ヨーロッパで初めてオープンしたヴィーガンドーナツ屋さん 『brammibal’sdonuts』

ヨーロッパで初めてオープンしたヴィーガンドーナツ屋さん 『brammibal’sdonuts』

こんにちは、ベルリン在住・イラストレーターのKiKiです◎

今まで『世界のヴィーガン放浪記』として国単位で素敵なヴィーガンのお店を紹介していましたが、他の国に行くのも不定期なのと、何よりベルリンにはまだまだ素敵なヴィーガンのお店があるので、気になったお店をどんどん紹介して行くことにしました!

今回ご紹介するのは、ヨーロッパで初めてオープンしたヴィーガンドーナツ屋さん『brammibal’sdonuts』です。

お店のイメージカラーは”ピンク”!ドーナツたちもカラフルで可愛くて味ももちろん最高、みんなが笑顔になるハッピーなドーナツ屋さん。なぜヴィーガンドーナツ屋をオープンしようと思ったのか、その経緯やヴィーガンドーナツを通して伝えていきたいことなども、教えてもらいました◎

brammibal’sdonuts

『brammibal’sdonuts』のオーナーでパートナーのジェシカとブラムは、12年以上ヴィーガン生活を送っています。今から4年前、彼らはヴィーガンドーナツを切望していましたが、残念ながらヨーロッパでヴィーガンドーナツを買えるお店がありませんでした。そこで、彼らは自分たちでつくろうと考えました。

さらに自分たちのためだけでなく、ベルリン市民に良質で優しいヴィーガンドーナツを届けようと、2015年初めに『brammibal’sdonuts』を立ち上げます。

立ち上げのの1年目、様々なフードマーケットやイベントに出店すると早期売り切れが続出。翌年の2016年5月、時が来た!と判断し、ヨーロッパ初のヴィーガンドーナツショップをオープンしたのです。

優しいドーナツとお客さんたちの笑顔に囲まれた、暖かい空間。

店内に入ると、ショップのテーマカラーである”ピンク”で統一された内装に一目惚れ。私がお店に訪れた日は土曜日で、友人同士・カップル・家族などたくさんの人たちで店内は常に賑やか。

ショーケースに並んだドーナツを見た小さな子供が、目をキラキラに輝かせてこう言いました。

『Wow, toll !! Ganz viele Donuts !! (わお、すごい!! とてもたくさんのドーナツ!!』

君のその気持ち、とてもよくわかるよ!!と、心の中で思っていました。笑
ドーナツのデザインも遊び心をくすぐり、見ているだけでワクワクしてきます。

『brammibal’sdonuts』は、”ヴィーガン”としてだけでなく、工業的につくられたドーナツに代わる優しくて誠実な代替品を提供する、という想いも込めて活動をしているそうです。

すべてのドーナツは安全で高品質の材料のみを使用し、パン職人によって新鮮につくられています。通常の6種類のドーナツに加えて、毎月新しい味を追加。季節ごとの味を楽しむことができるのです。

どのドーナツたちもとても魅力的で、どれにするか数分間迷ってしまいました。そして最終的に選んだのは、こちら!チョコレートのクッキー&クリームとストロベリーのドーナツ!

通常のドーナツより、少し大きめのサイズ。2つ食べて、幸せでお腹がいっぱいになるくらい!ドーナツは、ふわふわで、コーティングのチョコやストロベリーも甘さ控えめで、とても優しい味でした。

この日友人と訪れた私は、ドーナツの美味しさと店内の居心地の良さに、気づくと長い時間滞在していたのでした。

ヴィーガンドーナツを通して、”ヴィーガン”という選択肢をポジティブに伝えていきたい。

後日また訪れた際に頂いたアップルパイドーナツも、とても美味しかったです!

オーナーのジェシカはこう言います。
『私たちは多くの理由からヴィーガン生活を選びましたが、その主な理由は倫理的な動物たちの権利の保護です。ヴィーガンのイメージは近年徐々に変わってきましたが、まだヴィーガン食は退屈だと考える人たちがいます。ドーナツは親しみやすくて、ハッピーで、多様性のある、みんなが大好きな素晴らしい食べ物です。私たちはヴィーガン生活が退屈なものではなく、とても楽しいことであるということを、ヴィーガンドーナツを通してポジティブに伝えていきたいと考えています。』
そんな優しくてポジティブなドーナツの輪はどんどん広がり、現在はベルリン市内に3店舗あります。今回はプレンツラウアーベルク地区にある店舗にお邪魔し、取材させて頂きました。お忙しい中、本当にありがとうございました!

・・・・

日本でも、徐々に認識され始めている『ヴィーガン』という言葉。生活に取り入れたり、挑戦することを難しいと抵抗を感じる人たちもいると思います。私もそうでした。何か難しい食べ物なのかな、という印象をずっと持っていました。でも『ウィーガン』!と特に意識せず、とりあえず食べてみることをお勧めしたいです。とても美味しくて、様々な工夫をこらされた料理にきっと興味を持つと思います。まずはその興味から、考えることをはじめてみてほしいです。

日本でも、続々と美味しいヴィーガン料理屋さんがオープンしてきています。これを読んでくださった読者の方と、素敵なヴィーガン料理屋さんの出逢いが生まれることを祈っています◎

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『brammibal’s donuts』
取材先 
Address : Danziger Straße 65 Berlin Germany
他、2店舗ベルリンにあります。
Address : Maybachufer 8
Address : Alte Potsdamer Straße 7
URL:https://www.brammibalsdonuts.com/
Instagram : @brammibalsdonuts
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KiKi / イラストレーター
西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

Portfolio site : http://kiyonosaito.com/
instagram : https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/

アメリカのプラントベース肉製造会社Beyond Meat ① ~ファストフードチェーンがこぞって使いだした魅力とは~

Clean Living !!
こんにちは。料理家/Cal Vegan和菓子作家のTerumi Kogaです。上白糖を使用せず、オーガニックや自然由来の食材で作る「Cal Vegan和菓子」を考案し、食を通して和文化を発信しています。

“Clean Living”とは清潔な生活という意味だけでなく、衣食住を通して心身ともにオーガニック、エコ、サスティナブル、ドラッグフリーな生活をめざそう! というヴィーガン達のライフスタイルのことも示しています。

さて、オリンピック開幕が本格的に迫った頃から盛んに叫ばれ始めた、「ヴィーガン」や「グルテンフリー」という言葉。今や聞かない日はないほど。
私の住む南カリフォルニアにはアメリカの2大代替え肉製造・販売業社の一つである、Beyond Meatの本社があります(もうひとつはImpossible Foods社)。
今回は、Beyond Meatの紹介とスタッフへのインタビュー記事を、2回に渡ってご紹介します。


~食品業界の革命~

2009年イーサン・ブラウン氏によって設立されたBeyond Meatは、プラントベースの代替肉を作る食品製造を主としています。2013年にアメリカ全土で商品の販売を開始し、2016年にはプラントベースのハンバーガー・パテの販売も始めました。
Beyond Meatの全ての商品は、大豆、添加物、グルテンがフリー。大豆アレルギーの多いアメリカでは、大豆ミートも敬遠されがちな現状なのです。
大豆ミートに慣れている日本のヴィーガンの方々にとって、Beyond Meatの商品は触感も味も新たな発見があることでしょう。今後、日本でも広まりうる食品だと思います。

もう一つの特徴は、その販売方法。Beyond Meatの商品は、ヴィーガン食品のコーナーにあるわけではなく、スーパーの極普通の精肉コーナーに置いてあるんです。これはBeyond Meatのこだわりの一つと言っていいのではないでしょうか。

現在Beyond Meatは、前述のハンバーガー・パテの他、ビーフ挽肉、ビーフあら挽き肉、ソーセージ(オリジナルとホットイタリアン風味)を製造販売しています。冷凍食品に至っては、鶏胸肉や牛ミートソース、タコス用の牛ひき肉などバラエティーに富んでいます。これらの全てがヴィーガンやベジタリアンが行く特別なスーパーマーケットではなく、私の住む南カリフォルニアの近所のスーパーで手に入るのです!


ご存知のようにアメリカ人はBBQ大好き! 毎日BBQなんていうお宅も珍しくありません。これ、冗談かと思われると思いますがホントの話。
プラントベースの肉をグリルで焼く。10年前には考えられなかったことでしょう。それに男子がBBQピットの前でトング片手に料理している姿ってカッコいい!! そう思いませんか?(笑)

 

~ファストフードとBeyond Meat社~


現在、Beyond Meatが提携しているファストフードチェーン店は、ダンキンドーナツ、デルタコ、A&W、カールスジュニア、ベジーグリル、TGI FRIDAYS。そして、つい最近KFCも「ケンタッキー・フライド・ミラクルチキン」としてBeyond Meatの製品を使った新商品を発売開始。さらにはマクドナルドまでもが、Beyond Meatのパテで試験販売を開始したのです。
創業者のイーサン・ブラウン氏は“マクドナルドでプラントベースのバーガーが買えるようになることは、長年の夢だった”とコメントしています。

 

~ファストフードがプラントベースに注目する訳~


何故ファストフード店がプラントベースに注目するのでしょうか?

私がアメリカに渡った28年前と比べると、西部や東海岸の人々の食に関する意識は相当変わったと思っています。しかし、それはまだ一部の州都に限っているのかも知れません。未だに食を要因とする子供の肥満率や糖尿病などの問題も深刻です。そしてこれらの問題は、低所得者(なんとサンフランシスコでは、所得1,700万円以下は低所得とされています)の家で起こりやすい傾向があります。価格が安く、手軽に買えるファストフードは低所得家族の主食となっていることが多いからです。

ファストフード=不健康、肥満、成人病などのイメージはなかなか払拭されるものではありません。そんな中、Beyond Meatは、ファストフードの不健康なイメージに光を与え、この先のアメリカ国民の食生活を一気に変えるぐらいの革命を起こしたのではないか? と大げさではなくそう感じるのです。食生活に制限のある人でも、ファストフードで食べることができる! ヴィーガンやベジタリアンと、そうでない人々が、ファストフード店で食を共にできるということを叶えたのです。

Beyond Meatは、同じくプラントベースの肉を製造、開発しているImpossible Food同様、ビル・ゲイツやレオナルド・デカプリオなど多くのセレブリティや実業家に投資を受けています。


そんな波にのるBeyond Meatですが、アメリカで知名度を得られるようになるまでに
は、10年という年月がかかりました。これからは、これまでよりずっと加速しながら、世界中の人々に影響を与えて行くのでないでしょうか。

今回はアメリカの代替肉製造&販売社・Beyond Meatとは? をご紹介しました。
次回はインタビュー記事です。スタッフの声をお楽しみに!!

*Beyond Meat https://www.beyondmeat.com/

Terumi Koga
料理家/Cal Vegan和菓子作家。カリフォルニアを拠点に料理教室、レシピ開発など幅広く活動。ヴィーガンで身体に優しい和菓子、Cal Vegan和菓子(2019年商品登録取得)はスーパーフードなどを使用した和洋のエッセンスが楽しい菓子である。
料理、和菓子を通して海外に和文化を発信している。Clean Living !!
http://www.terumikoga.com/

【世界のヴィーガン放浪記】VOL.4 オーストリア・ゾース 後編

こんにちは、ベルリン在住・イラストレーターのKiKiです。
お待たせ致しました!『世界のヴィーガン放浪記』シリーズVol.4、オーストリア・ゾース編の後編です。(前編は、こちらでお読み頂けます)

今回はヴィーガンではないのですが、すべて手作業で愛情たっぷり込めてつくっていらっしゃるBIO(オーガニック)ワイン農家『Weingut Bernhard Plos』さんに1週間滞在し、ワインづくりのお手伝いと体験をさせて頂いたお話をお届けしています◎

家族みんなで、手作業でぶどうの収穫!

さあ、早速ワイン用の葡萄の収穫です。手袋をはめて、ひとつひとつ、傷をつけないように丁寧に摘み、バケツに入れていきます。

自分のバケツいっぱいになったら、葡萄畑の真ん中の細い道を走る、お義父さんが運転する小さなトラクターのボックスたちに入れていきます。『フェアシュー』の収穫と同じく、重いバケツを運ぶのは大変な作業。それでも気づいたら、トラクターの荷台は葡萄でいっぱいに!

前編で収穫した『フェアシュー』用の熟れていない青い葡萄と違い、ワイン用の葡萄たちはぷくりとした大粒。まるで宝石みたい…!

こちらは収穫中に葡萄たちの間で見つけた、てんとう虫のお写真。

てんとう虫もこの葡萄の美味しさがわかるのか、私が近づいても、ぎゅっとしてはなしませんでした。BIOワイン用の葡萄だからこそ、見ることができたのどかな光景の一つです◎とても癒されました。

滞在した時期的にワインは収穫までのお手伝いとなりましたが、美味しいワインとして今年みなさんに飲んで頂けたことを嬉しく思います!

ワイン農家さんたちが経営しているレストラン『ホイリゲ』

ゾースのメインストリートには、たくさんの”ホイリゲ”と呼ばれるワイン農家さんたちが経営しているレストランが並んでいます。そこでは自家製のワインを美味しいオーストリア料理と一緒に頂くことができます。

すべてのホイリゲが毎日オープンしている訳ではなく、ゾースのホイリゲの場合は最長18日間オープン、その後3週間のお休みというルールがあります。なのでお互いのお店に行き、お互いのワインを飲みながら語り合い、良きライバルとして切磋琢磨することもできるのです。

ドアの前に、ランプと松の葉が飾ってあったら『今日はオープンしているよ』の合図です!

