店まで車で1時間。とにかく大自然しかない小さな集落で、紙とペンと空想で無限大に遊べることが、この上ない娯楽で贅沢でした。

2012年京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業。その後、同大学マンガ学科研究室にて副手を3年間務めながらイラストレーターとしての仕事を少しずつ増やしていき、2015年からフリーランスに。居場所を探して旅するように生きていたらベルリンに辿り着き、2016年の夏から移住。

例えば、私のように小さい集落で暮らしている子が、そこから旅立つ時期を迎えたときに、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』って気づけるようなものを残していけたら、最高だなと思いながら絵と文章をかいています。
Portfolio site : http://kiyonosaito.com/
instagram : https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/

人生はマインド次第 — 吉良さおり編集長コラム

Switch on your Brain!
人生はマインド次第

数年前からveggyでもアメリカの様々な特集を組んでいますが、ベジィスポットと同時に気になっていたのが、近年の欧米におけるマインドフルネス・ブーム。1960年代のアメリカにおいて、仏教僧のティク・ナット・ハンがマインドフルネス瞑想を普及したり、1970年代になると生物学者であり心理学者でもあるジョン・カバット・ジンが広めたことで、よりマインドフルネスが認知されるようになったそうです。そのメソッドのベースは日本の禅や仏教からなので、日本人には実践しやすいのでは? と感じています。特にジョン・カバット・ジンのマインドフルネス・メソッドは、宗教観、神秘主義、教義的なことが一切含まれないため、より多くの人々が先入観なく取り入れやすかったのかもしれません。

しかし、マインドフルネスをモダンに体系化したジョン・カバット・ジン自身が、自身が体系化したメソッドについて、“自分のメソッドは深いマインドフルネスへ至る最初の段階の入り口”だと言い切っているのです。そう考えると、より深いマインドフルネスによるアウェアネス(気づき)に至るには、やはり神秘的な部分は外せないのでは? と私は感じています。

企業やビジネスマン、アスリートなどが個々のパフォーマンスアップのためにマインドフルネスを取り入れるのは、もはや普通になってきていますが、近年では小中学校で取り入れるケースも増加しています。例えばイギリスでは、ジョン・カバット・ジンのマインドフルネス・メソッドがベースの児童・教師向けプログラムMiSP(マインドフルネス・イン・スクール・プロジェクト)が2009年に発足し、ここで認定された教師が年々増え続け、様々なスクールで実践されているそうです。さらに2017年にはMiSPのアプリも開発され、より手軽に子供たちがマインドフルネスを取り入れやすい環境になってきています。

私が現代の子供たちにマインドフルネスが必要だと感じる大きな理由のひとつにイジメがあります。イジメを行う側の心理は、理由は違えど大なり小なりストレスとコンプレックスが作用し、多くの感情を“恐れ(悲しみ、嫉妬なども含む)”が支配している、とても不安定なココロの状態だからです。たくさん物事を吸収できる貴重な時期に、心がそんなネガティブな感情で支配されていてはとても勿体ないですよね。マインドフルネスの実践によって明晰さが高まるため、自然と子供たちの学力が向上するのは当然ですが、同時に物事の理解力も深まるため、最終的には子供なりの慈しみ(愛)に気づくことができると思うのです。子供たちの思考と行動が愛で満たされれば、放っておいてもスクスク育ち、トラブルもイキイキと乗り越え、社会へ巣立つのも早いのでは? と感じます。さらに近年は、うつ病や引きこもりだけでなく、注意欠陥・多動性障害(ADHD)の子供たちにも効果があるというレポートもあります。

私たちの思考パターンには何かしらのクセがあると思うのですが、そのクセが私たちのマインドに作用しているのであれば、ネガティブな思考パターンには、より意識して気づかなければならないと思うのです。


2017年4月23日
編集長 吉良さおり

※ティク・ナット・ハン:ベトナム出身の禅僧であり、平和人権活動家、学者、詩人。ノーベル平和賞の候補にもなる。
※ジョン・カバット・ジン:MBSR開発者。大学医学大学院教授であり、同大学のマインドフルネスセンター創設所長。禅思想を学び、ケンブリッジ禅センターを創設したメンバーの一人でもある。

雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.52より抜粋

 

聖なる母 サイマーからの ホリスティックメッセージ

2013年11月29‌・‌30日ベルサール半蔵門にて行われたサイマー来日特別講演にて、グル(師)からの最高の贈り物となる「ダルシャン」と日本の女神天照大神の特別な「マントラ(真言)」を日本のために贈ってくれたサイマー。ホリスティック医学等にも造詣の深いサイマーからのメッセージをお伺いしました。

 

口に入れる物は、心と体・魂に影響します

私は、口に入れる物を食べ物とは言いません、「栄養」と言います。口の中に入れるものは、マインド・意識・感情に反映され、身体・肉体につながります。生きた果物や野菜からもらう活力は、死んだ動物からはもらうことが出来ません。

私は人を見るとまずその人のエネルギーが見えます。その人のオーラからその人の以前の状態のことも読み取ります。その人がどんな生活をしていて何に困っているのかもわかります。誤った食生活によって、人間が本来の健康を損ない、病気を発症させていることが非常に多いです。その原因の一つに肉食が挙げられます。

原始の時代には、人間は動物を食べましたが、現代では動物を食する必要はありません。多くの国の畜産業者は、動物にホルモン剤を投与します。動物は食べられるために作られたものではなく、人間の友人となるため、人間の意識の上昇をサポートするためにつくられたものです。ほとんどの動物は無条件の愛を持っており、忠実です。そんな彼らをどうして食べられますか?

 

身体を浄化して、リビングフードを摂り入れて

野菜や植物は、ディーバ(神・妖精)から作られています。ディーバたちは、光として人間を養うために植物を作りました。今はリビングフード(生きている食べ物)を食べる時期です。リビングフードには、脳や血液が必要とする栄養すべてが含まれています。植物は薬の様なものです。チンクチャー(健康維持のためのハーブのお酒)なども作ることもできます。

また、これらの栄養を摂る前には肝臓や大腸を浄化してください。素晴らしい自然界からの栄養を摂取するのに、大腸の壁が厚くなっていると栄養が吸収出来ないからです。健康な身体をつくるためには、常に身体の内部を浄化しておくことが必要になります。

私は、伝統的な病気は存在しない、すべての人が健康な身体を保つことは出来ると信じています。

自分の口に入れるものによって身体がゴミ箱になるか、光をつくるための入れ物になるかが決まります。ひとりひとりが自分の身体を大切にして、健康で豊かな光を身体に取り込んでいってください。


サイマーからのホリスティックフードメッセージ

・年に1〜2回は肝臓のクレンズ(レバークレンズ)が必要です。

・ローフードはとてもお勧めですが、冬は身体の中の熱が足りず、消化しにくくなるので控えてください。

・フルーツがたくさんある夏は2〜3週間フルーツだけの生活をしても良いです。

・夜遅く食事をしないようにしてください。

・朝起きたら一杯の常温の水(冬はぬるま湯)を飲み、身体の毒素を流してください。

・朝はパンを食べない方が良いです。

・完璧な小麦や、遺伝子組み換えされていないとうもろこしはほとんどありません。小麦やとうもろこしは避けましょう。

・朝には、新鮮なベリーがお勧め(暖かい時期)。オメガオイル、フラックスシードオイル(亜麻仁油)、フラックスシードパウダーを加えスムージーにすると良いです。

・オメガオイルを摂ることで関節のサポートにもなります。

・一晩水に浸けたアーモンドを使ったアーモンドミルク入りのジュースもお勧め。

・ジュース(グリーンジュースやスムージーなど)を摂るときは、唾液に消化を開始する要素が入っているので、噛みながら飲んでください。

・グリーンジュース・スプラウト・ビーンズ・食べられるお花などもお勧めです。血液が黒くて重いものでなくなり、髪の毛も肌も呼吸も綺麗にいきいきとして、脳が生命力を持ちます。