滞在期間中、友人のお家のホイリゲはお休みだったので、友人の旦那さんの幼馴染が経営しているホイリゲに連れて行って頂きました。
お料理はこのようにカウンターに並んでいて、ガラス越しに見て選ぶことができます!どれも本当に美味しそうでした。

店内には、家族や友人たちと過ごす時間を楽しんでいる人たちがたくさん。

友人の旦那さんの幼馴染さんがおすすめのワインとチーズを持って、私たちのテーブルにやってきました。ワインのお話、最近のお話、政治のお話……話題と穏やかな笑い声はつきません。

ご一緒させて頂き、ゾースの人たちにとって、この時間と空間はとても大切なんだという暖かい気持ちが伝わってきました。そしてみんなのおしゃべりを盛り上げ、彩ってくれるワインは特別な存在なのでした。

BIOワインづくりのお手伝いと体験を通して。

私たち日本人は食事の前に、両手を合わせて『いただきます』という挨拶をします。食べ物とつくってくれた人たちへの感謝の気持ちを表す言葉です。

BIOワインつくり体験を通して、おいしい料理の背景には、料理を作ってくれた人と、そのさらに後ろに、食べ物を丁寧に育ててくれた人たちの働きと苦労がたくさん詰まっているということを身をもって実感しました。ドイツ語にも食前に言う言葉はあるのですが、どちらかというと『良い食事を』『召し上がれ』に近い印象で、ちょっと意味が違うんです。『いただきます』という挨拶は、どこの国に行っても忘れず、必ず言い続けたい日本語です。

そしてベルリンに帰る際に、とても嬉しいお土産を頂いてしましました…!実際に試飲もさせて頂いて、どれも美味しかったのですが特に気に入ったこの2本!

右がロゼ(メルロー/ カベルネ・ソーヴィニヨン)、左が白ワイン(リヴァーナー)。このワインたちは後日、ベルリンで行われた友人の個展のオープニングパーティーにて、みんなで美味しく飲みました!大好評で、すぐに空になってしまいました。笑
それからみんなで収穫した葡萄も何房か、お義母さんが可愛いカゴに入れて渡してくださいました。

絞られてワインになる葡萄たちですが、そのまま食べても甘くて、とても美味しかったです◎

ワインを飲むことはあっても、作られているところを見学できたり、実際に作業もさせて頂けることはとても貴重な経験でした。1週間大変お世話になりました、そしてありがとうございました!!

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『Weingut Bernhard Plos』
Address : Weinbergstraße 7, 2504 Sooß, Austria
HPは日本語版もあります!
URL:http://www.plosweinbergstrasse.at/JA/weinbau/

『Weinort Sooss』
オペラ座の前から、1時間に1本直行バスが出ています。
バス360番Wien oper前、Bad Vöslau  Thermalbad行、
Sooß b.Baden Badner Straßeで下車。
URL:https://www.sooss.at/

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西伊豆の小さな美しい村出身。京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業後、同大学マンガ学科研究室にて副手として3年間勤務。その後フリーランスに。2016年夏よりベルリンに移住。例えば、私のように小さな集落で暮らしている子が旅立つ時期を迎えたとき、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』と気付けるようなものを残していけたら、最高だなと想いながら絵と文章をかいています。

Portfolio site : http://kiyonosaito.com/
instagram : https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/

植物にも感情がある?! — 吉良編集長コラム

意識しない意識

今やヴィーガン(ベジタリアン)は世界のトレンド!

雑誌veggyも創刊して早10年! 当初は季刊誌でしたが、約2年後には隔月へ。創刊時から比べると、編集部内も様変わりし、近年は世界のトレンドとしてベジタリアン食が迎えられ、ようやくスタート地点に来たような気がしています。

ベジタリアンの中でも、なぜ今ヴィーガンの需要が高まっているのか? 食物アレルギーや環境問題などを置いていえば、地球の一部である私達ひとりひとりのスピリチュアルな進化が進んでいるからだと感じています。

世界中のあらゆる食べものが自由に選択できるようになった先進国において、わざわざ“動物の命を奪う”という食べ方が必要なのかどうか? と考える人々は確実に増えている気がしますし、私達はたった今、何かの命を奪わなければ生きられないような状況下に置かれてはいません。自らが狩りに参加する機会がほぼないであろう現代人においては、食に対する論理的な葛藤もあるのかもしれません。

例えば、あなたは林檎の皮をむくように、牛や豚や鳥の皮を何の躊躇もなくむくことが出来るでしょうか? 魚ぐらいはさばけても、ほとんどの人は想像するだけでもゾッとしますよね。よくお肉好きな人が、“ベジタリアンだって植物を殺しているでしょう”なんていう事がありますが、どれほどの人がりんごをむく事と動物の皮をむく事を同列に考えられるでしょう?

近年、世界中で不自然な糖やあらゆる添加物の摂り過ぎで糖尿病が増加し、糖質制限=パレオ・ダイエットもにわかに人気ではあります。パレオ=原始人食ですが、私自身はもはや原始人食へ戻る必要はないと感じています。ただし私達が忘れてしまった“意識しない意識”は古代の人々の様に取り戻す必要があると感じています。

植物は人間と相性がいい!?

かつて嘘発見器を発明したアメリカの著名な科学者として知られるクリーヴ・バクスター博士が、植物にも感情があるということを発見し、バクスター効果として発表しましたが、当初はそのあまりに超人的な論文が受け入れられなかったそうです。ちなみにこの実験に使用した植物とは、近年になって低GIだとされ人気の高い甘味料アガベシロップの原料である竜舌蘭(リュウゼツラン)だったそうです。博士がリュウゼツランの葉をギュっと強く持った時は、感情の激しい揺れがあり、博士が突如“葉を焼いてみよう!”と思った瞬間には、なんとリュゼツランは恐怖におののき、測定器の針が最上位まで振り切れてしまったそうです。ようするに、植物は私達の感情をエネルギーとして瞬時に読み取ることが出来るのですね。そういった実験から、“植物は人間にはとうてい及ばないような超能力を持ち、さらに植物同士で会話もしている!”とバクスター博士は発表しているそうです。

その後も博士はリュウゼツランの実験を色々と続けたそうですが、植物に対して心から感謝して食べると、植物の気持ちが穏やかになることを発見します。しかし同じ事を動物で実験した際は、殺された動物にどんなに感謝の念を送っても恐怖の感情(針の揺れ)は消えなかったそうです。動物がそうであれば人間もそうでしょう。

“菜食になることは、涅槃(ねはん)へ至る流れへ足を踏み入れることになるのです”という仏陀の言葉が今日も心に響きます。

2016年12月20日
編集長 吉良さおり

雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.50より抜粋

マインドフルネスのススメ –世界的脳科学者・茂木健一郎氏に聞く!–

世界的脳科学者・茂木健一郎氏に聞く!
マインドフルネスのススメ

今は亡きスティーブ・ジョブズが禅の影響から瞑想を取り入れたり、
そうそうたる大企業や著名人、アスリートなどが取り入れている
マインドフルネスについて、脳科学者という視点からのお話を伺いました。


茂木健一郎

脳科学者、作家、ブロードキャスター。クオリアを研究。『脳とクオリア』『生きて死ぬ私』『脳と仮想』『プロセス・アイ』『今、ここからすべての場所へ』『東京藝大物語』など著書多数。

科学とは何かの実用的な目的のために研究するものではなく、
あくまでも真理の追求です!
それが結果としてマインドフルネスのように
生活に応用可能な概念と繋がることがあるかもしれませんが、
それ自体が科学の一番の目的ではありません!

——現在の世界的なマインドフルネス・ブームについてどう感じていますか?

現在、人工知能がここまで発達してしまうと、いわゆる論理的に考えたり、単に物事を記憶するという記憶力に関しては、人間はもはやロボット(機械)にはかなわないということが広く認識として共有されていると思います。そんな中、人間にしかできないユニークな価値は何か? と考えた時に、それは感性や直感のようなものであり、それらに関わる概念がマインドフルネスとして注目されてきたのではないかと私は感じています。

例えばアメリカでクリエイティブクラスという言葉が出てきたり、あるいはアップルやフェイスブックなどの先端的企業が出てきたことで、近年はユーザーエクスペリエンスの提供ということがとても重要なテーマとなってきました。特にスティーブ・ジョブズはユーザーエクスペリエンスをずっと追求していた方だと思います。

そもそも60年代のヒッピームーブメントと関連して知られるようになったマインドフルネスが、今やビジネスのメインストリームとして浮上し、例えばグーグルやフェイスブックがクリエイティブ能力を高めるためにマインドフルネスや瞑想の手法を応用している。昔だったらちょっとエキゾティックでコアな人々が対象のイメージだったけれど、今はど真ん中のこととして普通に受け入れられています。

もともと日本には古くから禅があり、瞑想もあったはずなのですが、すっかり忘れられてしまった中、欧米でマインドフルネス・ブームとなり、ようやく日本にも逆輸入されて見直されてきた状況でしょうか。

——茂木先生の考えるマインドフルネスについて教えてください。

マインドフルネスで非常に重要なのは、日常生活における態度であって具体的な実践です。だからヨガや瞑想をしなければならないとか、ただ形から入っていくのは間違っていると私は思っていて、例えば道を歩いている時であれば、木漏れ日に少し目を向けてみるとか、そういった日常へのちょっとした注意を払うことがマインドフルネスに繋がるのだと思います。

マインドフルネスの実践では、判断を保留し、今ここで起こっていることをただ感じるということがあります。対人関係のコミュニケーションにおいて、何かを決めつけるのではなくて、判断を保留して相手の気持ちや態度をただ受け止めておくというのもマインドフルネスの実践のひとつです。ですからマインドフルネスとは、ひとつのものの見方や考え方でもあると思います。

きっかけとしてはマインドフルネス瞑想など色んな方法があると思うのですが、それが唯一の道ではないし、それを行ったからといって必ずしもマインドフルネスが身につくわけでもありません。

私の研究している「クオリア」は脳科学における最大の謎と言われ、これは人工知能やコンピューターでも実現できる可能性や見込みがないものです。わかりやすく説明すると、芸術もクオリアです。veggyのテーマは食だと思いますが、ものを食べるということもまた質感の問題であり、意識の中で感じるクオリアです。これらは生きる上での生きがいや喜びとも繋がっているので、結局自分の感じているクオリアに十分注意を向けられる人が、生きる喜びを感じられる人ということになります。ですから色んな意味で人間の脳機能を考えると、クオリアはとても重要な概念になっていくと思っています。

1990年代ぐらいから意識の科学がリバイバルし、その中でクオリアが重要なテーマとして注目され、今も多くの科学者によって追求されています。クオリアは科学的概念の大きなテーマですが、マインドフルネスはそれに対する生活哲学や実践のようなアプローチになるのかと思います。

——マインドフルネスの取り入れ方を教えてください。

実践の仕方としては、今ここにあるものに目を向けるというのが最も重要です。例えば今、ここに怒っている人がいるとします。そうすると、その怒っているということが正しいのか正しくないのかを判断しがちな方が多いと思うのですが、まずその人が怒っているということに注意を向けて受け止めてあげることがマインドフルネスです。要するに判断する必要はないのです。よく人を年齢や性別、肩書きなどの属性でラベルをつけてしまう方もいますが、それもマインドフルネスからは遠くなります。マインドフルネスとは、その人らしさというか、その人の属性では把握できないような、ありのままの姿を受け止めるということでもあります。

——茂木先生の考えるマインドフルネスな人を教えください。

クリエイティブな方でいい仕事をされている方は大体マインドフルネスが実践できている気がします。ではクリエイティブ(創造性)がなぜマインドフルネスと結びつきやすいかというと、人にラベルをつけることで安心することとは真逆だからです。よく男性だと年齢で女性をおばさんだと決めつけたり、女性だと時々男性を肩書きで値踏みしたりもしますけど、そういうのはマインドフルネスからは遠くなります。

自分がどう感じているかを受け止めるのがマインドフルネスですから、お昼の時間がきたから食べるとか、味わわないで食べるなどは、マインドフルネスな食べ方ではありません。そんな感じで、日常の一瞬一瞬にマインドフルネスは関わってきますが、自分の感じていることとちゃんと対話できていて、何事にも囚われない人はマインドフルネスを実践できていると思います。

例えば最近ブームのサードウェーブコーヒーなんかも、豆の香りや質感、店内の心地よさにこだわっていて、カフェ文化の進化系というか、マインドフルネスな空間のような気がします。今、世の中のラグジュアリーという価値観も変化していて、ただ高価なものがラグジュアリーではなくなってきていますから、少しずつマインドフルネスな方向へ向かっている気もします。

※クリエイティブクラス:経済学者・社会科学者であるリチャード・フロリダ により、アメリカの脱工業化した都市における経済成長の鍵となる推進力と認識された社会経済学上の階級のこと。
※ユーザーエクスペリエンス:製品、システム、サービスなどを使用した、又は使用を予期したことに起因する人の知覚(認知)や反応のこと。
※クオリア:心的生活のうち、内観によって知られうる現象的側面のことであり、感覚の質感のこと。

取材・文/吉良さおり
雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.52より抜粋

ココロや思考は 現実化する!? — 吉良編集長コラム

春になると小学校では目の検査などがありますが、我が家の長男がついに近視でひっかかってしまったのです。ひとたびメガネにすると、どんどん視力が低下していくようですし、どうしたものかと眼科も含め、色んなホリスティック系クリニックに伺いました。私の場合、距離などは関係なく、会いたい方がいればどこへでも飛んでいきますので、色んな専門家の方々から今もアドバイスをいただいている真っ最中ですが、とりあえず授業中は見えないと勉強に支障が出てきますから、まずは軽めのメガネを作り、授業中だけ長男にかけてもらうようにしています。世の中には本当に様々な視力回復トレーニング法があるのだな〜と、私自身がとても勉強になっているところです。

夫や義母は、“まだ小さいのに目が悪いなんて! かわいそうに”と嘆いていましたが、私は最初から回復するという前提でクリニックなどへ相談しに行っているので、どこかの先生や専門家の方に「治るとは保証できないけど……」といわれても“この先生はそういう考え方や見解なのだな”と理解するのみで、悲観することはありません。私達が悲観する時、私達は起こってもいない負の連鎖を自己の勝手な“思い”で決定づけてしまっているのです。よく“思考は現実化する”といいますが、もしそうならば、そういった毎日の“思い”が積み重なった結果が今ここにあるだけなのでは? と私は感じています。

実は先日、ニュージーランドから来日したドイツ出身の“アイ・ボディ”というワークを広めているピーター・グルンワルドさんにお会いしました。ピーターさんは3歳の頃から強度な近視と乱視により、27年間ずっとメガネをかけていたそうです。メガネの度数が強くなるにつれ、吃音や姿勢が悪化していったことで、まず姿勢を良くするメソッドを学び、目を自然に良くするNYの眼科医が開発したベイツ・メソッドを取り入れ、さらにドイツの世界的に著名な視覚教育家のジャネット・グッドリッチ博士の訓練を受け、その18カ月後にはメガネを完全に手放すことができたそうです。これら一連の経験から、視覚システムは人間の体のあらゆる縮図であり、自律神経、感情、思考能力とも密接な繋がりがあることに気づいたそうです。例えばコンタクトレンズはとても便利ですが、私達本来の見ようとする能力を遮断してしまうため、ピーターさんはお勧めしないそうです。眼との距離間のあるメガネの方がまだ治癒する過程に使用するにはいいと話していました。ともかく視覚システムを理解してトレーニングをすれば、最終的にはメガネさえ必要なくなるそうで、今も色んな国の人々がピーターさんのメソッドによって正常に回復しているそうです。この春から本当に何人もの専門家に相談しましたが、“治る”という可能性をちゃんと前向きに伝えてくれたのはピーターさんただ一人でした。

日本は世界的に見ても、視力に何かしらの問題を抱えている人が多く、同時にそれらはうつ病やひきこもり、体の不調にも繋がっているといいます。思考やココロの問題は視力に大きく作用しているそうで、例えば小さな頃、何らかの目を背けたい、見たくないといった感じのトラウマがあった場合、それらは視力低下に関係していくといいます。または代々受け継いできたDNAレベルのことかもしれません。ピーターさんの場合は、ご両親も強度の近視だったらしく、DNAレベルで受け継いできてしまったようですが、それでも回復できるということをご自身で体感されたそうです。

アインシュタインは“光より速いものは存在しない”と説きましたが、それも現代ではまだまだ解明されていないことだらけなのです。もしかしたら、私達の“思い”の方が、よっぽど光よりも速いのでは? と感じています。

Enjoy veggy life!

2016年6月25日
編集長 吉良さおり

雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.47より抜粋

夢を叶える 想いの力と言葉の力 — 田中さゆりさんのコラム —

今回の日本のワークショップで、私がビジョンボードを作ったらそのとおりのカフェの場所がみつかったという話から、“想いは叶う”が北海道のワークショップで盛り上がったので、今回はそれについてのお話。いわゆる夢を現実にする方法、引き寄せの法則についてです。

私たちは実は日常で、常に想いを現実化しています。例えばお腹がすいてサンドイッチを食べたいなと思ったら、半時間後にはどこかのお店に行っているか、おうちで作り始めているでしょ。その半時間後には、さっきの想いは現実化しています。

全ての現実は想いから始まります。お家を建てるのも、iPodを手に入れるにも、偉大なる夢を叶えるのも。その想いが具体化すればするほど、その現実は具体性を持つと言われています。まず想いが生まれ、その想いは頭の中で繰り返され、その想いに対する“感情”が生まれます。その感情を繰り返すことでそれは言葉となります。言葉は繰り返され、それは行動となります。行動が繰り返され、具現化されていきます。

新月の願いを書いたのに叶わない、ビジョンボードを作ったのに叶わないっていうのは、どうしてだろう? 宇宙に何かをオーダーするならクリアーでなくては。でも結局、個人は宇宙の反映であるから、今の思考パターンを変え、今の自分を意識して磨くことでいろんなことが変わってくると思う。

ポイントは、バシャールもエイブラハム・ヒックスも言うように、“感情を巻き込む”こと。最初の“想い”を、五感を使って感覚、感情とつなげ、それを意識する。なぜなら感情はとてもパワーをもち、強いバイブレーションを持ちます。だからこそ、ポジティブな感情を抱くことが大切。なぜならネガティブな感情は、もっと強いから。願いが叶わないのは、何かを叶えたいと思っているのに、不安や自信の無さなどがネガティブな感情とエネルギーを持ち、そのネガティブな想いが現実化してしまっているのかもしれません。そしてもちろん、いらないもの、望まないものには関心を向けないこと。さらに意識的に、ポジティブな発言を選ぶこと。すべてが波動であるとすれば、言葉もしかり。ポジティブな言葉はポジティブな現実を引き寄せます。ネガティブな発言はネガティブな現実をもたらします。私たちは、お粗末さまです、たいしたものではございませんが、お役に立てるかわかりませんが、ふつつか者ですが、といった謙遜語を自然と使っていることがあり、それは無意識に、その現実に影響しているかもしれない。

ここで私の友だちに教えてもらった、簡単に実践できる日常の言葉の変え方をご紹介します。ネガティブな言葉をポジティブな言葉に言い換え、自分の意志を強く反映して行動を起こす言葉を選択する方法です。

1. Be conscious of what you say after “I am”.  (“私は”の後に何を言うかに意識を向けます)

“私は”は、とてもパワフルな表現で、それに続く言葉は、“私”を定義し、その人となりと潜在意識を形作ります。ポジティブな表現だけを選びましょう。必要の無い否定的で限界をつくる表現は選択しません。

2. Use “I choose”, “I can” rather than “I must”, “I need”, “I should”,  “I shouldn’t”

〜しなければならない、〜をするべきでない、〜するべきだ、〜が必要だ、などの表現を、〜を選びます、〜ができます、に変えます。“私”の人生の主導権は、常に“私”自身にあります。強い意志を含んだ表現は、パワフルです。それに比べて、しなければならない等の示唆的な表現は、依存的であり、その効力が薄くなります。“私が〜を選ぶ”や“私は〜”と言った表現は、依存的でなく、“私”を、“私”の人生のマスターとして位置づけます。

3. If you hear yourself saying something negative or limiting, reframe it.

自分が、否定的な言葉や、限界をつくる表現を使ったことに気がついたら、肯定的な表現に言い直しましょう。例えば、“今日は思うようなヨガができなかった”を、“もっとヨガを頑張ろう”と言い直します。“私は人前で話すのが苦手だ”と言ってしまったら、“人前で話すことに自信が持てるよう努力しよう”など。

4. Take the word “try” out of your language.

ボキャブラリーの中から、〜してみよう、してみたい、を無くします。何かをしてみる必要は無く、(その選択が良い悪いではなく)、するのかしないのか、なので、〜します、と言った意志を持った表現に変えます。

単純に、選ぶ言葉を意識して変えていき、意識のレベルを高め、限界をつくらない、潜在性を高める、ポジティブな信念や想いをサポートする表現を使うことで、現実が変わってくるかもしれません。ルイーズ・ヘイが言うように、アファーメーション(肯定的な断言)はとてもパワフルです。カフェ グラチィチュード(Café Gratitude)のメニューは、”I am beautiful”, “I am happy”,などとなっていて、オーダーするときに、アファーメーションしちゃうことになり、そして接客のスタッフがそれを繰り返し、”you are beautiful”, “you are happy”と、 そこでダブルのアファーメーション。

ところで、ニール・ドナルド・ウォルシュも、引き寄せの法則について言及していますが、彼の場合はいたってシンプル。“私は何を(他に)与えることができるか”という問いかけと、それを具体化すること、それによって引き寄せが必然的に起こると。全くその通りだと思う。つまり、“私”自身のギフトを探すこと。人にお料理を作ってあげること、歌を歌うこと、絵を描くこと……、そして、特別なことだけでなく、あなたの今日の笑顔は、とても大きな影響力を与えるパワーを持っているのです。

Be happy!

プロフィール

田中 さゆり
バリ在住、ロー/ビーガンフードシェフ&ローフード講師。
バリ島、“Sayuri Healing Food”カフェを拠点に、バリにて定期的にローフードシェフトレーニングや、リトリートを開催する。
詳細はHPから:www.sayurihealingfood.com
お問い合わせ:info@sayurihealingfood.com

雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.48より抜粋

ココロのヨガ — 吉良さおり編集長コラム —

あなたが何を選ぶか、どこへ向かうかは、あなたのココロの状態次第です。

少し体調が優れないな……と感じた時に、まず最初に私が試みるのは、毎日の食事を見直す事でもヨガのアーサナをするでもなく、ココロのヨガと呼ばれるシンプルな瞑想法です。私達は日々の仕事や友人関係、または家族関係などの間で様々な感情を発したり、知らない間にネガティブな感情を受け取り、それらに影響を受けていることがあります。あまり健全とは言えない社会や世の中においては、ついそれらに足を引っ張られてしまう事もあるでしょう。私自身も気づかぬうちに……、という事はよくありますが、それらも自分自身のココロを瞑想で淡々と観察し、洗い流していく事で驚くほど簡単に解決していきます。部屋が片づけられない人は、まず瞑想で心を片付けてからの方がいいでしょうし、パソコンのトップ画面が散乱している人なんかも仕事の効率が上がるのでは? と感じます。近年は大人だけでなく、アメリカ、イギリス、カナダなどの学校教育でもマインドフルネスといった様々な瞑想法が取り入れられたり、子供のうつ病や登校拒否はもちろん、学習力向上にも繋がるとされ注目が高まっています。実際にココロの状態はありとあらゆる全てのモノに関係していますし、人が病気になるのはココロやもっといえば魂の状態が大きく関係していることもありますから、病の根本から癒したければ、まずココロを癒すのが一番確実だと思うのです。

腸の状態が性格を変える?

ココロを真から癒したいならば、瞑想でココロの曇りや老廃物を流した後は、腸内環境を整えること。要するに食を改める事が大切です。なぜなら腸内にポジティブな善玉菌が少なくなると、ネガティブな悪玉菌の影響が強くなって感情がイライラしがちになり、腐敗的思考に陥りやすくなってしまうからです。実は1980年代にアメリカの神経生理学者であるマイケル・D・ガーション博士によって、脳に存在しているはずの神経伝達物が腸にも存在することが発見され、さらに体内のセロトニンの95%が腸で作られることも発見されています。詳しくは博士の著書「セカンドブレイン—腸にも脳がある!」に書いていますが、セロトニンは心を穏やかに健全に保つために欠かせない物質ですから、感情をコントロールしたければ、まずは腸をキレイにすることが大切なのですね。

抗酸化力が強く、腸内環境を整え、さらに免疫力アップに繋がるスーパーフードやコールドプレスジュース、スムージー、植物性乳酸菌飲料のコンブチャやウォーターケフィアなどがこれほど世界中で流行っているのは、腐敗しかけた世の中や地球になんとなく気づきつつも、光ある未来へ多くの人々が向いているからだと思うのです。

2015年10月27日
編集長 吉良さおり

雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.43より抜粋

オーガニック・ワインを選ぶべき理由

オーガニック(ビオ)・ワインとビオディナミの違いとは?

近年のオーガニック・ブームで、オーガニック・ワインの需要が世界中で高まっていますが、そもそもオーガニック・ワインと呼ぶには、大きく以下の二つどちらかの農法でブドウを栽培しているかどうかがポイントになります。

1.ビオ(Bio):畑で3年以上無農薬・無科学肥料、殺虫剤不使用。

2.ビオディナミ(Biodynamie):無農薬、無化学肥料、殺虫剤不使用、さらに天体の動きを取り入れたシュタイナーが提唱した自然農法であり循環型農法。

人智学者のシュタイナーは人間の体と同じように、大地も天体の影響を受けると考え、太陽・月・惑星・地球の動きと調和したバイオダイナミック農法(フランス語でビオディナミ)を考案しました。フランスやドイツ、スイスなどでは、天体のリズムを考察し、各植物に適した種まきの日、耕す日、などを細かく記したバイオダイナミック・カレンダーが普及しています。近年はいわゆるオーガニック農法よりも、持続可能かつ生物多様性保護にもつながるバイオダイナミック農法の人気が高まっているようです。私も選べるならば、単にBIOではなくビオディナミを選ぶようにします。

ワインとチョコレートは相性がいい!?

近年話題の抗酸化力の高いスーパーフードの代表として知られるカカオ。最近はカカオ率の高いヘルシーなチョコレートが人気ですが、私は程よい甘さやクリーミーさのあるローチョコレートやローケーキにたっぷりフルーツを添えて、ワインと一緒にいただくのが好きです。チョコレートは加工されればされるほど、抗酸化力が減少しますから、健康のために美味しくいただくなら、私はローチョコレートがベストだと思っています。ギルトフリーなローチョコレートやローケーキであれば、カカオ以外の抗酸化作用の高いスーパーフードも沢山ブレンドできます。

特に赤ワインには抗酸化物質であるポフェノールが豊富なので、赤ワインとカカオの組み合わせはより高い抗酸化作用が期待できるようですよ。

もしあなたが毎日1〜2杯のワインを嗜むのが日課であれば、特に赤ワインは、肥満や心血管疾患のリスクの減少など、多くのベネフィットが期待されているので、あまり罪悪感を感じる必要はありませんが、これはちゃんとした製法のオーガニックのワインを選んだケースのみ当てはまると、アメリカの著名なホリスティック医師であるDr.Axeも言及しています。

亜硫酸塩は本当に避けるべきなの?

そのブドウがどんな農法で作られているかも重要ですが、最小限の酸化防止剤(亜硫酸塩)を含むワインなのかどうかも重要です。

最近、オーガニック・ワインが二日酔いになりにくいと言って選ばれる理由の一つに、亜硫酸塩の量が少ないから、という話があります。でもそもそもブドウの皮には亜硫酸塩が自然に含まれていて、これは例えば玉ねぎやニンニクといった野菜にも含まれている天然成分なのです。要するにワインを発酵させる過程で生まれる副産物でもありますから、すべてのワインには多かれ少なかれ亜硫酸塩が含まれているのです。要するに100%亜硫酸塩を含まないワインはありません。自然派ワインなどで「亜硫酸塩を含まない」というラベルの付いたワインでも、10 mg / L以下の亜硫酸塩を含んでいます。

それが現代では必要以上に多量の亜硫酸塩が添加されていて、それが問題視されるようになり、これを避ける為にオーガニック・ワインを選ぶ人々は確実に世界で増加しています。

アメリカのワイナリーでの出来事

以前、アメリカのワイナリーを視察に行った時のことです。オーガニック・ワインを製造しているワイナリーが、1000円以下で購入できる安いワインも多く作っていたのですが、その違いを目の前でオーナーが「これが安い理由さ」と見せてくれたのです。なんとそれはオークチップを詰め込んだ大きなティーバックを入れたドラム缶でした。要するにオークの香りを単にチップでつけていただけのワインでした。その後、ちゃんとオークの樽で仕込んだものと、安いチップで香りづけしたワインの違いを味見させてくれましたが、安い方は奥深さが全くない浅い味で本当に同じワイナリーで作っているのか疑いたくなるほど別物でした!!