・脳は糖分を必要としていますが、砂糖という形では要りません。

・デーツ(ナツメヤシの果実)は、脳のための糖分として適しています。

・ビーツ(赤い野菜)は血液を綺麗にし、脳を浄化してくれるので、大脳の活性化に良いです。

・海藻はミネラルやアミノ酸など、身体に必要なものをたくさん含んでいるのでお勧めです。

・カリフラワーやキャベツはあまり食べない方が良いです。キャベツを生で少しスムージーにいれるくらいは大丈夫です。

・しょうがは、免疫にとってとても良いです。

・秋に入る前の一週間、生のにんにく(芽をむいて)を摂ると免疫が高まります。

・ベジテリアンには、たんぱく質を摂取するために豆類が必要です。

・ベジテリアンは、栄養を摂るため、脳を活性化するためにプロテインのシェイクを摂ることが重要です。

・昔ながらの日本の伝統食は健康な身体をつくります。

・若い頃からきちんとした食生活をしていれば、アルツハイマーなどの脳の病気になることはありません。

・血液と肝臓と腎臓をいつも綺麗にしてください。

※サイマーは、英語の発音として、ベジタリアンではなく「ベジテリアン」が正しいとしています。

 

ハー・ホーリーネス・サイマー

フランスにて科学者のご主人と結婚し、二児の母となる。生まれ持ったヒーリング能力と西洋医学を合わせた診療所を開業。政治家としても活躍し、フランス国内の代替医療に関して、健康保険制度改革に努めた。この頃から30数年にわたり、サイババに師事する。事業の成功も幸せの家族生活も持っていたが、グルの恩寵と修行の中で、伝統的な母親としての役割、仕事と政治の生活を後にして、人類全体の意識の向上のために一生を捧げる事を決断。聖なる光を放ち、愛と慈愛の力を持つ、インド5000年の歴史上初の女性のジャガット・グル(インドで最高位にあるグル)。世界を周り、人々に「ワンネス・全体性・真理・愛」について説く、悟りのマスター。スピリチュアルな伝統の大使として、全世界のあらゆる信仰の指導者、グルたちに敬愛されている。オープン・インターナショナル大学から博士号を授与。自然療法、ホメオパシー、オステオパシーの資格を確保。米国在住。著書に『天恵の花びら(Petals of Grace)』、『ポインツ・オブ・ライト〜光の雫〜(Essential Teachings for Self-Mastery and Points of Light)』

お問い合わせ:サイマー・ジャパン www.sai-maa.com/ja

 

 

 

美しさの概念が変わる時 — 吉良さおり編集長コラム

美しさの概念が変わる時

毎日の食事の中で植物性食品の割合が多くなると、まず変化が起こりやすいのは圧倒的に肌ですよね。アトピーの人々はそれが顕著だと思います。実は私自身、パリに住んでいた若い頃、顔に原因不明の発疹や吹き出物が物凄い勢いで出てきた時期がありました。もうそれは外出するのが嫌になるほど酷く、それでも外に出ない訳にはいかないので、頑張ってコンシーラーなどで必死に隠していましたが、もはやそれも追いつかないほど顔全体に出てきてしまい、困りはてていた時に出会ったのがマクロビオティックでした。それからはパリ中の自然食品店を暇さえあれば巡る中、まだインターネットの情報が今の様になかった時代だったので、行く先々で色んな人からの口コミ情報を得ることが多く、オーガニック食材だけではなく、スキンケアやコスメ、洗剤からキッチン用品の何もかも全て変えなければならないのだと気づかされました。

これは私自身の経験からですが、スキンケアやコスメを変える前に、まず食事をしっかり見直す事が重要だと感じています。現代では肌のシミやソバカスの諸悪の根源が全て紫外線であるかの様にされていますが、実際はそうではありません。むしろ私は適度な太陽光に当たるほうが良いのでは? と考えています。もちろん若い頃は“紫外線=絶対悪”というレッテルに騙され、色んな紫外線対策のオーガニック・コスメを使用していましたが、それらを一切やめた今の方が肌の調子や顔色が良いのです。まず肌を痛めつける最大の原因は、内にも外にも酸化にあります。それは長時間肌につけるファンデーションなどによる油の酸化であり、体内においては動物性脂肪の油による酸化です。もちろん数えきれないほどの添加物や、精製された糖分など、不自然な食品の問題もありますが、酸化した油分ほど危険なものはありません。