私自身、フランスや仏近隣諸国のワイナリーを訪れたことはありましたが、そんな光景は見たことがなかったので少しショックでした。これも文化の違いなのだと納得して気を取り直していたら、そのオーナーは「ちゃんと美味しいワインを飲みたい人、とりあえずアルコールを飲めればいい人、みんな選択は自由なんだよ」と笑って話していて、私はアメリカならではのダブルスタンダードに苦笑するしかありませんでしたが、その時に安いワインと高いワインの違いをひとつ知ることができました。

でも私自身、ワインの中でどのタイプが好きかと聞かれると、やっぱり断然ロゼ! ロゼはプロヴァンス地方の名産のひとつでもありますが、私にとっては“ヴァカンスのワイン”でもあります。

 昔パリに住んでいた頃、フランス革命記念日のキャトーズジュイエ(7月14日パリ祭)から学校もお休みになるので、そのタイミングで夏でも涼しいモンブランに数泊したり、リヨンに寄り道をしながら、パリから南仏まで車で何日かかけて行ったのを思い出します。そんな南仏での道中によく飲んでいたのが軽くてフレッシュでフルーティーなロゼのワインなのです。

2019年7月10日
編集長 吉良さおり


吉良さおり
20代前半をイギリス、フランスで過ごし、プラントベース&オーガニックなライフスタイルをスタート。フランスでヨガのTTCを受けたことで、ホリスティック、スピリチュアル、自然療法を取り入れ始める。マクロビオティック、アーユルヴェーダ、ローフード、スーパーフード、薬膳など、様々な薬になる食事を実践・推奨。3児の母。

 

 

『Veganes sommerfest berlin 2019』イベントレポート

こんにちは!ベルリン在住のイラストレーター・KiKiです◎

ベルリンは8月の半ばに少し涼しくなり、もう夏は終わりかなと思っていたのですが、後半からまた気温が30度近くまで上がる真夏日が戻ってきました。
日本も、まだまだ暑い日が続いていますでしょうか?みなさん、水分補給をしっかり、体調にお気をつけくださいね。

さて、そんな真夏日のとある週末。多くの人が集まり、いつも賑わっているベルリンの中心地にある大きな広場”アレクサンダー広場”では
『Veganes sommerfest berlin 2019』という、ヴィーガンをテーマにしたサマーフェスティバルが開催されました。

今回は、そのイベントの様子をご紹介したいと思います!

『Veganes sommerfest berlin 2019』とは??

『Veganes sommerfest berlin』は毎年夏のこの時期に、アレキサンダー広場で開催されています。今年で10周年を迎えるそう!

このイベントは『開放性、寛容性、平和的な共存』をテーマにしています。 動物の権利、自然の保護、および植物に基づいた生活を支持することが、
現代の文明社会にに必要と言う考えから、このイベントを企画されているそうです。

また、イベント主催者は種差別(ヒト以外の生物に対する差別)だけでなく、人種差別、性差別、反ユダヤ主義、同性愛嫌悪、
およびその他のあらゆる差別を受け入れないと表明しています。

訪れている人たちは、人種も国籍も様々で、家族連れも多く、子供達の笑い声もたえないハッピーな空間でした。

わたしは土曜日のお昼過ぎぐらいに訪れたのですが、もうすでに会場のアレキサンダー広場は、ヴィーガンフードを片手に楽しくおしゃべりする人々でたくさん!

そして出店ブース数は、なんと139も!公式サイトでも見ることができる会場マップを片手に、散策しました。

会場にはビーガンフードの屋台の他に、動物の権利、環境保護、持続可能性に関するさまざまな情報を見たり、聞いたりできる、学習スペースも設けられていました。

例えば、こちらの『ASK A  VEGAN』のブース。ここでは実際にベルリンでヴィーガン生活を送っている人たちに、
植物ベースのライフ生活についてお話を聞くことができます。ヴィーガン生活に関する質問の回答と情報交換、始めるためのヒント、経験のシェアなど、様々な相談が可能です。

ブースに立っていたお姉さんに、ヴィーガン生活を始めたきっかけと、お肉を食べない生活に変えてからどういう変化が起こったのかを聞いてみました。

『食肉用の動物たちがどの様にされていくのか…それを知ったことがきっかけよ。1ヶ月ほど、お肉を食べない生活をしてみて、久々に1度食べてみたら、お肉の味をあまり良く感じなくなっていたの。だから今は“お肉を食べないことを意識している”と言うよりも、自然に野菜を食べる生活をしている感覚なの。ベルリンのスーパーやレストランには多くのヴィーガン料理が扱われているし、日常生活で困ることはあまりないわね。』

わたしの周りにも何人かヴィーガン、ベジタリアンの生活をしている友人がいますが、みんな“お肉の味が変わる”と言います。まだわたしは完全ベジタリアンの生活はできていませんが、少しずつお肉の量は減らしています。味の変化はまだ感じられませんが、お肉を食べると“ちょっと重いな…”と感じるようにはなってきました。

そんなお話を聞いていたのは、ちょうどお昼ご飯どき。お腹がすいてきました…。
あたりを見渡すと、座ってみんながご飯を食べられる場所も多く設けられています。

みんな美味しそうなヴィーガン料理片手に、楽しそう。さて、わたしは何を食べようかな!

本当に多くのヴィーガンフードが出店されていて、どれにするか会場を2周するくらい迷ってしまいました。。苦笑

そして、最終的に選んで食べたお料理をご紹介したいと思います!こちらです!!

一番人だかりがすごかった、イスラエルのヴィーガン料理。

サンドイッチ、ハンバーガー、アイス、ドーナッツと定番料理が並ぶ中、様々な国のヴィーガン料理も出店されていました。

そこで目に入ったのが、”イスラエルのヴィーガンフード”!人だかりも、ここのブースが一番多かったように感じます。個人的にイスラエルという国の文化が気になったので、列に並んでみることに。

メニューは3種類。

Katchapuni…ピタと呼ばれるパンに、新鮮な野菜をたくさんサンドしたもの。 

Manakish …”Manikish”とは、ピタパンと呼ばれるパンにオリーブオイルと”ザーター(Za’atar)”というスパイスを塗って焼き上げたもの。新鮮な野菜と一緒に、ハーブとカレーのソースをかけて頂くそうです。

Smoked potatoes…自家製のジャガイモをスモークしたものに、特製スパイスのソースがかかったもの。

わたしは1番目の『Katchapuni』を選んで注文してみました!

お皿めいいっぱいに、野菜が盛り付けされたものをいただきました。これを下にしいてあるピタと呼ばれるパンで包んで食べます。

ちなみに、ソースに使われている”ザーター(Za’atar)”とは、中東で良く使われるスパイスの一つ。お店によってそれぞれ配合は違うそうですが、白ゴマ・タイム・スマックというハーブを混ぜて作られているそう。

そのザーターというスパイスがとても良いお仕事をしていて、お肉はもちろん入っていませんでしたが、ヒヨコ豆・カリフラワー・スモークパプリカをとてもジューシーに感じました。

お店の人に聞いてみるとイスラエルでもヴィーガン生活を送る人が多く、それは宗教上の理由にあると教えてくれました。イスラエル人の多くは、ユダヤ教徒。食事についての決まりの中に、“肉と乳製品を混ぜてはいけない”というものがあり、必然的にベジタリアンやヴィーガンという文化が定着して行ったのだそう。

世界には様々な文化や宗教を持つ人たちが暮らしています。このイベントのテーマのように、『開放性、寛容性、平和的な共存』をしていくためには、植物性生活への理解が必要になってくると感じました。

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Veganes sommerfest berlin 2019

HP:https://www.veganes-sommerfest-berlin.de/

Instagram: @veganes_sommerfest_berlin

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KiKi / イラストレーター
西伊豆の小さな限界集落出身。交通機関もない、1番近いお店まで車で1時間。とにかく大自然しかない小さな集落で、紙とペンと空想で無限大に遊べることが、この上ない娯楽で贅沢でした。

2012年京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業。その後、同大学マンガ学科研究室にて副手を3年間務めながらイラストレーターとしての仕事を少しずつ増やしていき、2015年からフリーランスに。居場所を探して旅するように生きていたらベルリンに辿り着き、2016年の夏から移住。

例えば、私のように小さい集落で暮らしている子が、そこから旅立つ時期を迎えたときに、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』って気づけるようなものを残していけたら、最高だなと思いながら絵と文章をかいています。
Portfolio site : http://kiyonosaito.com/
instagram : https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/

人生はマインド次第 — 吉良さおり編集長コラム

Switch on your Brain!
人生はマインド次第

数年前からveggyでもアメリカの様々な特集を組んでいますが、ベジィスポットと同時に気になっていたのが、近年の欧米におけるマインドフルネス・ブーム。1960年代のアメリカにおいて、仏教僧のティク・ナット・ハンがマインドフルネス瞑想を普及したり、1970年代になると生物学者であり心理学者でもあるジョン・カバット・ジンが広めたことで、よりマインドフルネスが認知されるようになったそうです。そのメソッドのベースは日本の禅や仏教からなので、日本人には実践しやすいのでは? と感じています。特にジョン・カバット・ジンのマインドフルネス・メソッドは、宗教観、神秘主義、教義的なことが一切含まれないため、より多くの人々が先入観なく取り入れやすかったのかもしれません。

しかし、マインドフルネスをモダンに体系化したジョン・カバット・ジン自身が、自身が体系化したメソッドについて、“自分のメソッドは深いマインドフルネスへ至る最初の段階の入り口”だと言い切っているのです。そう考えると、より深いマインドフルネスによるアウェアネス(気づき)に至るには、やはり神秘的な部分は外せないのでは? と私は感じています。

企業やビジネスマン、アスリートなどが個々のパフォーマンスアップのためにマインドフルネスを取り入れるのは、もはや普通になってきていますが、近年では小中学校で取り入れるケースも増加しています。例えばイギリスでは、ジョン・カバット・ジンのマインドフルネス・メソッドがベースの児童・教師向けプログラムMiSP(マインドフルネス・イン・スクール・プロジェクト)が2009年に発足し、ここで認定された教師が年々増え続け、様々なスクールで実践されているそうです。さらに2017年にはMiSPのアプリも開発され、より手軽に子供たちがマインドフルネスを取り入れやすい環境になってきています。

私が現代の子供たちにマインドフルネスが必要だと感じる大きな理由のひとつにイジメがあります。イジメを行う側の心理は、理由は違えど大なり小なりストレスとコンプレックスが作用し、多くの感情を“恐れ(悲しみ、嫉妬なども含む)”が支配している、とても不安定なココロの状態だからです。たくさん物事を吸収できる貴重な時期に、心がそんなネガティブな感情で支配されていてはとても勿体ないですよね。マインドフルネスの実践によって明晰さが高まるため、自然と子供たちの学力が向上するのは当然ですが、同時に物事の理解力も深まるため、最終的には子供なりの慈しみ(愛)に気づくことができると思うのです。子供たちの思考と行動が愛で満たされれば、放っておいてもスクスク育ち、トラブルもイキイキと乗り越え、社会へ巣立つのも早いのでは? と感じます。さらに近年は、うつ病や引きこもりだけでなく、注意欠陥・多動性障害(ADHD)の子供たちにも効果があるというレポートもあります。

私たちの思考パターンには何かしらのクセがあると思うのですが、そのクセが私たちのマインドに作用しているのであれば、ネガティブな思考パターンには、より意識して気づかなければならないと思うのです。


2017年4月23日
編集長 吉良さおり

※ティク・ナット・ハン:ベトナム出身の禅僧であり、平和人権活動家、学者、詩人。ノーベル平和賞の候補にもなる。
※ジョン・カバット・ジン:MBSR開発者。大学医学大学院教授であり、同大学のマインドフルネスセンター創設所長。禅思想を学び、ケンブリッジ禅センターを創設したメンバーの一人でもある。

雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.52より抜粋

 

聖なる母 サイマーからの ホリスティックメッセージ

2013年11月29‌・‌30日ベルサール半蔵門にて行われたサイマー来日特別講演にて、グル(師)からの最高の贈り物となる「ダルシャン」と日本の女神天照大神の特別な「マントラ(真言)」を日本のために贈ってくれたサイマー。ホリスティック医学等にも造詣の深いサイマーからのメッセージをお伺いしました。

 

口に入れる物は、心と体・魂に影響します

私は、口に入れる物を食べ物とは言いません、「栄養」と言います。口の中に入れるものは、マインド・意識・感情に反映され、身体・肉体につながります。生きた果物や野菜からもらう活力は、死んだ動物からはもらうことが出来ません。

私は人を見るとまずその人のエネルギーが見えます。その人のオーラからその人の以前の状態のことも読み取ります。その人がどんな生活をしていて何に困っているのかもわかります。誤った食生活によって、人間が本来の健康を損ない、病気を発症させていることが非常に多いです。その原因の一つに肉食が挙げられます。

原始の時代には、人間は動物を食べましたが、現代では動物を食する必要はありません。多くの国の畜産業者は、動物にホルモン剤を投与します。動物は食べられるために作られたものではなく、人間の友人となるため、人間の意識の上昇をサポートするためにつくられたものです。ほとんどの動物は無条件の愛を持っており、忠実です。そんな彼らをどうして食べられますか?

 

身体を浄化して、リビングフードを摂り入れて

野菜や植物は、ディーバ(神・妖精)から作られています。ディーバたちは、光として人間を養うために植物を作りました。今はリビングフード(生きている食べ物)を食べる時期です。リビングフードには、脳や血液が必要とする栄養すべてが含まれています。植物は薬の様なものです。チンクチャー(健康維持のためのハーブのお酒)なども作ることもできます。

また、これらの栄養を摂る前には肝臓や大腸を浄化してください。素晴らしい自然界からの栄養を摂取するのに、大腸の壁が厚くなっていると栄養が吸収出来ないからです。健康な身体をつくるためには、常に身体の内部を浄化しておくことが必要になります。

私は、伝統的な病気は存在しない、すべての人が健康な身体を保つことは出来ると信じています。

自分の口に入れるものによって身体がゴミ箱になるか、光をつくるための入れ物になるかが決まります。ひとりひとりが自分の身体を大切にして、健康で豊かな光を身体に取り込んでいってください。


サイマーからのホリスティックフードメッセージ

・年に1〜2回は肝臓のクレンズ(レバークレンズ)が必要です。

・ローフードはとてもお勧めですが、冬は身体の中の熱が足りず、消化しにくくなるので控えてください。

・フルーツがたくさんある夏は2〜3週間フルーツだけの生活をしても良いです。

・夜遅く食事をしないようにしてください。

・朝起きたら一杯の常温の水(冬はぬるま湯)を飲み、身体の毒素を流してください。

・朝はパンを食べない方が良いです。

・完璧な小麦や、遺伝子組み換えされていないとうもろこしはほとんどありません。小麦やとうもろこしは避けましょう。

・朝には、新鮮なベリーがお勧め(暖かい時期)。オメガオイル、フラックスシードオイル(亜麻仁油)、フラックスシードパウダーを加えスムージーにすると良いです。

・オメガオイルを摂ることで関節のサポートにもなります。

・一晩水に浸けたアーモンドを使ったアーモンドミルク入りのジュースもお勧め。

・ジュース(グリーンジュースやスムージーなど)を摂るときは、唾液に消化を開始する要素が入っているので、噛みながら飲んでください。

・グリーンジュース・スプラウト・ビーンズ・食べられるお花などもお勧めです。血液が黒くて重いものでなくなり、髪の毛も肌も呼吸も綺麗にいきいきとして、脳が生命力を持ちます。

・脳は糖分を必要としていますが、砂糖という形では要りません。

・デーツ(ナツメヤシの果実)は、脳のための糖分として適しています。

・ビーツ(赤い野菜)は血液を綺麗にし、脳を浄化してくれるので、大脳の活性化に良いです。

・海藻はミネラルやアミノ酸など、身体に必要なものをたくさん含んでいるのでお勧めです。

・カリフラワーやキャベツはあまり食べない方が良いです。キャベツを生で少しスムージーにいれるくらいは大丈夫です。

・しょうがは、免疫にとってとても良いです。

・秋に入る前の一週間、生のにんにく(芽をむいて)を摂ると免疫が高まります。

・ベジテリアンには、たんぱく質を摂取するために豆類が必要です。

・ベジテリアンは、栄養を摂るため、脳を活性化するためにプロテインのシェイクを摂ることが重要です。

・昔ながらの日本の伝統食は健康な身体をつくります。

・若い頃からきちんとした食生活をしていれば、アルツハイマーなどの脳の病気になることはありません。

・血液と肝臓と腎臓をいつも綺麗にしてください。

※サイマーは、英語の発音として、ベジタリアンではなく「ベジテリアン」が正しいとしています。

 

ハー・ホーリーネス・サイマー

フランスにて科学者のご主人と結婚し、二児の母となる。生まれ持ったヒーリング能力と西洋医学を合わせた診療所を開業。政治家としても活躍し、フランス国内の代替医療に関して、健康保険制度改革に努めた。この頃から30数年にわたり、サイババに師事する。事業の成功も幸せの家族生活も持っていたが、グルの恩寵と修行の中で、伝統的な母親としての役割、仕事と政治の生活を後にして、人類全体の意識の向上のために一生を捧げる事を決断。聖なる光を放ち、愛と慈愛の力を持つ、インド5000年の歴史上初の女性のジャガット・グル(インドで最高位にあるグル)。世界を周り、人々に「ワンネス・全体性・真理・愛」について説く、悟りのマスター。スピリチュアルな伝統の大使として、全世界のあらゆる信仰の指導者、グルたちに敬愛されている。オープン・インターナショナル大学から博士号を授与。自然療法、ホメオパシー、オステオパシーの資格を確保。米国在住。著書に『天恵の花びら(Petals of Grace)』、『ポインツ・オブ・ライト〜光の雫〜(Essential Teachings for Self-Mastery and Points of Light)』

お問い合わせ:サイマー・ジャパン www.sai-maa.com/ja

 

 

 

美しさの概念が変わる時 — 吉良さおり編集長コラム

美しさの概念が変わる時

毎日の食事の中で植物性食品の割合が多くなると、まず変化が起こりやすいのは圧倒的に肌ですよね。アトピーの人々はそれが顕著だと思います。実は私自身、パリに住んでいた若い頃、顔に原因不明の発疹や吹き出物が物凄い勢いで出てきた時期がありました。もうそれは外出するのが嫌になるほど酷く、それでも外に出ない訳にはいかないので、頑張ってコンシーラーなどで必死に隠していましたが、もはやそれも追いつかないほど顔全体に出てきてしまい、困りはてていた時に出会ったのがマクロビオティックでした。それからはパリ中の自然食品店を暇さえあれば巡る中、まだインターネットの情報が今の様になかった時代だったので、行く先々で色んな人からの口コミ情報を得ることが多く、オーガニック食材だけではなく、スキンケアやコスメ、洗剤からキッチン用品の何もかも全て変えなければならないのだと気づかされました。

これは私自身の経験からですが、スキンケアやコスメを変える前に、まず食事をしっかり見直す事が重要だと感じています。現代では肌のシミやソバカスの諸悪の根源が全て紫外線であるかの様にされていますが、実際はそうではありません。むしろ私は適度な太陽光に当たるほうが良いのでは? と考えています。もちろん若い頃は“紫外線=絶対悪”というレッテルに騙され、色んな紫外線対策のオーガニック・コスメを使用していましたが、それらを一切やめた今の方が肌の調子や顔色が良いのです。まず肌を痛めつける最大の原因は、内にも外にも酸化にあります。それは長時間肌につけるファンデーションなどによる油の酸化であり、体内においては動物性脂肪の油による酸化です。もちろん数えきれないほどの添加物や、精製された糖分など、不自然な食品の問題もありますが、酸化した油分ほど危険なものはありません。

そもそも紫外線によるシミは単なるデトックスなのです。体内に不要な老廃物が溜まっている場合、太陽光を浴びることで私達の本来持っている自然癒力が働き、それらを皮膚の表面に押し出して分解しようとします。そんな自浄作用で浮きあがってきたのがシミという訳です。ですから紫外線対策であれば、まず体内に毒を溜めないことが先決なのです。もっというと太陽光(紫外線)が皮膚ガンの原因だというのも、私は巧妙なデマだと感じてしますし、実際に海外の専門家の間ではそれが通説になってきているのが現状です。アメリカでは自然医学のーコーラ博士が健康的な日光浴を提唱しています♪

それからこれはかなり美容業界でも賛否両論あると思いますが、私自身はボトックスやコラーゲン注入など、不自然な美容法は全く必要ないと考えていますし、本来の自分の表情や人間的な深みが消えるのは、とてももったいない事だと感じています。とはいえ女性であればシミやシワはなるべく抑えたいですから、そういう場合は抗酸化力の高い食べ物、コラーゲン生成を促すケイ素やデトックス力のある様々な天然のミネラル類を意識して摂取することです。流行りのスーパーフードは美容に関する必須栄養素が全て含まれていますから、毎日色んな種類を摂取したいものです。私がこんな考え方が出来るようになったのも、多分若い頃にフランスに住んでいたからだと思います。多くのパリジェンヌの日中のメイクは、マスカラとグロスとチークぐらいですからね。


2016年4月23日

編集長 吉良さおり

※マーコーラ博士(Dr. Joseph Mercola):薬害やワクチン問題などに警鐘を鳴らしている自然療法医であり、ホリスティック&統合医療界の改革者と呼ばれている整骨医。

雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.46より抜粋

白砂糖と人工甘味料は避けましょう2

世の中色んな情報が溢れていますが、ホールフーズな食事が基本のベジィ読者であれば、やはり“天然の甘味料がなぜいいのか?”という理由は知っておきたいところですよね。まずは始めの一歩として、マクロビオティック・ウェブマガジン『IN YOU』を運営している戸田耕一郎さんに、マクロビオティック的な良い砂糖、悪い砂糖について教えて頂きました。

集中力がなくなり、短気でキレやすくなる!

低血糖が続くと、今度は血糖を上げようとするためにアドレナリンが放出されます。アドレナリンは神経伝達物質であり、興奮した時に大量に血液中に放出されるものですが、アドレナリンが出過ぎると、思力が減退し、集中力がなくなり、短気でキレやすくなると言われています。小さい頃から白砂糖のお菓子を食べ続けている子どもは落ち着きがなくキーキー泣く、または鬱になりやすいという話も聞きます。これを読んでいる皆さんの中にも、試験勉強中に白砂糖が入ったお菓子を食べると急に眠くなったりした経験があると思いますが、これらはとても無関係だとは思えません。

冷えやアレルギーの原因も人工甘味料と白砂糖!

かつて日本に砂糖が渡ってきたときは解熱剤としても使用されていたことからもわかるように、白砂糖は身体を最も冷やす食材とされています。これだけ日本で白砂糖や人工甘味料が食材に添加されている中、冷えに悩む女性が多いのは当然の現象なのかもしれません。さらにこの冷えは、婦人科系の疾患にも悪影響を及ぼします。「妊娠しやすいカラダをつくる」というクラスをやっているヨガインストラクターの友人からは「白砂糖を摂り過ぎると不妊になりやすい」「子宮や卵巣の発育不良、流産や早産の原因にもなる」「生理不順が起こりやすい」という話を聞きました。こういう話は女性だけではなく男性も知っておくべきでしょう。さらにはアレルギーとの関係も指摘されています。白砂糖の摂り過ぎは腸内でカンジタという菌を増やし、アトピーをはじめとしたアレルギー疾患を悪化させる原因とも言われています。 最近の子供はアレルギーが多いと言われますが、実際には母体に原因がある場合がほとんどなのです。

白砂糖の代わりになるもの

これまで散々な言い方をしていますが、では人工甘味料や白砂糖の代わりに何を摂ればいいのでしょうか? 甘味料を利用する場合は、甜菜糖、椰子糖(ココナッツシュガー、キトゥルなど)、本みりん、甘酒(玄米甘酒など)、玄米水飴(米飴)、 ヤーコンシロップ、メープルシロップ、アガベシロップなどが良いとされています。これらの甘味料はどれも天然でGI値が低いため安心と言えるでしょう。詳しくはP34〜35を参照してください。それからこれは宣伝トークですが、私が運営している『Vege&Fork Market』というマクロビオティック指向の方が来るとかなり楽しめるマルシェが毎年開催されています。「白砂糖でないお菓子を食べてみたい」「作っている人・店を知りたい」「もっともっと詳しく聞きたい」という方がいましたらぜひ遊びに来てください。白砂糖を攻撃するようなイベントではもちろんありませんが、素敵な作り手がたくさん集まるイベントです。

血糖値の上昇を示すGI値とは?

GI値とはグリセミック指数(Glycemic Index)の略です。食事をすると、摂取したものは体内で「糖」になり血液中を流れますが、作られた糖は私たちのカラダを動かすエネルギーとなります。先にお伝えしましたが、これが急激に増えるとインシュリンというホルモンが血糖値を下げようとします。このインシュリンの分泌を抑えるためには、血糖値の上昇をゆるやかにする食事が必要となります。そこで目安となるのがこの「GI値」で、その食品が体内で糖に変わり血糖値が上昇するスピードを計ったものです。このGI値が低ければ低いほど血糖値の上昇が遅くなり、インシュリンの分泌も抑えられるのです。

人工甘味料や白砂糖は「ジェットコースター」と言われるほど急激な反応を引き起こしますが、前述した天然性の甘味料は緩やかなものばかりなので安心です。美容や健康を気にする人々は、極力「白い食材は摂らない」と考えている人がいますが、これは精白された食材(人工的なもの)の多くがGI値比較的高いものが多いためです。例えば白米、白いパン、白砂糖などです。

こういった「砂糖の危険性」は大手メディアではあまり出てくることはありません。大手メディアは広告で成り立っているため、お菓子メーカーや清涼飲料水のメーカーを全て敵に回すことになるからです。この図式が良い方向へとシフトすることはほぼないと考え、個人が参加できるソーシャルメディアで必要な情報を取れる体制に切り替えておく他ないでしょう。こういう情報も男性よりも女性の方がよく知っている印象があり、男性はなぜか無頓着です。

アメリカで進む脱・白砂糖&人工甘味料

米・カリフォルニア州のバークリーでは、2015年1月よりソーダ(炭酸飲料)など砂糖や人工甘味料入り清涼飲料への課税が始まりました。これはいわゆる「ソーダ税」です。狙いは深刻化する肥満対策ですが、糖尿病患者などが減ることで社会的な医療コスト削減にもつながると考えられたものです。オーガニックやスローフードカルチャーが進むバークリー地区というのも、また非常に興味深いところです。我が国では大手メディアが力を持ち過ぎているため、まず考えられない施策だと感じます。

白砂糖と人工甘味料は麻薬!?

白砂糖や人工甘味料は摂れば摂るほど習慣的に甘い物が欲しくなる習慣性があり、増加欲求性、依存性潜在性があり、この性質はまさしく麻薬中毒そのものであり、既にアメリカでは“sugar toxin(砂糖毒)”と呼ばれているほど危険視されています。日本の歯医者でさえキシリトールガムを奨めていますが、日本で使用されているキシリトールの多くが遺伝子組み換えであり、流通しているガムもお菓子も常にアスパルテームなどの他の人工甘味料がセットになっています。人工甘味料に関する害の研究結果に関しても上げるとキリがありませんが、近年ボストンの婦人科病院の科学者による11年間の研究結果では、人工甘味料(アスパルテーム)を使用したダイエット飲料は、腎臓機能障害に深く関わっていることを解明しました。また、異性化糖である果糖ブドウ糖液糖(ハイフルクトース・コーンシロップ)を体内にいれると、強力な活性酸素(フリーラジカル)を大量発生させ、これは白砂糖の20〜30倍と言われ、アメリカでは使用禁止運動が広まっています。

とにかく何にでも人工甘味料や白砂糖が使用されているのが現状ですから、私たち消費者がそのデメリットを知り、伝え、生産者側の意識を変えていくことも必要だと思います。

雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.39より抜粋

白砂糖と人工甘味料は避けましょう!