そもそも紫外線によるシミは単なるデトックスなのです。体内に不要な老廃物が溜まっている場合、太陽光を浴びることで私達の本来持っている自然癒力が働き、それらを皮膚の表面に押し出して分解しようとします。そんな自浄作用で浮きあがってきたのがシミという訳です。ですから紫外線対策であれば、まず体内に毒を溜めないことが先決なのです。もっというと太陽光(紫外線)が皮膚ガンの原因だというのも、私は巧妙なデマだと感じてしますし、実際に海外の専門家の間ではそれが通説になってきているのが現状です。アメリカでは自然医学のーコーラ博士が健康的な日光浴を提唱しています♪

それからこれはかなり美容業界でも賛否両論あると思いますが、私自身はボトックスやコラーゲン注入など、不自然な美容法は全く必要ないと考えていますし、本来の自分の表情や人間的な深みが消えるのは、とてももったいない事だと感じています。とはいえ女性であればシミやシワはなるべく抑えたいですから、そういう場合は抗酸化力の高い食べ物、コラーゲン生成を促すケイ素やデトックス力のある様々な天然のミネラル類を意識して摂取することです。流行りのスーパーフードは美容に関する必須栄養素が全て含まれていますから、毎日色んな種類を摂取したいものです。私がこんな考え方が出来るようになったのも、多分若い頃にフランスに住んでいたからだと思います。多くのパリジェンヌの日中のメイクは、マスカラとグロスとチークぐらいですからね。


2016年4月23日

編集長 吉良さおり

※マーコーラ博士(Dr. Joseph Mercola):薬害やワクチン問題などに警鐘を鳴らしている自然療法医であり、ホリスティック&統合医療界の改革者と呼ばれている整骨医。

雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.46より抜粋

白砂糖と人工甘味料は避けましょう2

世の中色んな情報が溢れていますが、ホールフーズな食事が基本のベジィ読者であれば、やはり“天然の甘味料がなぜいいのか?”という理由は知っておきたいところですよね。まずは始めの一歩として、マクロビオティック・ウェブマガジン『IN YOU』を運営している戸田耕一郎さんに、マクロビオティック的な良い砂糖、悪い砂糖について教えて頂きました。

集中力がなくなり、短気でキレやすくなる!

低血糖が続くと、今度は血糖を上げようとするためにアドレナリンが放出されます。アドレナリンは神経伝達物質であり、興奮した時に大量に血液中に放出されるものですが、アドレナリンが出過ぎると、思力が減退し、集中力がなくなり、短気でキレやすくなると言われています。小さい頃から白砂糖のお菓子を食べ続けている子どもは落ち着きがなくキーキー泣く、または鬱になりやすいという話も聞きます。これを読んでいる皆さんの中にも、試験勉強中に白砂糖が入ったお菓子を食べると急に眠くなったりした経験があると思いますが、これらはとても無関係だとは思えません。

冷えやアレルギーの原因も人工甘味料と白砂糖!

かつて日本に砂糖が渡ってきたときは解熱剤としても使用されていたことからもわかるように、白砂糖は身体を最も冷やす食材とされています。これだけ日本で白砂糖や人工甘味料が食材に添加されている中、冷えに悩む女性が多いのは当然の現象なのかもしれません。さらにこの冷えは、婦人科系の疾患にも悪影響を及ぼします。「妊娠しやすいカラダをつくる」というクラスをやっているヨガインストラクターの友人からは「白砂糖を摂り過ぎると不妊になりやすい」「子宮や卵巣の発育不良、流産や早産の原因にもなる」「生理不順が起こりやすい」という話を聞きました。こういう話は女性だけではなく男性も知っておくべきでしょう。さらにはアレルギーとの関係も指摘されています。白砂糖の摂り過ぎは腸内でカンジタという菌を増やし、アトピーをはじめとしたアレルギー疾患を悪化させる原因とも言われています。 最近の子供はアレルギーが多いと言われますが、実際には母体に原因がある場合がほとんどなのです。