世の中色んな情報が溢れていますが、ホールフーズな食事が基本のベジィ読者であれば、やはり“天然の甘味料がなぜいいのか?”という理由は知っておきたいところですよね。まずは始めの一歩として、マクロビオティック・ウェブマガジン『IN YOU』を運営している戸田耕一郎さんに、マクロビオティック的な良い砂糖、悪い砂糖について教えて頂きました。

精製された白砂糖で思考が停止する!?

甘いもの欲しさに白砂糖食品を多くとると、カラダがボーっとしたり、思考力が落ちたり、体調を崩しやすくなると“マクロビオティック”では言われています。もしあなたにこういった感覚がないならば、既にカラダが白砂糖に馴れてしまい、鈍感になっているのかも知れません。さらに風邪をひいたときに白砂糖食品(陰性のもの)を摂ると、風邪は直りにくくなります。

かくいう私は甘いものが大好きです。おまけにカラダが強烈に特定の食品を欲したときは我慢しないタイプなのでチョコレートを一枚ペロっと食べてしまうことも稀にあります。そのときは明らかにアタマがキュイーンとしてくるんですね。「おぉ、血糖値が急激に上がっているぞ!」という感覚をダイレクトに感じますが、こんな風に血糖値が急激に上がる状態は決していいとは言えません。残念ながら身のまわりには白砂糖がいたるところで使われていますので、意識しなければ過剰に摂取してしまう危険性が大いにあります。

例えば大手飲料メーカーの炭酸ジュースや缶コーヒーには一体どれくらい砂糖が入っているか、という記事(ネタ)を目にした方は少なくないでしょう。四角い白砂糖が積み上げられたその写真は強烈です。しかも白砂糖には中毒性があるので再び欲するわけです。これを毎日飲み続けることで、どれくらいカラダに悪影響を及ぼすか想像するだけでクラクラしてきます。では具体的に、なぜ白砂糖は良くないと言われるのでしょうか。

マクロビオティックが砂糖を“嫌う”理由とは?

そもそもマクロビオティックでは白砂糖を一切使いませんし、厳格に言うとサトウキビで作られたもの全般を奨めていません。精製された白砂糖は“極陰”に分類される食材であり、「体の陰陽のバランスを乱すもの」、「必要とする微量栄養素がない」、「血液を酸性にし、抵抗力を下げる」、「血糖値の数値を狂わせる」、「ビタミンB群を失わせる」というのが理由です。もっとわかりやすく言うと、「カラダを冷やす」というのも大きな理由です。本来は食事療法のひとつでもあるマクロビオティックが、カラダを冷やす要素のあるものを摂り入れるわけがありません。白砂糖のデメリットについてはマクロビオティックがどうこうというよりも、むしろ一般的な健康知識として知っておいた方がいい教養みたいなものだと私は思いますし、今後一般常識化していくと考えています。

白砂糖とは一体何なのでしょう?

そもそも白砂糖の原料はサトウキビですが、このサトウキビから実に人工的に白砂糖は作られます。まずサトウキビの茎を砕き、圧縮して甘い汁を搾り取り、それをさらに何度も加工して純粋な白い結晶になるまで精製します。この精製過程では、石灰、炭酸、亜硫酸などを使い、さらに煮詰め、不純物を取り除きます。続いてホウ酸塩や塩素等で脱色して、透明な液が出来上がります。ここから塩酸、その他の無機酸で砂糖を真っ白く漂白する行程を経て、とても食品とは言えないようなモノが完成するのです。

また、古くからサトウキビは南国で作られますが、基本的にマクロビオティックでは南国のフルーツをお勧めしていません。バナナやマンゴーなどはカラダを冷やす作用がありますから、南国は暑いため、そこへ住む人々であれば適応できますが、四季明瞭な日本はこの限りではありません。ですから四季を気にせずに摂り過ぎれば、慢性的な冷え性へとつながるのです。

人工甘味料と白砂糖で骨と歯が弱くなる!

実は近年、日本人の骨や歯がもろくなってしまったのは“白砂糖の摂り過ぎ”という説もあります。白砂糖は精製過程でミネラルやビタミンといった栄養素をことごとく失った酸性食品ですから、カラダに入れるメリットは全くありません。そもそも人間の体は弱アルカリ性なため、体内に酸性食品が入ると、それを中和するために体内のミネラルが奪われます。その中でもカルシウムが多く消費されますが、白砂糖にはほとんどカルシウムが含まれないため、 必要なカルシウムは体内の骨や歯を溶かして供給されます。昔から虫歯や骨が弱くなる(溶ける)と言い続けられるのはそういうことだったのです。さらに近年、イギリス歯科学会は“キシリトールやソルビトールなどの人工甘味料が歯に悪影響をおよぼし、虫歯を促進させているのではないか”という研究結果を発表し、人工甘味料全般を見直す方向で検討されているようです。

健康や美容のために人工甘味料と白砂糖をさけよう!

もう少し言いますと、糖類は体内で分解される時にビタミンB1が必要となります。ですから砂糖好きな人で日ごろからビタミンB1の摂取量が少ないと、ビタミンB1欠乏症になり、  鬱、疲労、眩暈、貧血、頭痛、浮腫、心疾患、脳疾患などの症状を引き起こしやすくなると言われています。そもそも白砂糖をはじめとした「精製されたデンプン」は、肌のメンテナンスに欠かせないといわれるビタミンB群を消耗させますから、くすみ、シワ、たるみの原因にもなり、特に女性にとっては大敵だといえます。さらに白砂糖は血中に素早く取り込まれるのが特徴で、その結果として血糖値が急激に上昇します。その際にインスリンが大量に放出され、低血糖を引き起こしやすくなります。

低血糖とは、血液中のブドウ糖が少なくなりすぎた状態を言います。血糖値の下降程度によりますが、下がりすぎると異常行動や錯乱、痙攣を起こしたりと、危険な状況を招くこともあります。慢性化すると動脈硬化を招き、高血圧、心筋梗塞・脳卒中などの原因にもなり、さらに最近はアルツハイマーや統合失調症とも関係が深いことが指摘されています。ここまでいくと“白砂糖は危険だ!”のレベルですが、そんな可能性すらあるということを知っておいて損はありません。先にお伝えした製造過程にあるとおり、これらは全て“人口甘味料”に匹敵する怖さでもあります。もちろん人工甘味料に関してはそのほとんどが遺伝子組み換えとセットであり、その害も含めて白砂糖よりもはるかに害が大きいのかもしれませんが、どちらも“避けるべき糖”として今後は認識されていくことでしょう。

雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.39より抜粋

チャクラを整えて活性化 — 吉良さおり編集長コラム

なぜ菜食でチャクラが開くのか?

「肉食を禁じないが、避けた方が良い。なぜなら肉食を避けることで、低次の人間本性との戦いが容易になるから」といっていたのは、人智学で知られるルドルフ・シュタイナーですが、これと同じようなことを仏陀、ピタゴラス、ガンジーなど錚々たる覚醒者たちが弟子に伝えています。ただし彼らは頑なに菜食を弟子たちへ押し付けるのではなく、自分自身の意思で選びなさいと説いています。

私自身、幼少時から肉類を自然と避けていましたが、20歳までは乳製品と卵、魚介類はなんの疑問も持たずに摂取していました。その後、ヨガ(アーユルヴェーダ)やマクロビオティック創始者の桜沢如一の本にフランスで出会い、それらを嗜好品として食べる分にはいいけれど、基本的に私には必要ないのだと体感できました。それから早20年以上が過ぎましたが、20歳の頃に手相を見てもらった際、「少し虚弱で胎盤が小さいから、子供を授かりにくいわね」と言われていたのが、オーガニック食に変えて完全にヴィーガン食を実践していた30歳の時に見てもらうと、「凄く健康ね。子供は3人授かるわね」と言われ、40歳を過ぎた今、その通りになっています。今も手相などを見てもらうのは大好きなので、行った先々で手相占い師さんがいるとみてもらいますが、最近は「健康線がキレイね! 物凄く長生きするわね」と驚かれます。実際に老いた自分が想像できないので、長生きすると言われても実感がなく素直に喜べないのですが、手相などは自分の意思で変化していくのだと感じますし、アーユルヴェーダを始めとした東洋医学の望診法(手相、人相、耳相など)で症状を見ていくのは、現代医学よりもかなり正確だと思っています。歯の症状なども、歯の痛む場所で弱っている臓器をみるのが東洋医学やホリスティック医学ですからね。

チャクラの話に戻りますが、シュタイナーは“植物は肉体(有機的な存在)+エーテル体(生命体)”で形成され、動物は〝肉体+エーテル体+アストラル体(感受体)”で形成され、人間は〝肉体+エーテル体+アストラル体+自我(エゴ)”で形成されるといっています。そう考えると、感受性の高い動物を食べることはそれらの動物が発する感情も丸ごと頂く事になります。さらに動物が発する恐れや悲しみはチャクラに大きく作用します。肉を焼く事でこの感情を少し抑えられますが、それは肉の水分に波動(情報)として感情が伝わっているからなのです。食物は全て物質(成分)と水(情報)で形成されていますが、一般的には水の情報は成分表示のように公開されることはありませんし、表示が難しいものです。ただし、これは江本勝さんの研究した“水の波動”から考えると実に納得できます。さらに青汁だけで生きられる人々が増えてきているのも納得がいくのです。また、肉食やカフェイン、アルコール、ドラッグといった覚せい作用のあるものでチャクラが閉じることは既にわかっています。私はかつてヨガのTTCを受けた1ヶ月間、人生で初めてアルコールはもちろん、カフェインも抜くことができ、様々な高次へのアクセスができた経験があります。波動であるプラーナ、マナ、バイオフォトンなどと呼ばれるエネルギーを活性化するには菜食が最も理にかなっていますし、ルイ・ケルブランの発見した体内の元素転換説も菜食の方がスムーズに行われるはずです。

本来、人間は菜食であり、家畜(奴隷)が始まったのはシュメール時代からだと言われています。シュメール時代になぜ肉食がされたかを少し調べれば、多くの人々が“手放すべき”と感じるかもしれません。また、アーユルヴェーダでは人間は生まれ落ちた時に既に大なり小なりカルマを背負っているため、そのカルマを浄化するため、又は増加させないために菜食を勧めます。さらに仏陀の説いた解脱(完全なる自由)に至るには、菜食は単なるウォーミングアップでしかありませんが、精神的(霊的)な生活を送りたい人々にとってはこの土台作りはとても大切です。

霊性を高めるために菜食になる人もいれば、霊性が高まって自然と菜食になる人もいます。どちらが先でもいいと思いますが、菜食で霊性が高い人々は、より高次元へアクセスしやすくなるため、思ったことがすぐ実現していくようになるそうですよ。

Enjoy veggy life!

2015年12月20日
編集長 吉良さおり

雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.44より抜粋

ピープル・ツリー創設者 サフィア・ミニー、インタビュー

ピープル・ツリーのはじまりとは?

吉良(以下、吉)
日本でもようやくフェアトレードといえばピープル・ツリーといったイメージが、オーガニックやエコに関心の高い人々の間で定着してきたと思うのですが、そもそもフェアトレードの会社を立ち上げようと思ったキッカケは何だったのですか?

サフィア(以下、サ)
私は19年前にイギリスから日本へやって来たのですが、当時の日本はまだバブル全盛期でした。そんな中、まだ着られる洋服たちが次々と捨てられている日本の現状を目の当たりにして、とてもショックを受けたんです。私が住んでいたイギリス(ロンドン)では、その当時からフェアトレードのアイテムが手に入りましたし、私自身ロンドンに住んでいた時は当たり前のようにフェアトレードの商品がチャリティショップに売っていたり、、自然食品屋さんでオーガニックの食材などを選ぶといった感じのライフスタイルでした。ですから日本でもそういったネットワークがあるといいな~と思っていたのですが、まずはコミュニケーションをとる為に日本語を勉強しなければいけなかったので、少し時間がかかってしまいました(笑)。その後少しずつ環境活動家や環境に関心の高い人々と知り合うこともでき、ネットワークも広がっていきましたが、まだまだ世の中のエコに対する認識度が低かったことに考えさせられました。そこで最初は英語と日本語で環境、フェアトレード、オーガニックといった情報発信するニュースレターを作り始めたんです。

サフィアさんは確か、結婚する以前は出版社で働いていたんですよね。

そうなんです。私は昔から情報がとても大事だと思っていましたし、そもそも私自身が消費者という立場で、どうせお金を使うのであれば良い方向へ使いたいと常に思っていました。フェアトレードやオーガニックについて関心が高まった人々はみんなそう思うのかもしれませんが、その当時はそういった人々が参加をしたいけれど参加の仕方がわからなかった、そんな時代だったと思うんです。ですから当時の私はとにかく情報が必要だと感じて情報誌を作っていました。と同時にもっと一般的にオシャレなフェアトレードのアイテムが手に入るようになればいいな~という思いで、アジアのバングラデシュ、インド、ネパール、アフリカのケニア、ジンバブエなどの生産者団体を訪ね、少しずつ商品開発に携わるようになりました。そんな感じで当初は「自分のニーズに合う商品が欲しい!」という思いが先行していたので、今の様な会社という形態になるなんて当時は全く考えもしませんでした。

ベジタリアンというライフスタイルについて

環境に意識の高い人々はベジタリアンである事が多く、サフィアさんもその一人だと伺っていたのですが、やはり環境への配慮からベジタリアンへ移行したのですか?

もともと昔からお肉が好きな方ではなかったのですが、完全にやめたのは現在のパートナーであるジェームスと暮らし始めた22歳の頃です。彼がもともとベジタリアンだったので、毎回彼と違う食事をする事に違和感を感じ、私も自然とベジタリアン食になっていきました。もちろんベジタリアン食は環境にも良いと思っています。私には17歳になる息子ジェロームと、14歳になる娘ナタリーがいるのですが、彼らは小さいころからずっとベジタリアン食で育ってきました。でも昔の日本はイギリスと比べるとベジタリアン対応のレストランが少なかったので、やはり家族での外食が難しいという点はありました。

子ども達の出産は日本だったのですか?

そうです。二人とも自宅分娩でしたが、助産婦さんの環境はイギリスに比べると日本の方が良いと聞いていたので安心でした。最初は自然出産を促す病院で産もうと思っていたのですが、仕事が忙し過ぎて病院へ定期的に行くことができなかったんです。そしてあるときその病院の分娩室をのぞきに行ったのですが、私はその閑散とした雰囲気の中で出産する気にはとてもなれなかったんです。そのことを院長先生に話すと、親切にある助産婦さんを紹介してくれて自宅分娩することになりました。その助産婦さんは母乳を勧める本を書いている、自然な出産や育児に関してとても意識の高い方でした。その方に毎日どんな食事をしているのかと聞かれて、毎日玄米や無農薬の野菜を食べている事を話すと「そういう食生活だったら自宅分娩でも問題ない! 大丈夫!」って言われたことで、自宅分娩への不安も和らぎました。

日本人でも自宅分娩を選ぶのにはかなりの勇気が必要だと思うのですが、まだ日本での滞在経験が浅い中でそういった選択をされるのは本当に凄いことですよね。サフィアさん自身はもちろんですが、お子さんの食事にもやはり気をつけていたんですか?

そうですね。保育園は毎日お弁当だったので問題はなかったのですが、小学校に上がると給食が始まり、やはり中には食べられないものも出てくるので、子ども達には追加でお弁当を持たせていました。その時の担任の先生が理解のある方だったので、子ども達にお弁当を持たせることに抵抗はありませんでした。

仕事と家族、そして子ども達について

世界中を飛び回っていて常に忙しい日々を送られていると思うのですが、子育てと仕事の両立のバランスをどのように保っているのですか?

家庭や子ども達との関係性にはある程度のルールがあった方が良いと思っているので、朝食と夕食はなるべく子ども達と一緒に食べるようにして、とにかく家族とのコミュニケーションをなにより大切にしています。私が仕事で忙しい時は、いつも息子や夫が夕食などを作ってくれます。

サフィアさんの子ども達はフェアトレードについて関心を持たれていますか。

そうですね関心は高いと思います。実は長男のジェロームは7歳の時にフェアトレードについての本を書いたんです。ジェロームが私と一緒にインドネシアへフェアトレード団体を訪ねて行った時に、学校にも行けずに毎日ネックレスを作り続けている同じ歳ぐらいの女の子をみて、とってもショックを受けたようでした。「彼女が学校に行くには、彼女のお父さんやお母さんにファエトレードの仕事があればいい。彼女のお父さんやお母さんがフェアトレードのネックレスを作って日本で売れば、彼女は学校に行くことができるんだよね!」ってずっと私に言い続けるので困ってしまいましたが、大人に比べて子どもは本当に感覚がストレートで正直なんですよね。でも私自身そんなストレートさが大好きなんです。例えば「何か問題があったら解決しよう。じゃあ解決するために何ができる? コレとコレをすればいい。だったらそうしよう!」みたいな感覚でしょうか。

それでは、お子さんもみんなサフィアさんに協力的だったりするんですか?

私自身、家と仕事が別れているのは健康的ではないと思っていますし、子ども達には親が働く姿を見せた方が良いと感じています。フェアトレードの生産者の中には働くお母さん達も多いのですが、みんな子どもをおんぶして仕事をしています。先進国では忘れられている光景かもしれませんが、昔であれば普通の事だったでしょうし、今でもとても自然なことだと思うんです。ですから私の娘は今ピープル・ツリーの洋服のデザインを手伝ってくれていて、息子はカタログ写真の加工や販売員として手伝ってくれています。イギリスでは16歳から職業訓練校へ行って様々な専門的な技術を勉強することができますが、今はほとんどの子どもたちがあまり目的もなくただ大学に行っている事が多いような気がしています。日本でもそうなってきているのかもしれませんが、それってナンセンスなのでは? と私は感じています。もちろん知識は大切ですが、しっかり体で覚えるという技術もとても大事だと思うんです。

今は日本とイギリスを拠点にしているサフィアさんですが、日本とイギリスでオーガニックやフェアトレードに対する違いなど、何か感じることはありますか?

最近のイギリスではオーガニックのコストが下がってどこのスーパーでも気軽に手に入るようになり、かなり一般的になってきています。例えば私は買いませんが、現在イギリスにおけるベビーフードの7割がオーガニックになっています。イギリスは日本に比べると階級制がまだ残っているので生活レベルの差が激しいのですが、7割であればだれしも手に入るレベルの値段なんです。もちろん日本に比べるとオーガニックの食材などのコストは全体的にはるかに安いと思います。でもイギリスには日本の様にいわゆる大手の有機野菜の宅配会社などは存在しません。あったとしてもとても小規模のコミュニティばかりです。そこが違いますね。そしてフェアトレードへの認知度はイギリスでは70%以上ですが、日本では20%以下です。それは教育や報道、情報の違いから大きな差が生まれていると感じています。もちろんイギリスでみんながいつも政治や環境の話をしている訳ではありませんが、若者であっても社会や環境についての関心は高いと感じています。

ここ数年で、ピープル・ツリーをはじめとするフェアトレード・ファッションやエシカル・ファッションがトレンドになってきているのはうれしいことですよね。最後にサフィアさん自身が大切にしている事を教えてください。

食生活が私にとってはとても大切です。海外での仕事が多いので頻繁に飛行機に乗りますが、ベジタリアンの機内食でもお腹を壊すことがあるので、自分で玄米のお弁当を作っていくことも多々あります。やっぱりできる限りオーガニックな野菜と玄米が一番です。あとは毎日20分ぐらいヨガをする時間が持てるのがベストですね。

仕事と家庭、全てにパワフルでポジティブな女性であるサフィア・ミニーさん。今後の世界的な活躍がますます楽しみな女性の一人です!

Fair Trade  公正な対価払いと途上国生産者の自立支援
途上国で生産された原料や製品に対し、公正な対値を払うことで途上国の生産者の自立を支援する運動。1960年代の欧州で始まり、米国にも広がる。商品は農薬や化学肥料を使わない自然農法で作られているコーヒーや紅茶などの食品、手工芸品や衣服など。近年はファッション界でも注目されている。

雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.10(2010/06)より抜粋

環境活動家・きくちゆみさんインタビュー(2010年時点)

南房総にて、家族で自給自足を目指した13年間を経て、2011年3月の福島第一原発事故を機にハワイに移住された環境活動家のきくちゆみさん。
2010年にveggy編集部がインタビューした内容をお届けします!

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毎日のように自分たちで育てた野菜を食べ
自分自身も気持ちよく自然の中で循環して生活する
そして地球が戦争を必要としない
そんな世の中になるのが理想です

環境破壊を 目の当たりにして 気づいた様々なこと
米銀行の東京支店で働いていた20代の頃、私は休暇を利用して中央アメリカのベリーズという国に遊びに行きました。そこは全く開発されていない土地だったので、熱帯雨林やサンゴ礁、マングローブといった大自然がそのまま残り、絶滅になりそうなジャガーなどの野生動物たちも楽しそうに共存していました。そんなところが気に入って、気づくと私は休暇が取れる度に通うようになっていました。それから3~4回目に行った時、あんなに豊かだった森が突然見渡す限り無くなっていたんです。当時は80年代後半で、土地が安いせいかアメリカやカナダの資本が参入し、外国人向けのリゾートを作るという目的で森林が次々と伐採され、どんどん開発が進んでいました。当時の私は銀行でディーラーをしている外国資本側の人間だったので、「そうか、私が稼いだお金はこういうところに来てこういう風に使われていくんだな!」と気づいたんです。それは自分のやっていることと目の前で起こっていることとが、明確に結びついた瞬間でした。それから自分なりに調べていくと、世界中の熱帯雨林が実はもの凄いスピードで無くなりつつあり、特に80年代は世界でもっとも日本が森林を伐採していた時代だったと知りました。当時の熱帯丸太貿易の資料を見ると、世界の熱帯丸太の過半数が日本に輸入されていたんです。そのことがとてもショックで、もしかしたら大量生産・大量消費といったいわゆるスクラップ&ビルドの様なシステムに問題があるんじゃないかと感じ、しばらく銀行で働きつつも環境活動を始め、その年に銀行を辞めました。当時は一般的な価値観から見ると、多分とてもいい給料を頂いていましたし、当然ながら親にも猛反対されましたが、とにかく「環境を改善するために何かしたい!」という自分の中の衝動を止めることはできませんでした。そしてその後は、熱帯雨林の森が伐採されないよう保護する為の資金を集める運動を一人で始め、多くの方々のあたたかい協力を得たところ、後に「モンキーベイ自然保護区」を作ることができました。

環境問題は頭で考えず、 まず自分のできることからはじめよう
「モンキーベイ自然保護区」を作るにあたって、最初は金融界の友人に協力してもらえないかと声をかけたのですが、ほとんどみんなリターンのない寄付には興味がなく、相手にされなかったんです。そしてなにも実行できないまま半年ぐらい経った頃、アースデーを立ち上げたデニス・ヘイに出会い、「環境問題は頭で考えてもダメで、まずは小さいことでもいいからあなたが行動することが環境問題の解決に繋がるんだよ」という彼の言葉でやっと目が覚めました。私はそれまで色々な環境問題の本を多分100冊ぐらい読んでいましたが、頭で考えてばかりで何も行動していなかったんですよね。それに気づいてからは、まず自分の持っているブランド品や要らないものを売ることにしました。当時はインターネットもないので、友達に「森を守る為にあなたの要らないものを寄付してください」といった内容の手紙を書きました。そうするとその友達が手紙をコピーしてまた別の友達に送ってくれて、それがどんどん拡大し、なんと1カ月ぐらいで私の家は全国から届く段ボールでいっぱいになってしまいました。そのとき「人が何かに共鳴した時のパワーって凄いな~!」と感じたと同時に、「自然のために何かしたいという人がこんなにいるんだ!」ということに感動しました。その時の感動が今もなお私の中で続いていて、現在の平和活動などにも繋がっている感じです。 そういった私の活動が読売新聞で記事になり、それがキッカケで講演を依頼されるようになって、あれから20年経ってもまだ講演依頼が来ます。

都会の生活で感じた、 食や環境問題への矛盾
結婚して子どもを妊娠してから自宅出産をしたいと思い、「自然に産むには自然な食事をしなければ」と気づいて無農薬の野菜を取り入れるようになり、自然とベジタリアン的生活になりました。でも普通のスーパーでは大根が100円で売っているのに、自然食品店だと300円で売っていたりするので、自分で作りたいな、と思い始めました。当時田園調布に住んでいたのですが、その家の近くの空き地に種を撒いて「土地の代金から言ったらこのトマトは1万円だね!」なんて言いいながら育てていました(笑)。そうしていくうちに、やっぱり都会より田舎で自給したいと思うようになっていました。 当時からリサイクルやコンポストなどをしていたのですが、そんな私が都会の暮らしで真っ先に限界を感じたのは生ごみと糞尿の問題でした。ある時、マンションに住んでキッチンから出た生ゴミでEMぼかし(※)を作り、夜中に公園へ行って埋めるということにストレスを感じるようになったと同時に、毎日のように自分がトイレで流したものが下水処理場に流れていって、強力な薬で処理されて川や水を汚しているという現実に耐えられなくなったてしまったんです。自分がもっと気持ちよく循環して生活するには都会では無理だと感じていました。 最初の夫はいわゆるビジネスマンだったので、子どもが病気になった時に「病院に連れていく、連れて行かない」ともめたりして、だんだん価値観の違いが大きくなって別れました。そして次に出会ったのが今のパートナー玄さんでした。もともと彼も私と同じ都会人ですが、私がここに越してくる10年前からこの場所に住んで自給自足の生活を送っていたんです。そこに私が移り住んできたという感じで、今もありがたいことに畑仕事はほとんど玄さんがしてくれています。

昔ながらの豊かな暮らしをもっと多くの人に伝えたい
ここに来て最初にお米を収穫した時に、約2年分のお米を眺めながら「本当に豊かだな~」と感じたと同時に、これからは本当に好きなことだけやって生きていこうと思いました。お米さえあれば野菜を育てなくても周囲に野草が沢山あるので、味噌、醤油といった最低限の調味料があれば食べていけるんです。私は28歳で銀行を辞めたのですが、その時の年収が1千2百万円でした。でもそれだけ稼いでも「これで充分」という安心感がないんです。同じ銀行の先輩たちは3千万円、5千万円、1億円とか稼いでいましたから、私は最も収入が少ない方でした。そのころの精神状態に比べると、今は焦ることも無く本当に心が豊かになったと思います。今日みたいに風が強かった日の翌朝はみかんなどが食べきれないほど沢山落ちていてるので「みんなに送ってあげよう!」って思ったり、「お金では買えない豊かさってこういうことだな~」としみじみ感じています。 わが家の畑は雑草をあまり抜かない自然農法なので、土づくりと種まき以外は太陽と雨といった自然が全てやってくれています。玄さんは器用なので、コンポスト・トイレなども自分で考えて作りました。こういった生活は本当にほとんどお金がかからないのに、「昔の日本人はどうしてこんな良い暮らしを手放してしまったんだろう?」と不思議でしょうがないですね。多分戦前までは7割の日本人がこういった生活をしていたんじゃないでしょうか。とはいえ風が強い日などは、天井から煤が落ちてきて次の日掃除が大変です(笑)。昔の家はどこも囲炉裏で火を焚いていましたから、天井に大量のすすが溜まっていて、それが二百年分なのでもう凄いことになっていると思います。本当は天井裏もキレイにしたいんですけど、まだまだリフォームが追いついていないんです。今は納屋も改装中ですが、この現場を多くの方に見てもらって「漆喰の壁なども自分達で塗れるんだ!」ということを知って欲しいんです。ここでは定期的にリトリートを開催していますが、みんなでローフードを食べたり快医学を教えたりしています。体の事を理解しておくとラクだし、病気は自分で予防し、直すことができるってわかると楽しいですよ。 私自身、最初はマクロビオティックを取り入れていたのですが、最近はローフード率が高くなりました。ローフードのおかげで驚くほどサイズダウンしましたが、子どもたちはローフードを食べたがらないので、おみそ汁と玄米ご飯は毎日みんなで食べています(笑)。