白砂糖の代わりになるもの

これまで散々な言い方をしていますが、では人工甘味料や白砂糖の代わりに何を摂ればいいのでしょうか? 甘味料を利用する場合は、甜菜糖、椰子糖(ココナッツシュガー、キトゥルなど)、本みりん、甘酒(玄米甘酒など)、玄米水飴(米飴)、 ヤーコンシロップ、メープルシロップ、アガベシロップなどが良いとされています。これらの甘味料はどれも天然でGI値が低いため安心と言えるでしょう。詳しくはP34〜35を参照してください。それからこれは宣伝トークですが、私が運営している『Vege&Fork Market』というマクロビオティック指向の方が来るとかなり楽しめるマルシェが毎年開催されています。「白砂糖でないお菓子を食べてみたい」「作っている人・店を知りたい」「もっともっと詳しく聞きたい」という方がいましたらぜひ遊びに来てください。白砂糖を攻撃するようなイベントではもちろんありませんが、素敵な作り手がたくさん集まるイベントです。

血糖値の上昇を示すGI値とは?

GI値とはグリセミック指数(Glycemic Index)の略です。食事をすると、摂取したものは体内で「糖」になり血液中を流れますが、作られた糖は私たちのカラダを動かすエネルギーとなります。先にお伝えしましたが、これが急激に増えるとインシュリンというホルモンが血糖値を下げようとします。このインシュリンの分泌を抑えるためには、血糖値の上昇をゆるやかにする食事が必要となります。そこで目安となるのがこの「GI値」で、その食品が体内で糖に変わり血糖値が上昇するスピードを計ったものです。このGI値が低ければ低いほど血糖値の上昇が遅くなり、インシュリンの分泌も抑えられるのです。

人工甘味料や白砂糖は「ジェットコースター」と言われるほど急激な反応を引き起こしますが、前述した天然性の甘味料は緩やかなものばかりなので安心です。美容や健康を気にする人々は、極力「白い食材は摂らない」と考えている人がいますが、これは精白された食材(人工的なもの)の多くがGI値比較的高いものが多いためです。例えば白米、白いパン、白砂糖などです。

こういった「砂糖の危険性」は大手メディアではあまり出てくることはありません。大手メディアは広告で成り立っているため、お菓子メーカーや清涼飲料水のメーカーを全て敵に回すことになるからです。この図式が良い方向へとシフトすることはほぼないと考え、個人が参加できるソーシャルメディアで必要な情報を取れる体制に切り替えておく他ないでしょう。こういう情報も男性よりも女性の方がよく知っている印象があり、男性はなぜか無頓着です。

アメリカで進む脱・白砂糖&人工甘味料

米・カリフォルニア州のバークリーでは、2015年1月よりソーダ(炭酸飲料)など砂糖や人工甘味料入り清涼飲料への課税が始まりました。これはいわゆる「ソーダ税」です。狙いは深刻化する肥満対策ですが、糖尿病患者などが減ることで社会的な医療コスト削減にもつながると考えられたものです。オーガニックやスローフードカルチャーが進むバークリー地区というのも、また非常に興味深いところです。我が国では大手メディアが力を持ち過ぎているため、まず考えられない施策だと感じます。

白砂糖と人工甘味料は麻薬!?

白砂糖や人工甘味料は摂れば摂るほど習慣的に甘い物が欲しくなる習慣性があり、増加欲求性、依存性潜在性があり、この性質はまさしく麻薬中毒そのものであり、既にアメリカでは“sugar toxin(砂糖毒)”と呼ばれているほど危険視されています。日本の歯医者でさえキシリトールガムを奨めていますが、日本で使用されているキシリトールの多くが遺伝子組み換えであり、流通しているガムもお菓子も常にアスパルテームなどの他の人工甘味料がセットになっています。人工甘味料に関する害の研究結果に関しても上げるとキリがありませんが、近年ボストンの婦人科病院の科学者による11年間の研究結果では、人工甘味料(アスパルテーム)を使用したダイエット飲料は、腎臓機能障害に深く関わっていることを解明しました。また、異性化糖である果糖ブドウ糖液糖(ハイフルクトース・コーンシロップ)を体内にいれると、強力な活性酸素(フリーラジカル)を大量発生させ、これは白砂糖の20〜30倍と言われ、アメリカでは使用禁止運動が広まっています。

とにかく何にでも人工甘味料や白砂糖が使用されているのが現状ですから、私たち消費者がそのデメリットを知り、伝え、生産者側の意識を変えていくことも必要だと思います。

雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.39より抜粋

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