多くの人に知ってほしい平和の話
もし子どもがいて戦争になってしまったら、赤ちゃんを抱えたまま急には逃げられないし、逃げても限界があります。9・11事件後、対テロ戦争が起こってスグ、私はいてもたってもいられなくなって、グローバルピースキャンペーンを始めました。そして調べていくうちに、戦争とは実は一部の資本家たちが起こしているんじゃないか? ということに気づいていきました。大義名分がないと戦争はできないからこそ、それ相応の理由がたとえ強引であっても必要になります。9・11事件に関しては、米国政府が関与しているという説があり、詳しいことは私の著書やDVDなどを参考にしてください。 私はもっと多くの人々が真実に気づいてくれることが平和に繋がっていくと思っているので、今後も半・農業、半・講演、書き物、平和活動といった感じで、多くの人々に平和を創る生き方や情報を伝えていきたいと思っています。

*「EMぼかし」 生ゴミを食べてエネルギーに変えるバクテリアが集まったグループをEM菌という。それらを米ヌカなどにいれて、EM菌を大量にふやした粉をEMぼかしという。

雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.10より抜粋

4つの約束 — 田中さゆり

veggy連載「Sayuri heeling food 通信」やveggyが発行しているレシピ本でおなじみ、バリ島在住のリトリートシェフ&ローフード講師・田中さゆりさんによるコラムを、バックナンバーからお届けいたします!
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私に座右の銘があるとしたら、1番に思いつくのは、Don Miguel Ruiz(ドン・ミゲル ルイス)の、「The Four Agreements(4つの約束)*」です。著者のドン・ミゲル ルイスは、古代メキシコの叡智、“トルテック”に基づいて、真の自由と幸福のための生き方を教えてくれます。それはとてもシンプルでわかりやすく、どこかにまたは誰かに求めるものではなく、“すべてはすでに私自身の内にある”と、思い出させてくれます。自分の心に正直になること、今、ここにある自分に向き合うことの大切さを教えてくれます。日本語版も出ていますが、私が英語で感じた私なりの解説を以下に記します。正直、本を読まなくても、この4つの約束のタイトルにすべて要約されています。もし下記にピンと来なければ、あなたの恋愛をそれに当てはめてみてはどうでしょう。きっと、“あるある〜!”ってことになると思います。私がそうだから。ほんと恋愛は、“他人”と、一番深い関わりであって、それはつまり、どれだけ深く自分を見つめて関われるかということなので、ものすご〜くありがたい、人生の大きな成長に繋がると思っています。みなさん、いっぱい恋愛しましょ〜!

★1つ目の約束:自分の発する言葉に、100%正直でいよう。

“Be Impeccable With Your Words: Speak with integrity. Say only what you mean. Avoid using the word to speak against yourself or to gossip about others. Use the power of your word in the direction of truth and love.”

impeccableとは、罪のない、潔白な、という言葉なのですが、“自分の発する言葉に、100%正直でいよう”という意味だと思っています。自分自身を責めたり、自分の心に背く言葉、そして他人のグチは避けましょう。言葉は力を持ちます。真実と愛を持ってすべての言葉を発するように心がけましょう。それはきっと、あなたを、真実と愛へ導いてくれます。

★2つ目の約束:何事も、個人的に受け取らないようにしよう。

“Don’t Take Anything Personally: Nothing others do is because of you. What others say and do is a projection of their own reality, their own dream. When you are immune to the opinions and actions of others, you won’t be the victim of needless suffering.”

“Don’t take it personal”とは、“悪く思わないでね”といった英会話表現ですので、“take it personal”というのは、“批判などを個人への攻撃として受け取る”、つまり、他人が発した言葉に、自己解釈で気に触ること。ここでは、“何事も、個人的に受け取らないようにしよう”、ということです。他人の言葉や行動は、彼らの“夢の”現実の投影に過ぎず、あなたに起因するものではありません。他人の意見や行動に免疫ができると、つまり影響を受けないようになれば、無駄な苦しみの犠牲者にならない、つまり不必要な被害妄想による人生の多くの混乱や怒り、嫉妬、羨望はなくなるでしょう。

★3つ目の約束:思い込みはしないようにしよう。

勝手な思い込みはやめて、ものごとや思いをクリアーにするために“尋ねる”勇気と、自分が本当に望むものを“表現する”勇気を持ちましょう。できるかぎり明確に、誤解の生じないように、他人とコミュニケーションをとることができれば、不必要な誤解や被害妄想、悲しみ、“drama(ドラマ:一方的な解釈での悲劇)”はなくなり、あなたの人生は一変するでしょう。

★4つ目の約束:常にベストを尽くしましょう。

あなたのベストはその時々によって変わります。病気の時、元気いっぱいの時によってそれは違ってきます。どんな状況であれ、その時の最善を尽くすことで、自己批判、自己虐待、後悔を避けることができるでしょう。

プロフィール

田中 さゆり
バリ在住、ロー/ビーガンフードシェフ&ローフード講師。
バリ島、“Sayuri Healing Food”カフェを拠点に、バリにて定期的にローフードシェフトレーニングや、リトリートを開催する。
詳細はHPから:www.sayurihealingfood.com
お問い合わせ:info@sayurihealingfood.com

Sayuri Healing Food Academy(バリ島) スケジュール

8月18〜24日 デザートシェフ・トレーニング・レベル1(英語)
9月16〜22日 発酵ファーメンテーション・トレーニング・レベル1(英語)
10月7〜20日 ローシェフ・トレーニング・レベル1(英語)
10月21〜27日 ローシェフ・トレーニング・レベル1(英語)
2020年2月9〜14日 ローショコラティエ・トレーニング・レベル1(日本人限定日本語通訳付)

“Sayuri Healing Food”
—カフェ、ヨガ教室、料理スクールinバリ島

営業時間:8AM-11PM/定休日なし
場所:Jl. Sukma No. 2, Ubud, Bali
www.sayurihealingfood.com

雑誌veggy(ベジィ)バックナンバーVol.54より抜粋

ちょっと待って、まだそれ食べられます!ベルリンの食品レスキュースーパー『SIRPLUS』

こんにちは、ベルリン在住・イラストレーターのKiKiです。

みなさん、賞味期限が切れた食品について考えたことはありますか?もし、賞味期限切れの食品をすぐに捨ててしまっているのなら、ちょっと今回の記事を是非読んでみてほしいです。

わたしが賞味期限切れ食品について考えるようになったきっかけは、日本食品でした。こちらで日本食品を購入すると輸入品になるので、2倍、3倍のお値段になります。ヨーロッパの国々から見ると遠い国であることや、日本食ブームもあり、こちらでは日本食品は高価なもの、という印象です。

そこでベルリンに引っ越してから、日本から持参したものや友人からのお裾分けで頂いた日本食品は、多少賞味期限が切れていても、『もったいない…!』の精神で気にせず食べるようになりました。

それは最初、1ヶ月、そして2ヶ月。パッケージされているものは、封を開けなければ結構問題ないことがわかりました。最近は夏になり、去年頂いてそのまましまっておいた賞味期限が1年前の麦茶をつくって飲んでいますが、特に何も問題はありません。(ただし、個人の判断にお任せします…!)

そんな生活を送る中、賞味期限切れの食品をすぐに処分することをやめたら、廃棄食品の量を減らせるのではないかと、ぼんやり考えていました。

そして最近、わたしがぼんやり考えていた一方で、ベルリンではとっくに『食品レスキュースーパー』として実行し、活動しているスーパーがあることを知りました。

それが『SIRPLUS』です。今回、ベルリン・ノイケルン地区にある店舗を取材してきましたので、ご紹介いたします。

食品レスキュースーパー『SIRPLUS』とは?

SIRPLUSは、毎日大量に廃棄処分されてしまう”まだ食べられる”食品たちを救うために立ち上がった社会的なスタートアップです。

大手スーパーでは、厳しい食品検査をしているため、賞味期限切れの食品の他にも、規格外の野菜、パッケージに傷がついてしまった訳あり食品なども、やむを得ず廃棄処分に回すことになります。

そんなまだ食べられるのに、廃棄処分として認定されてしまった食品たちをSIRPLUSは大救出!実際の価格よりも大幅に安い値段で提供し、廃棄されてしまう食品を減らす活動をしているのです。

SIRPLUSを立ち上げた、創立者の1人であるRaphael Fellmerは、フードシェアリングの活動家。

ベルリンでは、難民など様々な事情を抱えて生活をしている人たちが多く、カフェやレストランで余り、処分に回される食料を必要な人たちにシェアしよう!という活動が盛んに行われています。わたしも電車に乗っていたときに、フードシェアリングの活動をしているお兄さんたちに声をかけられ、『廃棄されるパンだけど、まだ全然食べられるんだよ、食べる?』とパンを頂いたことがあります。もちろん全く問題なく、美味しく頂きました。

Raphael氏は2010年から5年半、お金を全く使わない生活を送りました。その生活の中で、多くのまだ食べることができる食料たちが廃棄されているという現状を知り、『SIRPLUS』のアイディアを閃きます。そしてクラウドファンディングで資金を募り、実現させたのです。

SIRPLUSの目標は、食品レスキューを通し、食品廃棄物を大幅に減らしていくこと。すべての食べ物を大切にし、生活のサイクルへの道を切り開くこと。売上金から、発展途上国の給食支援費に寄付するなどの”平和の循環”活動にも力を入れています。

気になる賞味期限切れの食品を販売することについてですが、SIRPLUSのウェブサイトにはこう書かれています。

賞味期限は消費期限ではありません。消費者が賞味期限切れであることを確認し、その食品に”楽しさ”を感じたのなら、それらを販売することは合法です。

つまり、消費者の判断に任せます、ということ。確かにその通り…

そんなSIRPLUS、お客さんたちの反応はどうなのでしょうか?

ベルリン・ノイケルン店内の様子。

開店時間の朝10時にお店にお邪魔したのですが、続々と若い子から年配の方まで、幅広い年齢層のお客さんがやってきました。

価格が大幅に安いことはもちろん、日頃から環境問題について意識が高いドイツ人たちの間で話題になり、とても注目されているのです。

品揃えは、野菜・缶詰・瓶詰め・飲料水・お菓子など、パッケージされて未開封のものなら、なんでも!パスタエリアに、うどんも発見しました。笑

そして、やっぱりみんなが気にしているのは賞味期限です。わたしも気になります、さっそく見ていきましょう!

BIO(オーガニック)食品も、多く並んでいます。こちらのPotato Fix (ポテトに味付けをするもの)の、元の販売価格は1.04ユーロ(約126円)が、SIRPLUSでは半額以下の0.55ユーロ(約67円)!!

気になる賞味期限は…

2019年の6月19日。取材日が2019年7月16日なので約1ヶ月前。わたしの経験から、1ヶ月くらいは全然平気だと思います。(でも個人の判断にお任せます!)

並んでいる商品と賞味期限をいくつか見てみましたが、2、3ヶ月前のものが多く、中には2018年7月18日のものも!約1年前ですね。

面白いなと、ちょっと笑ってしまったのは、このサンタさんチョコレート軍団。

ドイツではクリスマスはお正月のように、家族と過ごすとても大切な行事なので、毎年シーズンになるとクリスマス商品でスーパーの棚はいっぱいになります。しかしシーズンを終えると、姿をコツゼンと消すのです。。彼らは救出されて、夏の今でも子供達に夢を与え続けているんですね。

お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、商品の値札も工夫されていて、商品の名前・賞味期限・元の販売価格・SIRPLUS価格がきちんと記載されています。

消費者がすぐに、その食品を購入することについて考えることができるように配慮されているのです。

わたしは、試しにこのヴィーガン表示のある『ヘーゼルナッツとモリンガのスーパーチョコバー(賞味期限2019年3月12日)』を購入してみました。

この原稿を書きながら、美味しく頂いています。賞味期限も、全然気にならないお味です。チョコレートパワーで、原稿も楽しく進みました◎

さて、如何でしたでしょうか。もし食料棚や冷蔵庫を開けて、未開封の賞味期限切れ食品を見つけたら、すぐに捨てず、SIRPLUSのように『たのしさ』を感じるか、1度考えてみてください。
きっとまだまだ美味しくて、空腹のあなたを元気にしてくれるはず!

※この記事はSIRPLUS創立者の1人Raphael Fellmer氏に、取材・撮影許可を得て執筆しています。ありがとうございました!

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SIRPLUS
HP : https://sirplus.de/
Instagram : https://www.instagram.com/sirplus.de/
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KiKi / イラストレーター
西伊豆の小さな限界集落出身。交通機関もない、1番近いお店まで車で1時間。とにかく大自然しかない小さな集落で、紙とペンと空想で無限大に遊べることが、この上ない娯楽で贅沢でした。

2012年京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科卒業。その後、同大学マンガ学科研究室にて副手を3年間務めながらイラストレーターとしての仕事を少しずつ増やしていき、2015年からフリーランスに。居場所を探して旅するように生きていたらベルリンに辿り着き、2016年の夏から移住。

例えば、私のように小さい集落で暮らしている子が、そこから旅立つ時期を迎えたときに、『世界はこんなにも広くて、こんなにも選択肢があるんだ』って気づけるようなものを残していけたら、最高だなと思いながら絵と文章をかいています。
Portfolio site : http://kiyonosaito.com/
instagram : https://www.instagram.com/kikiiiiiiy/

 

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